JPH0352169A - デジタルテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は，映像，音声等の種涜の情報データのフレーム
構成のデジタル信号をへりカ〃スキャン方式で磁気テー
プに記録，再生するデジタｐテーグレコーダに関する。

〔従来の技術〕

一般に，磁気テープ等の記録媒体に種々の情報データの
デジタル信号を記録，再生する場合，情報データを一定
ビット長毎に区切るとともに，この区切で形或された各
単位データに所定ビット長の同期信号，アドレス信号及
び誤り検出用の訂正符号を付加して第６図のフレームｋ
戒の信号を形戒し、この信号を単位として記録，再生が
行われる。

なか，第６図において、（ａ）は同期信号（　ＳＹＮＣ
　）のエリア，（ｂ）はアドレス信号のエリア，（Ｃ）
は単位データのエリア、（ｄ）は訂正符号としてのパリ
ティーデータのエリアを示す。

そして，前記記録媒体の再生時は．再生信号に含まれた
同期信号の検出を基準にして再生信号から各フレームの
単位データ等を分離抽出するため、同期信号を正確に検
出する必要がある。

この同期信号の検出を同期信号の固有のビットパターン
の検出で行う場合、同期信号のビット誤りあるいは同期
信号以外での同期信号と同一のビットパターンの発生が
生じると，誤検出が生じて再生が行えなくなる。

そして、再生信号が位相ずれ等のない各フレームの連続
信号からなるときは、同期信号のエリア（ａ）が一定の
ビット数周期で出現し、同期信号位置が一定の間隔毎に
生じるため，同期信号を一旦検出すると，以降、比較的
簡単に前記誤検出を防止して同期信号を正確に検出する
ことができる。

すなわち，再生信号が各フレームの連続信号からなると
きは、同期信号を一旦検出すると．以降，カウンタ等を
用いた再生信号のビット数の計数から各フレームの同期
信号位置を予測検出し、この予測検出のタイミングを基
準にしたビットバクーン検出の結果に基き、同期信号の
補間形或及び同期信号以外での検出禁止を施して再生同
期を確立することによう，前記誤検出を防止して各フレ
ームの同期信号を正確に検出することができ・る。

しかし．前記フレームＷａの信号をヘリカルスキャン方
式で磁気テープに記録，再生するデジクｐテーグレコー
ダの場合は、再生信号が各フレームの連続信号とならず
，トラック毎に同期信号位置がずれ，前記のカウンタ等
を用いた計数では再生同期がとれなくなる。

すなわち２２ヘッドヘリカルスキャン方式のデジタｐテ
ープレコーダの場合、第７図に示すように、磁気テープ
（１）が回転シリンダ（２）にほぼ１８００巻付いて走
行するとともに、このシリンダ（２）に１８０°離して
設けられた１対の回転磁気ヘッド（３ａ），（３ｂ）が
磁気テープ（１）の各トラックを交互にヘリカルスキャ
ンする。

このとき，磁気ヘッド（３ａ）　，（８ｂ）の再生出力
をＡ，Ｂとすると，ヘッドスキャンの切換えに同期した
第８図（ａ）のＲ　．Ｆバｐス信号に基き，同図（ｂ）
，（Ｃ）の再生出力Ａ，Ｂが切換えて合或され、Ａ　，
　Ｂ，Ａ，Ｂ，・・・の再生信号が形或される。

そして，再生信号ＯＡからＢ，ＢからＡへの切換わシの
部分（つなぎめ部分）で回転ジツタ等に基く信号の不連
続が生じるため、通常，各トラックの信号フォーマット
は第８図（ｂ）　，　（Ｃ）に示すように、始，終端に
冗長なプリアンプル部（Ｐｒ）　，ポストアンプル部（
Ｐｏ）を設けるとともに，この両部（Ｐｒ）　，　（Ｐ
ｏ）の間に複数のフレーム（Ｆ）の第６図のｆｇ号が記
録される。

