JPH035552Y2 - - Google Patents

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JPH035552Y2
JPH035552Y2 JP1985106805U JP10680585U JPH035552Y2 JP H035552 Y2 JPH035552 Y2 JP H035552Y2 JP 1985106805 U JP1985106805 U JP 1985106805U JP 10680585 U JP10680585 U JP 10680585U JP H035552 Y2 JPH035552 Y2 JP H035552Y2
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JP
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mouth
container
lid
lid plate
spout body
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JP1985106805U
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JPS6213819U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、主として牛乳やジユース等の液体
を入れる角筒状の紙製容器の口部に取付けられる
液体注出栓に関するものであつて、出願人が既に
出願した実願昭60−67254号(実開昭61−183820)
の改良に係わるものである。
(従来の技術) すなわち、実願昭60−67254号の液体注出栓は、
低い略六角台形状の注出栓本体の下周縁に鍔片を
外向きに突設し、且つその注出栓本体の上面には
蓋板を前後方向へ開閉自在に連設するように形成
されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この液体注出栓を容器の口部に
内側から嵌込んでその口部の周縁部と鍔片とを熱
溶着する際に、何かで支持しなければならず、容
器の口部への取付作業が極めて面倒であり、しか
も、取付位置がずれ易く、容器の口部に正確に取
付けることができなかつた。
そこで、この考案は、叙上のような問題点を解
消すべく案出されたもので、容器の口部の周縁部
と鍔片とを熱溶着する際に仮止めしておいて、容
器の口部への取付作業を極めて容易にできるよう
にするばかりでなく、容器の口部に正確に取付け
でき、しかも、蓋板の開閉時に力が最も加わる注
出栓本体の前壁部分が著しく堅牢になり、更に、
蓋板の閉鎖状態を著しく安定させることができる
ような液体注出栓を提供するものである。
(課題を解決するための手段) この考案は、叙上のような目的を達成するため
に、低い略六角錐台形状等の注出栓本体の下周縁
に容器の口部熱溶着用の鍔片を外向きに突設し、
且つ注出栓本体の上面には蓋板を前後方向へ開閉
自在に連設して成る液体注出栓において、注出栓
本体の相対向する周壁の外面に、容器の口部に仮
止めする係止片を適宜間隔に夫々斜め下方へ突設
すると共に、注出栓本体の前壁内面に補強片を突
設し、更に、蓋板の前端部下面には、閉蓋時に蓋
板を注出栓本体の前壁に係止する蓋止片を突設し
たものである。
(作用) そして、叙上のような技術的手段により、容器
の口部に内側から嵌込んでその口部の周縁部と鍔
片とを熱溶着する際に、容器の口部の上面に注出
栓本体の各係止片を係止させて仮止めできるよう
にすると共に、容器の口部上面への圧着力が強く
なるようにし、更に、閉蓋時に蓋板が注出栓本体
の前壁に係止されるようにする。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図、第4図及び第5図に示すように、前端
側の両角部をカツトした低い略六角錐台形状の注
出栓本体1の下周縁に、角筒状の紙製容器Aの口
部Bに内側から嵌込んで熱溶着する鍔片2を外向
きに突設し、且つ注出栓本体1の上面の後端部側
には天板3を連設し、注出栓本体1の上面の前端
部側には蓋板4を、注出栓本体1との相互間に薄
肉の切裂部5を介し且つ天板3との相互間に薄肉
の折溝6を介して前後方向へ開閉自在に連設す
る。この場合、切裂部5は第4図に示すように注
出栓本体1の上端面より若干浮き上がるように設
ける。また、前記天板3の上面中央部には閉蓋方
向を示す矢印形状の嵌止溝7を凹設し、前記蓋板
4の上面中心部には開蓋方向を示す矢印形状の嵌
止片8を、開蓋時に前記嵌止溝7に嵌止されるよ
うに突設し、更に、蓋板4の前端部上面には開蓋
及び閉蓋時に摘む摘み片9が突設されている。
このように形成された液体注出栓において、注
出栓本体1の相対向する周壁、例えば両側壁の外
面に、容器Aの口部Bに仮止めする一対ずつの係
止片10を適宜間隔に夫々斜め下方へ突設すると
共に、注出栓本体1の前壁内面には三角形状の一
対の補強片11を適宜間隔に突設し、更に、蓋板
4の前端部下面には、閉蓋時に蓋板4を注出栓本
体1の前壁に係止する蓋止片12を突設したもの
である。
而して、前記係止片10は、注出栓本体1の相
対向する両側壁の外面に一対ずつ適宜間隔に夫々
突設するように図示されているが、これに何等限
定されることなく、第2図に示すように注出栓本
体1の左側壁の一対の係止片10同志、及び右側
壁の一対の係止片10同志を互いに連続させるよ
うに突設しても良い。また、係止片10は注出栓
