JPH0357394A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0357394A
JPH0357394A JP1191345A JP19134589A JPH0357394A JP H0357394 A JPH0357394 A JP H0357394A JP 1191345 A JP1191345 A JP 1191345A JP 19134589 A JP19134589 A JP 19134589A JP H0357394 A JPH0357394 A JP H0357394A
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signal
chroma
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pal
skew
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JP1191345A
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Takeshi Kitade
北出 武志
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、PAL方式やSECAM方式などの映像信号
を記録再生する磁気記録再生装置に係り、特に、再生時
のクロマIIA順次性補正やスキュー補正を可能とした
磁気記録再生装置に関する.[従来の技術] 従来、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置(以下
、VTRという)においては、磁気テープ上のトラック
パターンとして隣接するトラック間で水平同期信号の記
録位置が並び揃わないように形成される記録モードがあ
る. このような磁気テープを記録時とは異なる速度で走行さ
せて再生する、いわゆる特殊再生では、゛例えば,特開
昭61−265996号公報に記載されているように、
再生画面上にスキューが生じ、PAL方式映像信号を記
録再生するVTR (以下、PAL方式VTRという)
では、さらに、PAL方式特有のクロマ信号の線順次性
(これは、一方の色差信号であるR−Y信号の色副搬送
波が他の色差信号であるB−Y信号の色副搬送波を基準
として1H(但し.1Hは1水平期間)毎に+90’一
9 0’と位相が切り換わることであって,以下、PA
Lクロマシーケンスという)に不連続が生じ、このため
に,再生画面上の表示される色が不安定になるし、この
色が消えてしまうこともある.このことは、SECAM
方式の映像信号を記録再生するVTR(以下、SECA
M方式VTRという)についても同様であり、スキュー
が生じたり、1H毎にR−Y信号、B−Y信号が交互に
配列されるというSECAM方式特有のクロマ信号の線
順次性(以下,SECAMクロマシーケンスという)に
不連続が生じたりして,色の不安定や色消えが生ずるこ
とになる. スキューを防止するために,従来では、発生するスキュ
ー量(例えば、0.5H)に等しい遅延時間をもつ遅延
線を用いて、例えば、再生カラー映像信号を遅延し、ス
キューが発生したタイミングでこの遅延したカラー映像
信号と非遅延カラー映倣信号とを切換えるようにし,モ
ニタに供給する再生カラー映像信号に時間軸補正(スキ
ュー補正)を行なっている. クロマシーケンスの不連続の従来の補正方法としては、
1H遅延線を用いてクロマ信号を遅延し、クロマシーケ
ンスに不連続が生じたタイミングでこの1H遅延したク
ロマ信号と非遅延クロマ信号とを切換えることにより、
クロマシーケンスの連続性を保つようにする方法がある
.PALクロマシーケンスの不連続の検出方法としては
、例えば特開昭59−408485号公報に記載のよう
に、再生カラー映像信号のカラーバースト信号の位相検
波結果を必要に応じてスキュー補正し、周期0.5 H
の基準信号と比較してクロマシーケンスの不連続を検出
する方法である。
[発明が解決しようとする課M] ところで,上記従来のPAL方式クロマシーケンス補正
回路では、再生された低域変換クロマ信号を標準の色副
搬送周波数の搬送クロマ信号に変換した後、PALクロ
マシーケンス補正が行なわれている.このため、新たに
クロマシーケンス補正のための回路が必要である.その
場合のクロマシーケンス補正回路は、遅延線あるいはL
SIを使用するのが必要であるため、周辺回路を含める
と大形化する. 上記従来のPAL方式クロマシーケンス検波回路では、
fII72同調回路(但し、fイは水平同期周波数)で
バーストの位相検波出力のfK/2或分が抽出され、シ
ュミット回路でパルスに変換される.さらに、単安定マ
ルチパイブレータでこのパルスが0,5H遅延され,非
遅延パルスとこの0.5H遅延パルスとを切替えて実質
的にスキュー補正されたパルスが得られるようにしてい
る.この過程において、同調回路やマルチバイブレータ
の時定数を決定するためのコイル、コンデンサ,抵抗が
必要である.これらは集積化した場合には外付け部品と
なり、そのためのビンも必要になる.SECAM方式V
TRでは、ライン判別が行なわれていないため,コマ撮
り(数フィールド毎に記録/停止を繰り返す)記録され
た磁気テープを再生するときに生じるSECAMクロマ
シーケンスの不連続を検出できず、したがって、その補
正もできない. 本発明の目的は、かかる問題を解消し,回路規模の拡大
を回避してPALクロマシーケンスやSECAMクロマ
シーケンスの不連続を補正することができるようにした
磁気記録再生装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は,PAL方式につ
