JPH0352998Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0352998Y2
JPH0352998Y2 JP17971887U JP17971887U JPH0352998Y2 JP H0352998 Y2 JPH0352998 Y2 JP H0352998Y2 JP 17971887 U JP17971887 U JP 17971887U JP 17971887 U JP17971887 U JP 17971887U JP H0352998 Y2 JPH0352998 Y2 JP H0352998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
negative pressure
passage
pressure chamber
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17971887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0185435U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17971887U priority Critical patent/JPH0352998Y2/ja
Publication of JPH0185435U publication Critical patent/JPH0185435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0352998Y2 publication Critical patent/JPH0352998Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【考案の目的】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、車両の走行速度をある設
定した値に自動的に制御する車速自動制御装置に
おいて使用されるアクチユエータに関する。 (従来の技術) 従来、例えば、上記のようなアクチユエータと
しては、第3図に示すようなものがあつた。 すなわち、図に示すアクチユエータ100は、
ダイヤフラム100aとケーシング100bとで
形成された負圧室100cにコイルスプリング1
00dを設けたものである。当該負圧室100c
の負圧増加時に出力ワイヤ100eを図中左方向
に移動させ且つ負圧減少時に出力ワイヤ100e
を図中右方向に移動させるアクチユエータであつ
て、出力端である出力ワイヤ100eは図示しな
いエンジンのスロツトルバルブに連結してあつ
て、そして、符号101はバキユームバルブであ
つて、一端は前記負圧室100cに連通してある
とともに他端は図示しないエンジンのインテーク
マニホールドに連通してあり、ソレノイド101
aの励磁または消磁によつて前記インテークマニ
ホールド側の通路101bを開閉するようになつ
ている。符号102はセーフテイバルブであつ
て、一端は前記負圧室100cに連通してあると
ともに他端は大気開放にしてあり、ソレノイド1
02aの励磁または消磁によつて大気開放側の通
路102bを開閉するようになつている。符号1
03はベントバルブであつて、一端は前記負圧室
100cに連通してあるとともに他端は大気開放
にしてあり、ソレノイド103aの励磁または消
磁によつて大気開放側に通路103bを開閉する
ようになつている。 このような構造のアクチユエータ100におい
て、車両の走行速度をある設定した値に制御する
に際しては、例えば、車両の走行速度に比べて設
定した値が大きい場合には、図示しないコントロ
ーラからの信号でセフテイバルブ102の通路1
02bおよびベンドバルブ103の通路103b
を閉塞するとともに、バキユームバルブ101の
通路101bを開放する。そして、ダイヤフラム
100aが図中左方向に移動し出力ワイヤ100
eを吸引して、車両の走行速度を上昇させ、前記
設置した値に同調させたところで、バキユームバ
ルブ101の通路101bを閉塞し、車両を定速
走行させる。 また、車両の走行速度に比べて設定した値が小
さい場合には、バキユームバルブ101の通路1
01bを閉塞した状態でベントバルブ103の通
路103bを大気開放にすることにより、ダイヤ
フラム100aがコイルスプリング100dの反
発力で図中右方向に移動し出力ワイヤ100eを
戻して、前記設定した値に同調させたところでベ
ントバルブ103の通路103bを閉塞し、車両
を定速走行させる。 そして、アクチユエータ100を使用しない場
合すなわち定速走行を行わない場合にはセフテイ
