JPH0357070Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357070Y2
JPH0357070Y2 JP9337287U JP9337287U JPH0357070Y2 JP H0357070 Y2 JPH0357070 Y2 JP H0357070Y2 JP 9337287 U JP9337287 U JP 9337287U JP 9337287 U JP9337287 U JP 9337287U JP H0357070 Y2 JPH0357070 Y2 JP H0357070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
bus bar
press
support plate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9337287U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63202126U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9337287U priority Critical patent/JPH0357070Y2/ja
Publication of JPS63202126U publication Critical patent/JPS63202126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0357070Y2 publication Critical patent/JPH0357070Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電気接続箱の内部回路を構成するブ
スバー配線板や分岐コネクタなどにおけるブスバ
ーとその絶縁支持板との固定構造の改良に関す
る。
〔従来の技術とその問題点〕
ブスバーと絶縁支持板との固定構造として、実
開昭54−148899号公報は、電気導体をなすブスバ
ーにあなをあけ、そのあなに絶縁板に設けたボス
を挿入(圧入)して、ブスバーと絶縁板を接合す
る技術を開示している。
これを図面と共に具体的に説明すると、第6図
および第7図において、aはあなbを設けたブス
バー、dはボスeを突設した絶縁板であつて、あ
なbの内径より太径のボスeを圧入することによ
り、ブスバーaと絶縁板dを接合、固定するわけ
である。その際、金属製のブスバーaで合成樹脂
製のボスeの外周が削られ、その削り屑fがブス
バーと絶縁板の間にたまるために間隙vが生じ、
圧入深度が浅くなつてブスバーに対する保持力が
低下するばかりでなく、ブスバーに連成されたタ
ブ状のコネクタ用端子Cの先端部が不揃いになる
など位置寸法が不安定になる、という点が問題と
なつていた。
本考案の目的は、上記の問題を解決し、ボスの
圧力に際し、ブスバーと絶縁支持板との間に削り
屑による間隙ができず、圧入深度が一定で位置寸
法の安定したブスバーと絶縁支持板の固定構造を
提供することにある。
考案の構成 〔問題点を解決するための手段および作用〕 前記の目的を達成するため、本考案は、電気導
体をなすブスバーにあなをあけ、ブスバーに対す
る絶縁支持板にボスを突設し、このボスを前記あ
なに圧入してブスバーを絶縁支持板に固定する構
造において、前記ボスの基端部の周りに溝を設
け、この溝にボス圧入時に生じる削り屑を納める
ようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、ボス圧入時に生じる削り屑
は、ボスの外周に沿つて落下し、ボスの基端部の
外周に設けた絶縁支持板の溝に納められるから、
そのブスバーと絶縁支持板の間に挟み込まれて両
者の間に隙間が生じることもなく、圧入深度も一
定となつて、保持力および位置寸法関係も安定化
する。
〔実施例〕
第1図および第2図において、Aは分岐コネク
タを示し、該コネクタは多極の分岐端子1とこれ
に接続される複数の雌端子8およびこれらを収容
する絶縁ハウジング16から成り、分岐端子1は
プラスチツク製のホルダ5に固定されている。
分岐端子1は共通導板2の両側に複数のタブ状
端子部3を所定間隔で連成してなり、U字状断面
を有する。共通導板2には各端子部3に対応して
あな4を設け、ホルダ5の内側面には各あな4の
内径より僅かに太径のボス6を突設すると共にそ
の基端部外周には環状の溝7を設ける。ボス6の
先端部には圧入ガイド用の面取り6aが施されて
いる。なお、各端子部3の中間部両側には雌端子
8に対するストツパ3aが突設され、ホルダ5の
左右両側面には絶縁ハウジング16に対するロツ
ク爪5aが設けられている。
分岐端子1とホルダ5の固定は、第3図a,b
に示す如く、ボス6を共通導板2のあな4に圧入
することにより行われるが、その際に生じるボス
6の削り屑6′は溝7に収容される。したがつて、
共通導板2とホルダ5の間には従前のような削り
屑6′の噛込みがなく、端子部3のホルダ面から
の高さも一定となり、保持力も安定化する。
雌端子8は基板部9の一方に前記タブ状の端子
部3に対する電気接触部8A、他方に電線接続部
8Bを連成してなり、該電線接続部8Bにおいて
電線に対する導体加締片10および絶縁体加締片
11が対設されている。電気接触部8Aにおい
て、導体加締片10とは反対側にのびる基板部両
側の起立側壁12が互に内側にカールされて弾性
挾持腕13が形成されると共に、基板部9から導
体加締片10に向けて傾いてのびる係止片14が
切り出し形成され、さらに基板部9には弾性挾持
腕13に対向する打出部15が設けられている。
絶縁ハウジング16は、箱状の本体部16aに
傾斜部16bを介して拡大部16cを連成した断
面フード状の形状を有し、内部には中央仕切壁1
6dと直交する隔壁16eとによつて複数の端子
収容室17が区画形成されている。各収容室17
の本体部内壁には前記係止片14と係合する係止
溝18が凹設され、各隔壁16eにはその中央部
を切欠いてホルダ収容室19が形成され、さらに
絶縁ハウジング16の左右の端壁にはロツク孔2
0aをもつロツク室20が膨出形成されている。
分岐コネクタの組立は次のようにして行う。
第2図に示す如く、絶縁ハウジング16の各端
子収容室17に電線21が結線された雌端子8を
挿入し、その係止片14を係止溝18と係合させ
て係止する。次いで、ホルダ収容室19からホル
ダ5を挿圧すると、各端子部3が弾性挾持腕13