いては,再生クロマ信号を1H毎に反転するR−Y信号
とB−Y信号とにtllmするデコーダと、該R−Y信
号からPALクロマシーケンスを検波する検波器と,該
検波器によるPALクロマシーケンスの不連続の検出と
ともに該R−Yを反転するPALクdマシーケンス補正
回路と,該PALクロマシーケンス補正回路の出力R−
Y信号と該B−Y信号とからクロマ信号を生或するエン
コーダとを備える. さらに、スキュー検出手段とスキュー補正手段とを設け
る. PALクロマシーケンス検波器は、R−Y信号の極性を
表わす極性の第1のパルスとこれを反転した第2のパル
スとを1H毎に交互に切換選択する第1の手段と,該第
1の手段の出力パルスの極性でPALクロマシーケンス
の不連続を検出する第2の手段と、該不連続の検出とと
もに該第1の手段の切換位相を反転する第3の手段で構
成する。
さらに、スキュー検出手段によってスキューが検出され
ると該第1の手段の切換位相をスキュー量だけ変化させ
る第4の手段を設ける.また、SECAM方式について
も同様であるが、SECAMクロマシーケンスの補正は
再生クロマ信号について行ない,R−Y信号とB−Y信
号の順序が逆転するSECAMクロマシーケンスの不連
続が生ずると、再生クロマ信号を1Hだけ遅延または進
める. SECAMクロマシーケンス検波器も、再生クロマ信号
中のR−Y信号期間とB−Y信号期間とを夫々表わす極
性の異なるパルスを前記第1のパルスとすることにより
、PAL方式の場合と同様の構成とすることができる。
[作用] PAL方式とSECAM方式とは、信号形態は異なるが
,クロマシーケンスについては同様であるので、本発明
は、信号形態の違いによる構成上の違いがあるだけで作
用は基本的に同じである。
そこで、PAL方式についてその作用を説明する。
再生クロマ信号はデコーダでR−Y信号とB−Y信号と
に復調される。このとき、R−Y信号は、クロマシーケ
ンスが連続であれば、1H毎に極性反転する.PALク
ロマシーケンス検波器は、このR−Y信号のカラーバー
ストパルスの極性からクロマシーケンスを判定する.こ
のパルスが同極性で2つ連なれば,そこでクロマシーケ
ンスの不連続があることになる。
この不連続が検出されると.PALクロマシーケンス補
正回路はR−Y信号を反転する。これにより,クロマシ
ーケンスの不連続がなくなる。しかる後、R−Y信号と
B−Y信号はエンコーダで変調され、PAL方式のクロ
マ信号となる。
PALクロマシーケンス検波器では,クロマシーケンス
が連続のときには、第1の手段の出力パルスは同極性で
ある.したがって、クロマシーケンスの不連続があると
,このとき、第1の手段の出力パルスの極性が反転する
ことになり,これによってクロマシーケンスが検出され
ることになる。
そして,第3の手段によって第1の手段の切換位相が反
転すると.この第1の手段の出力パルスは元の極性に戻
り,したがって,クロマシーケンスが連続しているとき
には、常に第1の手段の出力パルスの極性は同じとなる
. スキュー検出手段でスキューが検出され、スキュー補正
回路でスキュー補正が行なわれると、この補正が信号の
遅れもしくは進みによってなされるから,クロマシーケ
ンスの不連続が発生することがある. このために、PALクロマシーケンス検波器では、上記
第4の手段により,スキューの検出とともに第1の手段
の切換位相をスキュー量だけ変化させ、これでク口マシ
ーケンスの不連続が発生するか否かの判定を行なう.ス
キュー補正でクロマシーケンスの不連続が生ずるような
場合には、この第4の手段の動作により、第2の手段で
クロマシーケンスの不連続が検出されることになり、こ
れによってPALクロマシーケンス補正回路を制御する
. [実施例] 以下,本発明の実施例を図面によって説明する.第1図
は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示すブロ
ック図であって、1は磁気テープ、2は磁気ヘッド,3
は再生プリアンプ、4はY/C(輝度/クロマ)分離回
路、5は輝度信号処理回路、6はACC (自動クロマ
レベル制御)アンプ,7はデコーダ、8はACC検波器
、9はAPC(自動位相制御)回路.10はバーストゲ
ート、11は位相検波器、12はループフィルタ.13
はVC○(電圧制御型発振器)、14は位相処理回路、
15は移相回路、16はPALクロマシーケンス補正回
路、17は切換スイッチ、18はインバータ、l9はP
ALクロマシーケンス検波器、?0はエンコーダ、2l
は移相器、22は発振器、23は加算器、24〜28は
出力端子である.同図において,磁気テープ1には、P
AL方式のカラー映像信号がFM変調された輝度信号C
以下、FMjl度信号という)と低域に変換されたクロ
マ信号(以下、低減変換クロマ信号という)との周波数
多重信号として記録されており、この周波数多重信号が
磁気ヘッド2によって再生される.磁気ヘッド2の再生
信号は、再生プリアンプ3で増幅された後、Y/C分離
回路4に供給されてFMj1度信号Y■と低域変換クロ
マ信号CLjとに分離される.FM輝度信号Y■は輝度
信号処理回路5に供給されてFMtjI調などの再生処
理され,これによって得られたPAL方式による輝度信
号YPALが出力端子24から出力されるとともに、加
算回路23に供給される. Y/C分離回路4から出力される低域変換クロマ信号C
..Bは、ACCアンプ6でカラーバースト信号の振幅
が一定になるように振幅調整された後、デコーダ7に供
給され、ベースバンドのPAL方式による2つの色差信
号、すなわちB−Y信号とR−Y信号とに復調される.
