JPH0352085B2 - - Google Patents

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JPH0352085B2
JPH0352085B2 JP6800782A JP6800782A JPH0352085B2 JP H0352085 B2 JPH0352085 B2 JP H0352085B2 JP 6800782 A JP6800782 A JP 6800782A JP 6800782 A JP6800782 A JP 6800782A JP H0352085 B2 JPH0352085 B2 JP H0352085B2
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JP
Japan
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voltage
winding
power supply
control winding
control
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JP6800782A
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Eru Hyuuhesu Uiriamu
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Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0352085B2 publication Critical patent/JPH0352085B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/12Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac
    • G05F1/32Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using magnetic devices having a controllable degree of saturation as final control devices
    • G05F1/34Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using magnetic devices having a controllable degree of saturation as final control devices combined with discharge tubes or semiconductor devices
    • G05F1/38Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using magnetic devices having a controllable degree of saturation as final control devices combined with discharge tubes or semiconductor devices semiconductor devices only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <発明の技術分野> 本発明は、安定巻線LRのインダクタンスを制
御して出力電圧及び/又は電流を安定化する電源
装置に関する。
<従来技術とその問題点> 従来技術において、安定巻線LRのインダクタ
ンスは制御巻線Lcを流れる伝導電流Icによつて
調節される。前記制御巻線は同じ磁心に巻装され
ており、磁心の導磁率を変化させる。前記電流Ic
は一般に所定の出力電圧あるいは電流と実際値と
の差によつて制御される電流源から供給される。
安定巻線LRのインダクタンスを大きくする場合、
電流Icを小さくし、そしてヒステリシス曲線上の
傾斜の急な点に磁心をバイアスして安定巻線LR
の増分インダクタンスを大きくする。又安定巻線
LRのインダクタンスを小さくする場合、電流Icを
大きくしてヒステリシス曲線上の緩い傾斜点に磁
心をバイアスし、もつて安定巻線LRの増分イン
ダクタンスを小さくする。次にサーボループの利
得は、ヒステリシス曲線の動作点における傾斜に
比例する係数ΔLR/ΔIcを含む。そして動作状態
の両極端における傾斜と利得は20デシベル近くも
変化する。電源が線間電圧あるいは負荷の変動に
応答し得る周波数は、利得に比例するので、それ
は低い値から高い値にまで変化しうる。しかし特
定された電源の応答周波数は低い方の値である。