バルブ102およびベントバルブ103のいずれ
も大気開放にして出力ワイヤ100eをニユート
ラル位置に復帰させるようになつている。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来のアクチユエータ
100では、セフテイバルブ102およびベント
バルブ103が大気開放の際に、大気中の塵埃等
を負圧室100c内に侵入させてしまい、その塵
埃によつてダイヤフラム100aおよびバキユー
ムバルブ101の作動不良による気密性の低下を
生ずることがあるという問題点があつた。そこ
で、この問題点を解決するためにセフテイバルブ
102およびベントバルブ103にフイルターを
取付けたものもあるがバキユームバルブ101に
塵埃が浸入して気密性の低下が生ずることを解消
できず上記の問題点を解決するには至らなかつ
た。 (考案の目的) この考案は、セフテイバルブおよびベントバル
ブに塵埃濾過用のフイルターを設け、バキユーム
バルブにはセフテイバルブおよびベントバルブに
設けたフイルターよりもさらに微細な塵埃を濾過
するフイルターを設けることにより、上記した従
来の問題点を解決することを目的としている。
【考案の構成】
(問題点を解決するための手段) この考案に係るアクチユエータは、ダイヤフラ
ムおよびケーシングのあいだに形成した室と、前
記負圧室に連通した通路および負圧源に連通する
通路を備えたバキユームバルブと、前記負圧室に
連通した通路および大気開放にした通路を備えた
セフテイバルブおよびベントバルブと、を備え、
前記セフテイバルブおよびベントバルブの通路に
は塵埃濾過用の第1のフイルターを設けるととも
に、前記バキユームバルブの負圧室側の通路には
前記第1のフイルターよりもさらに微細な塵埃を
濾過する第2のフイルターを設けた構成とするこ
とにより、上記した従来の問題点を解決したこと
を特徴とし、一実施態様として第2のフイルター
はケーシングに設けたフイルター収納部に加締め
で装着されていることを特徴とし、一実施態様と
して第2のフイルターはケーシングに設けたフイ
ルター収納部に蓋材を嵌着することにより装着さ
れていることを特徴としている。 (実施例) 以下、この考案によるアクチユエータの実施例
を第1図および第2図に基づいて説明する。 <実施例 1> 第1図には、この考案によるアクチユエータの
一実施例を示す。 すなわち、図に示すアクチユエータ1におい
て、符号2はダイヤフラム3およびケーシング4
のあいだに形成した負圧室、符号5はコイルば
ね、符号6は一端を負圧室2に連通し且つ他端を
負圧源であるエンジンのインテークマニホールド
に連通したバキユームバルブ、符号7および8は
各々一端を負圧室2に連通し且つ各々一端を大気
開放にしたセフテイバルブおよびベントバルブ、
符号9,10はセフテイバルブ7およびベントバ
ルブ8の各々大気開放側に設けた第1のフイルタ
ー、符号11はバキユームバルブ6の負圧室2側
に設けた第2のフイルターである。 ダイヤフラム3は、ケーシング4とのあいだの
負圧室2の容量変化に伴つて図中左右方向に移動
するようになつていて、ほぼ中央部の負圧室2側
には、一端をケーシング4に当接したコイルばね
5の他端を係止する取付部3aを設けているとと
もに、この取付部3aの反対側には出力端となる
出力部3bを設けている。 この出力部3bには、出力ワイヤ12の一端を
連結してあり、出力ワイヤ12の他端はアクセル
リンク13でアクセル14に連結したアクセルワ
イヤ14aと並列に連結し、アクセルリンク13
はエンジンのスロツトル15に連結してある。 ケーシング4には、この実施例においては、後
述するバキユームバルブ6、セフテイバルブ7お
よびベントバルブ8を一体的に収容する収納部4
a,4bおよび4cを備えている。これらの負圧
室2側すなわち図中右側にはそれぞれ負圧室2に
連通する通路4d,4eおよび4fを穿設してい
るとともに、図中左側には通路4g,4hおよび
4iを穿設している。そして、通路4dの負圧室
2側外周部分には、負圧室2側に延出した冠状の
フイルター収納部4jを設けている。 一方、バキユームバルブ6は、ケーシング4の
収納部4aに収容してあり、図示しないコントロ
ールユニツトからの入力信号で励磁または消磁す
るソレノイド6aにより通路4dを開放または閉
塞するようになつている。また、通路4gはエン
ジンのインテークマニホールドに連通している。 セフテイバルブ7は、ケーシング4の収納部4
bに収容してあり、図示しないコントロールユニ
ツトからの入力信号で励磁または消磁するソレノ
イド7aにより通路4hを開放または閉塞するよ
うになつている。 ベントバルブ8は、ケーシング4の収納部4c
に収容してあり、図示しないコントロールユニツ
