JPH0356946Y2 - - Google Patents

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JPH0356946Y2
JPH0356946Y2 JP7768186U JP7768186U JPH0356946Y2 JP H0356946 Y2 JPH0356946 Y2 JP H0356946Y2 JP 7768186 U JP7768186 U JP 7768186U JP 7768186 U JP7768186 U JP 7768186U JP H0356946 Y2 JPH0356946 Y2 JP H0356946Y2
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shutter
opening
front panel
disc
arrow
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はデイスク再生装置のデイスクケース挿
入口用シヤツタ機構に関する。
従来の技術 本出願人は、先に、特願昭55−14221号等にお
いて、ビデオデイスクが収納されているケースを
奥部まで挿入して引き抜くことによりデイスクが
内部に残され、この残されたデイスクを再生する
ビデオデイスク再生装置を提案した。
このデイスク再生装置のフロントパネルのデイ
スクケース挿入口には、通常はこれを塞いでお
り、デイスクケース挿入に際して開くシヤツタ機
構が設けてある。
第4図、第5図A,B,Cは、従来のシヤツタ
機構を示す。1はシヤツタ、2はシヤツタレバ
ー、3はシヤツタ開き部材である。
シヤツタ1は、軸4を中心に回動可能であり、
通常は第4図、第5図Aに示すように、フロント
パネル5の裏面側に位置してデイスクケース挿入
口6に対向しており、これを塞いでいる。
デイスク再生に当つて再生装置の電源をオンと
すると、キヤリヤの移動に伴つて、シヤツタレバ
ー2が矢印A方向に回動し、シヤツタ開き部材3
が押されて矢印B方向に移動する。シヤツタ開き
部材3の腕部のボス3aがシヤツタ1の細長孔1
aに嵌合しており、シヤツタ開き部材3の上記移
動に伴つて、シヤツタ1は矢印C方向に回動し、
第5図Bの状態を経て、同図Cに示す状態とな
り、挿入口6が開く。
考案が解決しようとする問題点 シヤツタ1が回動して開くときにフロントパネ
ル5に接触しないように、閉じた状態で、第5図
Aに示すように、シヤツタ1をフロントパネル5
の裏面より寸法g離す必要がある。このため、従
来のシヤツタ機構では構造上、防塵性を高めるこ
とが困難であるという問題点があつた。
またシヤツタ1の矢印C方向の回動を規制する
手段は特に設けられていず、例えば指先でシヤツ
タ1を押し上げるようないたずらをした場合に、
シヤツタ1が矢印C方向に回動して不要に開いて
しまうという問題点もあつた。
本考案は上記問題点を解決したデイスクケース
挿入口用シヤツタ機構を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案は、シヤツタがフロントパネルのデイス
クケース挿入口内に嵌合して当該挿入口を閉じ、
開くときには、最初の段階でシヤツタがフロント
パネルの裏面側に後退し、続いての段階でシヤツ
タが回動して開く構成とし、且つ閉じた状態にお
いてシヤツタの後退を規制する構成としてある。
作 用 シヤツタが挿入口内に嵌合した状態で閉じてい
ることは、防塵性を向上させる。またシヤツタが
挿入口内に嵌合しており、且つシヤツタの後退が
規制されている構成は、シヤツタを指先で押し上
げたりするいたずらによつてシヤツタが不要に開
いてしまうことを防止できる。
実施例 次に、本考案になるデイスクケース挿入口用シ
ヤツタ機構について説明する。
第1図はデイスクケース挿入口用シヤツタ機構
10を示す。このシヤツタ機構10は、第3図に
示すようにデイスク再生装置11のフロントパネ
ル12側に設けてある。
まずデイスク再生装置11について極く簡単に
説明する。デイスクケース挿入口13が後述する
ように開いた後、デイスクケース14を挿入口1
3を通して矢印Y1方向に再生装置11内に挿入
して引き抜くと、ビデオデイスク15がターンテ
ーブル16上に装着されて回転する。ピツクアツ
プ装置17が取り付けられているキヤリヤ18が
