JPH035673A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は高圧スイッチおよび過電流保護！！置を有する
冷凍サイクル装置に係り、特に、高圧スイッチおよび過
電流保１装置の動作の有無を検出する保護装置動作検出
回路を設けた冷凍サイクル装置に関する。

（従来の技術） 従来、この種の冷凍サイクル装置はコンプレッサの吐出
圧等の高圧側の圧力が所定圧に昇圧したときにコンプレ
ッサへの通電を遮断する高圧スイッチと、コンプレッサ
に過電流が流入したときに、その通電を遮１１ｉｔろ過
電流保護装置（ＩＯＬ）とを有し、コンプレッサの保護
を図っている。

これら高圧スイッチおよび過電流保護装置の保護装置は
それらの接点の後段に、コンプレッサの運転等をυｊ御
する例えばマイコンよりなるａ、ＩＩ御器の入力ボート
であるＡＣ割込回路を接続しており、これら保護装置の
動作時にそれらの接点を開放することにより、ＡＣ割込
回路への通電を遮断し、１１罪器を運転停止することに
よりコンプレッサの運転を停止させる。

したがって、このような従来の冷凍サイクル装置では保
護装置の動作を検出する回路を独自に設けていない。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の冷凍ザイクル装置では
例えば高圧スイッチが動作したときにはマイコンよりな
る１１１制御器自体への通電が遮断され、その運転を停
止させるので、その後の適切な制御を行なうことができ
ないという課題がある。

すなわち、冷凍サイクル装置が空気調和はであって、冷
房運転中に高圧スイッチが動作する場合は、−殻内に冷
房負荷の方が暖広負荷に比して軽負荷であるので、故障
の場合が多く、その冷房運転を停止させた後には自動復
帰させないことが望ましい。

一方、空気調和Ｉの暖房運転中に高圧スイッチが動作す
る場合は、暖房負荷が冷房負荷に比して高負荷であるの
で、過負荷である場合が多く、その暖房運転停止後は再
び自動復帰させてもよい。

しかし、前記したように従来例では高圧スイッチの動作
時にυＶ１１ＩＩ器自体が通電停止により運転を停止す
るので、高圧スイッチの動作後に再び暖房運転を自動復
帰させる等のｉｉｌ＋御を行なうことができない。

そこで本発明は前記事情を考慮してなされＩＣもので、
その目的は保；１ｉｆｆの動作を検出することにより、
その保護装置の動作後のａ、ｌ　ａｌｌを適宜行なうこ
とができ、運転効率と信頼性の向上とを図ることができ
る冷凍サイクル装置を提供することにある。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は前記Ｘ！ｌＩ題を解決するために次のように構
成されている。

すなわち本発明は、コンプレッサへの給電を０Ｎ−ＯＦ
Ｆｉ／Ｊｔｌｌするマグネットスイッチと、前記コンプ
レッサの＾圧側圧力が所定圧を超えたときにこのコンプ
レッサへの通電を遮断する高圧スイッチと、前記コンプ
レッサに過電流が流入したときにその通電を遮断する過
電流保護装置とを右する冷凍サイクル装置において、前
記マグネットスイッチの励磁コイルの出力側に、前記高
圧スイッチおよび過電流保護装置の各常開接点を直列に
接続すると共に、前記高圧スイッチおよび過電流保護装
置の少なくとも一方が動作して、その接点を開放したと
きにトリップする前記マグネットスイッチの励磁コイル
の出力側を流れる電流の有無を検出することにより、前
記高圧スイッチおよび過電流保護装置の少なくとも一方
の動作の有無を検出する保護装置動作検出回路をｒｔ＆
プたことを特徴とする。

（作用） 高圧スイッチおよび過電流保護装置の少なくとも一方が
動作すると、その接点が開放してマグネットスイッチの
励磁コイルが消磁され、このマグネットスイッチがトリ
ップする。

そして、この励磁コイルの無電流状態を保護装置動作検
出回路により検出し、保護装置が動作したことを検出す
る。

したがって本発明によれば、保ｒｌＪ装置の動作の有無
を検出することができるので、保護袋Ｕの動作後のｖ制
御を適切に行なうことができ、冷凍サイクル装置の運転
効率の向上と信頼性向上とを共に図ることができる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を第１図および第２図に基づいて
説明する。

