JPH03505286A - 麻酔用注射装置 - Google Patents

麻酔用注射装置

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JPH03505286A JP63504815A JP50481588A JPH03505286A JP H03505286 A JPH03505286 A JP H03505286A JP 63504815 A JP63504815 A JP 63504815A JP 50481588 A JP50481588 A JP 50481588A JP H03505286 A JPH03505286 A JP H03505286A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 麻酔用注射装置およびその方法 本発明は、吸引皮下注射装置及びその方法に関するもので、特に歯科において麻 酔薬を安全にかつ痛くないように注射できる吸引皮下注射装置及びその方法に関 するものである。
え及二旦1 ・ 約100年前、抜歯や、歯を削ったり歯に埋め込んだりする際の耐え難い痛みは 、部分的な麻酔を施すことにより除去された。しかしながら、この場合でも小さ いがしばしば耐え難い痛みが残る。これは注射器による注射そのものによるもの である。
この痛みを取り除くための全ての実験は未だに成功していない。
上腕部の柔らかい肉の組織内等の狭い範囲においては、鋭い注射針は特に痛みな く差し込むことができ、このような狭い範囲では厳しい痛みを救うことができる 。しかしながら、歯へ神経を運ぶ骨を支持する柔らかい顎の肉や口の肉に中空の 針を差し込むときの痛みはかなりのものであり、これらは複合したものである。
このような痛みは、針が最初に硬い組織を貫通したときに感じられ、その後針の 先端が組織切り裂く際に感じられる。しばしば、中空の針において動く針が骨が 入る歯の小さな核を切るとき痛みは拡大する。蒲みは、針が骨の膜を削った際に 感じられる。さらに、注射に1つ注入された液体が肉を引き裂き拡張することに より一層大きな痛みが感じられる。特に、体中で一番繊細な部分のひとつである 骨から離れた内部組織において、麻酔薬の吸収と麻痺が起こる前においてである 。さらに、痛みはもし歯医者かまたは患者かもしくは両方が研究をしていない場 合、固定した針の外傷により感じられる。
皮下の麻酔注入、特に歯科における現在の技術は、科学的な再現性のある方法と いうよりむしろ行う人の技術及び運によりうまくいくか否かが決定されるといっ た状態である。これに用いられる道具は、不体裁な物であり、操作に対して不適 応である。したがって、歯科における部分的な麻酔処理は、歯医者及び患者にと って好ましくないものである。
本発明は、歯科において最も困難であり、痛いと考えられているの口蓋、下顎、 インターリガメンタリ(interligamentary)、前上顎に対する 全てのタイプの皮下麻酔注射の箔みを排除することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、工業的に滅菌され、組み立てられ、シールされ、工場から 患者までの間で雑菌が繁殖しない皮下注射器を提供することである。
さらに、本発明の目的としては、歯科用の注射器てに用いることができる一般的 な皮下注射器であり、これは簡単にかつ不快感なく使用でき、さらに良好な歯科 技術の特徴を歯科医に提供するものである。
さらにまた、本発明は局部麻酔注射装置を提供およびその方法であって、歯科医 が行う麻酔の方法が要求する全てを容易化するものである。
また本発明のその他の目的としては、使い捨ての予め満たされた薬瓶を用いる吸 引皮下注射装置であり、吸引のテスト回路が確立されたものである。
本発明にありでは、中空の皮下注射用針と、この針を移動させるためのハンドル 部と、麻酔液源とからなり、針先から麻酔薬を流出するための回路と、針先が動 脈もしくは静服中に位置した場合に血液を吸入する回路とを有する麻酔薬送達手 段と、麻酔薬の流量は、第1段階が1分間に0.25〜1.0ccであり、第2 段階が1分間に2.0cc以上であるように選択することができる前記麻酔薬を 流出する回路と連結された流出流量制御手段と、上記第1段階は、小量の麻酔薬 が浸透している間に組織内へ針を侵入させ、第2段階は針の侵入後であるように 選択する選択手段と、注入中または前記第2段階前に少なくとも1度前記吸入す る回路を用いる安全手段とを有する麻酔注射装置により上記目的を達成するよう にした。
