JPH0351654A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機の制御方法に係シ、％に回転数制御
圧縮機を用いた冷凍サイクルにおいて、高温風を早期に
吹出させる制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の高温風吹出しの制御法として、時開１１８６０−
２５５７５４号のように１室内側送風機の回転数と圧縮
機の回転数を変互にそれぞれ、増大、減少させて吹出空
気温度が基準温度になるように制御するとの記載がある
。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、高温風を得るために吐出圧力を含めた
制御に触れていない。即ち、吹出空気温度を最大限上昇
させるには、少なくとも吐出圧力を圧縮機許容値で運転
する必要があり、この点が考慮されていない。

本発明の目的は、高温風吹出運転において、運転開始時
は、室内送風機を低風量、圧縮機回転数を高速で運転し
て圧縮機の吐出圧力を短時間に上昇させ、該圧力が許容
限界値に違した後は送風機風量、圧縮機回転数を調節し
て吐出圧力を限界値一定に制御し、空気調和機が発輝で
きる最大限の高温風を短時間に吹出させ、且つ持続させ
るととくある。また、本発明の他の目的は、圧力センサ
、熱交換器温度検知サーミスタ、あるいは外気温度と室
内温度を用いて室内風量、圧縮機回転数を調節して吐出
圧力を一定に保つ制御方法を提供することＫある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、空気調和機の起動時、室内送風機を低速で
運転し、圧縮機を高速で運転して圧縮機の吐出圧力を急
速に上昇させ、同時に吐出圧力の変化を圧力センサー　
室内熱交換器温度感知サーミスタ等によシ測定し、吐出
圧力が目標値到達後は、目標値と実際の吐出圧力の差を
監視しながら、室内送風機の速度上昇、圧縮機回転数の
減速を行って吐出圧力を一定に保つととによシ達成でき
る。

また、熱交換器温度サーミスタを使用する場合は、空調
機起動時に、熱交換器温度が吐出圧力に対して遅れがあ
るため、運転時間に対して温度補正を行い、吐出圧力の
飽和温度を精度良く推定することにより、吐出圧力を一
定に制御するこができる＠ 〔作用〕 圧縮機の吐出圧力は、外気温度が一定の時、室内温度が
高くて室内送風量が少なく、圧縮機回転数が高い時ＩＩ
ｃ高圧となる０即ち、圧Ｍ根回転数が高いため、冷凍サ
イクル内の冷謀循環量が大きくなるが、室内風量が少な
いため室内空気温度との温度差を大きくして放熱すべく
、吐出圧力は上昇する◎しかも室内温度が高い時は更に
吐出圧力が上昇する。逆に、室内送風量を増して圧縮機
回転数を低速にすれば、吐出圧力は下降する。

従って、吐出圧力を一定とするには、室内送風量及び圧
縮機回転数を調節することによシ制御可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図から第５図によシ説明
する。第１図は冷凍サイクル構成図であり、１は回転数
制御圧縮機、２は冷房、＠房の冷媒流路を切換える四方
弁、５は室内、４は室外側の熱交換器、５は減圧装置、
６は圧縮機の回転数を制御するインバータ、７は圧縮機
の吐出圧力を感知する圧力センサ、８は室内、９は室外
側の送風機である。１０は制御回路であシ、圧力センサ
ーの信号を受けて、圧縮機回転数、室内送風量を調節す
る。

このよう忙構成された冷凍サイクルにおいて、圧縮機の
吐出圧力を一定に制御するためのブロック図を第２図、
フロー図を第３図に示す。

空気調和機は室内送風機を低速に、圧縮機を高速にして
運転を開始する。同時に圧力センナは圧縮機の吐出圧力
を感知し、圧力が目標値に近づくと、制御回路により、
必要室内風量、及び圧縮機回転数を決定し、決定量に制
御する。更に、冷凍サイクルの適正化遅れ、室温上昇を
考慮し、経過時間に対して連続的あるいは、間隔的に圧
力測定。

室内風量及び圧縮機回転数を制御し吐出圧力を一定に保
つ。

第４図、第５図は他の実施例であり、圧力センサーに変
えて、室内側熱交換器温度感知サーミスタを取付け、熱
交換器温度から吐出圧力を逆算する方法である。また、
空気調和機の起動時は熱交換器温度が吐出圧力の上昇に
対して遅れがあるため、圧縮機温度、外気温度を感知す
るサーミスタを取付け、運転時間に対して熱交換器温度
を補正する＠実際に運転した時の飽和温度に対する熱変
換器温度の時間変化を第５図に示す。圧縮機温度と外気
温度の差をパラメータとすると、差が大きい程、空調機
起動直後の熱交換器温度が飽和温度よシ低くなる。即ち
、圧縮機温度が高い程、冷凍サイクルが短時間に適正と
なるため、吐出圧力の上昇が早く、飽和温度と熱交換器
温度の差が大きくなる。そこで、（１）式に示すように
、熱交換器温度から飽和温度を運転時間、圧縮機温度、
外気温度によシ補正することにより、運転尚初から吐出
圧力を精度良〈推定できる。

第６図も他の実施例であり、圧縮機回転数、室内風量、
室内温度、外気温度を変えた時の吐出圧力を予め求め、
（２）弐に示すような目標吐出圧力を得る時の室内ｊｌ
Ｌｆ、圧縮機回転数を、空調機起動時から室内温度、外
気温度を感知しながら経過時間と共Ｅｌ１次設定し、吐
出圧力を一定に制御するものである。

以上のような制御構成により、空気調和機起動時は低風
量で圧縮機を高速で運転することにより、吐出圧力を短
時間に上昇させ、吐出圧力が目標値到達後は吐出圧力を
一定に保つことによプ、冷凍サイクルを最も高温風状態
にすることができる。

従って、測温風を短時間に吹出させるとともに、吹出温
度を最も高温とすることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、圧縮機の吐出圧力を一定に制御するこ
とにより、空気調和機の実現できる最も高温風を得られ
る他、少風量、圧縮機高速運転から起動するため、高温
風となる時間も早い。

また、吐出圧力を感知する方法として、サーミスタを使
用すれば、安価に吐出圧力を制御できる空気調和機が得
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の冷凍サイクル構成図、第２
図は吐出圧力を一定に制御するためのブロック図、第３
図は実施例のフロー図、第４図。 第５図、第６図は他の実施例の説明図である。 １・・・回転数制御圧縮機、５．４・・・熱交換器、６
・・・インバータ、７・・・圧力センサ、８・・・室内
送風機、１０・・・制御回路、１１，１２．１５・・・
温度検知す第ろの 第 Ｌ２１ ２Ｌ２］ ５Ｌ￥１ ８苛　間 （て） ６Ｌ￥１ 圧縮携国軒数（Ｎ） 兵陥颯回転ａ、（Ｎ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転数制御圧縮機、四方弁、熱交換器、減圧装置、
   送風機等から冷凍サイクルを構成する空気調和機におい
   て、圧縮機の吐出圧力を圧縮機回転数、及び室内送風量
   の調節により、一定に制御することを特徴とする空気調
   和機の制御方法。