と基板部9間に進入し、該腕13にストツパ3a
が当接すると進入が止まる。同時に、ホルダ5は
そのロツク爪5aとロツク孔20aとの係合によ
り絶縁ハウジング16にロツクされる。
このようにして、複数の雌端子8が1または2
個以上の分岐端子1に分岐接続される。分岐極数
は、必要に応じて共通導板2を切断分離すること
により自由に変えられる。
ホルダ5の挿圧に際し、各分岐端子1の端子部
3のホルダ面からの高さは前述したようにすべて
同じに揃えられているから(第3図a,b)、雌
端子8との嵌合深度も一定であり、安定な電気的
接続状態が得られる。
第4図および第5図は本考案の他の実施例を示
す。図において、22,22′,22″は薄板金の
打抜、折曲加工により形成されたブスバーで、回
路構成に応じた所望のパターンを有し、その端部
または中間部Eにはタブ状の接続端子23が上、
下に起立して連成されると共に、各ブスバーには
1または2個以上のあな24が設けられている。
25は絶縁基板であつて、その表裏両面にあな2
4に対するボス26が突設され、その基端部外周
には環状の溝27が設けられている。
これらのブスバー22,22′,22″と絶縁基
板25との固定は、前述したと同様にボス26を
あな24に圧入することにより達成され、生じた
削り屑は溝27に収容されるから、絶縁基板面か
らの接続端子23の高さは一定に保たれる。ま
た、ブスバーと絶縁基板は密接状態で固定される
から、これらのブスバー配線板を複数層に重ねる
場合にもガタツキやゆがみが生じない。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、ブスバ
ーまたは分岐端子の共通導板としてのブスバーに
設けたあなに絶縁支持板としての絶縁基板やホル
ダに突設したボスを圧入して固定する際に、生じ
る削り屑をボスの基端部外周に設けた溝に収容で
きるようにしたので、ブスバーと絶縁支持板との
間に隙間がなく圧入深度が一定となり、その保持
力および位置寸法も安定化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した分岐コネクタの分解
斜視図、第2図は第1図の分岐コネクタの組立断
面図、第3図a,bは第1図における分岐端子と
ホルダの圧入固定前aおよび圧入固定後bの状態
を示す要部の拡大説明図、第4図および第5図は
それぞれ本考案の他の適用例を示すブスバー配線
板の平面図(第4図)と要部断面図(第5図)、
第6図および第7図はそれぞれ従来例を示すブス
バー配線板の平面図(第6図)とその要部断面図
(第7図)である。 1……分岐端子、2……(ブスバーとしての)
共通導板、4……あな、5……(絶縁支持板とし
ての)ホルダ、6……ボス、7……溝、22,2
2′,22″……ブスバー、24……あな、25…
…絶縁基板、26……ボス、27……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気導体をなすブスバーにあなをあけ、ブスバ
    ーに対する絶縁支持板にボスを突設し、このボス
    を前記あなに圧入してブスバーを絶縁支持板に固
    定する構造において、前記ボスの基端部の周りに
    溝を設け、この溝にボス圧入時に生じる削り屑を
    納めるようにしたことを特徴とするブスバーと絶
    縁支持板の固定構造。
JP9337287U 1987-06-19 1987-06-19 Expired JPH0357070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9337287U JPH0357070Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9337287U JPH0357070Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63202126U JPS63202126U (ja) 1988-12-27
JPH0357070Y2 true JPH0357070Y2 (ja) 1991-12-25

Family

ID=30955901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9337287U Expired JPH0357070Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0357070Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000245034A (ja) * 1999-02-24 2000-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd 配線板組立体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63202126U (ja) 1988-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0749750Y2 (ja) 分岐回路構成体
JP2000058172A (ja) 超小型電気コネクタおよび製造方法
JPH0718128Y2 (ja) 多極コネクタ
JPS5894291U (ja) 圧接形電気コネクタ
JPH0357070Y2 (ja)
JP3067653B2 (ja) コネクタ
JP4113317B2 (ja) 圧接コネクタ
JPS6335073B2 (ja)
JPH0644495B2 (ja) 分割式コネクタ
JP3687438B2 (ja) 端子台
JP3355476B2 (ja) ライトアングルコネクタ
JPS60138266U (ja) 圧接端子
JPS6222325B2 (ja)
JP3934334B2 (ja) プリント回路基板接続用コネクタ
KR900007721Y1 (ko) 프린트 기판 연결용 코넥터
JPH0119338Y2 (ja)
JPH088551Y2 (ja) 電気コネクタ
JP3019189B2 (ja) 端子接続部の形成方法
JPH10116658A (ja) 基板用コネクタ
JPS6242449Y2 (ja)
JPS6031186Y2 (ja) タブ接続器
JPS634314Y2 (ja)
JPH039265Y2 (ja)
JPS6022547Y2 (ja) コネクタ−
JP2543558Y2 (ja) 端子金具の係止構造