なか．両部（Ｐｒ），（Ｐｏ）には，通常，記録データ
レート又はその整数分の１の単一周波数信号が記録され
る。

そして，両部（Ｐｒ），（Ｐｏ）で前記回転ジツタ等が
吸収されるとともに，両部（Ｐｒ），（Ｐｏ）の再生信
号を用いて再生クロツクが生或される。

り、トラックの切換わｂ毎に同期信号位置がずれ，前記
のカウンタ等を用いた計数では次のトラックの同期信号
位置を予測することができず，トラック毎に同期信号の
最初の検出からやシ直して再生同期をとり直す必要があ
る。

そして、トヲツク毎に再生同期をと９直す場合、トラッ
クの切換わシでのデータ欠落を防止するため、プリアン
プル部（Ｐｒ）で再生同期を確立することが望１れる。

そこで，特開昭５８−１９４１１７号公報には第９図（
ｂ）に示すように，各トラックのプリアンプノレ部（Ｐ
ｒ）に同期信号のエリア（ａ）とアドレス信号のエリア
（ｂ）のみのフレーム構成の信号を挿入記録し，再生時
にプリアンプｐ部（Ｐｒ）から同期信号の検出が行える
ようにし，トラック毎に迅速に再生同期をとジ直すよう
にしたデジタルテーデレコーダが記載されている。

なか，第９図（ａ）は弟８図（ａ）に相当するヘッド切
換え信号を示す。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記公報に記載の従来のデジタルテーデレコーダの場合
、同期信号のみを用いたビットパターン検出で毎トラッ
クの同期信号を検出するため、検出の信頼性が同期信号
のビット長で決まジ，信頼性をそれ以上向上することが
できず，十分な信頼性を得ることができない問題点があ
る。

そして、プリアンプル部（Ｐｒ）で同期信号の誤検出が
生じると，同期信号が正確に検出されるまでの少なくと
も数フレームの間．データ欠落が生じて良好な再生が行
えなくなる。

本発明は、第９図（ｂ）と同様の信号フォーマットの記
録，再生により，同期信号の検出の信頼性を従来よう向
上するようにしたデジタμテーグレコーダを提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達或するため、本発明のデジタルテーデレコ
ーダは、磁気テープの各トラックのプリアンプル部に同
期信号とアドレス信号のみのフレーム構成の信号を記録
し，再生時に同期信号とアドレス信号の一部又は全部と
の合成ピットパターンの検出に基き前記同期信号を検出
する同期検出手段を備える。

〔作　用〕

以上のように構成された本発明のデジタルテーフ゜レコ
ーダの場合，同期信号だけでなくアドレス信号の一部又
は全部も用いたビットパターン検出で同期信号が検出さ
れる。

そのため、ビットパターン検出が同期信号のみを用いる
場合よう多ビットで行われ，この場合、１ビット増加す
る毎に誤検出確率が１／２減少する。

しかも、アドレス信号の一部又は全部を利用してパター
ン検出のビット長を長くするため、信号フォーマットを
変える必要がない。

したがって、プリアンプル部等の各フレームの長さを変
えたシすることなく、毎トラックの同期信号の検出がプ
リアンプル部から行えるとともに検出の信頼性が著しく
向上し，プリアンプｐ部を用いた毎トラックの再生同期
の迅速な確立が従来よｂ確夾に行える。

〔実施例〕

１実施例について，第１図ないし第５図を参照して以下
に説明する。

第１図は４個の回転磁気ヘッド（４ａ），（４ｂ）．（
４ｃ），（４ｄ）のヘリカルスキャンによう，ハイビジ
ョン信号等の映像と音声のデジタル信号を２チャンネμ
に分割して磁気テープ（５）に記録，再生するデジタル
テープレコーダに適用した場合を示す。

そして、記録時は映像，音声入力端子（６）　，　（７
）の映像信号，音声信号が，ローバスフィルタ（８）　
，　（９）で不要帯域が除去された後．Ａ／Ｄ変換器Ｑ
Ｏ　，　Ｑυでデジタル信号に変換されてメモリ（自）
に供給される。

サラに，メモリ０内で両デジタル信号が合或されるとと
もに，一定ビット長の各単位データ毎にバリテイ生或回
路０によって誤ｂ訂正符号として１一 のパリテイデータが形或される。

