JPH0356953Y2 - - Google Patents

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JPH0356953Y2
JPH0356953Y2 JP1986090581U JP9058186U JPH0356953Y2 JP H0356953 Y2 JPH0356953 Y2 JP H0356953Y2 JP 1986090581 U JP1986090581 U JP 1986090581U JP 9058186 U JP9058186 U JP 9058186U JP H0356953 Y2 JPH0356953 Y2 JP H0356953Y2
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frame
disk drive
flexible disk
bracket
drive device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、フレキシブルデイスクドライブ装置
のフレーム構造に関する。
(従来の技術) パーソナルコンピユータ、ワードプロセツサ等
のコンパクト化、ポータビリテイ化、低コスト化
へと移行する中にあつて、優れた耐振動性、耐衝
撃性を兼ね備えたフレキシブルデイスクドライブ
装置を低価格で実現することが要求されている。
従来、この種の装置は実開昭57−146201号「フ
レキシブルデイスクドライブの取付構造」に開示
されたものがある。第3図は上記考案に係るフレ
キシブルデイスクドライブの取付構造の部分図で
ある。同図において、フレキシブルデイスクドラ
イブをネジ締めし取付けるとき、フレーム31の
ネジ穴32,33の周囲に設けられたフレキシブ
ル用の溝34,35,36により溝と溝とを結ぶ
ウイークラインでネジ穴32,33部のみが変形
し、他には影響を及ぼさない形状に設定してあ
る。
このような取付構造によれば、シートメタルを
ブランキング、ベンデイング加工により大量、低
コストの製造が可能となり、更に取付部の柔構造
によりフレームの剛性を確保したフレキシブルデ
イスクドライブの機能を低下させることなく小型
化、軽量化が可能となるというものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のフレキシブルデイスク駆
動装置の取付構造には次のような問題点があつ
た。
フレーム1のネジ穴32,33の周囲に設けら
れたフレキシブル用の溝34,35,36により
溝と溝とを結ぶウイークラインでネジ穴32,3
3部のみが変形する。このため、取付相手方ブラ
ケツトの寸法誤差が大きかつたり(相手方ブラケ
ツトがネジ穴32,33に対して適正な寸法精度
を有していない)、落下試験等の衝撃によつてネ
ジ穴32,33部に永久歪が残つてしまい、その
結果フレキシブルデイスク駆動装置の取付位置が
ずれてしまうという取付位置精度の悪化の問題点
があつた。
本考案は、上記問題点を解決し、フレキシブル
デイスク駆動装置の機能を低下させることなく取
付位置精度の優れたフレキシブルデイスク駆動装
置のフレーム構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解決するために、フレ
キシブルデイスク駆動装置のフレーム構造におい
て、以下の手段を設けて構成される。
上記フレキシブルデイスク駆動装置のフレーム
構造は、フレームに切欠き部を与えることにより
フレキシブル性を有する連結部を形成し、当該装
置を相手方部材に取付けるためのフレキシブル性
を有するブラケツトを前記連結部に取付ける前記
連結部とブラケツトの双方のフレキシブル性を介
して相手方部材を固定するものである。
本考案の好適な実施態様によれば、前記フレー
ムがベンデイング加工により断面を略U字型形状
とし、前記切欠き部により前記連結部がフレーム
の少なくとも1面から隔てられた突出形状に形成
され、前記ブラケツトに相手方部材への取付用ネ
ジ穴が設けられている。
(作用) 本考案によれば、以上のようなフレキシブルデ
イスク駆動装置のフレーム構造にしたので、技術
的作用は次のようになる。
フレキシブルデイスク駆動装置をブラケツトを
介して相手方部材に取付ける際に、例えば相手方
フレームの寸法誤差によりブラケツトが外側へ引
張られた場合、連結部も同様に外側に引張られ
る。しかし、フレキシブル性を有するブラケツト
及び連結部が引張力(歪)を分担するため、ブラ
ケツトと連結部に対する応力が小さくなり、そこ
に永久歪を残させない。また、連結部が外側に引
張られても連結部と隔てられたフレームの一面
(例えばこの面にフレキシブルデイスク駆動装置
の重要部品が取付けられる)には、外部からの力
の影響を及ぼされることはない。このように、本
考案ではフレキシブルデイスク駆動装置を取付け
るために装置のフレーム構造に二重のフレキシブ
ル性を持たせたので、従来の問題点を解決できる
のである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例によるフレキシブル
デイスク駆動装置の平面図、第2図はその側面図
である。
第1図及び第2図において、フレキシブルデイ
スク駆動装置の外部構成は、デイスクの投入又は
取り出し用の全面パネル1と全面パネル1に取付
けられるフレーム2とからなる。フレーム2は、
シートメタルを略U字型形状にベンデイング加工
したものであり、内部機器を取付けるための底部
2cと、底部2cの立端から立上がる立上り部2
a,2bとを有している。また、フレーム2の底
部2cと立上り部2a,2bとの各曲げ部分に
は、大きな切欠き2d,2eが長さlに渡つて設
けられている。この切欠きは、立上り部2a,2
bの中央部分に、底部2cから完全に隔離された