矢印X1方向に移動し、ビデオデイスク15が再
生される。再生終了後は、キヤリヤ18は矢印
X2方向に移動して待機位置に戻る。
次にシヤツタ機構10について説明する。第1
図及び第2図Aは夫々閉じている状態、第2図B
は開き動作の途中の状態、同図Cは開き動作完了
状態を示す。
各図中、20はシヤツタ、21はシヤツタレバ
ー、22はシヤツタ開き部材、23は支持部材で
ある。
特に第1図に示すように、支持部材23は略U
字形をなし、両端側の上方への折曲腕部23a,
23bの略中央の軸24,25を、フロント側ブ
ラケツト26等の孔に嵌合させて回動可能に支持
されている。
シヤツタ20は、両端の側板部20a,20b
の先端側を、軸27,28により、上記腕部23
a,23bの上端に回動可能に支持されている。
このシヤツタ20の前面側は、上記挿入口13に
対応する形状としてある。
回動支軸としての軸27は折曲腕部23aより
外側にまで延出している。また側板部20aの略
中央位置に、上記軸27と平行に、ポール29が
植設してある。
シヤツタ開き部材22には、軸27の先端を案
内する第1のガイド溝部22a−1、第2のガイ
ド溝部22a−2、両者を連結する第3のガイド
溝部22a−3とよりなる屈曲した形状のガイド
溝22a及びポール29の先端が嵌合する角形の
窓22bが形成してある。この窓22bの下縁2
2b−1がポール29が押し上げる回動作用部と
して機能する。
シヤツタ閉の状態では、シヤツタ開き部材22
は第1図及び第2図Aに示すように矢印Z2方向に
摺動した位置にあり、ガイド溝22aのうちフロ
ントパネル12に近い第1のガイド溝部22a−
の下端部が軸27を案内している。これにより、
シヤツタ20は、矢印Y2方向に移動しており、
挿入口13に嵌合している。
このように、挿入口13は、シヤツタ20が挿
入口13内に嵌合した状態で塞がれているため、
シヤツタ機構10は第5図Aに示す従来に比べて
格段に優れた防塵性を有する。
また第1図及び第2図Aに示す状態において、
シヤツタ20の回動は挿入口13の縁により制限
され、且つシヤツタ20の矢印Y1方向への移動
は、軸27が第1のガイド溝部22a−1に嵌合
していることにより制限されている。このため、
シヤツタ20を指先で押したり、上下に動かそう
としても、シヤツタ20は動かず、シヤツタ20
がいたずらによつて不要に開いてしまうことが確
実に防止される。
また、シヤツタ20の前面がフロントパネル1
2の前面と一致しており、挿入口13の部分が凹
状とはならず、デイスク再生装置11は第3図に
示すように前面が全体に亘つて平坦なデザインと
なつている。
なお、シヤツタ20は、第2図Aに示すよう
に、一端をフロント側ブラケツト26に係止さ
れ、他端がポール29に係止されたトーシヨンコ
イルばね30により、矢印Y2方向及び矢印D1
向に付勢されている。
また、第2図Aに示す最初の状態において、ポ
ール29は窓22bの上側のコーナ部に位置して
おり、ポール29と窓22bの下縁22b−1
の間には、寸法Eのスペースがある。
次に、シヤツタ20を開くときの動作について
説明する。
第3図中キヤリヤ18の待機位置への移動に関
連して、シヤツタレバー21が第1図中矢印F方
向に回動し、トーシヨンコイルばね31により押
し上げられて、シヤツタ開き部材22が矢印Z1
向に移動する。
下縁22b−1がポール29に当接するまでの
初期の移動の段階で、第2図Bに示すように、軸
27が傾斜した第3のガイド溝部22a−3によ
り案内され、支持部材23の軸24を中心とする
時計方向の回動を伴つて、シヤツタ20が矢印
Y1方向に移動する。即ち、シヤツタ20は、挿
入口13より抜け出し、フロントパネル12の裏
面側に後退する。
シヤツタ開き部材22が更に移動すると、第2
図Cに示すように、下縁22b−1がポール29
に当接してこれを押し上げ、シヤツタ20は軸2
7を中心にばね30に抗して矢印D2方向に回動
して挿入口13より上方に退避し、挿入口13が
「開」の状態となる。
なお、部材22の上記移動時、軸27は、垂直
な第2のガイド溝部22a−2に嵌合して矢印
Y1,Y2方向への移動を規制され、シヤツタ20
はこの位置規制された状態の軸27を中心に安定
に回動する。
この状態で、第3図中、デイスクケース14が
挿入口13を通して挿入され、デイスク15がタ
ーンテーブル16上に装着される。
