JPH0353782Y2 - - Google Patents

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JPH0353782Y2
JPH0353782Y2 JP11842284U JP11842284U JPH0353782Y2 JP H0353782 Y2 JPH0353782 Y2 JP H0353782Y2 JP 11842284 U JP11842284 U JP 11842284U JP 11842284 U JP11842284 U JP 11842284U JP H0353782 Y2 JPH0353782 Y2 JP H0353782Y2
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JP
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punch
locking
forming
case
locking tool
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JP11842284U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、ねじ用冷間圧造機におけるパンチの
抜止め装置に関し、特にねじ圧造用ダブル・スト
ローク・コールドヘツダーの第2成形パンチの抜
止め装置に関する。
(従来技術) 従来のねじ用冷間圧造機(ねじ圧造用ダブル・
ストローク・コールドヘツダー)、およびこの圧
造機に用いられるパンチと該パンチの自動交換装
置については、本件出願人の先の出願である特願
昭59−14476号(昭和59年1月31日出願、特開昭
60−162545)に開示されている。
上記した従来のねじ用冷間圧造機の要旨を第4
〜10図に基づいて説明する。
従来のねじ用冷間圧造機1は、水平ラム3に取
り付けられたパンチホルダー4と、該パンチホル
ダー4内に着脱可能に嵌着された第1および第2
成形パンチ5,6と、これらのパンチ5,6と協
働する丸ダイス7と、丸ダイス7を保持するダイ
スホルダー8とを備えている。前記水平ラム3に
は、これに上下動を行なわせるための上下スライ
ド3aが設けられている。
また、前記パンチホルダー4は第4〜7図に示
すように、前記第1および第2成形パンチ5,6
を直接支持する第1および第2パンチケース4
a,4bと、これらのパンチケース4a,4bを
収納する第1および第2パンチケース穴4c,4
dと、パンチケース止めボルト4eと、第1成形
パンチ止めピン4fと、ボルト穴4gとを有して
いる。
次に、第4図において、前記丸ダイス7中には
丸棒状のねじ素材9が挿入され、ねじ素材9はダ
イスピン10およびマスターピン11によつて丸
ダイス7中に供給される。
一方、前記第2成形パンチ6は、第8〜10図
に示すように、当該第2成形パンチ6をパンチホ
ルダー4に固定するため、パンチホルダー4の第
2パンチケース4bにあけられたピン穴4hに差
し込まれる、たとえば係止ピン12のような係止
具が係合する係合部(たとえば係止溝)6a(第
9図)を有し、また後部の挿入ガイド傾斜面6b
と、前部の把持溝6cとを有している。
なお、第4図において、前記ダイスホルダー8
は、前記第1および第2成形パンチ5,6に対応
する逃げ穴8a,8bを有している。
上記したねじ用冷間圧造機1では、ねじの圧造
を行なう際、初めに水平ラム3が仮想線の矢印で
示すように水平に往復動して第1成形パンチ5が
ねじ素材9の頭部の粗成形を行ない、次に水平ラ
ム3が上昇した後、同じように第2成形パンチ6
がねじ素材9の頭部の仕上げ成形を行なう。この
後、水平ラム3が下降して再び同じ作業が繰り返
される。
ところで、一般にねじ用冷間圧造機1で十字穴
ねじを生産する場合には、十字穴用第2成形パン
チ6の命数が一般のボルト等の成形パンチと比較
してかなり低いため、第2成形パンチの交換頻度
が高く、そのため前記係止ピン12は着脱の極め
て容易なものが用いられており、係止ピン12は
単にパンチケース4bのピン穴4hに差し込まれ
るだけの構成となつている。
したがつて、機械の運転中に発生する振動など
によつて係止ピン12が抜け出し、第2成形パン
チ6が脱落するおそれがある。
この問題を防ぐために、第11図で示すように
係止ピン12の代りに止めボルト13で第2成形
パンチ6をパンチケース4bに固定する方法も考
えられるが、この場合は第2成形パンチ6の交換
作業性が非常に悪化し、また締付トルクの設定の
煩わしさや、ボルト13端部の摩耗等による係止
力の低下等が問題になる。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の問題を解決するため
になされたもので、その目的は、第2成形パンチ
の交換作業性を妨げることがなく、係止ピンのよ
うな係止具をパンチケースの係止穴に対して差し
込むだけで容易に保持することができ、係止具な
いし第2成形パンチの脱落のおそれを回避するこ
とが可能なねじ用冷間圧造機におけるパンチの抜
止め装置を提供することである。
(考案の要旨) 本考案は、パンチケース内に収容された第2成
形パンチを、当該パンチケースの係止穴に着脱可
能な係止具を介してパンチケースの空洞部内に固
定するために、前記パンチケースの空洞部内に遊
動可能に収容すると共に、前記係止穴に差し込ま
れる係止具の係止凹部へ付勢された転動体を、当
該係止凹部へ嵌合させて保持するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、第1図〜第3図に示す一実施例に基づい
て本考案を説明する。なお、従来と同一の部分に
は同一の符号を用いて説明する。
第1〜3図に示すように、本考案による抜止め
装置は、ねじ圧造用ダブルストロークコールドヘ
ツダーの第2成形パンチ6の抜け止めを行なう装
置であつて、前記第2成形パンチ6を収容するパ
ンチケース4bの係止穴(ピン穴)4hに差し込
まれるとともに、前記パンチケース4b内に収容
された前記第2成形パンチ6の係合部(たとえば
係止溝)6a(第9図参照)に係止される係止具
(たとえば係止ピン)12と、前記パンチケース
4bに差し込まれた前記係止具12の係止凹部1
2aに対して嵌合および離脱し得るよう、前記パ
ンチケース4bの空洞部4i内に遊動可能に収納
された転動体14と、該転動体14を前記係止凹
部12a側へ付勢するよう前記空洞部4i内に収