電源はしばしば安定巻線LRに脈動直流電流が
流れており、これが前記安定巻線と共通の磁心に
結合されている制御巻線Lcに影響を与える。こ
のように結合されたエネルギーは、その高いイン
ピーダンスのために電流Icを制御巻線に供給して
いる電流源では消散されない。したがつて、電流
通路として前記制御巻線Lcにコンデンサを並列
に接続する。最良の回路設計であつても、前記の
コンデンサと制御巻線Lcとの並列共振周波数は
非常に低く、そのために電源の特定された応答周
波数は低い値に制限される。又、従来の電源は、
他の問題点をかかえている。例えば、バイアス電
流Icの電流源は通常線形領域にバイアスされてい
るので、電力を消費し、そしてノイズ除去は慨し
て貧弱である。更に、特定の部分パラメータの変
化は、周波数応答特性を顕著に異ならせる原因に
なる。
<発明の目的> 従つて、本発明の目的は制御巻線への並列コン
デンサが不要で、制御回路の消費電力が小さく、
かつ制御ループの安定な安定化電源装置により、
前記の欠点を解消することである。
<発明の概要> 本発明の一実施例によれば、制御巻線に流れる
電流は駆動回路によつて制御され、該駆動回路は
所定の電流Icに比例する正味電圧×時間積の電圧
を制御巻線に印加する。前記制御巻線に印加され
る電圧はパルス的であつても、連続的であつても
よい。このような駆動回路を用いた場合の利得に
は、係数1/ωLcが含まれる。ここで、Lcは制
御巻線のインダクタンスである。Lcはまたヒス
テリシス曲線の傾斜によつて異なるので、利得係
数ΔLR/ΔIcの効果を相殺する。その結果、電源
の応答周波数は、動作状態の相異による影響を本
質的に受けない。
本発明の他の実施例によれば、安定巻線LR
経て出力変成器に結合された非安定パルス型直流
電圧源をもつ電源装置に適用される。また、変成
器に生ずる復調電圧あるいはそこを流れる電流と
制御信号との差に比例する電圧×時間積の電圧を
制御巻線Lcに印加するための手段が含まれてい
る。なお、前記制御信号は所定の出力電圧あるい
は出力電流と実際の出力電圧あるいは出力電流と
のそれぞれの差に対応する。故に、実際において
は2つのサーボループが形成され、そのうち内部
ループは制御巻線Lcに電圧を印加するための手
段に復調電圧あるいは復調電流を帰還させるため
の回路を含み、また、外部ループは制御信号を引
き出し、そして制御巻線に電圧を印加するための
手段に前記制御信号を供給するための回路を含
む。実際、外部ループは内部ループにより完全に
なる。すなわち内部ループを付加したことは、電
源のSN比を改善し、そしてたとえ内部ループの
ある構成部品の値が電源によつて変化したとして
も、周波数応答特性を本質的に同じにする。
前記回路において、制御巻線に印加される電圧
は、パルス的であつても連続的であつてもよい
が、もしパルス的に印加される場合、本発明の他
の実施例によれば、そのパルスを非安定値流電圧
のパルスと同期させることが望ましい。また、制
御巻線に電圧パルスを印加するためにパルス幅変
調器を使用してもよい。
制御巻線に印加される電圧は、低いインピーダ
ンスをもつ電圧源によつて供給することができる
ので、制御巻線に並列コンデンサを接続する必要
がない。これにより電源の特定された応答周波数
をより高くすることができる。
<発明の実施例> 第1図は従来のスイツチング型電源回路を示す
回路図である。図において、電力線によつて示さ
れるような交流電圧源2は、ダイオード4を経て
コンデンサ8と抵抗器6とから成るフイルタに接
続され、そしてコンデンサ8の非接地側端子に非
安定直流電圧がを生ずる。シヨツパ10、磁心c
上に巻装された安定巻線LR、および出力変成器
Tの一次巻線12は、前記コンデンサ8と直列に
接続され、そして一次巻線12にはシヨツパ10
の回路遮断周波数(例えば40kHz)で共振するよ
うにコンデンサ14が並列に接続される。変成器
Tの二次巻線16の両端はそれぞれダイオード1
8および18′を経て、コンデンサ22と抵抗器
20から成るフイルタに接続され、そして出力端
子24に直流電圧を生じる。前記二次巻線16の
中間タツプは接地点に接続される。
前記出力端子24と接地点との間には抵抗器2
6と28が直列に接続され、そして接続点Jにて
分圧されたモニタ電圧は電源の出力電圧と共に変
化する。前記モニタ電圧は抵抗器30を経て差動
増幅器U1の反転入力端に導かれる。前記差動増
幅器U1の反転入力端と出力端との間に接続され
たコンデンサ32により積分機能が達成される。
電源34の出力基準電圧VSは差動増幅器U1の非
反転入力端に印加され、該基準電圧VSと所定の
出力電圧との比は、接続点Jにおけるモニタ電圧
と出力端子24の実際の出力電圧との比に等し
い。前記基準電圧VSと接続点Jのモニタ電圧と