B−Y信号は出力端子28から出力されるとともに、エ
ンコーダ20とACC検波器8とに供給される.B−Y
信号には、低域変換クロマ信号CLBのカラーバースト
信号がデコーダ7でB−Y軸に沿って復調されたことに
よるこのカラーバース信号の振幅に応じた振幅のパルス
(以下、B−Y側カラーバーストパルスという)が含ま
れており、ACC検波器8はこのB−Y側カラーバース
トパルスの振幅を検波し、検波出力と一定の基準値との
振幅差に応じた制御信号を形或する。ACCアンプ6は
この制御信号によって利得が制御され,これによって低
域変換クロマ信号が、そのカラーバースト信号の振幅が
一定となるように、振幅調整される。
一方、デコーダ7から出力されるR−Y信号は、APC
回路9に供給されるとともに、切換スイッチ17,イン
バータ18からなるPALクロマシーケンス補正回路l
6とPALクロマシーケンス検波器19とに供給される
R−Y信号には、低域変換クロマ信号cLjのカラーバ
ースト信号がデコーダ7で−(R−Y)軸に沿って復調
されたことによるパルス(R−Y側カラーバーストパル
ス)が含まれている.このR−Y側カラーバーストパル
スのwi幅は、記録再生による低域変換クロマ信号cL
mの位相変動量に応じたものである. APC回路9では,バーストゲート10によってこのR
−Y信号からR−Y側カラーバーストパルスが油出され
,位相検波器11で低域変換クロマ信号C。のカラーバ
ースト信号のR−Y軸或分の基準位相に応じた大きさの
基準値と振幅比較され、このカラーバースト信号の位相
変動量を表わす信号を出力する.位相検波器11の出力
信号はループフィルタ12を通り、位相制御信号として
VCO13に供給される.VCO13の発振周波数f.
..。は低域変換クロマ信号coの色副搬送周波数に等
しく設定されており,APC回19からの位相制御信号
によって制御されることにより、VCO13の出力信号
は低域変換クロマ信号Cいの色刷搬送波に位相同期する
. なお,たとえばPAL方式のVHS方式VTRでは,低
域変換クロマ信号C.の色副搬送波に1トラックPS(
あるトラックでは、色副搬送波の位相を1H毎に90”
ずつ移相し、隣接するトラックでは,このような移相処
理を行なわない位相処璃ノが施されているが,上記のr
Vco13の出力信号は低域変換クロマ信号cLmの色
副搬送波に位相同期する」とは,低域変換クロマ信号C
L.に位相変動があると,これと同じタイミングで同量
の位相変動がVCO13の出力信号にもあることを意味
している. VCOl3の出力信号は、位相処理回路14により,低
域変換クロマ信号C.中の変調されてぃるB−Y信号の
色副搬送波と1H毎に同相となるように4相ローテーシ
ョンがかけられる.位相処理回路14の出力信号は移相
器15によって+90゜移和される.デコーダ7では,
低域変換クロマ信号CLIが,一方では位相処理回路1
4の出力信号によってデコードされてベースバンドのB
−Y信号が復調され,他方では移相器15の出力信号に
よってデコードされてベースバンドのR−Y信号が復調
される。
ここで、移相器15の出力信号に対し,低域変換クロマ
信号中のR−Y信号の色副搬送波は,lH毎に位相が反
転したものとなり,したがって、デコーダ7から出力さ
れるR−Y信号は1H毎にレベル反転する. PALクロマシーケンス補正回路16では、デコーダ7
から出力されるR−Y信号が切換スイッチ17のa接点
側に供給され、また、このR−Y信号がインバータ18
で極性反転されて切換スイッチ17のb接点側に供給さ
れる,PALクロマシーケンス検波器19はR−Y信号
中のR−Y側カラーバーストパルスの極性を検出する.
