JPH0354312Y2 - - Google Patents

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JPH0354312Y2
JPH0354312Y2 JP1985061362U JP6136285U JPH0354312Y2 JP H0354312 Y2 JPH0354312 Y2 JP H0354312Y2 JP 1985061362 U JP1985061362 U JP 1985061362U JP 6136285 U JP6136285 U JP 6136285U JP H0354312 Y2 JPH0354312 Y2 JP H0354312Y2
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clamping
lifting cord
roller
clamping body
cam
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、ブラインドのスラツト、ロールブ
ラインド、たくし上げカーテン、巻上げ式すだれ
等の自重による降下を防止するための自重降下防
止装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えばヘツドボツクス一側から垂下され
る昇降コードを引き下げてボトムレールを引き上
げることによりスラツトを引き上げ、またヘツド
ボツクスから垂下される同昇降コードをボトムレ
ール及びスラツトの重量によりヘツドボツクス内
へ引き込ませてボトムレールを下降させることに
よりスラツトを下降させるようなブラインドにお
いては、同昇降コードの不操作時におけるヘツド
ボツクス内への引き込みを阻止するための自重降
下防止装置がヘツドボツクスに設けられ、同装置
により昇降コード不操作時にはスラツトの自重に
よる降下が防止されるようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような従来のスラツト自重降下防止装置
は、同装置が作動している状態からスラツトを引
き上げる場合には、ヘツドボツクスから垂下され
る昇降コードを真下へ引き下げればボトムレール
が引き上げられスラツトが引き上げられるが、ス
ラツトを下降させる場合には、昇降コードをヘツ
ドボツクス長手方向の一方へ(スラツトに沿いこ
れと略平行に)斜めに引いて自重降下防止装置の
作動を解除させ、この状態で昇降コードをスラツ
ト及びボトムレールの重量を利用してヘツドボツ
クス内へへ引き込ませる必要があつた。
ところが、このような自重降下防止装置はヘツ
ドボツクスに対する取付位置によつては、昇降コ
ードを斜め下方へ引く場合にブラインド側方の壁
や窓枠等が障害物となつてスラツトの昇降操作に
支障を来たすことがあつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、上部
枠体に取着したケース内に挾着体を案内溝に案内
されて直線状に上下動可能に支持し、上部枠体か
ら垂下され常には上方へ付勢される昇降コードを
ケースに挿通するとともに挾着体を同昇降コード
に対しその移動にともなつて上下動するように係
合せ、昇降コードの移動にともなつて上下へ移動
する挾着体との間で昇降コードを挾着する挾着部
材をケースに設け、昇降コードの下方への操作に
より挾着部材から離間する位置への挾着体の係止
及びその解除を交互に行わない、この解除動作に
ともなう昇降コードの上方への移動により挟持体
が上方に移動し挾着部材との間で再び昇降コード
を挾着するようにしたカム機構を、挾着体とケー
スとの間に設けた構成としている。
(作用) 上記手段により、常には昇降コード7は挟着体
17と挟着部材13との間に挟着されて上部枠体
2内への引き込みが阻止され、この状態から昇降
コード7を下方へ引けばカム機構20,25によ
り挟着体17が挟着部材13から離間する位置に
係止されて昇降コード7の上部枠体2内への引き
込みが自在となり、さらに昇降コード7を下方へ
引けばカム機構20,25の作動が解除されて昇
降コード7が挟着体17と挟着部材13との間に
再び挟着される。
(実施例) 以下、この考案をブラインドに具体化した一実
施例を図面に従つて説明すると、第10図に示す
ようにブラインド1はヘツドボツクス2から垂下
される3本のラダーコード3を介して多数段のス
ラツト4が吊下支持され、そのラダーコード3の
最下段にはボトムレール5が吊下支持されてい