トからの入力信号で励磁または消磁するソレノイ
ド8aにより通路4iを開放または閉塞するよう
になつている。 他方、第1のフイルター9,10は塵埃を濾過
する性能を有し、それぞれ通路4h,4iの図中
左側端部に設けてあつて、セフテイバルブ7およ
びベントバルブ8が大気開放となつた際に、負圧
室2に導入される大気を濾過するようになつてい
る。 第2のフイルター11は、前記第1のフイルタ
ー9,10の濾過能力よりもさらに高い濾過能力
を有し、ケーシング4に設けたフイルター収納部
4jに収容したうえで、フイルター収納部4jの
開口端部すなわち図中右側端部をフイルター11
側に加締めて装着してある。 なお、図中の符号12は第1のフイルター9,
10の外側部分に装着したアウターカバーであ
る。 以上の構成によるアクチユエータ1において、
車両の走行速度を設定した値に制御するに際して
は、例えば、車両の走行速度(実車速)に比べて
設定した値が大きい場合には、図示しないコント
ロールユニツトからの入力信号でセフテイバルブ
7およびベントバルブ8が閉塞するとともにバキ
ユームバルブ6が開放する。そこで、ダイヤフラ
ム3が図中左方向に移動し出力ワイヤ12を吸引
することから、エンジンのスロツトル15の開度
を大きくして車両の走行速度を上昇させ、前記設
定した値に同調させたところで、図示しないコン
トロールユニツトからの入力信号でバキユームバ
ルブ6を閉塞し車両を定速走行させる。 また、車両の走行速度(実車速)に比べて設定
した値が小さい場合には、図示しないコントロー
ルユニツトからの入力信号でバキユームバルブ6
およびセフテイバルブ7が閉塞するとともにベン
トバルブ8が開放して第1のフイルター10を通
し大気が負圧室2に導入される。これにより、ダ
イヤフラム3が図中右方向に移動し出力ワイヤ1
2を戻すことから、エンジンのスロツトル15の
開度を小さくして車両の走行速度を降下させ、前
記設定した値に同調させたところで、図示しない
コントロールユニツトからの入力信号でベントバ
ルブ8を閉塞し車両を定速走行させる。 そして、また、アクチユエータ1を不使用の場
合には、図示しないコントロールユニツトの入力
信号でバキユームバルブ6が閉塞するとともに、
セフテイバルブ7およびベントバルブ8をいずれ
も開放して第1のフイルター9,10を通し大気
が負圧室2に導入され、ダイヤフラム3はニユー
トラルの状態となる。 つまり、セフテイバルブ7あるいはベントバル
ブ8が大気開放時に、万が一第1のフイルター
9,10で濾過されなかつた塵埃が負圧室に侵入
したとしても、バキユームバルブ6が開放した際
に、その塵埃はバキユームバルブ6の負圧室2側
に設けた第2のフイルター11で濾過されてバキ
ユームバルブ6内に浸入することはなく、従来の
もののように塵埃が浸入して気密性の低下が生ず
ることが少ない。 また、例えば、第2のフイルター11に塵埃が
詰まつて、バキユームバルブ6における負圧導入
に若干の抵抗が生じたとしても出力側の作動を遅
らせるようにフエールセーフならしめることによ
り安全性の面で寄与することができる。 <実施例 2> 第2図には、この考案によるアクチユエータに
おける他の実施例を示す。 この実施例においては、ケーシング4に穿設し
た通路4dの負圧室2側外周部分に、負圧室2側
に延出したフイルター収納部4jを設けていると
ともに、このフイルター収納部4jの開口端部に
嵌着し且つ開口4kを備えた蓋材4mを設けるも
のであり、その他の部分は実施例1とほぼ同様で
ある。 したがつて、この実施例の場合には、第2のフ
イルター11が比較的大形のものであつても装着
することが可能で、また、容易に外れることがな
い。
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係るアク
チユエータによれば、ダイヤフラムおよびケーシ
ングのあいだに形成した負圧室と、前記負圧室に
連通した通路および負圧源に連通する通路を備え
たバキユームバルブと、前記負圧室に連通した通
路および大気開放にした通路を備えたセフテイバ
ルブおよびベントバルブと、を備え、前記セフテ
イバルブおよびベントバルブの通路には塵埃濾過
用の第1のフイルターを設けとともに、前記バキ
ユームバルブの負圧室側の通路には前記第1のフ
イルターよりもさらに微細な塵埃を濾過する第2
のフイルターを設けた構成としたことから、従来
のもののようにバキユームバルブに塵埃が浸入し
て気密性の低下が生ずることが少なくなり結果的
に長期の使用に耐えうるという優れた効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるアクチユエータの一実
施例を示す縦断面図、第2図はこの考案によるア