第１図は本発明の一実施例の全体構成を示す配線図であ
り、図において、３相Ｔｉ源１には、３相（Ｒ，Ｓ、Ｔ
）用のマグネットスイッチ２、コンバータ３ａ、インバ
ータ３ｂおよびコンプレッサ４をこの順に順次直列に接
続している。

マグネットスイッチ２はその励磁コイル２ａの入力側に
、３相電源１とマグネットスイッチ２とを結ぶ３相３線
Ｒ，Ｓ、Ｔのうちの所要の１相、例えばＴ相をマグネッ
トスイッチ用リレーの常閉接点６を介して接続し、保護
装置動作検出回路５を設けている。

保護装置動作検出回路５は励磁コイル２ａの出力側に、
高圧スイッチ７および過？１！流保護装置８の各常開接
点をそれぞれこの順に直列に介装してから、３相３線の
例えばＲ相に接続している。

また、励磁コイル２ａの出力側と高圧スイッチ７の常１
１ｉｆＩＦ２点とを結ぶ配線の中点Ａにはマグネットス
イッチ２のインピーダンスＺに対し充分に大きい抵抗を
有する抵抗Ｒ１を介してフォトカブラ９のフォトトライ
アック１０の一端Ｂに接続している。

フォトトライアック１０の他端Ｃには３相３線の例えば
Ｒ相を接続している。

一方、フォトカブラ９のフォトトランジスタ１１の出力
端りには抵抗Ｒ２を介して５ｖのバッテリ１２を接続す
ると共に、Ｖ１抗Ｒ３を介してυＢｉｔ器１３の入力端
Ｅに接続している。ｖＪ御凶器１３入力端Ｅと抵抗Ｒ３
を結ぶ配線の途中はコンデンサＣ１を介してアースして
いる。

制御Ｉｌ器１３はインバータ３ｂに運転周波数指令信号
を与え、コンプレッサ４の回転数をｉｉ’Ｊｔｌｌする
手段を有する。

また、ｔＩＩＪｔｉｌ器１３はマグネットスイッチ用リ
レー６の常閉接点を１７ｉ１閉する制御手段を有する。

次に本実施例の作用を説明する。

まず、ＩＩＪｔｉｌＷ１３から制御信号がマグネットス
イッチ用リレー６に与えられると、その常ｍ接点を閉じ
、この閉じた接点を介してマグネットスイッチ２の励磁
フィル２ａが通電され、マグネットスイッチ２の接点が
閉じる。

このために、マグネットスイッチ２の閏じた接点を介し
て３相電源１の［を電圧がコンバータ３ａ、インバータ
３ｂ、コンプレッサ４にそれぞれ印加され、コンプレッ
サ４を所要回転数で駆動し、冷凍サイクル装置である例
えば空気調和礪が運転される。

この空調運転時に、高圧スイッチ７および過電流保護装
置８の両者が共に不仙作であるときには、マグネットス
イッチ２の励磁コイル２ａを流れた電流は高圧スイッチ
７および過電流保護装置８の各常閉接点を通ってＴ相に
流れる。

このとき、保護装置動作検出回路５では、励磁コイル２
ａの出力側のＡ点とフォトカブラ９のフォトトライアッ
ク１０の一１ｆｉＢ点の電位がｌｌｌｆｆｉ位で同電位
となる。

したがって、このフォトカブラ９のフォトトライアック
１０は通電されずにＯＦＦであり、発光しない。

そのために、フォトトランジスタ１１もＯＦＦとなり、
その出力’ＩＡＤ点の電位はバッテリ１２の５ｖが印加
され、さらに、この５■は抵抗Ｒ２および抵抗Ｒ３を介
してコンデンサＣ１に充電される。

したがって、制御１１５１３はその入力端Ｅ点の電位５
■を受け、高圧スイッチ７および′Ａ電流保護装置８が
共に不動作、Ｔなわら正常であると判断する。

一方、高圧スイッチ７および過Ｉ流保ｍＨｍ８の少なく
とも一方、例えば高圧スイッチ７が動作した場合には、
その常開接点の開放により、マグネットスイッチ２の励
磁コイル２ａの通電が遮断されるので、励磁コイル２ａ
の励磁が消磁され、マグネットスイッチ２の接点が開放
し、３相ｍ源１からのコンバータ３ａへの通電が遮断さ
れ、インバータ３ｂおよびコンプレッサ４の通電が遮断
されて、その駆動を停止させる。その結果、空調運転も
停止する。

