JPH0352380Y2 - - Google Patents

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JPH0352380Y2
JPH0352380Y2 JP6558886U JP6558886U JPH0352380Y2 JP H0352380 Y2 JPH0352380 Y2 JP H0352380Y2 JP 6558886 U JP6558886 U JP 6558886U JP 6558886 U JP6558886 U JP 6558886U JP H0352380 Y2 JPH0352380 Y2 JP H0352380Y2
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support
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、鉄筋コンクリート建造物の梁型枠
を支持する梁受けビームに関する。
(従来の技術) 従来、鉄筋コンクリート造の建物の梁型枠を支
持するものとして、 パイプサポートを使用するもの、 枠組を使用するもの、 SRC構造の鉄骨に吊り下げるもの、 等が主に知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、これら従来の支持構造物は、各々次
の如き欠点を有していた。すなわち、 パイプサポート(以下サポートという)を使
用するものでは、梁型枠を支持するために、数
多くのサポートを林立させなければならず、こ
の林立したサポートによつて作業通路等が充分
に確保し得ない。また、各サポート間に架設す
る横パイプ等をクランプ金具で緊締補強する必
要があり、支保工の組立て・解体に多くの手間
を要する。
枠組を使用するものでは、構成部材が多い枠
組自体により、サポート使用時以上に作業スペ
ースが狭くなり、構築材料の運搬や解体等に不
便が生じ易く、更に、枠組自体の収納スペース
も多く必要とする。
SRC構造の鉄骨に吊り下げるものでは、
SRC構造梁の梁型枠にのみ使用が限定され、
汎用性に欠ける。
等の問題点である。
一方、本出願人は、実願昭60−085419号(昭和
60年6月6日出願)として、クランプ金具を使用
せずにサポートと水平パイプとを連結できる連結
金具を提案している。これによると、サポートに
設けた上下のカツプ間に、パイプ材の端部に形成
した連結片を挿入し、上下のカツプにて挟持締結
するもので、それまで、サポートにより支保工に
必要とされたクランプ金具を全く使用せずに支保
工を組立てることができ、サポート使用による支
保工の組立て・解体作業等の労力を大きく減ずる
ことに成功している。
そこでこの考案は、上述の連結金具を利用して
前記問題点を解消すべく案出されたもので、梁型
枠の支保工の組立て・解体等が容易となり、作業
足場や作業通路を確保し得て汎用性に富む梁受け
ビームの提供を目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するため、この考案にあつて
は、パイプサポートの周囲側面に上下一対のカツ
プ状連結金具を形成し、この連結金具間に着脱自
在に挟持締結される連結片を自身の両端に有し、
立設したパイプサポート間に水平に架設される水
平杆を形成し、この水平杆に鉛直直交状に固定さ
れたスライド外管の管内部に、所定型枠を支持せ
しめるスライド内管を高さ調整自在に固定したこ
とを問題解決の手段とする。
(作用) すなわち、この考案によれば、水平杆の両端に
設けた楔金物がパイプサポートの連結金具に固定
され、水平杆に鉛直直交状に設けたのスライド外
管によつてスライド内管を高さ調節自在に固定
し、このスライド内管で所定型枠を支持するもの
である。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示される符号1は、所定のパイプサポート
20間に水平に架設される水平杆であり、この水
平杆1の両端部にはパイプサポート20に設けた
連結金具10に、差し込み緊締する連結片2を設
けてある(第1図参照)。連結片2は、上下に伸
びた係止舌片2Aから成り、この係止舌片2Aは
パイプサポート20の曲面に密接すべく、自身の
当接面を湾曲させてある。
一方、連結金具10は、パイプサポート20の
周面に設けた上下一対のジヨイントリング11と
係止突起12とから成り、パイプサポート20に
固定された下部のジヨイントリング11内に連結
片2の下部係止舌片2Aを差し込み、パイプサポ
ート20にスライド自在に設けられけた上部のジ
ヨイントリング11で連結片2の上部係止舌片2
Aを挟着すると共に、この上部係止舌片2Aの挟
着位置を係止突起12で固定するものである(第
2図参照)。
符号3は、水平杆1に直交して鉛直方向に設け
られたスライド外管を示す。スライド外管3は、
後述するスライド内管6を管内部にスライドさせ
るもので、スライド外管3自身の側面に貫通させ
たピン挿通孔3Aに係止ピン8を挿通して、スラ
イド内管6の高さを調整自在に固定する(第3図
参照)。図示例では、一対のスライド外管3を設
けてあり、このスライド外管3の下部相互間に水
平補強杆4を架設し、且つ、各スライド外管3の
下部から水平杆1に補強杆5を架設して水平杆1
とスライド外管3との連結強度を高めてある(第
1図参照)。また、水平杆1の長さやスライド外
管3の数は、図示例の他、適宜に設定すること
で、梁型枠の支保に限らず、他の支保工にも有効
となる。
スライド内管6は、前記係止ピン8に係止され
る複数個のピン係止孔6Aを自身の側面に等間隔
に穿設する。また、スライド内管6の最上端外周
面にはスライド内管6の抜脱を防止する係止環7
を嵌着してスライド外管3の上部開口縁に係止す