以下、本発明について詳しく説明する。
神経は、大きな幹や束として頭脳から存在する。樹木のように、多くの神経は、 枝分かれして小さな束となる。この枝分かれは、独立した線維まで続き、そして 体内の全ての細胞の周囲もしくは内部にひろがる。マイクロスコープのレベルに おいて、各々の神経線維は端部と端部を配列した神経細胞からなるものであり、 これらの端部はシナプスにより連絡されている。刺激が神経の端部に与えられた とき、電気的なインパルスもしくは信号が神経細胞から神経細胞へ伝達され、各 シナプスを介して頭脳に至り再生される。頭脳では、それを暑いとか冷たいとか 痛いとかに翻訳する。局部麻酔液が神経に与えられたとき、それは神経の伝達を 妨害する0頭脳は、麻酔薬により影響された部分からの感覚情報を受は取らない 、これは、麻酔薬が神経の一部に接触した場合、瞬時に神経が活動しなくなるた めと解されている。
歯科医における注射の目的は、歯を受持ちその痛みの感覚を構成する神経の束に 対するものである。これらの神経の束は、頭脳から顎の骨を通じて歯や歯肉へつ ながっている。例えば、上顎のような多孔質状の骨においては、麻酔は歯に近接 した骨の表面の外側に処置することができる。麻酔の溶液は、多孔質の骨に吸収 され、歯の神経にしみこむ。他の例としては、下顎のように骨の密度が高い場合 は、歯医者は、顎に入る前の神経を止めるか、もしくは骨と歯のルートとの間の じん帯の部分に麻酔をかけるかのいずれかの方法が採られる。
すべての場合、種々の組織を通過して麻酔の溶液が達して神経の束におけるその 神経線維を無力化するまでには一定の時間がかかる。注射を行っている間、注射 針の位置では生きた神経の末端を有する組織を切断している。空洞の針の先端は 、組織の核を切断する。また、注射された麻酔溶液は、組織を切り裂き広げる。
さらに針は1間違い等により組織に対して横に動くことがある。いずれの場合も 、患者における神経が麻痺される前に、痛み関連する成分となる。
本発明は、痛みを認める前に針の通過位置または注射の位置で神経を無力化する 手段を提供するものである。針は安定した軌道により支えられ、予め定められた ゆっくりとした速度、例えば6 mn+/seeを越えない速度で前進して組織 を通過する。そして、麻酔溶液を一分間に0.25〜1.0ccの範囲のゆっく りした一定の速度で流す。それは、麻酔溶液の入った動く針の周囲に対してであ る。同時に、注射針の胴体に継続的に加圧する効果により、組織の核は、動く針 によって切り裂かれることはない。神経の無効性は瞬時であるので、針の侵入は 痛みとして感じない。
針が骨に到達した時、一定で痛みの無い麻酔の流れが継続していたならば、組織 の拡張の前に組織の麻痺が起こる。一度周囲の組織が無感覚になった場合、流速 は、蒲みの無い処理を促進させるため上げられる。
本発明の一実施例である器具は、低い慣性の針と麻酔のバイアルに続く柔軟性の ある導管により接続された、もしくはそれ自身内部に麻酔のバイアルを含む細長 いハンドル部の組立品を有する。これは、滅菌され処理された注射器、針の動き および設置の位置に関連した安定手段、 少なくとも逆流を防止するか、もしく は制御された速度で極めて小量の麻酔液を排出または速いスピードでの排出かを 選択し多量の麻酔液を排出することができるポンプ手段を有する。
針の組立部品は、細い鉛筆のグリップのようなハンドルを含むことができる。骨 に極めて近接した位置を感覚で探知しデリケートに針を差し込むために治療者の 親指または人差指が用いられ、他の指は針を歯のような固定した部分に安定させ る。下顎の注射の場合、下側の顎の骨の上昇する突起部(ramus)に、口の 側面から深く注射する。そしてそれは、低い歯を受は持つ内部の神経の大きな束 への骨の小さな窓を捜す。ハンドルは下顎に固定することができる。歯医者の指 もしくは噛み込みブロックにより、このような1分間以上かかる多量(約2cc )の注射を行う疲労から歯医者を救う、針は軸方向に、ユニットを指で保持する ことによる繊細さのロスなく制御可能な距離を直接動くことができる。もし、必 要であれば可動な圧力パッド、注射針のガイド、針先の保護等は注射器に予め取 り付けて用いることができる。注射針はこれらにより組織内に動き、もしくは手 動で動くことができる。針を露出させて注射が要求される場合も対応できる。