キヤリヤ18がデイスク再生のために矢印X1
方向に移動すると、シヤツタレバー21が回動
し、シヤツタ開き部材22が矢印Z2方向に移動す
る。部材22の移動により、シヤツタ20は第1
段階として矢印D1方向に回動して第2図Bの状
態となり、第2段階として矢印Y2方向に移動し
て第2図Aの状態となつて挿入口13を塞ぐ。
考案の効果 上述の如く、本考案になるデイスク再生装置の
デイスクケース挿入口用シヤツタ機構によれば、
シヤツタが開くとき第1の段階でフロントパネル
の裏面側に後退し第2の段階で回動してデイスク
ケース挿入口より退避するように回動するように
して、閉じた状態では、シヤツタがデイスクケー
ス挿入口内に嵌合した構成としてあるため、シヤ
ツタとデイスクケース挿入口との間にシヤツタの
開蓋動作をスムーズに行なわせるための特別の隙
間を設ける必要がなく、シヤツタをデイスクケー
ス挿入口に対向してフロントパネルの裏面側に対
向させた構成に比べて、防塵性を格段に向上させ
ることが出来、また閉じた状態ではシヤツタはガ
イド溝により位置規制されているため、シヤツタ
を押してもシヤツタは移動せず、またシヤツタは
デイスクケース挿入口に嵌合しているためシヤツ
タの開く方向への回動も制限され、指先でシヤツ
タを押したり押し上げたりするようないたずらに
よつてシヤツタが開いてしまうことを確実に防止
できるという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるデイスク再生装置のデイ
スクケース挿入口用シヤツタ機構の一実施例の一
部切截斜視図、第2図A,B,Cは、夫々第1図
のシヤツタ機構の閉じ状態、開き動作の第1の段
階が終了した状態、第2の段階が終了して開いた
状態を示す側面図、第3図は本考案のシヤツタ機
構を適用したデイスク再生装置の概略斜視図、第
4図は従来のシヤツタ機構の1例の斜視図、第5
図A,B,Cは夫々シヤツタ閉の状態、シヤツタ
開き動作の途中の状態、シヤツタ開の状態を示す
側面図である。 10……デイスクケース挿入口用シヤツタ機
構、11……デイスク再生装置、13……デイス
クケース挿入口、14……デイスクケース、20
……シヤツタ、21……シヤツタレバー、22…
…シヤツタ開き部材、22a……ガイド溝、22
a−1……第1のガイド溝部、22a−2……第2
のガイド溝部、22a−3……第3のガイド溝部、
22b……角形窓、22b−1……下縁、23…
…支持部材、27……軸、29……ポール、30
……トーシヨンコイルばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスク再生装置のフロントパネルのデイスク
    ケース挿入口を通常は塞いでおり、デイスクケー
    スが挿入される際に開く構成のデイスクケース挿
    入口用シヤツタ機構において、 前面側が上記挿入口に対応した形状を有し、該
    挿入口内に嵌合した状態で該挿入口を塞ぐシヤツ
    タ部材と、 該シヤツタ部材の回動支軸を支持して該シヤツ
    タ部材を上記フロントパネルに垂直方向に移動可
    能に支持する支持部材と、 移動して上記シヤツタを開くシヤツタ開き部材
    とよりなり、 該シヤツタ開き部材は、上記回動支軸と嵌合し
    おり、その初期の移動の段階で、該シヤツタ部材
    を上記挿入口内に嵌合した位置より上記フロント
    パネルの裏面側に後退させる形状のガイド溝と、
    該シヤツタ部材が後退せしめられた後に該シヤツ
    タ部材に作用してこれを上記回動支軸を中心に回
    動させる回動作用部とを有する構成のデイスク再
    生装置のデイスクケース挿入口用シヤツタ機構。
JP7768186U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0356946Y2 (ja)

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JP7768186U JPH0356946Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JPS62190994U JPS62190994U (ja) 1987-12-04
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