JPH0351574Y2 - - Google Patents

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JPH0351574Y2
JPH0351574Y2 JP6770888U JP6770888U JPH0351574Y2 JP H0351574 Y2 JPH0351574 Y2 JP H0351574Y2 JP 6770888 U JP6770888 U JP 6770888U JP 6770888 U JP6770888 U JP 6770888U JP H0351574 Y2 JPH0351574 Y2 JP H0351574Y2
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stopper
rotor
valve
pin
control valve
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は冷却器に用いられる冷媒のような流体の
流量を正確に規正するようにした電動流量制御弁
に関する。
[従来の技術] 従来、この種流量制御弁には第4図に示す実開
昭58−118372号のようなものがあつた。図中で1
は冷媒の流入口、2は流出口である。ステーター
コイル3への通電により、ロータマグネツト4を
回転し、このロータマグネツト4の軸の一部分に
ねじ切りした弁棒5を固定ガイド6の雌ねじに螺
合する事により、弁棒5を上、下動させ、弁棒5
の先端の弁体7を弁座8に対して、接離させ流体
の流量を制御していた。
この弁棒5の動きの上下限を設定するため、弁
棒5にピン9を取付け、このピンに対応するスト
ツパ10を固定ガイド6に取付けていた。
しかし弁棒5にピン9を取付たり固定ガイド6
の円周に添つてに多数個の穴11をあけ、その何
れかを選んでストツパを取付けるなど、加工が複
雑であつた。
このため第5図に示すような構造の電動流量制
御弁が用いられるようになつた。第5図中第4図
と同一符号のものは同一のものであることを示
し、高圧の流体、例えば冷媒は流入口1から入り
弁体7で絞られ流出口2より流出する。
弁本体12には非磁性の薄鋼板で作られた筒状
のキヤン13が固定され、この外周にはステータ
コイル3を設置してある。キヤン13の内側には
筒状のロータマグネツトとスリーブからなるロー
タ15が設けられ、ロータ15とステータコイル
3でステツピングモータを構成しステータコイル
3に与えるパルス信号に応じてロータ15は回動
するようになつている。
ロータ15の内周には雌ねじが切られ、固定ガ
イド17に切られた雄ねじと螺合し、一方固定ガ
イド17の下部は弁本体12に固定されている。
弁棒5の上端はロータ15の中心部の孔に嵌合さ
れ例えばCリング18で係止し、かつばね19で
下方に押圧されている。
弁棒5の先端の弁体7は弁座20に対向し、弁
棒5の上下運動により冷媒流量を調整するように
なついる。
ロータ15には上側ピン21と下側ピン22が
例えばねじで取付けてある。一方キヤン13には
上側ストツパ23が溶接などで取付けられ、ロー
タ15が回転し弁棒5が上限に達したとき、即ち
弁体7の全開点で弁座口14に対し全開したとき
には、上側ピン21が上側ストツパ23に当りロ
ータ15が停止して上限を規正している。
同様に弁棒5が下限に達したとき、即ち弁体7
の全閉点で弁座口14を全閉したときには弁本体
12に取付けた下側ストツパ24に下側ピン22
が当たり、ロータ15が停止して下限を規正して
いる。
[考案が解決しようとする課題] 而しながらキヤン13は非磁性の薄鋼板で作ら
れており、キヤン内の圧力が変動するためキヤン
頂部27近傍は上、下に寸法変化する。
特に全開点に動かすときは、空調機(ヒートポ
ンプエアコン)のデフロスト(除霜)時などで、
このとき(除霜時)にはキヤン内圧力は例えば5
←→20Kg/cm2Gのように大きく変化する。そのた
めキヤンの頂部27部分は寸法変化が甚しく圧力
の加はらないときより0.1〜0.3mmふくらみ、図中
の寸法+△が変化する。ここではピン21
の上端面とストツパ23の下端面間の距離、△
はピン21がストツパ23に当つたときのストツ
パ23の下端面とピン21の上端面間の距離であ
る。通常△はPを固定ガイド17のねじピツチ
とすると、△=P−(0.2〜0.4mm)にとる。そ
のため△は0以下になる場合が生ずる。△が
0以下になると、ピン21はストツパ23に当ら
ず脱走し、上限を越え全開点の規正が出来ない。
[課題を解決するための手段] 本案は上記欠点を解決するためになされたもの
で、本案によれば空調機の除霜時などのようにキ
ヤン内圧力が大幅に変化しても弁体の全開点に達
したとき、上限で確実にロータを停止し全開点を
規正することのできる電動流量制御弁を提供する
ことを目的とする。
キヤンの内側上部に制御弁の全開点で、ロータ
の回転を制限する上側ストツパを設けたストツパ
受けを取付け ストツパ受けには、ストツパ受けとキヤンとの
間に出来た空間に連通する均圧穴を設けると共に ロータの上部にピンを取付け、制御弁の全開時
にピンをストツパに当てて、弁の開度を制限する
ようにしたものである。
[作用] このように均圧穴があるため、ストツパを取付
けたストツパの上、下面は常にキヤン内圧力と同