逆流を防止するか、もしくはこのましくは極めて小量の麻酔液を注射針の先から 出すための注射針における加圧を持続することは、注射の初期において重要であ る。もし、従来の親指で押し込む注射器を用いて、歯医者に判らないほど針先か ら低い流速を保つかもしく仲加圧をしつつ注射を行うことは不可能でなくとも困 難である0本発明によれば、初期の流速である1分間に0.25から1.0cc であり、これは1秒間に約0,5から1.5滴(30ゲージの針の場合)に相当 する量は、注射の開始時に遅れることなく開始される。これは、注射を行う手の 部分から液体のポンプ機能を分離することにより最もよく成し遂げられる0足で 制御されるモータを用いるものは、ポンプのスピードや流速が変化する場合一つ の実施例であり、麻酔のポンプの動きが流速が速くなりだとき動扉や静脈に針が 侵入しないことを決定するための本質的なテストを行うためのものである。ポン プの動きは、患者の血圧以下に制御された間隔で変化させることができる。
一時的に、もしくは自動的に各々の注射において一回かもしくは複数回、固定さ れた位置において多量の注入が開始される亘前に行われる。  これはにより、 間違って翻訳や静脈に注射針の先が侵入した場合、注射器の見える位置に血液が 逆流し判断が可能となる。
本発明の好ましい実施例において、皮下注射器が、そのピストンを含む予め満た された麻酔薬を有するバイアルを用いる場合、押したり引いたりする注射器の駆 動部によるピストンに対する動きは、要求されるバイアル上の反発する力を越え るものであり、押し引きのための連結において、ピストンと共に駆動部に加わる 力を越えるものである。
皮下注射における痛みのもとは、長い間それを痛みを認めるを防止するための逆 流をおこない、少なくとも最初の麻痺まで不確定なゆっくりとした注入速度によ りなされる。旧式の注射器は、これをするすべてを備えている。皮下または静脈 注射器は、重く本質的で達成できない荷物を歯医者に課す。もしいして、医者は 針を指により正確に保持することができない。
これは、本発明によってなされる、低い流速を一定に保つことを達成することが できない。
米国特許No、I、046.]66は、麻酔薬のポンプと針を侵入させる機能と の分離を、液体のポンプのために足を用いることにより、示唆している。それは 、 「歯の象牙質に液体を押し付けるため」の親指によりなされる圧力を越える 圧力を達成するが、低い慣性力や、低い正確にコントロールされた流れや、針の 侵入と麻酔薬の予備的な投与との調和などはない。
米国特許No、3,496,937は、鉛筆状のグリップの利点や、大きさや重 さはおおきくなるが少なくとも部分的に親指を軸方向の押し込みによるポンピン グから開放する利点について開示されている。しかし、部分的な組織よりむしろ 側照や静尿中に直接針が侵入する故意でなくまた危険をためす逆流や吸引サイク ルを達成する方法に欠けている。弾性的(エラストマー的)な容器中に蓄えられ たエネルギーもまた、最大の圧力や流れが当初から起こり減少していく。これは 、本発明において要求されるものと反対の物である。米国特許No、966.1 28は、動力を有する注射器が開示されている。これには、歯科医がボンビング カを提供することから開放されるために歯科医用の旋盤の回転自在のシャフトに より関連されるものを採用している。それは、針の侵入に伴ってなされる正確に 低く制御された流速が確立された装置もしくは方法は開示されていない。また、 高低の圧力の選択についても示唆なされていない。全体的にみて、従来技術は全 てのタイプの注射のために有効であり、安全で、さらに繰り返しても痛みの無い 皮下麻酔方法を♀テう方法や装置の組合せについては開示していない。
l至至塁! 第1A図および第1b図は歯科における麻酔の一態様に対応するように本発明の 方法を示す拡大断面図、第2A図および第2b図は、内部じん帯の歯科的麻酔注 射に対応するように本発明を示す拡大断面図、第3図は、本発明における麻酔薬 の流量と時間の関係を示すグラフ、第4図は本発明に用いられる拡張された無菌 の予め麻酔薬が満たされた注射器を示す断面図、第5図6図は、他の実施例を示 す概略図、第7A図は針を動かす部分と、麻酔液のバイアルと後部の駆動部分と を含む3つの部分からなる吸引皮下注射器を示す分解断面図、第7B図は前部に 麻酔薬のバイアルを挿入した状態を示す断面図、第7C図は駆動部のプランジャ ーが麻酔薬のバイアルにおける部分と連結した注射器の前後の部分を連結させた 状態を示す断面図、第7D図は麻酔薬のバイアルの前方の端部は中空の針と連結 され、皮下注射器が完全に組み立てられた状態を示す断面図、第7E図は第7D 図のE−E矢視断面図、第7F図は第7D図のF−F矢視断面図、第8図は遠方 から第7A−7E図に示す皮下注射器を操作するために特に採用しだ液圧システ ムの概略図、第9A図は従来の吸引皮下注射器に本発明の特徴を具体化した注射 器の三つの部分を示す分解断面図、第9B図は麻酔薬のバイアルにおいてピスト ンに動力部を連結して部分的に組み立てた皮下注射器を示す断面図、第9C図は 第9A図に示す注射器を完全に組み立てた状態を示す断面図、第9D図は本発明 の他の実施例を示す第9A−9C図の皮下注射器の組み立てた状態における前部 を示す断面図である。
