JPH0355361Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355361Y2
JPH0355361Y2 JP1113986U JP1113986U JPH0355361Y2 JP H0355361 Y2 JPH0355361 Y2 JP H0355361Y2 JP 1113986 U JP1113986 U JP 1113986U JP 1113986 U JP1113986 U JP 1113986U JP H0355361 Y2 JPH0355361 Y2 JP H0355361Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
minimum
interval
occlusal
pinching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1113986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62123704U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1113986U priority Critical patent/JPH0355361Y2/ja
Publication of JPS62123704U publication Critical patent/JPS62123704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355361Y2 publication Critical patent/JPH0355361Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は髪を加熱変形させてくせ付けを行う
ヘアーアイロンにおいて、その髪挟み面の断面形
が例えば連続波形に形成してあり、一度に複数の
ウエーブを形成することができるものを対象とす
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のヘアーアイロンとして、例えば
実開昭54−61789号広報、あるいは実開昭56−
106102号公報等が先に提案されている。こうした
ヘアーアイロンでは、第7図に示すように、一対
の対向配設された型板17,18の対向面に連続
波形の髪挟み面19,20を形成し、髪を両髪挟
み面19,20に沿わせて挟み固定し、この状態
を保持したまま髪を一定時間加熱することによ
り、髪挟み面19,20と同形のウエーブを髪に
形成できるようにしている。前記髪挟み面19,
20は、咬合状態において互いに密接するよう同
じ断面形に形成されており、その幅方向で咬合間
隔gが同じになるよう設定してある。5aはヒー
タである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のヘアーアイロンでは、髪を
挟み固定するとき、髪挟み面19,20における
全ての凸部28,29が一斉に髪と接当し、その
幅方向で同時に髪を挟み保持する。このとき、両
髪挟み面19,20の相互接近に伴つて、髪は髪
挟み面19,20の幅方向中央寄りに徐々に引き
込まれるが、両髪挟み面19,20の最小間隔E
が髪の挟み厚より小さくなつた段階で、対向姿勢
で隣り合う各凸部28,29間に髪が移動不能に
挟持固定されてしまう。つまり、髪が両髪挟み面
19,20に隙間なく沿うよりも以前に、髪が移
動不能に拘束されてしまう。そのため、髪挟み面
19,20の中央部寄りにおいては、髪が凸部2
8,29で強く押圧されて無理にくせ付される。
このとき、髪は強い引張力が作用した状態で加熱
変形されることとなり、くせ付を行うことで損傷
を受けやすく、以後にも切れ毛や枝毛を生じやす
い。
〔考案の目的〕
この考案は髪挟み面の構造を改善することによ
り、上記のような髪の損傷を解消できるようにし
たヘアーアイロンを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案では、髪挟み時に髪が髪挟み面19,
20の幅方向に順に挟み保持されるようにし、髪
を髪挟み面19,20の断面形に無理なく沿わせ
られるものとする。そのために、一対の髪挟み面
19,20において対向姿勢で隣り合う凸部2
8,29同士の最小咬合間隔Gを、髪挟み面1
9,20の幅方向外側方に向つて漸増する点に特
徴がある。
具体的には、例えば第1図に示すように、髪挟
み面19,20の幅方向中央部位の凸部28,2
9を基準にして、これより幅方向外側方へ向かう
に従い、凸部28,29を髪挟み面19,20の
背方へ後退して配置することにより、前記咬合間
隔Gが幅方向外側方に向つて漸増されるようにす
る。この凸部28,29の配置位置の変更は、好
ましくは、対向する髪挟み面19,20の双方で
行うが、場合によつては、いずれか一方でのみ行
つてもよい。また、第1図では、髪挟み面19,
20の幅方向中央部で最小咬合間隔Gが最小とな
る場合を示したが、最小咬合間隔Gが最小となる
部位は、幅方向中央部から幅方向の一側縁の間で
あればどこにあつてもよい。
〔作用〕
上記のように、髪挟み面19,20の最小咬合
間隔Gを、該面19,20の中央ないしは一側縁
から幅方向外側方に向つて漸増すると、髪は最小
咬合間隔Gが最も狭い部位で先ず挟み保持され、
これより最小咬合間隔Gが拡がるに連れて次々と
挟み固定されていく。従つて、髪は各凸部28,