一方、保護装置動作検出回路５では、高圧スイッチ７の
常開接点が開放するために、フォトトライアック１０の
一端Ｃ点の電位が、その他方の８点の電位よりも低くな
るので、この８点には第２図に示すように正弦波電圧が
印加されるので、フォトトライアック１０の一方が導通
（ＯＮ）Ｌ、て発光する。

この発光はフォトトランジスタ１１により受光され、フ
ォトトランジスタ１１が導通（ＯＮ）するので、コンデ
ンサＣ１に充電されていたバッテリ１２の５■は導通中
のフオｌ−トランジスタ１１を介してアースされる。

したがって、フォトトランジスタ１１のＤ点は第２図に
示すように５■が印加される一方、１ｔｌＪ１２１１器
１３の入力端Ｅ点の電位は殆どＯｖとなる。

１、ＩＪ　ＩＩＩ器１３はこの入力端Ｅ点の電位Ｏ■を
受けることにより、高圧スイッチ７が動作したものと判
断し、その後の空調運転ＲＡ御を行なう。

すなわち、空調運転が冷房中は高圧スイッチ７の動作か
ら、１０秒以内に高圧スイッチ７の復帰が検出されない
場合にはその冷房運転の停止後自動復帰させず、異常表
示を行なうようにυ１ｕｌＩする。

すなわち、冷房負荷は暖房負荷に比して軽負荷であるの
で、その冷房運転中に高圧スイッチ７が動作する原囚は
過負荷であるよりも故障である場合が多いので、自動復
帰させない制御が必要である。なお、異常判断の１０秒
間はノイズ誤動作による異常停止を防止するための判別
に要する時間として設けられている。

一方、暖房運転中に高圧スイッチ７が動作した場合には
、暖房負荷が冷房負荷に比して高負荷であり、その原囚
は過負荷であることが多いので、高圧スイッチ７の動作
後３０秒内に高圧スイッチ７が復帰すれば、暖房運転停
止後所要時間経過後に再び自動復帰させるυ制御を行な
う。この３０秒間は常識的にコンプレッサ４が停止した
場合に、その高圧側圧力が高圧スイッチ７の動作１！！
帰点まで低下するのに十分な時局である。

したがって本実施例によれば、高圧スイッチ７および過
電流保護袋ｄ８の動作を検出することができ、これら保
護装置の動作後のルリ御を適切に行なうことができるの
で、冷凍サイクル装置の運転効率の向上と信頼性の向上
を図ることができる。

また、保２Ｉ装置が動作しない通常運転時は抵抗Ｒ１に
Ｎ流が流れないので、この抵抗Ｒ１における発熱を抑！
、ＩＩすることができる。

なお、前記実施例では３相のコンプレッサ４について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、単
相のコンプレッサにも適用することができる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、高圧スイッチおよび過電
流保護装置の動作の有無を保護装置動作検出回路により
検出することができるので、高圧スイッチおよび過１流
保護装置の紡作後の冷凍サイクル装置のｔ、ＩＪ　Ｉｎ
を適切に行なうことができるので、その運転効率の向上
と装置全体の信頼性の向上とを共に図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る冷凍サイクル装置の一実施例の要
部配線図、第２図は第１図で示すＢ点、Ｄ点、Ｅ点の各
部の電圧波形を示す波形図である。 ２・・・マグネットスイッチ、２ａ・・・励磁コイル、
５・・・保護装置動作検出回路、７・・・高圧スイッチ
、８・・・過電流保護装置、９・・・フォトカプラ、１
０・・・フォトトライアック、１１・・・フォトトラン
ジスタ。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンプレッサへの給電をＯＮ−ＯＦＦ制御するマグネッ
   トスイッチと、前記コンプレッサの高圧側圧力が所定圧
   を超えたときにこのコンプレッサへの通電を遮断する高
   圧スイッチと、前記コンプレッサに過電流が流入したと
   きにその通電を遮断する過電流保護装置とを有する冷凍
   サイクル装置において、前記マグネットスイッチの励磁
   コイルの出力側に、前記高圧スイッチおよび過電流保護
   装置の各常閉接点を直列に接続すると共に、前記高圧ス
   イッチおよび過電流保護装置の少なくとも一方が動作し
   て、その接点を開放したときにトリップする前記マグネ
   ットスイッチの励磁コイルの出力側を流れる電流の有無
   を検出することにより、前記高圧スイッチおよび過電流
   保護装置の少なくとも一方の動作の有無を検出する保護
   装置動作検出回路を設けたことを特徴とする冷凍サイク
   ル装置。