及亙立 本発明の方法は、第】図から第3図に示されている。第1A図および第1B図は 、皮下注射器10の中空の針が、図示略の歯が収納されておりかつ骨Tが包まれ ている歯肉の柔らかい部分子に侵入した状態を示すものである。 組織内におけ る針の侵入部分の前方は、麻酔薬に針の先端に現れた小さな液滴ポイントが動か され、満たされている。麻酔薬の流速は、後述する装置により1分間に0.25 から1.0ccに針を通してすでに確立されている。針は好ましくは1秒間に6 u+mを越えない速さで組織を突き刺した場合、挿入を行った針の移動の針先の 後方が痛まないように針の前に麻酔薬は連続的に針先から供給される。針先がそ の目的である骨に到達した場合、麻酔薬の低い連続的な流量は、骨と柔らかい内 向に麻酔薬の侵入すべき組織の領イであるブルーム(plume)llaを連続 して形作る。注射のこの部分は、 「中間部(jnter+5ediate)j  と呼ばれる一第3図に示すように、この中間部を形成する極めて遅い麻酔薬の 投入の時期である最初の期間は、8から20秒の間として時間−速度のグラフに 示されている。これは、注射の位置や、患者の要求に依存するものである。
麻酔薬の低流量の注入期間である8かも20秒間が経過した後、囲まれた部分は 麻痺させるのに要求される量である1分間に2〜4ccの流速に歯医者が増加さ せることを可能とする。
このような高い流速の麻酔薬の圧力は、組織を拡大させたり引き裂いたりするた め通常痛みを伴うものであるが、このように予め麻酔されている場合は何も感じ ない。高流量の注射が開始される前には、患者の静態に関する負の圧力は、針先 において注射器内に液体が逆流し、この際注射器内に血液が存在することは、歯 医者に針先が静照もしくは動脈内に侵入していることを示し、針先の位置を変更 する必要性を表示することが確立されている。第3図に示すように負の圧力の期 間は、2〜3秒である。逆流もしくは吸入の液体は、注射針や注射器の見える位 置を満たす程度の極めて小量である。
麻酔薬の高流量の圧力は、もし必要であれば、2から20秒間継続することがで きる。この期間は注射の性格により左右されるものである。例えば、下顎のアヤ ンデイングラムス(asce−ndingramus)の顎に対する注射の場合 は、下顎の部位深くに注射し通常2ccが必要とされ、そして最大の時間が必要 とされる。
流量の値の変化の推移のための時間において、その上限は針先における組織が骨 から引き裂かれた吸収されない麻酔液の量を除いた麻酔薬を吸収する部位の能力 により左右される。
第2A、2B図は、インターリガメンタリ−(interligamen−ta ry)として知られる注射の状態を示すものであり、この注射は通常困難であり 痛みを伴うものである。麻酔は高圧で行われ、歯の根の先端から歯に侵入する神 経へ、歯の根と骨の間のしん帯部分(1l b)を通して行われる物である。注 射の部位は、針先から1分間に0.25〜1.0CCの間の低い連続した流量を 用いたインターメディエイト(intermed 1ate)が準備されている 。針は侵入し、そしてその後予備的な麻痺を達成するため、8〜20秒間骨に対 してなされる(第2A図参照)、そして、針は第2B図に示す位置におかれ、吸 入の後、1分間に2cc〜4ccの高流量の注射は、歯の周囲のしん帯空間(l lb)へ、神経Nを麻酔するように注射がなされることが確立されている。これ は、歯医者が麻酔の最も少ない処置のため、個別に歯を麻酔することを可能とし ている。この注射方法を達成するために必要な圧力や流量を提供するための装置 を以下に説明する。
第4図には、拡張することができる部分の組立状態が記載されており、これには 麻酔の一回の注射のための滅菌した部材と、第5図及び第6図に示される機器と の連結状態を示す物である。