すなわち、R−Y[カラーバーストパルスの極性が1H
毎に反転するときにはPALクロマシーケンスの連続性
が保たれているが、R−Y側カラーバーストパルスの極
性が1H前の極性と同じであれば、これを検出してPA
Lクロマシーケンスが不連続であると判定し、切換スイ
ッチ17を一方の接点から他方の接点へ切り換えさせる
.これにより、切換スイッチ17から、したがって,P
ALクロマシーケンス補正回路16からクロマシーケン
スが連続したR−Y信号が得られる。
このR−Y信号は、出力端子27から出力されるととも
に、デコーダ7から出力されるB−Y信号とともにエン
コーダ20に供給され。4.43MHzの発振!!22
の出力信号とこれを移相器21で+90’移相した信号
とでエンコードされてPAL方式のクロマ信号C PA
Lが生成される.このクロマ信号C PALは、出力端
子26から出力されるとともに、加算器23で輝度信号
処理回路5から出力される輝度信号Y PALと加算さ
れてPAL方式のカラー映像信号S PA(.が生成さ
れ,出力端子25から出力される. 第2図は第1図におけるPALクロマシーケンス検波器
19の一具体例を示すブロック図であって、29は入力
端子、30はバーストゲート,31はインバータ、32
は切換スイッチ、33は入力端子、34はPLL (フ
エーズ・ロツクド・ループ)回路、35は2分周回路,
36はインバータ、37はコンパレータ、38はT−F
F (T型フリツプフロツブ回路)、39は切換スイッ
チである. 第3図は第2図の各部の信号を示す波形図であって、第
2図に対応する信号には同一符号をつけている. 第2図において、デコーダ7(第1図)で復調されたベ
ースバンドのR−Y信号は入力端子29から入力され、
バーストゲート30に供給されてカラーバーストパルス
Aが抽出される.このカラーバーストパルスAは切換ス
イッチ32のC接点側に供給され、また,インバータ3
1で極性反転されて切換スイッチ32のd接点側に供給
される.入力端子33には,輝度信号処理回路5(第1
図)でFM復調された輝度信号から分離された水平同期
信号HSが入力され.PLL回路34はこれに位相同期
したf.の周波数の信号を出力する.この信号は2分周
回路35で分周され、1/2fHの周波数でデューテイ
が50%の矩形波信号Bが生成される.この矩形波信号
Bは切換スイッチ39のe接点側とインバータ36でレ
ベル反転されてf接点側とに供給される.切換スイッチ
39はe接点側、f接点側のいずれか一方を選択し、そ
の出力矩形波信号B′は切換スイッチ32の切換制御信
号となる. ここで、切換スイッチ32は、切換制御信号B′が“H
″ (高レベル)のときC接点側を選択し、それが“L
” (低レベル)のときd接点側を選択するものとする
. 切換スイッチ32の出力パルスCはヒステリシスをもつ
シュミット型のコンパレータ37に供給される.このコ
ンパレータ37の基準レベルはカラーバーストバルスA
の正極性のときの振幅よりも低い正のレベルである.そ
こで、切換スイッチ32の出力バルスCが正極性のとき
にはコンパレータ37からパルスが出力され、これによ
ってT−FF38がトリガーされてその出力信号Dのレ
ベルが反転する.この出力信号Dは,第l図における切
換スイッチ17の切換制御信号となるとともに、切換ス
イッチ39の切換制御信号にもなる.そこで,第3図を
参照し、以上の動作を説明する。いま.PALクロマシ
ーケンスが連続してカラーバーストパルスAが1H毎に
極性反転し、T−FF38の出力信号Dが“L”である
ことにより、切換スイッチ39がe接点側を選択してい
て2分周回路35の出力信号Bが切換制御信号B′とな
る.切換スイッチ32が,カラーバースト信号Aが負極
性のときC接点側を,それが正極性のときd接点側を夫
々選択するものとすると、切換スイッチ32の出力バル
スCは続けて負極性であり,コンパレータ37はT−F
F38をトリガーするパルスを出力しない.このために
,切換スイッチ39はそのままe接点側を選択する状態
に保持される. しかる後,時刻tユでPALクロマシーケンスが不連続
となり、この時刻七〇でのカラーバーストパルスAがこ
れより1H前のカラーバースト信号Aと等しく正極性で
あったとすると,この時刻?0での2分周回路35の出
力信号Bである切換制御信号B′は“H”であるから,
切換スイッチ32はC接点側を選択し,その出力パルス
Cは時刻t■でコンバレータ37の基準レベル以上の大
きさの正極性となる.これにより,コンパレータ37か
らパルスが出力されてT−FF38がトリガーされ、そ
の出力信号Dのレベルが“L”からII H #に反転
する. そこで,切換スイッチ39はe接点側からf接点側に切
換えられ、切換スイッチ32の切換制御信号B′は2分
周回路35の出力信号Bをレベル反転したものとなる.
このために,切換スイッチ32は,その出力パルスCが
負極性となるように,d接点側とC接点側とを1H毎に
交互に選択する.その後、時刻t,で再びPALクロマ
シーケンスが不連続となり,この時刻t2でのカラーバ
ーストパルスAがこれより1H前のカラーバースト信号
Aと等しく負極性であったとすると,この時刻1,での
2分周回路35の出力信号Bが反転されたものである切
換制御信号B′はztL”であるから、切換スイッチ3
2はd接点側を選択し、その出力バルスCは時刻t2で
正極性となる.これにより、コンパレータ37からパル
スが出力されてT−FF38がトリガーされ、その出力
信号DのレベルがL1H”から“L”に反転する.そこ
で,切換スイッチ39はf接点側からe接点側に切換え
られ、切換スイッチ32の切換制御信号B′は2分周回
路35の出力信号Bとなる.このために、切換スイッチ
32は、その出力パルスCが負極性となるように、d接
点側とC接点側とを1H毎に交互に選択する. このようにして、T−FF38の出力信号Dである切換
スイッチ17(第1図)の切換制御信号は,PALクロ
マシーケンスの不連続点毎にレベル反転することになり
、これによって先に説明したようにこの不連続が補正さ
れる. 以上のように,この実施例では、1H遅延線を用イるこ
とな<PALクロマシーケンスの不連続を補正すること
ができる. なお,この実施例は,PAL方式のVHSVTRやPA
L方式8ミリビデオにおいて,コマ撮り記録したテープ
を通常再生した場合や,かかるPAL方式VHSVTR
でのSPモードおよび8ミリビデオのSP,LP両モー
ドでの特殊再生などに適用することができる. 第4図は本発明による磁気記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図であって、40は同期分離回路、41は
スキュー検出回路、42はPLL回路,43.44は2
分周回路.45.46はインバータ,47はD−FF 
(D型フリツププロップ回路),48〜50は切換スイ
ッチ.51はバーストゲートパルス発生器,52はスキ
ュー補正回路,53.54は0.5H遅延線、55.5
6は切換スイッチであり、第1図、第2図に対応する部
分には同一符号をつけて重複する説明を省略する. 同図において、輝度信号処理回路5から出力されるベー
スバンドの輝度信号YPALとエンコーダ20から出力
されるクロマ信号C PALとはスキュー補正回路52
に供給される.ここでは、0.5H信号C PAL夫々
に対し、0.5H遅延線53.54が用いられる. スキュー補正回路52においては、輝度信号YPkLが
切換スイッチ55のh接点側に直接、また、0.5H遅
延1iA53で遅延されて切換スイッチ55のg接点側
に夫々供給され、クロマ信号C PALは切換スイッチ
56のh接点側に直接、また、0.5H遅延線54で遅
延されて切換スイッチ56のg接点側に夫々供給される
.これら切換スイッチ55.56は,スキュー検出回路
41により、同期分離回路40からの同期信号HSから
スキューが検出されると、g接点側からh接点側へまた
はその逆に切換わる.PLL回路42は同期分離回路4
0からのf9の周波数の同期信号HSに同期した2f.