納されたバネ等の弾性部材15と、該弾性部材1
5の付勢力を調節するよう前記パンチケース4b
内に螺着されたネジ部材16とを備えている。
前記転動体14は図示のような球形ボールやそ
の他のコロ等からなり、前記パンチケース4bの
空洞部4iは、前記係止具12の係止凹部12a
側へ前記転動体14が脱出しないように、係止凹
部12aに面した当該空洞部4iの口径Rが転動
体14の外径Dよりも小さくなつている。前記係
止具12の係止凹部12aは、本実施例では、係
止具12の末端の把持部12b周囲に設けられた
環状溝となつている。
上記実施例の構成から明らかなように、転動体
14は常時空洞4iの開口から一部が露出される
ように付勢されているので、前記係止具12の抜
き差しを行なう際、転動体14は係止具12によ
り前記弾性部材15に抗して空洞4iの深奥部側
へ一旦押し込まれ、係止具12がパンチケース4
bの係止穴4hの所定位置に係止されたときは、
弾性部材14の力により押圧されて係止凹部12
aに嵌合し、係止具12の脱出を阻止する。した
がつて、機械の振動等による係止具12および第
2成形パンチ6の不本意な脱落が防止される。係
止具12を抜くときには、前記のように転動体1
4が一旦引込められ、再び元に戻る。
なお、第1図に示す実施例では、本考案の抜止
め装置と同様の装置20がピン穴4h内で係止ピ
ン12の遊動(振動)を防止するように用いられ
ている。すなわち、係止ピン12は普通はロボツ
トにより抜き差しを行なうため、ピン穴4hには
径を大きくし充分な余裕を持たせておく必要があ
り、そのため係止ピン12はピン穴4h内で振動
し易いので、上記の装置20を用いる。
(考案の効果) 本考案では、パンチケースの係止穴に差し込ま
れた係止具の係止凹部に対し、パンチケースの空
洞部内に収容され付勢された転動体が嵌合して保
持する構成としたことにより、転動体に加わる付
勢力に抗して係止穴に係止具を差し込みおよび引
抜くだけの簡単な操作で成形パンチの交換作業を
容易に行うことができると共に、係止具および成
形パンチの脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係る抜止め装置
の一部を破断し、且つ一部を拡大して示す正面
図、第2図は、第1図中のパンチケースの左側面
図であつて、該パンチケースを収納したパンチホ
ルダーの断面図であり、第3図は第2図の右側面
図、第4図は従来のねじ用冷間圧造機の要部縦断
面図、第5図は第4図中のパンチホルダーの正面
図、第6図は第5図の右側面図、第7図は第4図
中の第2パンチホルダーの詳細図、第8図は第4
図中の第2成形パンチの右側面図、第9図は第4
図中の第2成形パンチの詳細図、第10図は第9
図の右側面図、第11図は従来のパンチケースの
他の例の縦断面図である。 1……ねじ用冷間圧造機、3……水平ラム、4
……パンチホルダー、4a……第1パンチケー
ス、4b……第2パンチケース、4c……第1パ
ンチケース穴、4d……第2パンチケース穴、4
e……パンチケース止めボルト、4f……第1成
形パンチ止めピン、4g……ボルト穴、4h……
ピン穴(係止穴)、4i……空洞部、5……第1
成形パンチ、6……第2成形パンチ、6a……係
止部(係止溝)、7……丸ダイス、8……ダイス
ホルダー、9……ねじ素材、10……ダイスピ
ン、11……マスターピン、12……係止ピン
(係止具)、12a……係止凹部、14……転動
体、15……弾性部材、16……ネジ部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1成形パンチと第2成形パンチとからなるね
    じ頭部成形用ダブルストロークコールドヘツダー
    の第2成形パンチの抜け止めを行なう装置におい
    て、前記第2成形パンチを収容するパンチケース
    の係止穴に差し込まれると共に、前記パンチケー
    ス内に収容された前記第2成形パンチの係合部に
    係止される係止具と、前記パンチケースの空洞部
    内に遊動可能に収容されると共に、前記係止穴に
    差し込まれる係止具の係止凹部側へ付勢され、当
    該係止凹部に嵌合して係止具を保持する転動体と
    を備えることを特徴とするねじ用冷間圧造機にお
    けるパンチの抜止め装置。
JP11842284U 1984-08-02 1984-08-02 ねじ用冷間圧造機におけるパンチの抜止め装置 Granted JPS6136333U (ja)

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JP11842284U JPS6136333U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 ねじ用冷間圧造機におけるパンチの抜止め装置

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JP11842284U JPS6136333U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 ねじ用冷間圧造機におけるパンチの抜止め装置

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Publication Number Publication Date
JPS6136333U JPS6136333U (ja) 1986-03-06
JPH0353782Y2 true JPH0353782Y2 (ja) 1991-11-26

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JP11842284U Granted JPS6136333U (ja) 1984-08-02 1984-08-02 ねじ用冷間圧造機におけるパンチの抜止め装置

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JP5894519B2 (ja) * 2012-11-19 2016-03-30 株式会社神戸製鋼所 鍛造用金型装置及び金型着脱方法

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JPS6136333U (ja) 1986-03-06

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