29で相手側の髪挟み面19,20に十分に押え
付けられて、両髪挟み面19,20に無理なく沿
うことができ、この挟み保持状態において髪に引
張力が作用するのを防止できる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案では、対向する髪挟み面1
9,20の最小咬合間隔Gを幅方向外側方に向か
つて漸増させて、使用時に髪が幅方向に順に挟み
固定されるようにするので、無理な引張力を作用
させることなく髪挟み面19,20に髪を沿わせ
て挟み固定することができる。これにより、髪に
損傷を与えることなくくせ付を行うことができ、
以後の切れ毛や枝毛の発生を防止できるととも
に、ウエーブ形状の変更やその消去をくり返し行
つても、髪を健全な状態で維持しておくことがで
きる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は、この考案をヘアードラ
イヤのヘアーアイロン用アタツチメントに適用し
た実施例を示している。
第2図において、1はドライヤ本体、2はヘア
ーアイロン本体であり、ヘアーアイロン本体2で
髪を挟み保持し、ドライヤ本体1から供給される
熱風で髪を一定時間加熱することにより、ウエー
ブを形成する。
熱風供給手段たるヘアードライヤ1は、前後方
向に細長い筒状の本体ケース4の内部に、前から
順にヒータによる発熱部5、モータ6、軸流型の
ファン7を配置している。そして本体ケース4の
前部下面には吹出口グリル8aで覆われる熱風吹
出口8を、後部に吸込口9をそれぞれ設け、モー
タ6でファン7を回転させて風を吸込口9より吸
い込み、発熱部5によつて加熱したのち吹出口8
より熱風を下向きに吹き出すようにしている。前
記吹出口8の左右開口縁には、ヘアーアイロン本
体2が抜き差し自在に嵌合されるフランジ10,
10が前後方向に形成されている。
ヘアーアイロン本体2は上下一対の羽子板形の
髪挟み板3A,3Bを、互いに揺動接近自在に配
設してなる。髪挟み板3A,3Bは帯板状の握り
部12,13と、握り部12,13の各先端に一
体形成された断面皿形の髪挟み部14,15とを
有し、握り部12,13の後端部同士を支軸16
で揺動自在に枢結し、捻りコイルバネ16aで両
髪挟み板3A,3Bを開き姿勢に付勢している。
髪挟み部の対向面には、それぞれパンチングメタ
ル製の型板17,18を固定し、この型板17,
18を断面波形に折り曲げて、互いに咬合し合う
髪挟み面19,20を形成している。型板17,
18に多数通設さた孔は、型板17側では送風孔
21として、また型板18側では排風孔22とし
て利用される。
上側の髪挟み部14の背面には熱風供給口23
が開口され、この熱風供給口23に前記送風孔2
1を連通させている。一方、下側の髪挟み部15
の背壁面には多数の吹出孔24を形成し、この吹
出孔24に前記排風孔22を連通させている。
第4図に示すように、上側の髪挟み部14の背
面に開口された熱風供給口23はヘアードライヤ
1の熱風吹出口8の開口大きさ、形状に合わせて
形成され、そして背面上には前記熱風供給口23
の左右側方および前方の三方のみを囲む平面視U
字形のボス25が突設されている。このボス25
は前記フランジ10,10にその前方から差し込
んで後方へスライドさせ、熱風吹出口8と熱風供
給口23とが合致する位置で固定する。すると、
第2図に示すように上側の髪挟み板2の握り部1
2が本体ケース4の下面側に添接した状態に止め
つけられる。
この考案は上記のような、ヘアーアイロンにお
いて、その髪挟み面19,20の対向位置で隣り
合う凸部28,29の咬合間隔を、次のように設
定する点に最も特徴がある。
第1図において、髪挟み面19,20の幅方向
中央部における凸部28,29の隣接間隔、つま
り中央部での最小咬合間隔Gが最小値となるよう
にし、これより外側方へ向かうに従い最小咬合間
隔Gが漸増するように設定する。具体的には、各
髪挟み面19,20における凸部28,29の突
端を結ぶ仮想線P,Qがそれぞれ突弧となるよう
にし、両髪挟み面19,20の最小咬合間隔Gを
順に変化させる。
以上のように構成したヘアーアイロンは、本体
ケース4と下側の髪挟み板3Bを握つて髪挟み面
19,20間に髪を挟み固定する。このとき、各
髪挟み面19,20において隣り合う凸部28,
29の最小咬合間隔Gが、中央から幅方向外側方
に向つて漸増してあるので、髪はまず中央部で挟
み保持された後、外側方へ向つて順に挟み保持さ
れる。従つて、上下の髪挟み面19,20に髪を
無理なく沿わせることができる。
熱風吹出口8から供給された熱風は、型板17
の送風孔21を通つて髪に吹き付けられ、髪の間
を通つて下側の型板18の排風孔22と吹出孔2
4を介して外部へ放出される。このように、熱風
が両髪挟み面19,20を貫通できるようにする
と、髪が常に新規な熱風に晒されることとなつ
て、その加熱を効率よく行うことができる。一定
時間加熱した後、型板17,18を離反させる
と、髪に髪挟み面19,20と同じ形のウエーブ
が形成される。
〔別実施例〕
上記の実施例における両髪挟み面19,20の
うち、いずれか一方のみを突弧状にしてもよい。
つまり、凸部28群と凸部29群のいずれか一方
の突端を結ぶ仮想線P,Qが突弧で形成してあ
り、他方はフラットになるよう配設してあつても
よい。
また、第5図に示すように最小咬合間隔Gを髪
挟み面19,20の一側縁に設定し、ここから他
側縁に向つて前記間隔Gが漸増されるようにして
もよい。この場合凸部28,29のそれぞれの突