の周波数の信号Aを発生し、この信号Aが2分周回路4
3で分周されてf9の周波数の信号Bが形威される.ス
キュー検出回路41は、2分周回路43の安定した出力
信号Bを基準信号として.同期分離回路40から出力さ
れる同期信号HSからスキューを検出する。
次に.PALクロマシーケンス検波器19について、そ
の各分の信号を示す第5図を用いて説明する.なお,第
5図においては,第4図に対応する信号には同一符号を
つけている。
2分周回路43のfHの周波数の出力信号Bは2分周回
路44で分周され、1/2f.の周波数の信号Cとして
直接切換スイッチ48のe接点側に,また、インパータ
45でレベル反転されて切換スイッチ48のf接点側に
供給される。また、2分周回路44の出力信号CはD−
FF47のD入力となり、2分周回路43の出力信号B
がインバータ46でレベル反転されて得られる信号の立
上りエッジでサンプルホールドされる。したがって、D
−FF47からは,Q出力として2分周回路44の出力
信号Cからその1/4周期遅れた信号Dが出力される。
この信号Dは切換スイッチ49のf接点側に、また.D
−FF49の■出力である信号朽が切換スイッチ49の
e接点側に夫々供給される. 切換スイッチ48.49はT−FF38の出力信号■に
よって制御され,連動して同一符号の接点側に切換おる
.切換スイッチ48の出力信号は切換スイッチ50のh
接点側に,切換スイッチ49の出力信号は切換スイッチ
50のg接点側に夫々供給される,この切換スイッチ5
0は、スキュー検出回路41の出力信号Eによって制御
され,スキュー補正回路52の切換スイッチ55.56
と連動しこれら同一符号の接点側に切換おる.切換スイ
ッチ50の出力信号Gが切換スイッチ32の切換i!i
Ilfs信号となる. PALクロマシーケンスが連続しているときには、第2
図と同様に,切換スイッチ32がC接点側またはd接点
側のいずれかに固定された状態でその出力信号Hは全て
負極性であり.T−FF38の出力信号工は一定レベル
に固定されている.したがって、切換スイッチ48〜5
0は固定された状態にある. いま、切換スイッチ50がh接点側に閉じてぃてPAL
クロマシーケンスが不連続になったとすると.T−FF
38の出力信号工によって切換スイッチ48が切り換わ
り,切換スイッチ32の切換制御信号Gのレベルが反転
する.これは、第2図に示した具体例と同様であって、
PALクロマシーケンスの不連続が補正される.このこ
とは切換スイッチ50がg接点側に閉じている場合も同
様である. ところで、0.5Hのスキュー補正をすると、これによ
ってPALクロマシーケンスの不連続が生ずる場合と生
じない場合とがある.たとえば,第6図(a)に示すよ
うなスキューが生じ、これを0.5H遅延してスキュー
補正した場合、第6図(b)に示すように、PALクロ
マシーケンスの不連続は生じない.しかし、たとえば第
6図(c)に示すようなスキューに対して0.5H進め
るスキュー補正を行なった場合、第6図(d)に示すよ
うに.PALクロマシーケンスの不連続が生ずる.第4
図におるスキュー補正を行なえば,次のスキュー補正は
必ずg接点側からh接点側に切換わりによる0.5H進
ませることになり,したがって、スキュー補正によって
PALクロマシーケンスの不連続が生ずる場合があるの
である。
PALクロマシーケンス検波器19はこのようなスキュ
ー補正によってPALクロマシーケンスの不連続が発生
することも予測し、これを予め補正できるようにする. すなわち、PALクロマシーケンスが連続してかつスキ
ューがないときには、切換スイッチ56は一方側に固定
され,また、切換スイッチ32が1H毎に交互に切り換
わることによってその出力パルスHは全て負極性である
.スキューがあると、切換スイッチS6が切換ねって0
.5Hの遅れまたは進みがあるが、これによって切換ス
イッチ56の出力クロマ信号にPALクロマシーケンス
の不連続が生じたか否かを知るためには,切換スイッチ
32が、それに入力されるカラーバーストパルスFに対
し,切換スイッチ56のように0.5Hの遅れまたは進
みの作用をもつようにすればよい。
そこで、PALクロマシーケンス検波器19では、スキ
ューの発生とともに,切換制御信号Gの位相を変えて切
換スイッチ32の切換位相をスキュー量に等しい0.5
H遅延もしくは進めて,等価的にカラーバーストパルス
Fを0.5H遅延もしくは進めるようにしている.つま
り、スキューの発生によって切換スイッチ56がh接点
側からg接点側へ切換おって0.5Hの遅延を行なうと
きには,て0.5H進めるときには、切換スイッチ32
の切換位相を0.5Hだけ遅らせる.これにより,切換
スイッチ56の出力クロマ信号にPALクロマシーケン
スの不連続が生ずるような場合には,切換スイッチ32
の出力パルスHが正極性となり、T−FF38の出力信
号工がレベ夏反転し,切換スイッチ17が切換わってス
キュー補正に際してこの不連続が生じないようにする. 次に,このように切換スイッチ32の切換位相を変化さ