連結部2f,2gを残す形状であり、これによつ
て立上り部2a,2b(特に連結部2f,2g)
にフレキシブル性を与えている。
また、このような構成の立上り部2a,2bの
連結部2f,2gの中央部には、当該装置を例え
ば相手側フレーム等(図中省略)に取付けるため
に、ブラケツト7,8が例えばネジ10によつて
取付け固定される。このブラケツト7,8は、フ
レキシブル性を有する細長の略L字型形状(水平
断面)であり、それぞれ直交する2つの面には相
手方部材用の取付ネジ穴9がブラケツト7,8の
長手方向に設けられている。
フレーム2の底部2cには、当該装置の機能を
保つための重要部品が取付けられる。重要部品と
は、例えばフロツピーデイスクを回転させるスピ
ンドルモータ3、磁気ヘツドを搭載したキヤリツ
ジ4、キヤリツジ4を案内するシヤフト5、キヤ
リツジを非常に精密にピツチ送りするドライブモ
ータ6である。
以上のように構成された本実施例のフレーム構
造によれば、ブラケツト7,8の各取付ネジ穴9
を介して当該装置を相手方部材に取付ける際に、
例えば相手方フレームの寸法誤差により取付ネジ
穴9が外側に引張られた場合、ブラケツト7,8
が外側に引張られると同時に立上り部2a,2b
の連結部2f,2gも外側に引張られる。しかし
ながら、フレーム2の連結部2f,2gが引張ら
れても底部2cは連結部2f,2gと分離してい
るので引張力に対して全く影響を受けることはな
い。即ち、ブラケツト7,8及びフレーム2の連
結部2f,2g(その近傍も含む)で引張力に対
する歪を分担するため、応力が小さくなり永久歪
を残すことはない。また、このことは寸法誤差に
よる引張力だけでなく衝撃(落下試験等)による
力が加わった場合の同様である。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように本考案によれば、
フレームにフレキシブル性を有する連結部とこの
連結部に取り付けられる当該装置を取付けるため
のフレキシブル性を有するブラケツトとを設けた
ので、フレームとブラケツトによる2重のフレキ
シブル性を有するため、取付相手方のブラケツト
の寸法誤差や衝撃等により加えられる力を分担す
ることができる。その結果、フレームとブラケツ
トに対して永久歪が残ることなく、しかも取付位
置がずれることもない。また、連結部から隔てら
れた一面に、フレキシブルデイスク駆動装置に係
る重要部品を取付けられている場合、この取付面
が変形することはないので、当該装置の機能を低
下させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるフレキシブル
デイスクドライブ装置の平面図、第2図は第1図
の側面図、第3図は従来のフレキシブルデイスク
ドライブの取付構造を示す図である。 1……前面パネル、2……フレーム、2a,2
b……立上り部、2c……底部、2d,2e……
切欠き部、2f,2g……連結部、2h,2i…
…中央部、3……スピンドルモータ、4……キヤ
リツジ、5……シヤフト、6……ドライブモー
タ、7,8……ブラケツト、9……取付けネジ
穴、10……ネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フレキシブルデイスク駆動装置のフレーム構
    造において、 フレームに切欠き部を与えることによりフレ
    キシブル性を有する連結部を形成し、 当該装置を相手方部材に取付けるためのフレ
    キシブル性を有するブラケツトを前記連結部に
    取付け、前記連結部と前記ブラケツトの双方の
    フレキシブル性を介して相手方部材を固定する
    ことを特徴とするフレキシブルデイスク駆動装
    置のフレーム構造。 (2) 前記フレームがベンデイング加工により断面
    を略U字型形状とし、前記切欠き部により前記
    連結部がフレームの少なくとも1面から隔てら
    れた突出形状に形成され、前記ブラケツトに相
    手方部材への取付用ネジ穴が設けられているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のフレキシブルデイスク駆動装置のフレー
    ム構造。
JP1986090581U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0356953Y2 (ja)

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JP1986090581U JPH0356953Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JPS62202696U JPS62202696U (ja) 1987-12-24
JPH0356953Y2 true JPH0356953Y2 (ja) 1991-12-24

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ID=30950578

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6163989A (ja) * 1984-09-05 1986-04-02 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPS6134698B2 (ja) * 1980-06-18 1986-08-08 Clarion Co Ltd

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JPS62202696U (ja) 1987-12-24

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