端を結ぶ仮想線P,Qは図示したように直線であ
つてもよい。
第6図は、凸部28,29の断面形を順に変化
させることにより、つまり、中央部では頂角が小
さく、これより外側方に向かうに従い頂角を大き
くすることにより、最小咬合間隔Gを漸増させる
ものである。この場合は、凸部28群および凸部
29群のいずれもが、フラツトな同一平面上に配
置されていてもよい。
上記以外に、本考案は第7図の従来例で説明し
たように、型板17,18をヒータ5aで直接加
熱するものにも適用することを想定しており、髪
の加熱法は上記の熱風加熱方式に限定しない。ま
た、上記実施例では、本考案をヘアードライヤの
アタツチメントに適用した場合について説明した
が、必ずしもその必要はなく、ヘアーアイロン専
用機であつてもよいこと言うまでもない。さら
に、型板17,18は金属製網体で形成すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るヘアーアイ
ロンの一実施例を示しており、第1図は要部断面
図、第2図は全体の側面図、第3図は受風側の髪
挟み板を髪挟み面からみた一部の平面図、第4図
は熱風供給側の髪挟み板を背面からみた平面図で
ある。第5図は本考案の別実施例を示す断面図で
ある。第6図は本考案のさらに別の実施例を示す
断面図である。第7図は従来例のヘアーアイロン
を示す断面図である。 1……ヘアードライヤ、2……ヘアーアイロン
本体、17,18……型板、19,20……髪挟
み面、28,29……凸部、G……最小咬合間隔
G。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向配設される一対の型板17,18と、この
    型板17,18の対向面にそれぞれ形成される断
    面波形の髪挾み面19,20とを備えたヘアーア
    イロンにおいて、両髪挟み面19,20において
    対向姿勢で隣り合う凸部28,29同士の最小咬
    合間隔Gを髪挟み面19,20の幅方向中央部か
    ら一方の側縁に至る間で最小値に設定し、この最
    小咬合間隔設定部位から幅方向外側方に向つて、
    前記咬合間隔Gが漸増していることを特徴とする
    ヘアーアイロン。
JP1113986U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0355361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1113986U JPH0355361Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1113986U JPH0355361Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123704U JPS62123704U (ja) 1987-08-06
JPH0355361Y2 true JPH0355361Y2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=30798081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1113986U Expired JPH0355361Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355361Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62123704U (ja) 1987-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3060279U (ja) ストレ−トパ−マ用ヘアアイロン
RU2215456C2 (ru) Приспособление для волос и щипцы для волос, снабженные таким приспособлением
US9012813B2 (en) Hairstyling device
EP3941306B1 (en) A hair styling appliance
US20100132732A1 (en) Hair styler
US9872549B2 (en) Hair styling device
KR20220020348A (ko) 헤어 스타일링 기기
JP2009136304A (ja) ヘアーアイロン
JPH0355361Y2 (ja)
JP3568949B2 (ja) 髪処理装置
JPH0411602Y2 (ja)
JPH1132831A (ja) ヘアーアイロン
JP3594959B2 (ja) 髪処理装置
JPH0415121Y2 (ja)
JPH0350801Y2 (ja)
CA2665811C (en) Hair styling iron with raised fins
JP3350903B1 (ja) こて付きドライヤー
JPH061041Y2 (ja) ヘアーアイロン
JPH0355362Y2 (ja)
CN113693357A (zh) 一种烫发器
US6058580A (en) Structural improvement of clothes hanger clasp
CN219920499U (zh) 一种吹风干燥美发器
JP2837372B2 (ja) 髪止め具
KR200436660Y1 (ko) 헤어 고데기의 가열판
JP3594958B2 (ja) 髪処理装置