せる動作を第5図を用いて説明する。
切換スイッチ48のe接点側の信号Cは切換スイッチ4
9のe接点側の信号Dに対して0.5H進んでおり、同
様に、切換スイッチ48のf接点側の信号ごは切換スイ
ッチ49のf接点側の信号心に対して0.5H進んでい
る. いま,スキュー検出器41の出力信号Eが“L”であっ
て切換スイッチ50,55,56がh接点側に閉じてお
り、また、T−FF38の出力信号工が“L”であって
切換スイッチ48.49がe接点側に閉じているものと
する.このときには,切換スイッチ32の切換制御信号
Gは切換スイッチ48のe接点側の信号Cである. その後,時刻t1でスキューが検出され、スキュー検出
器41の出力信号Eが# H IIとなって切換スイッ
チ50,55,56がg接点側に切換わると、スキュー
補正回652では0.5H遅延によるスキュー補正が行
なわれる.これとともに、切換制御信号Gは切換スイッ
チ49のe接点側の信号Dとなり,切換スイッチ32の
切換位相は0.5H進むことになる。このとき、スキュ
ー補正によってPALクロマシーケンスが不連続になら
なければ、切換スイッチ32の切換位相が0.5H進ん
でもその出力バルスHは負極性であり、T−FF38の
出力信号工は”L”のままに保持される.次に、時刻t
,でスキューが検出され、スキュー検出器41の出力信
号Eが“L Itとなって切換スイッチ50,55,5
6がh接点側に切換おると、スキュー補正回路52では
0.5H進みによるスキュー補正が行なわれる.これと
ともに,切換制御信号Gは再び切換スイッチ48のe接
点側の信号Cとなり、切換スイッチ32の切換位相は0
.5H遅れることになる.このとき,スキュー補正によ
ってPALクロマシーケンスに不連続が生ずると、切換
スイッチ32の出力バルスHが正極性となり(時刻t,
).T−FF38.の出力信号Iが(1H″′となる.
これにより、切換スイッチI7が切換おって切換スイッ
チ56の出力クロマ信号にPALクロマシーケンスに不
連続が生じないよう4t時 にし,また,切換スイッチ48.49がe接,ク万らf
接,e切換おり、切換!IN御信号Gは切換スイッチ4
8のf接点の信号ごとなって切換スイッチ32の出力バ
ルスHは負極性となる。
以上のように,スキュー検出器41でスキューが検出さ
れると、切換スイッチ50が切換わって切換スイッチ3
2の切換位相が0.5H変化し、このとき切換スイッチ
56の出力クロマ信号にPALクロマシーケンスの不連
続が生ずるようなときには.T−FF38の出力信号■
が極性に反転して切換スイッチ17が切換わるとともに
、切換スイッチ48,49が切換わって切換スイッチ3
2の切換位相が反転することになる.これにより,切換
スイッチ56の出力クロマ信号のPALクロマシーケン
スが連続しているときには、切換スイッチ32の出力バ
ルスHは負極性に保たれる.このようにして,この実施
例では、たとえばPAL方式VTRについて、たとえば
VHS方式のLPモードでの特殊再生などのような0,
5I{スキューが発生する場合、スキュー.PALクロ
マシーケンスの補正ばかりでなく,スキュー補正に伴う
 PALクロマシーケンスの不連続の発生も防止するこ
とができる。しかも、PALクロマシーケンスの不連続
の補正には遅延手段を必要とせず,また.PALクロマ
シーケンスの検出には時定数回路を用いる必要がない。
なお,この実施例は.PAL方式についてのものであっ
たが、SECAM方式についても、線順次クロマ信号の
1H毎の搬送周波数の違いなどを利用することにより、
適用可能である。以下,SECAM方式VTRについて
説明する。
第7図は本発明によるSECAM方式の磁気記録再生装
置の実施例を示すブロック図であって、57はクロマ信
号処理回路、58は切換スイッチ、59は1H遅延線,
60はゲートパルス発生器、61はライン判別回路、6
2はSECAMクロマシーケンス検出器であり、前出図
面に対応する部分には同一符号をつけている。
この実施例はSECAM方式VTRでのSECAMクロ
マシーケンスの不連続を補正するようにしたものである
第7図において、先の各実施例と同様にして、輝度信号
処理回路5からSECAM方式輝度信号Y!!Ctが得
られ,出力端子24から出力されるとともに,加算回路
23に供給される.また、Y/C分離回路4で分離され
た低域変換クロマ信号C..Bはクロマ信号処理回路5
7で処理され,SECAM方式のクロマ信号Cswch
Mが得られる。
このクロマ信号C。CAMは、周知のように、異なる搬
送周波数でFM変調されたR−Y信号とB−Y信号との
線順次信号であって、R−Y信号のH期間とB−Y信号
のH期間の水平帰線消去期間内に夫々R−Y信号、B−
Y信号の搬送周波数の無変調キャリアが挿入されている
. このクロマ信号C3!cAMは、切換スイッチ58のa
接点側に直接供給されるとともに,1H遅延線59で遅
延されて切換スイッチ58のb接点側に供給される.こ
の切換スイッチ58は、SECAMクロマシーケンスが
