JPH0357047Y2 - - Google Patents

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JPH0357047Y2
JPH0357047Y2 JP1985098828U JP9882885U JPH0357047Y2 JP H0357047 Y2 JPH0357047 Y2 JP H0357047Y2 JP 1985098828 U JP1985098828 U JP 1985098828U JP 9882885 U JP9882885 U JP 9882885U JP H0357047 Y2 JPH0357047 Y2 JP H0357047Y2
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JP
Japan
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door
telephone
control panel
small
box
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JP1985098828U
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JPS627706U (ja
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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は電話機付制御盤の電話機取付部の構造
に関するものである。
B 考案の概要 電話機付制御盤において、該制御盤の扉表面板
に電話機を収納する箱体を設け、該箱体は前記扉
の内側に向つて開く小扉をすることにより、平常
時には前記制御盤の扉を閉じたままで電話機を使
用することができ、又前記制御盤の扉を開いて制
御盤内部の点検や調整をする際には前記小扉を前
記扉の内側に向つて開くことにより、前記制御盤
の扉の内側から電話機の使用ができるようにした
ものである。
C 従来の技術 電話機付制御盤として一般に使用されているも
のは、制御盤の扉外表面上に電話機を取付けてい
るものが多いが、この場合は電話機が扉表面へ出
張るために邪魔であると共に点検通路等盤外の保
守点検面積を狭くする。此等の問題を解決するた
めに、制御盤の扉表面に箱体を設け、該箱体内に
電話機を設けたものである。一般に常時の監視操
作に必要な計器、操作把手類は制御盤扉の表面上
に取付けられるが、調整や点検にのみ必要な計器
や操作把手調整用つまみ等は盤の内部に取付けら
れていて扉を開けなければそれらを見、操作し或
は調整することができないことが多い。従つて例
えば距離的に離れた場所にある中央制御室や現場
機器との間で、電話で連絡をとりながら調整、操
作、計器の監視をしようとすると、制御盤の扉を
開き、該扉の内側の電話の送受話器を引き込まな
ければならないが、一般の電話機に取付けられて
いるカールコードの長さでは足りず扉を開いての
前記作業は全く困難である。又、電話機を扉裏面
に取付け外部から呼出音が聞こえるように裏側に
金網等を張り付けた円形や角形等の窓孔をあけた
ものがある。この場合には扉表面上への電話機の
出張りはなく、扉を開けて制御盤内部の点検調整
操作等を他の場所と電話で連絡をとりながら行な
うことができる。しかし乍ら電話機が扉の裏面、
即ち制御盤の中側に取付けられているために金網
付窓孔があけられているとはいうものの呼び出し
音が聞き取り難いし、又電話を使用するためには
必らず扉を開かなければならないが、制御盤の扉
が誘導遮蔽物を兼ねている場合には電話機の使用
するために扉を開けたことが誤動作等の原因とな
ることもある。更には制御盤の扉を上部扉と下部
扉とに分割し、該上下各扉の間を電話機取付けに
必要な間隔として固定盤を設け、該固定盤に電話
機を取付けたもの等もあるが、電話機を制御盤の
扉表面上に取付けた場合と同様に電話機部分が出
張るばかりでなく、制御盤が前記固定盤により上
下に分割され、且つ固定盤背面では電気機器の取
付配線や保守点検が困難となり易く、電気機器の
実装効率や保守性の低下を招く。電話機を制御盤
の筐体側に取付け、該電話機を避けた部分を扉で
覆うようにしたもの等も同様である。
D 考案が解決しようとする問題点 以上に述べた如く、従来の技術においては常時
の運転時に制御盤の扉を閉じたままで通話できる
ようにすると、制御盤の扉を開いて他所と電話で
通話しながら制御盤内部の点検調整をすることが
できなかつた。
E 問題点を解決するための手段 制御盤の扉表面板に窓孔を設け、この窓孔に前
面を開放した箱体を設け、該箱体に電話機を収納
取付け、該箱体を前記扉の内側に向つて開く小扉
とする。
F 作用 常時の運転時には制御盤の扉を閉じたままで電
話機を使用することができることは勿論、前記扉
を開けて電話機が取付けられている小扉を前記扉
の内側に開くことにより、制御盤の扉の内側から
も電話機を使用することができる。
G 実施例 第1図乃至第4図に基づいて本考案の一実施例
を説明する。
第1図は制御盤の正面図で1は扉、2は扉開閉
用把手、3はベース、4は電話機、5は小扉で前
面側が開放された箱体よりなり、扉1の表面板に
裏面側から取付けられ、箱体の内部に取付収容し
た電話機4が扉1の表面から出張つて邪魔になら
ぬようにしてある。第2図は扉1を90°開き扉1
の内側が見える方向から見た側面図で、小扉5を
扉1の内側へ開いた状態を示している。6は扉開