の実際の差は真の誤差電圧であるが、差動増幅器
U1に結合された積分回路の周波数ロールオフに
よつて制御電圧Vcに変えられる。
差動増幅器U2、NPNトランジスタ36及び抵
抗器38から成る電圧電流変換器において、差動
増幅器U2の非反転入力端は前記差動増幅器U1
出力端に、反転入力端はトランジスタ36のエミ
ツタに、そしてその出力端はトランジスタ36の
ベースにそれぞれ接続され、抵抗器38はトラン
ジスタ36のエミツタと接地点との間に接続され
る。トランジスタ36のコレクタは制御巻線Lc
を通つて適当な正の電位源に接続される。前記差
動増幅器U2の利得が十分高いと仮定すれば、そ
の両入力端の電位はいずれも制御電圧Vcとなり、
そして、もしトランジスタ36の電流利得β、す
なわちic/ibも高いならば、Vc/R38と等しい電
流Iがコレクタに流れる。コンデンサ40は制御
巻線Lcに並列接続され、そして該制御巻線Lcに
不可避的に流れるチヨツパ周波数のエネルギーの
消散する。それ故に、制御巻線Lcを流れる電流
Iの一部IcはVc/R38×(ω2LcC+1)となる。
ここで、ωは制御電圧Vcの角周波数、Cはコン
デンサ40のキヤパシタンス、そしてR38は抵抗
器38の抵抗値である。
第2図は第1図のサーボループの利得係数を示
すブロツク図である。図において、Aは差動増幅
器U1で達成される利得および減算を表わし、そ
して誤差信号ΔVEを発生する。Gcは積分効果に
よる周波数補償を表わし、そして制御信号ΔVc
を生ずる。1/R(ω2LcC+1)は前記制御信号
ΔVcのΔIcへの変換を示す。ΔLR/ΔIcは微係数
である。そして、GMはLRの変化を出力電圧に変
換する任意の電力網転送機能を表わしている。
ΔLR/ΔIcは異なる動作状態の下で異なる値をも
つため、サーボループの利得も変化する。たとえ
ば、線間電圧(ここでは電源2によつて供給され
るように示してある)がその最大値で且つ無負荷
であると仮定する。この状態の下で、出力端子に
おける非安定電圧は高くなり、その結果接続点J
の電圧は基準電圧VSより大きくなつて制御電流
Icを減少させる。
第3図のヒステリシス曲線に示したように磁心
Cの動作点は最大傾斜をもつ点P1にくる。第4
図に示したように安定巻線LRの増分インダクタ
ンスは最大値L1をもつので、チヨツパ周波数の
電圧は下がり、そして出力電圧を基準電圧VS
応じた値にまで減少させる。この状態の下では出
力電圧のどんな変化でも安定巻線LRのインダク
タンスに最大の変化をもたらすので、ループ利得
は第5図のG1に示したように最大になる。出力
電圧における微小変化の角周波数ωが増加する
と、差動増幅器U1の積分のため利得は減少する。
これは負荷インピーダンスとの有害な相互作用を
防ぐためである。角周波数ω1で利得は1以下に
なる。
制御巻線Lcとコンデンサ40との共振のため
利得はω2でピークになる。ピークが単位利得以
下で生ずることは非常に重要である。さもなけれ
ば、ピーク以上の角周波数は180度以上移相され
てループを振動させ、すべての制御が失われる。
最悪の状態すなわち線間電圧が最小で負荷が最
大の場合、接続点Jの電圧は低く、そして制御電
流Icを増加させ、第3図のヒステリシス曲線上の
傾斜が最小のP2点に動作点が移動する。この場
合の利得は第5図のG2に示したように減少する。
出力電圧の微小変化の角周波数が増加すると、利
得は減少し、電源の定格角周波数ω3で単位利得
の線と交差する。故に、電源が安定化できる角周
波数は、動作状態によつて非常に影響される。
第6図は本発明の一実施例による電源装置の回
路図で、第1図の回路素子と同一機能を具えたも
のにはこれと同一符号を付して示す。ダイオード
4によつて整流された非安定直流前圧は、チヨツ
パ回路10にて断続波に変換された後、安定巻線
LRおよび出力変成器Tの一次巻線12との直列
回路に供給される。前記一次巻線12に並列接続
されたコンデンサ14′は、チヨツパ回路10に
よつて供給されたパルスの高調波をバイパスする
と共に、該一次巻線12の両端間に本質的な正弦
波電圧を生ずる。ダイオード18および18′を
含む全波整流回路は、蓄積コンデンサ22に所定
の直流電圧を生じさせる。前記安定巻線LRと同
じ磁心c上に巻装された二分割の制御巻線LcA
よびLcBに流れる電流で、該安定巻線LRのインダ
クタンスを変化させることにより安定化が実現さ
れる。
外部サーボループを構成する帰還回路は、接続
点Jから差動増幅器U1を通り、そして内部サー
ボループの一方の入力端すなわち差動増幅器U3
の非反転入力端までの回路である。ここで、前記
内部サーボループは次のようなものである。差動
増幅器U3の出力端は限流抵抗器42を経てNPN
トランジスタ44のベースに接続される。前記ト
ランジスタ44のエミツタは接地点に接続され、