連続しているときには、a接点側またはb接点側を連続
して選択し、選択されたクロマ信号が出力端子26と加
算回路23とに供給される.これにより,出力端子25
には,コンポジットのSECAM方式カラー映像信号S
 mRcAMが得られる。SECAMクロマシーケンス
検出器62で SECAMクロマシーケンスの不連続が
検出されると、それから出力される切換制御信号Dのレ
ベルが反転し、切換スイッチ58が切換ねる。これによ
り、クロマ信号C3I.cAアは1H遅延されもしくは
1H進められ,SECAMクロマシーケンスの不連続が
補正される。
SECAMクロマシーケンス検波器62は第2図と同様
の構戒をなしでおり,その動作も同様である.但し、こ
のSECAMクロマシーケンス検波器62では、第2図
でPAL方式のクロマ信号C ,A.のカラーバースト
パルスを用いたのに対し、SECAM方式のクロマ信号
C。CAMに付加されている無変調キャリアを用い、ラ
イン判別回fl61でこれを検出してR−Y,B−Yの
H期間を判別し、夫々に応じて極性が興なるライン判別
バルスAを発生するようにする.これにより,動作が第
2図の場合と同様となる. 第8図は本発明によるSECAM方式についての磁気記
録再生装置の他の実施例を示すブロック図であって,前
出図面に対応する部分には同一符号をつけている. この実施例は、第7図に示した実施例にスキュー補正手
段を設けたものであり,この手段は第4図におけるスキ
ュー補正手段と同様の構成をなし,同様に動作するもの
である。また、これに伴なって、第4図と同様に、SE
CAMクロマシーケンス補正回路もスキュー補正に伴な
うSECAMクロマシーケンスの不連続の発生を防止す
ることができるように構威されている. このために、第8図におけるSECAMクロマシーケン
ス検波器62は第4図におけるPALクロマシーケンス
検波器19のバーストゲート30を除いた部分と同様の
構成をなしており、PAL方式でのカラーバーストパル
スを用いる代りに、ライン判別回路61から出力される
先のライン判別パルスを用いる. 以上のように、SECAM方式VTRについても、たと
えばVHS方式のLPモードでの特殊再生やコマ撮り記
録した磁気テープの通常再生などのように0.5Hスキ
ューが生ずる場合,これが補正されるとともに、SEC
AMクロマシーケンスの不連続も補正することができ,
色消えやスキューがない再生画像を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、1H遅延線を不
要としてクロマシーケンスの補正を行なうことができる
し、また、単安定マルチバイブレー夕などの時定数回路
を不要としてクロマシーケンスの検出を行なうことがで
き、回路規模の拡大を回避して色再現が安定した再生画
像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図におけるPALクロマシ
ーケンス検波器の一具体例を示すブロック図、第3図は
第2図の各部の信号を示す波形図,第4図は本発明によ
る磁気記録再生装置の他の実施例を示すブロック図、第
5図は第4図の各部の信号を示す波形図、第6図はスキ
ュー補正に伴なうPALクロマシーケンスの不連続の発
生を示す説明図、第7図および第8図は夫々本発明によ
る磁気記録再生装置のさらに他の実施例を示すブロック
図である。 7・・・・・・デコーダ,9・・・・・・APC回路、
13・・・・・・vCO、16・・・・・・PALクロ
マシーケンス補正回路、17・・・・・・切換スイッチ
、19・・・・・・PALクロマシーケンス検波器、2
0・・・・・・エンコーダ、30・・・・・・バースト
ゲート、32・・・・・・切換スイッチ、34・・・・
・・PLL回路、35・・・・・・2分周回路、37・
・・・・・コンパレータ、38・・・・・・T−FF、
39・・・・・・切換スイッチ,41・・・・・・スキ
ュー検出回路、42・・・・・PLL回路,43,44
・・・・・・2分周回路、47・・・・・・D−FF、
48〜50・・・・・・切換スイッチ,52・・・・・
・スキュー補正回路、58・・・・・・切換スイッチ,
59・・・・・・1H遅延線,61・・・・・・ライン
判別回路、62・・・・・・SECAMクロマシーケン
ス検波器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、PAL方式カラー映像信号を周波数変調輝度信号と
    低域変換クロマ信号との周波数多重信号として記録再生
    する磁気記録再生装置において、再生された該低域変換
    クロマ信号を1H毎(但し、1Hは1水平期間)に反転
    するR−Y信号とB−Y信号とに復調するデコーダと、
    該R−Y信号からPALクロマシーケンスを検波するP
    ALクロマシーケンス検波器と、該PALクロマシーケ
    ンス検波器によるPALクロマシーケンスの不連続の検
    出とともに該R−Y信号を反転するPALクロマシーケ