る。そのラダーコード3の上端はヘツドボツクス
2内において角度調節軸(図示しない)に支持さ
れ、ヘツドボツクス2一側から垂下される2本の
角度調節コード6を操作してその角度調節軸を回
転させることにより、ラダーコード3を介して各
スラツト4を同位相で角度調節できるようになつ
ている。
各スラツト4にはラダーコード3支持部近傍に
おいて昇降コード7がそれぞれ貫通され、その昇
降コード7の一端はボトムレール5に連結される
とともに、他端にはヘツドボツクス2内を一方へ
導かれた後、同ヘツドボツクス2一端に設けられ
た自重降下防止装置8からヘツドボツクス2下方
へ垂下されている。そして、その自重降下防止装
置8により昇降コード7不操作時のスラツト4の
自重による降下を防止するようになつている。
次に、自重降下防止装置8の構造を第1図〜第
9図に従つて説明すると、第1図に示すようにヘ
ツドボツクス2一端に固定されるケース9は第4
図及び第5図に示す2枚の側板10,11からな
つている。そのケース9内の上部一側には、第1
図に示すように昇降コード7をヘツドボツクス2
から同ケース9内へ導く案内ローラ12が回転可
能に支持され、その案内ローラ12の下方には後
記する挟着ローラ15との間に昇降コード7を挟
着固定するための挟着面13が下方へ向かう斜面
として形成されている。ケース9他側において挟
着面13と対向する位置には断面鋸刃状に係合面
14が形成され、後記する挟着ローラ15が係合
するようになつている。
挟着ローラ15とその下方の案内ローラ16と
からなる挟着体17を側板10,11間に直線上
に上下動可能に支持するために、一方の側板10
内側面には第5図に示すように上下方向に直線状
の案内溝18が形成され、第4図に示すように他
方に側板11内側面にも同様に案内溝19が形成
されている。また、その側板11の案内溝19の
周囲には、後記するカム25を案内するために同
案内溝19より浅い案内凹部20が形成されてい
る。
挟着体17を構成する挟着ローラ15と案内ロ
ーラ16は、第3図に示すように上部で連結され
た支持部材21に所定の間隔すなわち昇降コード
7を挿通し得る間隔を隔てて回転可能に支持さ
れ、挟着ローラ15の周面上には前記係合面14
に噛み合う凹凸22が形成されている。挟着ロー
ラ15を支持部材21に回転可能に支持するため
の支軸23aは支持部材21両側へ突出され、そ
の先端は側板10,11の案内溝18,19内へ
突出され、案内ローラ16を支持部材21に回転
可能に支持するための支軸23bは支持部材21
から側板10側へのみ突出され、その先端は案内
溝18内へ突出されている。従つて、挟着体17
は支軸23a両端が案内溝18,19に案内され
るとともに支軸23bが案内溝18に案内される
ことにより、同案内溝18,19に沿つて直線状
に上下方向にのみ移動可能に支持されている。
側板11側の挟着体17外部には、第3図に示
すように一対の突部24a,24bを線対称状に
二組突出して形成されたカム25が支軸23aに
回転可能にすなわち挟着ローラ15にともなつて
回転しないように支持され、そのカム25が第4
図に示すように前記案内凹部20内に位置してい
る。その案内凹部20は上部がカム25を縦方向
にのみ挿通し得る幅で、且つ前記案内溝19と同
様直線状で上下方向に向けて形成されるととも
に、下部はカム25を回動し得る幅に形成されて
いる。また、この案内凹部20の一側には第一の
カムガイド26、下縁には第二のカムガイド27
が突出され、案内凹部20内におけるカム25を
動作させるようになつている。そして、このよう
な自重降下防止装置8に対し昇降コード7は、第
1図に示すようにヘツドボツクス2内から案内ロ
ーラ12により同装置8内を下方へ導かれ、挟着
ローラ15と挟着面13との間及び同挟着ローラ
15と案内ローラ16との間を経て同装置8下方
へ垂下されている。
次に上記のような自重降下防止装置8の作用を
説明する。
さて、第1図に示すように昇降コード7が挟着
面13と挟着ローラ15との間に挟着された状態
では、スラツト4及びボトムレール5の重量によ
り昇降コード7がスラツト下降方向、すなわち同
図矢印A方向に移動しようとすると、挟着ローラ
15は係合面14に噛み合いながら案内溝18、
19に沿つて上方へ移動しようとする。ところ
が、挟着ローラ15が上方へ移動しようとする昇
降コード7は同挟着ローラ15と挟着面13との
間でさらに強く挟着されるので、同昇降コード7
の移動は阻止され、スラツト4の自重降下が防止
される。そして、この状態では第4図に示すよう