この部材は、好ましくは22または30ゲージの中空針13の一方の端部に連結 したハンドルまたはハンド部材12を含むものであり、格納式の透明な鞘14と 、一方の端部がこれに連結する柔軟性があり、耐破壊性および耐クリープ性に優 れるチューブ15が含まれている。ハンド部材12は、透明なプラスチックで形 成されており、中心孔12aと、周囲が20から50mmで8から18ccのレ ンジであることが好ましい。
チューブの他端は、麻酔薬のバイアルと連結されており、このバイアルはガラス からなる従来の形状をなし、充填された2CCの麻酔薬を密閉する可動のゴム製 のピストン16aが取り付けられている。バイアルは、透明なプラスチックの容 器17に収納されており、可動のキャップ18にてシールされている。
この容器は、弾性を有するリブ19を有しており、これは、第5図および第6図 に示すポンプ装置と連結するためのものである。
麻酔薬の最初の充填は、もし必要であればチューブ15およびハンド部材の中心 孔12aと中空の針を用いて満たすことができる。鞘14とキャップ18で、全 体の組立は工場に置ける滅菌が可能となり、さらに患者の前で開封することがで きるように袋内に密封することができ、さらに使用後は廃棄することができる。
鞘14は、穴開は用の膜14aその一端にか設けられている。それは、ハンド部 材を滑り下りることができ、針の三種類の異なる長さをさらすことができる。第 1の位置は、インターリグメンタリ(interli(mentary)注射に 最適な長さであり、第2の位置は上顎(taxi−11ary)の注射、第3の 位置は下顎(mandibular)の注射に最適比ある。もし必要であれば、 マーク12bをハンド部材12上荷形成することができ、このマーク12bは、 上記三種類の位置を示すものである。この穴開は用膜14aにより異なる位置で 針が安定するのである。
第5図には、柔軟性のあるチューブ15が届く範囲で、患者の位置から遠隔操作 できる位置で、第4図に示す組み立てられたバイアル部材16を受けるポンプ装 置が記載されている。ガラスのバイアル16のためのプラスチック類の保護容器 17は、連結部材18により連結されている。支持部材2oとの関連で、リブ1 9は容器とバイアルとの軸方向動きを押さえる。モータ及びモータのハウジング (図示路)の一部である支持部材20は、開口部21を有し、この開口部21に はチューブ状のピストンロッド22が貫通している。このピストンロッド22の 一端は、バイアル16のゴム状のピストン16aと連結している。
ピストンの端部に通常形成されるパーブトチップ(barbed tip)22 aは、ゴム状のピストンに挿入する。吸入が要求されたときに、わずかにピスト ンを戻すことができるように挿入されたものである。ピストンロッドは、その内 部で可逆的な回転が可能なステップモータ24とドライブスクリュー23とを連 結し、受けることにより処理されている。ピストンロッド22は、支持壁20に 対して軸方向に慴動可能とされており、支持上のキー20aによって回転しない ようにされており、溝もしくはキー溝22b内に収納されている。ドライブスク リューの回転により吸入かもしくは排出のためのステッモータ24の動きにより 内側または外側に動くものであるからである。
ステップモータ24は、ドライバー25により操作されており、このドライバー 25はマイクロコントローラ回路26により制御されている。このマイクロコン トローラ回路26は、内側もしくは外側におけるピストンロッドの位置決めのた めステップの限定を確定するためステッモータへのパルスをモニターするように プログラムされたROM回路27と連結している。
この回路には吸入サイクルを開始させるためのプログラムも組まれている。すな わ・ち、速い流速のサイクルの前のピストン16aの小さな逆の動きである。ピ ストンの速い、遅いまたは逆の動きは、スイッチ28の手段、好ましくは足によ る制御または足と手による制御により速い、遅いまたは逆のための処理が治療者 によりなされる。速い流速の場合は、1分間に2ccから4 c c、遅い速さ の場合は、1分間に0.25から1.0cc注射針の先から麻酔液を押し出す用 に連動させる。吸入のサイクルの場合は、1■から21の範囲でピストンの逆の 穏やかな動きが成されるようにセットされている。 (もしくは、少なくともオ ペレータが針先が動脈もしくは静脈内に至っていないことを確認するように針先 から逆流して針およびハンド部材の外部から見える位置まで逆流するのに十分な 量である。) このテストは、高流速で麻酔薬の注入を行う前には必ず行う必要 がある。針の最終的な位置に位置決めした後すぐに、もしくは高流速の注入が開 始される直前に行う必要がある。これは、針において静脈または動脈の壁に針で 穴を開けることを避けねばならない。
