JPH0354646Y2 - - Google Patents

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JPH0354646Y2
JPH0354646Y2 JP12234486U JP12234486U JPH0354646Y2 JP H0354646 Y2 JPH0354646 Y2 JP H0354646Y2 JP 12234486 U JP12234486 U JP 12234486U JP 12234486 U JP12234486 U JP 12234486U JP H0354646 Y2 JPH0354646 Y2 JP H0354646Y2
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JP
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hair
hair clipping
plate
clipping
grip
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JP12234486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は髪の毛をウエーブあるいはストレー
トなどにセツトするヘアーアイロンに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のヘアーアイロンとしては、例え
ば、第6図に示すごときものが知られている(文
献不詳)。これは、相対する髪挟み面15,20
を有する髪挟み板1,2の回動支点である支軸2
1が手で押さえるグリツプ部12,12よりも後
にある元支点式のものであつて、髪挟み面15,
20をヒータ加熱してその間で髪の毛を根元から
挟み、プレスしながら毛先へスライドさせてスト
レートに、あるいはウエーブにセツトするように
したものである。
また、第7図に示すように同じ元支点式のもの
で、グリツプ部12,12の厚みtを髪挟み板
1,2の厚みTより薄くしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した前者の従来のものでは、髪挟み板1,
2の各髪挟み面15,20の背面側1a,2aが
グリツプ部12と面一に形成されているので、グ
リツプ部12,12を握る手が、とくに髪の毛の
根元を挟んでセツトするとき頭につかえて邪魔に
なり、使い勝手を悪くしていた。その点、後者の
従来例ではグリツプ部12,12と髪挟み板1,
2との間に段差Hがあり、その段差内に握り手を
納めることができるため、使い易い。
しかし、これら従来例のものに共通して言える
ことは、共に元支点式で、グリツプ部12,12
どうしが重なり合う形態であるため、グリツプ部
12,12の厚みないし径が大きくなる傾向にあ
つて握りにくく、また長時間使用で腕が疲れやす
い。また手の平の一部をグリツプ部12,12の
重ね合わせ面間で抓めやすい。
この考案は、かかる事実に着目して、グリツプ
部の細形化を図つて握りやすくし、またグリツプ
部で抓める事故防止を図り、使い勝手を良くする
ことを目的とする。
また、この考案は不慮に落としたときの破損防
止を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案では、
髪挟み面15を有する上部髪挟み板1の前記髪挟
み面15より後方にグリツプ部12を設け、前記
髪挟み面15と対向する髪挟み面20を有する下
部髪挟み板2は前記髪挟み面15とグリツプ部1
2の間に配置する支軸21で開閉回動自在に枢着
する。つまり上下の髪挟み板1,2の支軸21が
グリツプ部12と髪挟み面15,20の間にある
中間支点式のものとする。そして、下部髪挟み板
2の下面2aはグリツプ部12の下面12aより
下方に突出形成する形になして両面2a,12a
間に段差Hを設ける。上部髪挟み板1に対し下部
髪挟み板2を開閉させる操作つまみ23は下部髪
挟み板2の後端から前記段差H内におさまるよう
突設する。
〔実施例〕
以下、この考案に係るヘアーアイロンの一実施
例を第1図ないし第4図に基づき説明する。この
実施例におけるヘアーアイロンは上下1対の髪挟
み板1,2からなり、上部髪挟み板1は熱風供給
手段3およびグリツプ部12を具有する。その熱
風供給手段3およびグリツプ部12はヘアードラ
イヤおよびこれのグリツプ部を利用するもので、
ヘアードライヤの熱風吹出口5に上部髪挟み板1
を着脱可能に装着している。
熱風供給手段3たるヘアードライヤは、前後方
向に細長い円筒状の本体ケース6の内部に、前か
ら順にヒータによる発熱部7、モータ8、軸流型
のフアン9を並べて配置している。そして本体ケ
ース6の前部下面に熱風吹出口5を、後部に吸込
口10をそれぞれ設け、モータ8でフアン9を回
転させて風を吸込口10より吸い込み、発熱部7
によつて加熱したのち吹出口5より熱風を下向き
に吹き出すようにしている。前記吹出口5の左右
開口縁に、上部髪挟み板1の上面側が前後方向に
抜き差し自在に嵌合されるフランジ11,11が
形成されている。本体ケース6の吹出口5より後
方をグリツプ部12としている。
上部髪挟み板1は四角形の開口枠状に形成され
てその上部に熱風供給口13を形成するととも
に、その下部に型板14をはめ込み固定する。こ
の型板14は断面V形または円弧形に形成して下
方に凸形の髪挟み面15を有する。型板14には
多数の送風孔16を列設している。
下部髪挟み板2は概ね上部髪挟み板1と同一形
状の開口枠状に形成され、その開口枠内に型板1
7と背面板18とを上下2平行に対向すべくはめ
込むとともに両板17,18間に板ばねによる弾
性体19を介装する。髪挟み板2に対し背面板1
8は固定するが、型板17は上下動自在で前記弾
性体19の弾性力で常に押し上げ付勢される状態
に支持する。この下部の型板17は断面円弧形に
形成して上方に凸形の髪挟み面20を有する。
かくして、上部髪挟み板1と下部髪挟み板2と
は髪挟み面15,20どうしを対向すべく重ね合
わしてその後端部どうしを支軸21で回転自在に
枢結し、支軸21上にはばね22を装着して下部
髪挟み板2を上部髪挟み板1に対し常に閉じ方向
に回転付勢している。下部髪挟み板2の支軸21
より後部には操作つまみ23を突設し、この操作
つまみ23を手で押さえることにより下部髪挟み