じになるため、キヤン内圧力が変化しても、上側
ストツパの下端面の位置は変化せず設定された全
開点でピンはストツパに確実に当つて全開点は規
正される。
[実施例] 以下本考案を第1図に示す一実施例に基づいて
説明する。
第1図は電動流量制御弁の縦断面を示し第4
図、第5図と同一符号のものは同一のものである
ことを表わす。
ストツパ受け24は円筒の上面の一部にプレス
などにより窪み24aをつけ、この窪み部分に均
圧孔25を設けたもので、上側ストツパ23をカ
シメ付けなどによつて取付ける。
この上側ストツパ付きのストツパ受け24をキ
ヤン13の上部に圧入、溶接などによつてキヤン
13の側面部に固定する。
冷媒流入口1に加わる冷媒圧力は弁棒5とロー
タ15の間隙や固定ガイド17のねじ部とロータ
15のねじ部の間隙を通つてキヤン13内に伝達
される。
キヤン内に圧力変動があると、その変動に応じ
てキヤン13の頂部27近傍では変形する。
しかし本考案ではストツパ受け24に均圧孔
25を設けてあるので、キヤン内圧力は均圧孔
25を通してストツパ受け24の上面では下方に
作用する。一方下面には上方に作用し、これら上
下面では常に平衝しているので、キヤン内圧力が
大幅に変動してもストツパ受け24は変形するこ
とはない。
またストツパ受け24は圧入、溶接などによつ
てキヤン13の側面部で支持されるので、圧力変
動があつてもストツパ受け23の位置は変化する
ことはない。
従つてストツパ受け24に取付けた上側ストツ
パ23の端面の位置も変化することはない。
このためたとえ大幅な圧力変動があつても弁体
7の全開点、即ち上限は確実に一定に保たれる。
上記説明ではストツパ受け24は円筒形のもの
としたが、第2図(aは側面図、bは平面図)の
ように中央部のみを残し端面を切取つたものとす
れば均圧孔25を特別に設けなくても同様の効果
が得られる。
第3図a,b,cはストツパ受け24のさらに
他の実施例を示し、それぞれ正面図、平面図、側
面図で円筒形のストツパ受け24の周円部に凹部
25aを設けると共に窪み24aにも凹部25b
を設けてこれらがキヤン13に取付けた時窪み2
4a部と連通するようにしたもので第1図のもの
と同様の効果が得られる。
なお窪み部25aは2個処の例を示したが、こ
れは何個処でもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案の電動流量制御弁に
よれば流量制御や外乱などによる冷媒圧力変動や
除霜時などにおける大幅な冷媒圧力変動があつて
も弁体、即ち制御弁の全開点である上限は確実に
一定に保たれ、特に固定ガイドのねじピッチを小
さくして弁体による流量を微細に調整し得るよう
にしたものでも上限は確実に一定に保たれその効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案電動流量制御弁の縦断面図、第2
図a,bはストツパ受けの他の実施例の側面図及
び平面図、第3図a,b,cはストツパ受けのさ
らに他の実施例の正面図、平面図及び側面図、第
4図は従来の電動流量制御弁の縦断面図で第5図
は同じく従来の他の電動流量制御弁の縦断面図で
ある。 3……ステータ、7……弁本体、13……キヤ
ン、15……ロータ、21……上側ピン、23…
…上側ストツパ、24……ストツパ受け。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤンの内側にステツピングモータのロータを
    設け、このロータには弁が取付けられ、キヤンの
    外側にはステツピングモータのステータが設けら
    れており、ステツピングモータによつて弁を開閉
    して流量を制御するようにしたものにおいて キヤンの内側上部に制御弁の全開点でロータの
    回転を制限するストツパを設けたストツパ受けを
    キヤン上部との間に空隙を有する如く取付けスト
    ツパ受けはキヤン内圧力の影響を受けないよう上
    面と下面とを連通させると共に ロータの上部にピンを取付け、制御弁の全開時
    にピンをストツパに当てて、弁の開度を制限する
    ようにした電動流量制御弁。
JP6770888U 1988-05-23 1988-05-23 Expired JPH0351574Y2 (ja)

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JP6770888U JPH0351574Y2 (ja) 1988-05-23 1988-05-23

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JP6770888U JPH0351574Y2 (ja) 1988-05-23 1988-05-23

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JPH01169677U JPH01169677U (ja) 1989-11-30
JPH0351574Y2 true JPH0351574Y2 (ja) 1991-11-06

Family

ID=31293067

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