一方，各磁気ヘッド（４ａ）〜（４ｄ）は，例えば磁気
ヘッド（４ａ），　（４ｂ）が回転シリンダの半回転に
磁気テーグ（５）の連続する２トラックをスキャンし、
＆ｆｔＫヘッド（４ｃ），（４ｄ）が次の半回転に磁気
テープ（５）の次の連続する２トラックをスキャンする
ように，配置されている。

そして，回転シリンダの半回転毎に反転するヘッド切換
信号に基き，ヘッド切換えタイミングになると，メモリ
（自）の読出し制御及び同期信号発生回路α◆，アドレ
ス信号発生回路α均及びアンプル信号発生回路ａＱの信
号発生に基き．フレーム合或回路αカ，（財）が第９図
（切のフォーマットと同様の第２図の記録信号を同時に
形或する。

すなわち，両合或回路Ｑ７）　．　Ｑａｌは始端のグリ
アンプル部（Ｐｒ）のときに，同期信号発生回路ａΦ，
アドレス信号発生回路（至）の同期信号，アドレス信号
とアンプル信号発生回路＄Ｑ！のグリアンブノレ信号（
単一周波数信号）との時分割合戊によシ，同期信号とア
ドレス信号のみのフレーム構成の信号を１又は複数フレ
ーム形或する。

１た、プリアンプρ部（Ｐｒ）が終了すると，同期信号
発生回路α◆，アドレス信号発生回路Ｑ５の同期信号，
アドレス信号とメモリ＠から読出された信号との時分割
合或で同期信号，アドレス信号，単位データ，パリティ
ーデータのフレーム構成の信号を形戊する。

さらに，ポストアンプル部（｝’Ｏ）Ｋなると，プリア
ンプル信号と同一のアンプｐ信号発生回路αＱのポスト
アンプル信号のみを択選して出力する。

そして、フレーム合或回路αの，（自）で並列形或され
た２チャンネルの記録信号は，変調回路θり，（１）で
変調された後，記録アンプ＠ｌ）　，　Ｈを介して切換
回路のに供給され，この切換回路翰により，ヘッド切換
信号に同期して磁気ヘッド（４ａ），（４ｂ）又は（４
ｃ），（４ｄ）に供給される。

以降，前記と同様の動作がくシ返えされ、磁気テープ（
５）に第３図の各トラック（５）が記録形或される。

このとき、連続する各４トラック（５）′で１フイーノ
レドの映像，音声のデジタル信号が記録される。

１た、トラック（５）′の各フレーム（Ｆ）は第４図（
ａ）に示すように、先頭から順の同期信号，アドレス信
号のｎｌ　，　ｎ２ビットと残シのｎ８ビットとのＮビ
ットで形或される。

さらに，アドレス信号のｎ２ビットは第４図（ｂ）に示
すように，画像フレームの順序を示す１ビットのフレー
ムコードＫｓ　，画像フィールドの順序ヲ示す１ビット
のフィールドコードＫ２及び１フィールドの画像を構成
する４トラック中でのトラック順序ヲ示す２ビットのト
ラックコードＫｓ　，デジタル信号のフレーム順序を示
すｌビットのデジタルフレーム番号Ｋ４で構成される。

そして、フレームコードＫ＋が同期信号に最も近く、コ
ー｝ｊＫ＋〜Ｋ８の４ピットはトラック単位で変化する
。

つぎに、再生時は、磁気ヘッド（４ａ）〜（４ｄ）のヘ
リカルスキャンによって磁気テープ（５）の各トラック
（５）′が２トラックずつ再生されるとともに．ヘッド
切換信号に基く各磁気ヘッド（４ａ）〜（４ｄ）の再生
出力の選択によう，切換回路＠から再生アンプ（ハ），
（自）に、第８図（ｂ）　．　（Ｃ）の再生出力を合或
した再生信号と同様の２チャンネルの再生信号が供給さ
れる。

