JPH0354711Y2 - - Google Patents

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JPH0354711Y2
JPH0354711Y2 JP1989091198U JP9119889U JPH0354711Y2 JP H0354711 Y2 JPH0354711 Y2 JP H0354711Y2 JP 1989091198 U JP1989091198 U JP 1989091198U JP 9119889 U JP9119889 U JP 9119889U JP H0354711 Y2 JPH0354711 Y2 JP H0354711Y2
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radial
clothes drying
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clothes
hanging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は放射状に展開される多数の物干杆を有
する物干具に関するものである。
(従来の技術) 放射状に配列された開閉可能な多数の物干杆を
有する物干具は公知であり、多数のものがかけら
れ、不使用時は小型になり、合成樹脂製のため金
属製のように錆が付着しないなどの利点を有する
(実公昭52−45455号、同56−40398号等参照)。
しかし最近、放射状物干具の使用者から、放射
状物干具にかけたものを下部で抑えることができ
ればより使用し易いとか、例えば靴下のような小
物もかけられると良い、というような声が寄せら
れた。そこで検討したところ、水平に近い物干杆
にかけたものは、風であおられ易い傾向があるこ
と(そのため乾燥も早いのであるが)、また放射
状物干具の中央部下側には、使用時でも別途利用
可能な空所にあることなどが見出された。
(技術的課題) 本考案はこのような経緯から創作されたもので
その目的は、放射状に展開される物干杆の下部
に、取付部材を介して複数個のピンチ等から成る
挟持手段を回動可能に設け、それによつて物干杆
にかけたものを下位で固定し易く、また小物を個
別に吊すことができる放射状物干具を提供するこ
とにある。
また、日常の洗濯では大小様々なものが、同時
に洗濯され脱水されることが多いが、本考案の他
の目的は、そのように大小混在するものを干す場
合にも使用し易い放射状物干具を提供することに
ある。
(技術的手段) 前期目的は、縦方向のつり支柱1の下部に取付
けられた円形かつ中空な軸支ケース2を有し、支
柱1を中心に放射状に展開される多数の物干杆3
を折畳み可能に軸支ケース2に設けた放射状物干
具であつて、物干杆3より下位の軸支ケース2の
周囲に環状に設けられた取付部材4と、取付部材
4に所要の間隔で設けられた係止部と、該係止部
に着脱可能に係合する係合手段を有する吊下部材
7と、該部材7に吊下げられたピンチ8とから成
る下位挟持手段Aを設けたことによつて達成され
る。
(作用) 多数の物干杆3は展開乃至起立可能であり、第
4図に示す展開時各物干杆3は一様な開角度にな
り、第5図に示す起立時物干杆3はつり支柱1を
取り囲むので全体が円筒状になるが、下位挟持手
段Aはいずれの状態でも使用可能な状態にある。
物干杆3は展開した使用状態に於いて、各物干
杆3には第6図に示すように比較的大きな物Lが
かけられ、比較的小さな物Sは下位挟持手段Aに
よつて吊下げられる。同時に下位挟持手段Aは物
干杆3にかけられた大きな物Lを下位に於いて挟
持することができるので、大きな物Lでも、移動
可能な下方のピンチ8で固定される。
下位挟持手段Aはそれ単独で用いられるのは勿
論、上位の挟持片9と共にかけもの等を固定する
にも使用できるので物干部位の増加のみならず、
かけたものの安定度を高めるのにも寄与する。こ
こで回動可能な係合手段6を有するピンチ8は、
回動により傾斜するため内外方向へ自由に動き、
また擢動可能な係合手段46を有するピンチ8