閉用把手2と同軸に取付けられた掛金で制御盤の
筐体7に扉1を係止する。8は筐体7に扉1を回
動自在に取着する蝶番、9は扉1に設けた窓孔
で、小扉5を閉じると該小扉5によつて完全に塞
がれるようになつている。10は小扉5に固着さ
れた掛金、11は掛金10に取付けられたナイロ
ンラツチで、扉1に固着された受金12に設けた
図示を省略した挿入孔に挿入して、小扉5を扉1
に係止する。第3図は小扉5を扉1に係止して、
扉1の内側から見た図で小扉5の背面図である。
5aは扉1の裏面に接する小扉5の端縁に設けた
縁部、13は小扉5を扉1に回動自在に取着する
ための蝶番、14はストツパーで小扉5が略々
90°開いた位置で止まるようにしてある。第4図
は第2図におけるイ〜イ断面矢視図で小扉5の開
放状態を二点鎖線で示してある。4aはカールコ
ード、15はストツパー14に貼着した永久磁石
片で小扉5を開放位置に保持する。16は制御盤
の筐体枠、17は側板、18は筐体枠16に固着
された内部枠で適宜数の制御ユニツト19が着脱
自在に挿着されている。
従つて制御盤の扉1を開き、扉1の内側からナ
イロンラツチ11を引張り、小扉5に固着された
掛金10と扉1の裏面に固着された受金12との
係止を解くと、小扉5は蝶番13を中心に回動し
て扉1の内側へ開くことができる。そしてストツ
パー14に貼着した永久磁石片15により小扉5
を開放位置に保ち電話機4を扉1の内側から使用
することができる。又小扉5を閉じてナイロンラ
ツチ11により小扉5を扉1に係止すれば元に戻
すことができる。
H 考案の効果 本考案の電話機付制御盤は、平常の運転時には
扉を閉じたままで電話機を使用することができる
から、扉をはじめ側面板や背面板が誘導障害を防
ぐ遮蔽物を兼ねている場合にも、誘導遮蔽物とし
ての機能を損うことなく電話機を使用することが
できる。従つて扉を開けなければ電話機を使用す
ることができないもののように、運転中に電話機
を使用するために扉を開けたことが原因となつて
誤動作する等ということはなくなる。
又、一般に制御対象機器を停止して行なうとこ
ろの、制御盤の扉を開けての盤内部の点検調整作
業に際しては、電話機が取付けられている小扉を
制御盤の扉の内部に向つて開くことにより、直接
他所と通話しながら点検調整計器の監視等の作業
を能率良く行なうことができる。
又、小扉は前面を開放した箱体となつており、
該箱体の中に電話機が設置されているから、制御
盤の扉表面外に電話機が出張つて邪魔になる等と
いうこともなくなる。
なお以上では制御盤の例について述べたが、制
御盤に限定するものではなく、開閉器盤等他の用
途盤であつても、又電話機に限定するものではな
く、インターホン等であつても同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電話機付制御盤の正面図、第2図は同
上側面図で、扉を開き、更に電話機が設置された
小扉を前記扉の内側に開いた状態を示す。第3図
は前記小扉を閉じて前記扉の内側から見た図、第
4図は第2図におけるイ〜イ断面矢視図で二点鎖
線は前記小扉を前記扉の内側へ開いた状態を示す
図である。 1……扉、4……電話機、5……小扉、7……
制御盤の筐体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話機付制御盤において、該制御盤の扉表面板
    に窓孔を設け、該窓孔に前面を開放した箱体より
    なる小扉を設けると共に、該小扉をその箱体の開
    放側を前記窓孔に向けて前記扉表面板の裏面に開
    閉自在に取付け、且つ前記箱体内に前記電話機を
    設置したことを特徴とする電話機付制御盤。
JP1985098828U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH0357047Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985098828U JPH0357047Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985098828U JPH0357047Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627706U JPS627706U (ja) 1987-01-17
JPH0357047Y2 true JPH0357047Y2 (ja) 1991-12-25

Family

ID=30967150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985098828U Expired JPH0357047Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

Country Status (1)

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JP (1) JPH0357047Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289622U (ja) * 1975-12-27 1977-07-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS627706U (ja) 1987-01-17

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