そして，再生アング（財），（至）を介した両再生信号
は．復調回路（ホ），＠で復調された後，同期検出手段
を形或する同期検出・データ分離回路（社），翰に供給
される。

この同期検出・データ分離回路（自），翰は、同一の回
路構成で形或されている。

そして．例えば同期検出・データ分９１８＠Ｊｕ＠は第
５図に示すように構成され、復調回路（至）の出力信号
がシフトレジスク（２８ａ）に供給される。

このとき、各フレームの同期信号Ｏｎ１ビットとアドレ
ス信号のコードＫｚ〜Ｋ４の４ビットの（ｎｔ＋４　）
ビットでビットパターン検出を行うため，シフトレジス
ク（２８ａ）の段数が（ｒｕ＋４）ビットに設定される
。

ソシて，シフトレジスタ（２８ａ）の（ｎｔ　＋　４）
ビットと一致検出回路（２８ｂ）に設定された（ｒｕ＋
４）ビットとが一致すると、一致検出回路（２８１））
からコントロール信号発生回路（　２８Ｃ　）に一致検
出パルスが供給される。

さらに、コントロール信号発生回路（２８ｃ）は，一致
検出パルスのタイミングを基準にしてデータ分離回路（
２８ｄ）　，アドレス処理回路（２８ｅ）を制御する。

この制御に基き，データ分離回路（２８ｄ）はプリアン
プル部（Ｐｒ）とポストアンプｐ部（Ｐｏ）との間の各
フレーム（Ｆ）の単位データを分離抽出して映像，音声
の別に後段のメモリ■に転送し、アドレス処理回路（　
２８ｅ　）はプリアンプμ部（Ｐｒ）を含む各フレーム
（Ｆ）のアドレス信号を分離抽出してその正誤判定及び
修正処理を施し、メモリ（７）の書込み等を制御する。

ところで，再生開始直後は再生信号が不安定で，しかも
、画像フレーム，画像フィールド．トラック順序が不定
であるため、アドレス信号のコードＫ＋−Ｋ４を同期信
号の検出に用いることができない。

そこで，再生開始直後はシステム制御回路（図示せず）
等からリセット端子（２８ｆ）を介して検出パターン長
制御回路（２８ｇ）にリセット信号が供給され，この制
御回路（２８ｇ）が初期リセットされる。

そして、初期リセットに基き検出パターン長制御回路（
２８ｇ）が一致検出回路（２８ｂ）を同期信号ｏｎ＋ビ
ットのパターン検出に制御し，この制御によりシフトレ
ジスタ（２８ａ）の下位又は上位のｎｌビットが同期信
号のｎ１ビットに一致したときに，一致検出回路（　２
８ｂ）が初期検出パルスを発生する。

そして、初期検出パルスに基〈アドレス処理回路（２８
ｅ）のアドレス信号が連続するようになる゜と、アドレ
ス処理回路（２８ｅ）から検出パターン長制御回路（　
２８ｇ）にセット信号が供給され，一致検出回路（　２
８ｂ）が前記の（ｒｕ　＋４）ビットのパターン検出に
制御される。

また、アドレス信号のコードＫ＋−Ｋ４がヘッドの切換
わり毎に変化するため，パターン長制御回路（２８ｇ）
は一致検出回路（　２ｇｂ）のコードＫ＋−Ｋ４に相当
する４ビットをヘッドの切換わりに同期して可変する。

そして、以降は同期信号とアドレス信号のコードＫ＋−
Ｋ４とを用いた（ｎ＋＋４）　　ビットのパターン検出
で各トラック（５）′の同期信号が検出されるため，各
トラック（５）′のデリアンプル部（Ｐｒ）の同期信号
の検出に基き，同期信号が早期に確実に検出されて毎ト
ラックの再生同′期が迅速かつ正確に確立される。

さらに，同期検出・データ分離回路＠，翰で分離抽出さ
れてメモリ■に書込筐れた２チャンネルの再生信号の映
像，音声のデータは、パリティーデータを用いた誤ｂ訂
正補間回路０υの誤り検出，訂正及び補間が施された後
，メモリω内でチャンネル合或等が施される。