本体1の相対向する前後壁の外面に一対ずつ適宜
間隔に夫々突設しても良い。
(考案の効果) この考案は、叙上のように注出栓本体1の相対
向する周壁の外面に係止片10を適宜間隔に夫々
斜め下方へ突設したから、第3図乃至第5図に示
すように、容器Aの口部Bに内側から嵌込んでそ
の口部Bの周縁部と鍔片2とを熱溶着する際に、
容器Aの口部Bの上面に注出栓本体1の各係止片
10を係止させて仮止めできるため、従来のよう
に何かで支持することなく、容器Aの口部Bへの
取付作業が極めて容易にでき、しかも、各係止片
10が斜め下方へ突設されているので、容器Aの
口部B上面への圧着力が強く、取付位置がずれる
ことなく、容器Aの口部Bに正確に取付けること
ができる。
それに、注出栓本体1の前壁内面に補強片11
を突設したことによつて、蓋板4の開閉時に力が
最も加わる注出栓本体1の前壁部分が著しく堅牢
になり、また、蓋板4の前端部下面に蓋止片12
を突設したことによつて、閉蓋時に蓋板4を注出
栓本体1の前壁に係止できるので、蓋板4の閉鎖
状態を著しく安定させることができる。
更に、注出栓本体1の上面の前端部側に蓋板4
を、注出栓本体1との相互間に薄肉の切裂部5を
介して前後方向へ開閉自在に連設したことによつ
て、開蓋時には摘み片9を摘んで後方へ若干引張
ることにより、蓋板4を切裂部5から簡単に切裂
くことができるため、蓋板4の開放操作が極めて
容易であるのみならず、蓋板4を切裂部5からき
れいに切裂くことができる。
以上説明したように、この考案の液体注出栓に
よれば、容器の口部の周縁部と鍔片とを熱溶着す
る際に仮止めできるため、容器の口部への取付作
業が極めて容易にできるばかりでなく、容器の口
部に正確に取付けることができ、しかも、蓋板の
開閉時に力が最も加わる注出栓本体の前壁部分が
著しく堅牢になり、更に、蓋板の閉鎖状態を著し
く安定させることができる等の諸効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は斜視図、第2図は係止片の他の実施例を示す
斜視図、第3図は容器の口部に取付けた状態の斜
視図、第4図は同上の要部縦断背面図、第5図は
同上の縦断側面図である。 1……注出栓本体、2……鍔片、3……天板、
4……蓋板、5……切裂部、6……折溝、7……
嵌止溝、8……嵌止片、9……摘み片、10……
係止片、11……補強片、12……蓋止片、A…
…容器、B……口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 低い略六角錐台形状等の注出栓本体の下周縁に
    容器の口部熱溶着用の鍔片を外向きに突設し、且
    つ注出栓本体の上面には蓋板を前後方向へ開閉自
    在に連設して成る液体注出栓において、注出栓本
    体の相対向する周壁の外面に、容器の口部に仮止
    めする係止片を適宜間隔に夫々斜め下方へ突設す
    ると共に、注出栓本体の前壁内面に補強片を突設
    し、更に、蓋板の前端部下面には、閉蓋時に蓋板
    を注出栓本体の前壁に係止する蓋止片を突設した
    ことを特徴とする液体注出栓。
JP1985106805U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH035552Y2 (ja)

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JP1985106805U JPH035552Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP1985106805U JPH035552Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JPS6213819U JPS6213819U (ja) 1987-01-27
JPH035552Y2 true JPH035552Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30982505

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Families Citing this family (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235606Y2 (ja) * 1986-01-21 1990-09-27
JPH0454914Y2 (ja) * 1986-08-07 1992-12-24
JPH0516101Y2 (ja) * 1986-08-07 1993-04-27
JPH0628286Y2 (ja) * 1988-10-05 1994-08-03 住友ゴム工業株式会社 オフセットブランケット
JP4608939B2 (ja) * 2004-05-12 2011-01-12 凸版印刷株式会社 不正開封防止封緘リング付口栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0331710Y2 (ja) * 1984-12-30 1991-07-05
JPH0333633Y2 (ja) * 1985-03-30 1991-07-17

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JPS6213819U (ja) 1987-01-27

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