    ンス補正回路と、該PALクロマシーケンス補正回路が
    出力するR−Y信号と該B−Y信号とからPAL方式の
    クロマ信号を生成するエンコーダとを有することを特徴
    とする磁気記録再生装置。 2、請求項1において、前記PALクロマシーケンス検
    波器は、前記R−Y信号の1H毎の極性を表わす極性の
    第1のパルスを発生する第1の手段と、該第1のパルス
    と該第1のパルスを極性反転した第2のパルスとを1H
    毎に交互に切換え選択する第2の手段と、該第2の手段
    の出力パルスの極性によつてPALクロマシーケンスの
    不連続を検出する第3の手段と、該第3の手段がPAL
    クロマシーケンスの不連続を検出するとともに該第2の
    手段の切換位相を反転する第4の手段とからなることを
    特徴とする磁気記録再生装置、 3、請求項1において、前記再生信号のスキューを検出
    するスキュー検出手段と、該スキューが検出されるとと
    もに前記デコーダから出力されるクロマ信号および再生
    された輝度信号のスキューを補正する手段とを設けたこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。 4、請求項3において、前記PALクロマシーケンス検
    波器は、前記R−Y信号の1H毎の極性を表わす極性の
    第1のパルスを発生する第1の手段と、該第1のパルス
    と該第1のパルスを極性反転した第2のパルスとを1H
    毎に交互に切換え選択する第2の手段と、該第2の手段
    の出力パルスの極性によつてPALクロマシーケンスの
    不連続を検出する第3の手段と、該第3の手段がPAL
    クロマシーケンスの不連続を検出するとともに該第2の
    手段の切換位相を反転する第4の手段と、前記スキュー
    検出手段がスキューを検出するとともに該第2の手段の
    切換位相をスキュー量だけ変化させる第5の手段とから
    なり、スキュー補正に伴なうPALクロマシーケンスの
    不連続の発生を防止することができるように構成したこ
    とを特徴とする磁気記録再生装置。 5、SECAM方式カラー映像信号の磁気記録再生装置
    において、再生されたクロマ信号のSECAMクロマシ
    ーケンスを検波するSECAMクロマシーケンス検波器
    と、該再生されたクロマ信号と該再生されたクロマ信号
    の1H遅延クロマ信号とのいずれか一方を選択し該SE
    CAMクロマシーケンス検波器によるSECAMクロマ
    シーケンスの不連続の検出とともに選択を切換えるSE
    CAMクロマシーケンス補正回路とを備えたことを特徴
    とする磁気記録再生装置。 6、請求項5において、前記SECAMクロマシーケン
    ス検波器は、前記再生されたクロマ信号のR−Y信号期
    間とB−Y信号期間とで極性が異なる第1のパルスを発
    生する第1の手段と、該第1のパルスと該第1のパルス
    を極性反転した第2のパルスとを1H毎に交互に切換え
    選択する第2の手段と、該第2の手段の出力パルスの極
    性によつてSECAMクロマシーケンスの不連続を検出
    する第3の手段と、該第3の手段がSECAMクロマシ
    ーケンスの不連続を検出するとともに該第2の手段の切
    換位相を反転する第4の手段とからなることを特徴とす
    る磁気記録再生装置。 7、請求項5において、前記再生信号のスキューを検出
    するスキュー検出手段と、該スキューが検出されるとと
    もに再生された輝度信号およびクロマ信号のスキューを
    補正する手段を設けたことを特徴とする磁気記録再生装
    置。 8、請求項7において、前記SECAMクロマシーケン
    ス検波器は、前記再生されたクロマ信号のR−Y信号期
    間とB−Y信号期間とで極性が異なる第1のパルスを発
    生する第1の手段と、該第1のパルスと該第1のパルス
    を極性反転した第2のパルスとを1H毎に交互に切換え
    選択する第2の手段と、該第2の手段の出力パルスの極
    性によつてSECAMクロマシーケンスの不連続を検出
    する第3の手段と、該第3の手段がSECAMクロマシ
    ーケンスの不連続を検出するとともに該第2の手段の切
    換位相を反転する第4の手段と、前記スキュー検出手段
    がスキューを検出するとともに該第2の手段の切換位相
    をスキュー量だけ変化させる第5の手段とからなり、ス
    キュー補正に伴なうSECAMクロマシーケンスの不連
    続の発生を防止することができるように構成したことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
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