そしてコレクタは制御巻線の半分LcAを経て正の
電位源+Vccに接続される。制御巻線の他方の半
分LcBは同じ正の電位源+Vccと接地点との間で
ダイオード46と直列に接続される。制御巻線の
両半分LcAおよびLcBは前記安定巻線LRと同じ磁心
cと磁気的に結合され、そしてそれぞれ同じ極性
で巻装される。二次巻線16の一方の端子は
NPNトランジスタ52のベースに接続されたダ
イオード50のアノードに接続され、そして前記
二次巻線16に生じた正弦波電圧の変調に応じた
電圧をトランジスタ52に供給する。もし、前記
電圧波信号が十分な正弦波でない場合は、積分回
路(図示せず)を挿入すればよい。コンデンサ5
4は前記トランジスタ52のエミツタと接地点と
の間に接続され、そしてコレクタは正の電位源に
接続される。前記コンデンサ54は出力変成器T
の二次巻線16の上端における正弦波電圧のピー
ク値まで充電され、ついで抵抗器56を介して接
地点以下まべで放電され、そしてエミツタにラン
プ電圧VRを発生する。前記電圧VRはリード線5
8を経て内部ループの他方の入力端である差動増
幅器U3の反転入力端へ導入される。
次に第6図に示した電源装置の動作について
は、第7図の特性線図を用いて説明する。第7図
Aの信号波形はダイオード50に印加される二次
巻線16の電圧信号を示す。そして第7図Bは抵
抗器56を通してコンデンサ54の端子間電圧を
放電させたランプ電圧VRで、復調出力電圧を形
成する。前記制御電圧Vcおよび復調出力電圧VR
における変化は、制御巻線LcAやLcBに印加された
電圧に補償用の変化を与える。この特別な回路に
おいて、Vc>VRの場合、トランジスタ44は導
通して電圧Vccが一方の制御巻線LcAに供給され
る。
電源の出力端に負荷が接続されると、接続点J
の電圧は低下し、そして差動増幅器U1の出力に
おける制御電圧Vcは、第7図Bの実線Vcによつ
て示されるようにより正になると仮定する。特性
図Cの期間T1の間、電圧VRはVcより小さいの
で、差動増幅器U3の出力は高レベル状態となり、
その結果トランジスタ44は導通状態となる。こ
れは巻線LcAの外側端子を効果的に接地し、そし
て特性図Dに示したように巻線LcAの両端間に電
圧Vccを与える。そして特性図Eの実線61によ
つて示したように増加電流が前記巻線LcAに流れ
る。この増加電流は特性図Fに示したように他方
の巻線LcBの両端間に前記電圧Vccに等しい電圧
を誘起するが、その極性は巻線LcBの上に符号+
および−で示した通りであるから、ダイオード4
6のカソードは正となり導通できない。
ランプ電圧VRが特性図Cの期間T2に示すよう
に制御電圧Vcより大きい間、差動増幅器U3の出
力は低下し、そしてトランジスタ44がオフにな
る。期間T1の間、巻線LcAを流れる電流によつて
生じた磁場は減衰し始め、そして巻線LcAおよび
LcBの下に符号+および−によつて示された極性
の電圧が誘起される。トランジスタ44のオフに
より巻線LcAは回路から切離される。しかし、ダ
イオード46のカソード電圧は特性図Fに示した
ように接地電位に対して該ダイオードの電圧降下
分だけ十分負になるので、特性図Eの直線61に
よつて示したように期間T2の間減少電流がダイ
オード46に流れる。
期間T2の終りで電圧VRがVc以下に下がると、
トランジスタ44は再び導通状態となる。巻線
LcAの電流は、磁場の減衰のために実線61で示
したように前記巻線LcBの最後の電流値から増加
し始め、そして期間T3の間電圧Vccの付加的な
印加のために増加する。巻線LcAおよびLcBにおけ
る電流の急変により、巻線LRの磁心の動作点は
ヒステリシス曲線の傾斜の小さいところに移動し
て、巻線LRのインダクタンスを減少させ、そし
て出力電圧を増加させる。前記の電流急変の動作
はチヨツパ回路10の何サイクルもの間持続す
る。これらの期間中、接続点Jの電圧は漸増し、
そして制御電圧Vcを一点鎖線Vc′によつて示され
た値にまで下げる。そして前記電圧Vc′は回路に
損失がなければVRの平均値に等しくなる。この
状態の下で特性図DおよびFの一点鎖線によつて
示されるようにトランジスタ44およびダイオー
ド46はそれぞれ半サイクルずつ導通する。そし
て巻線LcAおよびLcBの正味の電圧×時間積は零で
ある。出力電圧が増加すると接続点Jの電圧が増
加し、電圧Vcを特性図Bの点線Vc″によつて示
したレベルにまで減少させる。そしてトランジス
タ44の導通時間を減少させると共に、制御巻線
LcAおよびLcBに印加される電圧の電圧×時間積を
減少させ、その結果巻線LRのインダクタンスを
増加させる。
上記の説明から明らかなように、差動増幅器
U1およびU3を含む電圧ランプ発生器は、パルス
幅変調器として動作することがわかる。かかるパ
ルス幅変調器は、出力変成器Tの二次巻線16の