にカム25は案内凹部20の上部に縦方向に位置
する。
所定位置に吊下支持されたスラツト4を昇降す
るために、まず自重降下防止装置8から垂下され
る昇降コード7を下方へ引くと、同昇降コード7
の下方への移動により挟着ローラ15が第1図矢
印B方向へ回転されるので、同挟着ローラ15は
係合面14に噛み合つて回転しながら下方へ移動
する。すると、カム25は案内凹部20内を下方
へ移動し、第6図に示すようにやがてカム25が
案内凹部20の下縁に当接すると挟着体17はそ
れ以上下方へ移動できなくなり、カム25は第二
のカムガイド27に係合して同図に鎖線で示すと
ように若干回動される。そして、この状態では挟
着ローラ15は係合面14から外れて回転自在と
なるので昇降コード7を下方へ自在に引き出し得
る状態となり、同昇降コード7を下方へ引き出せ
ばスラツト4を所望位置まで引き上げることがで
きる。
この状態で、スラツト4及びボトムレース5の
重量を利用して昇降コード7を若干自重降下防止
装置8内へ引き込ませることにより挟着体17を
上方へ移動させると、まずカム25はその一方の
突部24aが第一のカムガイド26に当接して回
転し、第7図に示すようにカム25はその回転に
より突部24a,24bがともに第一のカムガイ
ド26に当接して矢印C方向へ移動できなくなる
ため上方へそれ以上移動できなくなり、従つて挟
着体17に第2図に示す位置で下方への移動が阻
止される。
この状態でも挟着ローラ15は係合面14に係
合せず回転自在な状態であるので、スラツト4の
重量を利用しての昇降コード7の同装置8内への
引き込みが自在となつて、スラツト4を所望位置
まで下降させることができる。
スラツト4を所望位置まで下降させた後、昇降
コード7を下方へ引くと、挟着体17が若干下方
へ移動されて、第8図に示すようにカム25が第
二のカムガイド27に当接して回動する。この状
態からスラツト4の重量により昇降コード7を自
重降下防止装置8内へ引き込ませると、その昇降
コード7の移動により挟着体17が上方へ移動さ
れる。すると、カム25は第9図に示すように第
一のカムガイドに当接して回動され、この状態で
案内凹部20上部に移動して第4図に示す状態と
なる。
この挟着体17の上方移動に伴つて、挟着ロー
ラ15が上方へ移動され、やがて同挟着ローラ1
5は係合面14に噛み合つて回転しながら上方へ
移動して第1図に示すように昇降コード7を挟着
面13との間に挟着する。すると、昇降コード7
はそれ以上の移動が阻止され、以上のような動作
は昇降コード7を自重降下防止装置8内へ引き込
ませると同装置8内で瞬時に行われるため、スラ
ツト4は昇降コード7の移動の阻止により所望位
置に吊下支持される。
以上のようにこの自重降下防止装置8は、第1
図に示すように昇降コード7の引き込みが阻止さ
れた状態から昇降コード7を下方へ引いて挟着体
17を下方へ移動させ、カム25を第6図に示す
位置まで移動させた状態では昇降コード7を自在
に引き出してスラツト4を引き上げることがで
き、この状態からスラツト4の重量を利用して挟
着体17を若干上方へ移動させ、カム25を第7
図に示す位置で係合させれば、昇降コード7をヘ
ツドボツクス2内へ自在に引き込ませてスラツト
4を下降させることができる。そして、スラツト
4を所望位置まで昇降させた後、再び昇降コード
7を下方へ引いて第8図に示すようにカム25を
回動させ、この状態でスラツト4の重量を利用し
て挟着体17を上方へ移動させれば、挟着ローラ
15と挟着面13との間に昇降コード7が挟着固
定されて同昇降コード7の移動が阻止され、スラ
ツト4が所望位置に吊下支持される。
従つて、この自重降下防止装置8は昇降コード
7を常に垂直方向に操作することによりスラツト
4の昇降操作や自重降下防止装置8の作動及びそ
の解除を行わしむることができるので、ブライン
ド1近傍の窓枠や壁等が障害物となることはな
く、スラツト昇降操作を容易にかつ速やかに行う
ことができる。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は昇降コード7
を垂直方向に操作すれば同昇降コード7の上部枠
体2からの引き出し及び上部枠体2への引き込み
あるいは上部枠体2への引き込みを阻止すること
ができるので、昇降コード7の操作に際し上部枠
体2側方の壁や窓枠等が障害物となることはなく
昇降コード7を容易にかつ速やかに操作すること
ができる。そして本願においては前記したように
挟着体の直線状の上下動によりカム機構が作動
し、全ての作動が行われるので作動が円滑で作動