は、移動させて一つのかけものを多数で挟持し得
る。
このような下位挟持手段Aは、物干杆3の内側
かつ下位に配置されるので、そこへ吊りさげる物
は、物干杆3にかけたものの内側になり、人目に
触れにくく、いわゆる隠し干しに好適である。
なお物を干すときに、本考案の握り38は十分
な長さを持ち得るので取扱い易く、また保管時等
には握り38は上部が軸支ケース2の下面の空所
34内にあるので、突出量が相対的に少なくな
る。
(実施例) 以下図面を参照して説明すると、つり支柱1は
撓み難い断面形を有する直杆状に形成され、上端
につりフツク10、下端に軸支ケース2への取付
軸11を備えており、取付軸11は軸支ケース中
心に設けられた中心筒に12嵌挿され、回転可能
に一体化される。
軸支ケース2は、上半部2aと下半部2bから
成り、夫々中心筒12,13とその周辺に設けら
れた複数の嵌合孔14,15を有し、嵌合ピン1
6を上下嵌合孔14,15を嵌合させて一体に組
合わされる。上半部2aは偏平な半球殻状を有
し、多数の物干杆3の基部17を差込む取付口1
8は縦長で、週縁部に沿つて多数放射状に設けら
れている。取付口18は左右の側壁19と、中心
側に上部から垂設された係止部20を有し、係止
部20は上向きに突片21を突設した物干杆3の
基端上面と係止し、これらは物干杆3の展開手段
Bを構成する。22は外側の支点を示す。
物干杆3は直状で撓み難く形成され、先端と基
部に夫々挟持片23,9を有し、基部左右に一体
に設けられた枢軸24によつて軸孔25に軸支さ
れ、軸孔25はケース上半部2aの左右側壁19
から、該側壁に位置的に対応した下半部2bの隔
壁26にわたつて形成され、ケースが組合わされ
ると上部軸孔25aと下部軸孔25bは連続して
上下に細長い1個の軸孔25となる。27,28
は両軸孔25a,25bを設けた軸受部を示す。
なお、物干杆3を起立させたときに掛止する突起
29も上半部側壁19に突設されている。
下位挟持手段Aを設ける取付部材4は、略円盤
状ケース2を周繞するように円環状に形成された
棒状を有し、ケース上半部2aの外周に支持骨3
0を介して一体に成形されている。環状取付部材
4の周方向には一定間隔で、係止部として径の小
さい軸状係止部5が凹段状に形成されており、そ
こに略C字型断面の係合手段6が軸部周りに回動
可能に取付られる。該手段6は紐状の吊下部材7
の上端に一体成形され、チヤネル部31を拡げて
着脱される。ピンチ8は吊下部材7の下端係止部
32に係止されている。上記の軸状係止部5乃至
ピンチ8で下位挟持手段Aを構成するが、該挟持
手段Aは、軸部周りに内外へ回動可能でまたピン
チ8も係止部32で或る程度自由なので、水平以
上から垂直以上の範囲まで広く動き得る。なお、
軸状係止部5の位置は、基部側挟持片9よりも内
側とする(第2図、第3図参照)。
ケース下半部2bは周縁部に形成された凹部3
3がドーナツ状空間を形成し、凹部33の外側下
方はそれで囲まれた中央部分に片手が入る空所3
4をなす。凹部33は起立時に物干杆3の基端を
受け支える溝状で、その溝壁35から中央部36
にかけての部位は、展開乃至起立の際物干杆3の
基部17を案内する凸状の彎曲面37で滑らかに
結ばれている。
ケース下半部2bの下部中心部には、つり支柱
1の取付軸11が挿入される筒状の握り部38が
物干具を握るために必要な長さに突設され、握り
部38内の下部に設けられた係止爪に取付軸下端
の膨らみ39で係合し、そこにはS形環等40を
通す透孔41が形成されている。また42は周縁
に、起立させた物干杆3と係合する多数の凹部4
3を有する杆固定板で、つり支柱1に着脱可能に
取付けられる。なお、下位挟持手段Aは握り部3
8より下に垂れ下がらないように設定される。つ
りフツク10は物干杆3より突出させると扱いが
容易になる。
第7図は下位挟持手段Aの変形例であり、中心
の軸支ケース2の周囲に設けられる環状の取付部
材4の断面形状を伏コ字形に形成し、かつその外
側に略T字形にレール状係止部44を突設して、
そこへ、略C字形断面に形成した擢動可能な係合