そして，メモＩＪ（３ＱからＤ／Ａ変換器ｌ３２　，　
１３３！に再生された映像，音声のデジタル信号が供給
され、両変換器１３２１　，　ｔ３３１で再生映像信号
，再生音声信号が形或される。

さらに．Ｄ／Ａ変換器Ｇ匂の再生映像信号はローバスフ
ィルタ（３４）で不要帯域戊分が除去された後，出力イ
ンクフェース回路師を介して映像出力端子（至）に供給
される。

筐た、Ｄ／Ａ変換器關の再生音声信号はローバスフィル
タ０？）で不要帯域或分が除去された後、音声出力端子
０リに供給される。

そして．映像出力端子（至）の再生映像信号，音声出力
端子一冫の再生音声信号が例えばテレビジョン受像機に
供給され，映像，音声が再生される。

そして，前記実施例では，映像，音声のデジタル信号を
２チャンネルに分割して記録，再生する４ヘッドヘリカ
ルスキャン方式のデジタルテーデレコーダに適用したが
．種々のデジタル信１−Ｅ録，再生するヘリカルスキャ
ン方式のデジタルテーグレコーダに適用できるのは勿論
である。

オた、磁気ヘッドの個数及び同期信号，アドレス信号の
ビット数，信号フォーマット等は実施例に限定されるも
のではない。

サラに．ビットパターン検出のビット長が１ピット増え
る毎に誤検出率が１／２減少するため、検出に用いるア
ドレス信号のビット数が多くなる程，同期検出の信頼性
が向上し，同期信号とアドレス信号の全ビットを用いて
検出するときに，検出の信頼性が最も高くなる。

〔発明の効果〕

本発明は，以上説明したように構成されているため，以
下に記載する効果を奏する。

同期検出手段により，同期信号だけでなくアドレス信号
の一部又は全部を用いたビットパターン検出で同期信号
が検出される。

そのため，ビットパターン検出が同期信号のみを用いる
場合より多ピットで行われ、この場合，！ビット増加す
る毎に誤検出確率が１７２減少する。

しかも，アドレス信号の一部又は全部を利用してパター
ン検出のビット長を長くするため，信号フォーマットを
変える必要がない。

したがって、プリアンプル部等の各フレームの長さを変
えたりすることなく，毎トラックの同期信号の検出がプ
リアンプル部から行えるとともに検出の信頼性が著しく
向上し、プリアンプル部を用いた毎トラックの再生同期
の迅速な確立が従来よう確夾に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明のデジタルテープレコーダ
の１実施例を示し，第１図はブロック図、第２図はトラ
ックフォーマットの説明図．弟３図は磁気テープのトラ
ックパターンの説明図、第４図（ａ）　，　（ｂ）ハ１
フレーム，アドレス信号のビット構成の説明図，第５図
は第１図の一部の詳細なブロック図、第６図はデジタｐ
信号の記録，再生のフレームの説明図、第７図は２ヘッ
ドヘリ力ルスキャン方式のデジタルテーデレコーダのヘ
ッド配置の説明図、第８図（ａ）　〜（Ｃ）及び第９図
（ａ）　，　（ｂ）は従来例の再生説明用のタイミング
チャートである。 （４ａ）〜（４ｄ）・・・回転磁気ヘッド，（５）・・
・磁気テープ，（自），翰・・・同期検出・データ分離
回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報データを一定ビット長毎に区切つた単位デー
   タに同期信号、アドレス信号等を付加したフレーム構成
   で磁気テープにヘリカルスキャン方式で記録、再生する
   際、前記テープの各トラツクの始端のプリアンプル部に
   前記同期信号と前記アドレス信号のみのフレーム構成の
   信号を記録し、再生時に前記各トラツクの再生信号に含
   まれた前記同期信号の検出を基準にして毎トラツクの再
   生を行うデジタルテープレコーダにおいて、 再生時に前記同期信号と前記アドレス信号の一部又は全
   部との合成ピットパターンの検出に基き前記同期信号を
   検出する同期検出手段を備えたことを特徴とするデジタ
   ルテープレコーダ。