不良を起こすことのない優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化したブラインドの自
重降下防止装置の一実施例を示す縦断面図、第2
図は同じく昇降コードの挟着を解除した状態を示
す縦断面図、第3図は挟着体の斜視図、第4図及
び第5図は側板の内側面を示す正面図、第6図〜
第9図はカム機構の作動状態を示す説明図、第1
0図はこの考案を具体化したブラインドの正面で
ある。 ヘツドボツクス……2、スラツト……4、昇降
コード……7、自重降下防止装置……8、ケース
……9、挟着面……13、挟着ローラ……15、
案内ローラ……16、挟着体……17、案内凹部
……20、支軸……23a、カム……25。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部枠体2に取着したケース9内に挾着体1
    7を案内溝18,19に案内されて直線状に上
    下動可能に支持し、上部枠体2から垂下され常
    には上方へ付勢される昇降コード7をケース9
    に挿通するとともに挾着体17を同昇降コード
    7に対しその移動にともなつて上下動するよう
    に係合させ、昇降コード7の移動にともなつて
    上下へ移動する挾着体17との間で昇降コード
    7を挾着する挾着部材13をケース9に設け、
    昇降コード7の下方への操作により挾着部材1
    3から離間する位置への挾着体17の係止及び
    その解除を交互に行ない、この解除動作にとも
    なう昇降コード7の上方への移動により挟持体
    17が上方に移動し挾着部材13との間で再び
    昇降コード7を挾着するようにしたカム機構2
    0,25を挾着体17とケース9との間に設け
    たことを特徴とするブラインド等の自重降下防
    止装置。 2 挾着体は支持部材21に両端を回転可能に支
    持された挾着ローラ15と、その挾着ローラ1
    5との間に昇降コード7を挿通し得る距離を隔
    てて同じく支持部材21に回転可能に支持され
    た案内ローラ16とからなる実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載のブラインド等の自重降下
    防止装置。 3 カム機構はケース9の側板に設けられた案内
    凹部20と挾着体17の一側に設けられたカム
    25とからなる実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のブラインド等の自重降下防止装置。
JP1985061362U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH0354312Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061362U JPH0354312Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061362U JPH0354312Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS61177197U JPS61177197U (ja) 1986-11-05
JPH0354312Y2 true JPH0354312Y2 (ja) 1991-11-29

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ID=30589570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985061362U Expired JPH0354312Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JP (1) JPH0354312Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328709Y2 (ja) * 1985-01-19 1991-06-19

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Publication number Publication date
JPS61177197U (ja) 1986-11-05

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