クチユエータにおける他の実施例を示す縦断面
図、第3図は従来のアクチユエータを示す縦断面
図である。 1……アクチユエータ、2……負圧室、3……
ダイヤフラム、4……ケーシング、4d,4e,
4f,4g,4h,4i……通路、4j……フイ
ルター収納部、4m……蓋材、6……バキユーム
バルブ、7……セフテイバルブ、8……ベントバ
ルブ、9,10……第1のフイルター、11……
第2のフイルター。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ダイヤフラムおよびケーシングのあいだに形
    成した負圧室と、前記負圧室に連通した通路お
    よび負圧源に連通する通路を備えたバキユーム
    バルブと、前記負圧室に連通した通路および大
    気開放にした通路を備えたセフテイバルブおよ
    びベントバルブと、を備え、前記セフテイバル
    ブおよびベントバルブの通路には塵埃濾過用の
    第1のフイルターを設けると共に、前記バキユ
    ームバルブの負圧室側の通路には前記第1のフ
    イルターよりもさらに微細な塵埃を濾過する第
    2のフイルターを設けたことを特徴とするアク
    チユエータ。 (2) 第2のフイルターはケーシングに設けたフイ
    ルタ収納部に加締めで装着されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    アクチユエータ。 (3) 第2のフイルターはケーシングに設けたフイ
    ルター収納部に蓋材を嵌着することにより装着
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載のアクチユエータ。
JP17971887U 1987-11-27 1987-11-27 Expired JPH0352998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17971887U JPH0352998Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17971887U JPH0352998Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0185435U JPH0185435U (ja) 1989-06-06
JPH0352998Y2 true JPH0352998Y2 (ja) 1991-11-19

Family

ID=31471263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17971887U Expired JPH0352998Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0352998Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0185435U (ja) 1989-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6035881A (en) Checkvalve unit
JPS59133883A (ja) 電磁弁
JPH0352998Y2 (ja)
US4756234A (en) Vacuum and electric cruise control actuator
JPS6140572B2 (ja)
JPH0515549Y2 (ja)
JPS6217306Y2 (ja)
JPH0541456B2 (ja)
JPS6347539Y2 (ja)
EP0728967A2 (en) Vacuum sustaining valve
JPS5951453B2 (ja) 加速カツトスイツチ
JPS595164Y2 (ja) デイ−ゼルエンジンの吸気絞り装置
JPH0638162Y2 (ja) ダイアフラム式アクチユエ−タ
JPS61187928U (ja)
JPH0327752B2 (ja)
JPS6081240U (ja) 負圧サ−ボモ−タ
JPS6220377B2 (ja)
JPH02267331A (ja) ディーゼルエンジンの排気還流制御装置
JPH0545204U (ja) 車速自動制御装置の負圧式アクチユエータ駆動ポンプ
JPH0449664U (ja)
JPS6155384A (ja) ダイアフラム式バキユ−ムポンプ
JPS61277861A (ja) 排気ガス還流装置
JPH02117481U (ja)
JPS5886446U (ja) デイ−ゼルエンジンの吸気制御装置
JPS58180346U (ja) 自動車用エンジンのアイドル制御装置