るようにしてある(第4図参照)。図示例ではス
ライド内管6の上端内部に所定の大引受け金具3
0を嵌入支持してあり、この大引受け金具30上
に支持固定した大引き40を介して梁型枠50を
支持している。この大引受け金具30は、大引き
40を係止する4本の支持片31を立設した載置
部32と、この載置部32の下端から下方に延長
してスライド内管6内に挿入せしめるボルト部3
3と、ボルト部33に螺着し、スライド内管6の
上部開口端縁に係止すると共に、この開口端縁か
らの載置部32の高さを調整するハンドル部34
とから成る。
次にこの考案の使用例を説明すると、所定間隔
に立設したパイプサポート20の連結金具10に
連結片2を固定する。そして、スライド内管6の
上端に装着された大引受け金具30上に大引き4
0を載置して、所定の梁型枠50を支持するもの
である。この際、第1図に示す如く、この考案ビ
ームを支持するパイプサポート20の上端にドロ
ツプヘツド80を装着し、このドロツプヘツド8
0間に大引トラス材60を懸架させることで、立
設したパイプサポート20を有効に利用できる。
また、大引き40を支持する際に、大引受け金具
30の替わりに従来の受板を使用することも可能
である。
[考案の効果] この考案は上述の如く構成したことにより、上
記問題点を解消して当所の目的を達成した。
すなわち、パイプサポート20の周囲側面に上
下一対のカツプ状連結金具10を形成し、この連
結金具10間に着脱自在に挟持締結される連結片
2を自身の両端に有し、立設したパイプサポート
20間に水平に架設される水平杆1を形成し、こ
の水平杆1に鉛直直交状に固定されたスライド外
管3の管内部に、所定型枠を支持せしめるスライ
ド内管6を高さ調整自在に固定したことにより、
従来、パイプサポート20に使用されていた数多
くのクランプ金具を全く用いずに、この考案梁受
けビームを極めて容易に組立て・解体できる。
しかも、この考案ビームは、立設したパイプサ
ポート20の側面間に架設するから、ビームの下
方に充分は作業通路等が確保し得る。したがつ
て、資材の運搬や作業足場の確保等に頗る好適な
ものとなる。
更に、パイプサポート20の周囲側面に形成し
た上下一対のカツプ状連結金具10にビームを固
定し、スライド外管3の管内部にスライド内管6
を高さ調整自在に固定するから、パイプサポート
20を使用するあらゆる支保工に使用することが
でき、汎用性に富むものとなり、しかもこの考案
ビームの設置・解体作業も極めて容易となる。
このようにこの考案によれば、梁型枠の支保工
の組立て・解体が容易となり、作業通路や作業足
場を確保し得て汎用性に富むなどといつた実用上
有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す正面図、第2図はジヨイントリ
ングで連結片を連結した状態を示す要部正面図、
第3図は係止ピンでの係止状態を示す要部断面
図、第4図は大引き受け金具の支持状態を示す要
部断面図である。 1……水平杆、2……連結片、2A……係止舌
片、3……スライド外管、3A……ピン挿通孔、
4……水平補強杆、5……補強杆、6……スライ
ド内管、6A……ピン係止孔、7……係止環、8
……係止ピン、8A……鎖、10……連結金具、
11……ジヨイントリング、12……係止突起、
20……パイプサポート、30……大引受け金
具、31……支持片、32……載置部、33……
ボルト部、34……ハンドル部、40……大引
き、50……梁型枠、60……大引トラス材、7
0……仮床版、80……ドロツプヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプサポートの周囲側面に上下一対のカツプ
    状連結金具を形成し、この連結金具間に着脱自在
    に挟持締結される連結片を自身の両端に有し、立
    設したパイプサポート間に水平に架設される水平
    杆を形成し、この水平杆に鉛直直交状に固定され
    たスライド外管の管内部に、所定型枠を支持せし
    めるスライド内管を高さ調整自在に固定したこと
    を特徴とする梁受けビーム。
JP6558886U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0352380Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6558886U JPH0352380Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6558886U JPH0352380Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62177834U JPS62177834U (ja) 1987-11-11
JPH0352380Y2 true JPH0352380Y2 (ja) 1991-11-13

Family

ID=30902802

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JP6558886U Expired JPH0352380Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738555Y2 (ja) * 1989-11-13 1995-09-06 住金鋼材工業株式会社 梁型枠支持フレーム

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JPS62177834U (ja) 1987-11-11

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