検波出力電圧VRと制御電圧Vcとの差と共に変化
する正味電圧×時間積の電圧パルスをLcAのよう
な制御巻線に周期的に印加する。
第6図の電源安定化制御において、巻線LcA
印加された幅の変化する電圧矩形パルスは、チヨ
ツパ回路10によつて成されるチヨツピングと同
期される。パルス発生時間はいつVcとVRが交差
するかによつてわずかに変化するけれども、それ
ぞれはチヨツパ回路の特定のサイクルに関連して
いる。しかるに、チヨツパ周波数とは異なる周波
数をもち、そして二次巻線16の検波電圧VR
Vcとの差に依存した電圧×時間積の別々のパル
ス源を使用できるので、例えば、チヨツパとのう
なり周波数のような不要周波数を導入し得る。
第8図は第6図におけるサーボループの利得係
数を示すブロツク図である。これを第2図に示し
た従来のブロツク図と比較すれば、第8図にはパ
ルス幅変調器の伝達特性を表わす項Kを含み、そ
れは注目している周波数に亘つての純粋利得とし
て表わされることがわかる。この係数はランプ電
圧VRの傾斜に反比例する。より大きい振幅のラ
ンプ電圧は同じパルス幅変化を実現するためVc
のより大きい変化が要求される。第2図に示した
係数1/R(ω2LcC+1)が第8図で省略されて
いるのは、トランジスタ44およびダイオード4
6を含む電圧駆動回路のインピーダンスが低いの
で、第1図に示した並列コンデンサ40を必要と
しないからである。
第8図で重要なのは係数1/ωLcAである。第
4図に関して述べたように係数ΔLR/ΔIcは動作
点のヒステリシス曲線の傾斜に直接比例するの
で、追従される出力電圧の周波数は動作状態と共
に変化する。巻線LcAおよびLcBの値はヒステリシ
ス曲線の傾斜と同様に変化するので、ΔLR/ΔIc
の変化の効果は相殺され、利得対角周波数特性は
第5図の曲線60によつて示されたようになる。
第8図に示した2個のサーボループのうち、出
力変成器Tの二次巻線16からダイオード50
へ、そして差動増幅器U3の反転入力端に至るま
での帰還回路によつて形成された内部ループH2
そして接続点Jから差動増幅器U1へ、そして差
動増幅器U3の非反転入力端に至るまでの帰還回
路によつて形成された外部ループH1がそれぞれ
示されている。制御電圧Vcにどんな値が与えら
れても、前記内部ループH2は二次巻線16にお
ける出力電圧を安定化し、そして外部ループH1
は内部ループに印加された電圧Vcによつて端子
24の出力電圧を安定化する。発振動作を避ける
ために内部ループのスピードは外部ループのそれ
より大きくしてある。別の見方をすれば、内部ル
ープは媒体であり、そして外部ループはそれを通
して安定化するということである。
本実施例によれば、巻線Lcの励振用電力の消
費は最小である。トランジスタ44は完全にオン
か又はオフのどちらかであるから、スイツチン
グ・トランジスタ44の(VCE

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の(イ)及至(リ)より成る安定化電源装置。 (イ) 非安定電圧パルスを出力する出力端子を有す
    るパルス源10。 (ロ) 前記パルス源10の前記出力端子と交流・直
    流変換部T,22の入力端子間に接続された磁
    心に巻回された安定巻線LR。前記安定巻線の
    インダクタンスにより前記交流・直流変換部の
    前記入力端子での電圧パルスの振幅が定められ
    る。 (ハ) 前記交流・直流変換部の出力端子に接続され
    た負荷電圧の検出手段26,28,30。 (ニ) 基準電圧を発生する基準電源34。 (ホ) 前記交流・直流変換部の前記入力端子での前
    記電圧パルスを整流して電圧ランプを発生する
    ランプ電圧発生手段50,52,54,56。 (ヘ) 前記基準電圧と前記負荷電圧の差を増幅する
    誤差検出手段。30,32,U1。 (ト) 前記電圧ランプと前記誤差検出手段の出力と
    を比較し駆動パルスを発生する比較手段U3。 (チ) 前記インダクタンスを変えるため前記磁心に
    巻回された制御巻線LCA。 (リ) 前記制御巻線に直流電圧源VCCを前記駆動パ
    ルスに応答して印加するスイツチ手段42,4
    4。 2 前記磁心に第2の制御巻線LCBを巻回し、直
    流電源VCCとダイオード46の直列回路を該第2
    の制御巻線に並列接続したことを特徴とする特許
    請求項第1項記載の安定化電源装置。
JP6800782A 1981-04-24 1982-04-22 Stabilized power source device Granted JPS57182216A (en)

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