板2が支軸21まわりにばね22の力に抗し回転
して髪挟み面20を上部髪挟み板1の髪挟み面1
5から離反するようにしている。
これら上下部髪挟み板1,2は、上部髪挟み板
1の熱風供給口13の開口縁を前記ヘアードライ
ヤの熱風吹出口5に形成されたフランジ11,1
1にこの前方から差し込んで後方へスライドさ
せ、熱風吹出口5と熱風供給口13とが合致する
位置で保持固定することによつて、ヘアードライ
ヤに装着される。その装着により上部髪挟み板1
髪挟み面15より後方にグリツプ部12が位置す
る形になり、また下部髪挟み2の下面2aがグリ
ツプ部12の下面12aより下方に突出する形に
なつて両面2a,12a間に段差Hが形成され
る。
その段差Hはグリツプ部12を握る手の指太さ
程度に設定してグリツプ部12の下面12a上の
指が下部髪挟み板2の下面2aより下方へはみ出
ることのないようにしている。つまり、段差Hを
設けることによつてグリツプ部12の下面12a
と下部髪挟み板2の後端とが出合うところにグリ
ツプ部12を握る手が納まる空間が形成される。
また、前記下部髪挟み板2の操作つまみ23は
開閉角度のいずれの位置においてもその段差H内
に納められて、下部髪挟み板2の下面2aより下
方に突出することのないようにしている。
つぎに、上記構成のヘアーアイロンの使用要領
につき説明する。いまグリツプ部12を手で握る
と親指が操作つまみ23の位置に合致し、その親
指で操作つまみ23を押すと、下部髪挟み板2が
支軸21まわりに回転して髪挟み面15,20間
を開き、その間に髪の毛を挟む。この挟み状態は
ばね22の力で保持される。挟まれた髪の毛は、
熱風供給手段3の熱風吹き出て口5から吹出熱風
供給口13および送風孔16を通る熱風で加熱さ
れながら、髪挟み面15,20間でストレートに
仕上げられる。
このさい、ばね22の力によるプレスだけでは
十分でない場合は、上部髪挟み板1と下部髪挟み
板2の両前端から突設した指掛部24,25をグ
リツプ部12上の手と反対側の手で挟み持てばよ
い。
なお、上部髪挟み板1の両側面には、熱風が上
部髪挟み板1内に過剰に溜つた場合それを上部髪
挟み板1のサイドへ逃がすための孔26を設けて
いる。
また、下部髪挟み板2が熱を帯びた場合にこれ
を放熱しやすいように、第3図および第4図に示
すごとく該挟み板2の下面2aを断面波形に形成
している。
〔別実施例〕
上記実施例では髪をストレートに仕上げるべく
髪挟み面15,20を双曲面に形成してあるが、
第5図に示すごとく髪挟み面15,20を断面波
形に形成してカーリーあるいはウエーブを付与す
るものであつてもよい。
また、本考案は第6図および第7図の従来例と
同様に型板14,17をヒータで直接加熱するも
のにも適用することができ、髪の毛の加熱法は上
記の熱風加熱方式に限定されるものではない。
また、上記実施例では、本考案をヘアードライ
ヤのアタツチメントに適用した場合について説明
したが、必ずしもその必要はなく、ヘアーアイロ
ン専用器具に構成するもよいことは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、上部
髪挟み板1にのみ設けたグリツプ部12を手で握
るものとしてあるので、細くて握り易く、しかも
手を抓める危惧もなく安全で使い勝手が良い。ま
たグリツプ部12の下面12aと下部髪挟み板2
の下面2aとの間に段差Hを設けてあるので、グ
リツプ部12を握つた手が下部髪挟み板2の下面
2aからはみ出るのを可及的に減少ないし無くす
ることができ、とくに髪の毛の根元部分のセツト
も握り手が肌につかえたりすることなく、容易に
行える。
また、下部髪挟み板2の操作つまみ23はグリ
ツプ部12に位置せしめているのでグリツプ部1
2上の手で下部髪挟み板2の開閉操作が容易に行
える。
さらに、その操作つまみ23は段差H内に納め
てあるので、このヘアーアイロン全体の小型化、
コンパクト化に有効となり、また不慮に落とした
ときにその操作つまみ23が破損するのを防止す
るうえでも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るヘアーアイ
ロンの一実施例を示しており、第1図は一部を切
り欠き状態で示す側面図、第2図は横断面図、第
3図は一部の底面図、第4図は第3図における
−線断面図である。第5図は本考案の別実施例
を示す横断面図である。第6図および第7図はい
ずれも従来例のヘアーアイロンを示す側面図であ
る。 1……上部髪挟み板、2……下部髪挟み板、1
2……グリツプ部、15,20……髪挟み面、2
1……支軸、23……操作つまみ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 髪挟み面15を有する上部髪挟み板1の前記髪
    挟み面15より後方にグリツプ部12を設け、 前記髪挟み面15と対向する髪挟み面20を有
    する下部髪挟み板2を上部髪挟み板1の下側に支
    軸21まわりに開閉回動自在に枢着し、 下部髪挟み板2の下面2aはグリツプ部12の
    下面12aより下方に突出させて両面2a,12
    a間に段差Hを設け、下部髪挟み板2にこれを開
    閉操作する操作つまみ23を前記段差H内におさ
    まるよう設けてなる、 ヘアーアイロン。
JP12234486U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0354646Y2 (ja)

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JP12234486U JPH0354646Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12234486U JPH0354646Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JPS6328401U JPS6328401U (ja) 1988-02-24
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KR101487845B1 (ko) * 2014-03-18 2015-02-24 김성기 헤어 아이론

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