手段46を有する吊下部材7を着脱式に取付けた
もので、各吊下部材7にピンチ8が吊下げられて
いる。45はレール状係止部44に設けた切欠
で、係合手段46を着脱する部分、47は吊下部
材7上端の膨頭48を係止する係止爪、49はレ
ール状係止部44に係合させた係合手段46の抜
止め突起、50は係合手段46のレール上の位置
決めのためレール部基部に定間隔で数箇所形成し
た係合部を示す。なお吊下部材7の吊下構造その
他前述の例と同様の手段構成で良いもの符号を採
用し説明は省略する。
(効果) 本考案は以上の如く構成されかつ作用するもの
であつて、放射状に展開される多数の物干杆3の
下に設けられた下位挟持手段Aは着脱可能である
から必要なときに、必要な部位に、必要な数だけ
取付けられ、故に使用中、或いは保管時邪魔にな
らず、該手段Aにより、物干杆3にかけた物を下
位で固定することが出来るので、かけた物が風で
あおられても固定しているため挟持部から外れた
り飛ばされたりすることがなくなり、また放射状
物干具の下に、さらに小型の物干杆部位を提供す
ることができる。故に日常よくあるように洗濯物
が大小混在する場合でも物干杆3と、下位挟持手
段Aに分けてかけられ、このため非常に能率が良
くなり、従来2種必要な場合でも本案のもの1個
で済み、特に下位挟持手段Aは物干杆3にかけた
物で囲まれるからいわゆる隠し干しに好適である
等実用上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る放射状物干具の実施例を示
すもので第1図は分解斜視図、第2図は部分断面
図、第3図は要部断面図、第4図と第5図は展開
状態と起立状態の各正面図、第6図は使用状態の
正面説明図、第7図は下位挟持手段の変形例の一
部破断正面図、第8図は断面図である。 A……下位挟持手段、1……つり支柱、2……
軸支ケース、3……物干杆、4……取付部材、5
……軸状係止部、6……係合手段、7……吊下部
材、8……ピンチ、9……挟持片、44……レー
ル状係止部、46……係合手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縦方向のつり支柱1の下部に取付けられた円
    形かつ中空な軸支ケース2を有し、支柱1を中
    心に放射状に展開される多数の物干杆3を折畳
    み可能に軸支ケース2に設けた放射状物干具で
    あつて、物干杆3より下位の軸支ケース2の周
    囲に環状に設けられた取付部材4と、取付部材
    4に所要の間隔で設けられた係止部と、該係止
    部に着脱可能に係合する係合手段を有する吊下
    部材7と、該部材7に吊下げられたピンチ8と
    から成る下位挟持手段Aを設けたことを特徴と
    する放射状物干具。 (2) 係止部は円形断面の軸状係止部5で、係合手
    段6を回動可能に係合させる構成を備えた請求
    項 第1項記載の放射状物干具。 (3) 下位挟持手段Aは、取付部材4の外側に突設
    された略T字形断面のレール状係止部44と、
    そこに擢動可能かつ着脱可能に係合する係合手
    段46を有する吊下部材7と、該部材7に吊下
    げられたピンチ8とから成る請求項第1項記載
    の放射状物干具。 (4) 軸状係止部5及びレール状係止部44は、物
    干杆3の3個分の間隔を設けて、かつ物干杆3
    の間に位置するように設けられている請求項第
    2項又は第3項記載の放射状物干具。 (5) 各物干杆3は、基部近くに設けられた挟持片
    9を有し、該挟持片9よりも半径方向内側に取
    付部材4が位置するように設定された請求項第
    1項記載の放射状物干具。
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JPS6077594U (ja) * 1983-04-28 1985-05-30 ダイヤ産業株式会社 洗濯物ハンガーに於けるピンチコツクの取付構造
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