マイクロコントローラ回路は、手動の押しスイッチ29および30を含み、これ はそれぞれ再加重のためのピストンロッドの急激な逆転における手先の影響のた め、もしくはシステム内の空気の一掃のための急激な前進のためである。麻酔薬 を上述したように0.5cc (シャフト23の関連する回転数を記録するとと により測定する。)注射する場合に、とても小さな音が発せられるため、明確な 回路は、治療者が注射の部位から目を離していた場合でも注射の監視手段を提供 する。
第5図に示される装置は、概略図であり様々な形式や変更を行うことが可能であ ると者えられている。もし与える圧力を一定に維持することが要求された場合は 、特にインターリガメンタリ(interligamentary)の注射にお いては、歯の根の先端において、神経に対して歯のじん帯(1igament) を通して麻酔薬を送る実質的な流速と同様な圧力要求されるので、回転はモータ 24とシャフト23との間で供給される。処理されたシャフト23もまた、独立 にスライドするベアリング内で行われ、貫通したシャフトに関する横にずれた位 置においてピストンロッドが動く貫通されたブロックフォロワー(follow er)を動かすこともできる。
第6図において、麻酔薬のバイアルと貯蔵部40はハンド部41に含まれており 、ピストン42やロッドヘッド41との連結のためのカップリングリプ43と共 にハンド部41を形成している。
おおいに納められた柔軟なトライブロンド45は、ヘンド44に収められ、そし てパーブトチップ45aを介してピストン42と連結されている。このドライブ ロッド45の他端は、モータ収納部46と連結され、その鞘も同様にモータ収納 部に連結されている。この柔軟な押し引き可能なトライブロンドは、往復運動を 行うドライブシャフト47と連結しており、これは第5図に示すドライブシャフ ト34と関連するものである。
第7a図から第7F図までには、本発明を皮下注射装置に適用したものである。
特に、遠隔的になされる液体圧のパワー源、例えば第8図に示すような装置を採 用したものである。組立後の注射装置を第7d図に示され、特に図番5oに良く 示されている。第4図に示す実施例においては、鉛筆のような指での取扱のため に形成されたものであり、好ましくは20mmから50mmまでの円周を有し、 8から18ccの容量である。この好ましい実施例において、その全体の長さを 通して均一の直径と外周を有する。
第7A図において、皮下注射器の組立部50は、三つの部分からなる。これは、 前方の針移動部51、通常の形状を有する麻酔薬のバイアルV、そして駆動部5 2である。前方の針移動部51は、円柱状の胴部5Iaに対して同軸に取り付け られ、支持のためのブツシュ54に支持された中空の針53を移動させるもので ある。針の取付部は、針の後ろ側の部位53aが、前方部51の円柱状の胴部5 1a内に延びるようになっている。
針53は、その両端部が尖っている。弾性状のスリーブ55の形成による抵抗部 は1.ブツシュ54が設けられた円柱状の胴部51の前方の端部にうまく適合す る。そして、このスリーブ55の後端部は、針53の内側の端部53aの長さを 越える長さまで延びている0円柱状の胴部51aの後端部の内側には、駆動部5 2との連結のための溝56が形成されていてもよい。
麻酔薬のバイアルVは、その前方にある穴開は用の膜V−4とその後端部にある 弾性体のピストンV−3との間の麻酔薬V−2が充填された円柱状のガラス体部 V−1を含むものである。
このようなバイアルは、歯科用には通常用いられるものである。
注射器の駆動部52は、その前方の外側に溝部57が°設けられており、これは 前方部51の内側の溝部と螺合するためのものである。さらに、この駆動部52 .にはピストン59を含む二重壁構造部58を有する。このピストン59は、前 方に延びるピストンロッド60を有するものであり、このピストンロッド60は 、ガイド61内を慴動するように設けられ、さらにブツシュ62にシールされて いる。ピストンロンドロ0の前方の端部は、従来技術のように押し引き可能なよ うにするために、麻酔薬のバイアルV内のピストンV−3に穴を開けて取り付け られる鋭いかえり部63を動かす。この技術の特徴は、押し引きの連結が自動的 に作用するための手段である。
第7E図は、円柱状の駆動部52を示すものであり、これは、ピストン59に含 まれる内側柱状部65と、この内側柱状部65との間にスペーサ65aにより一 定の間隔66を有する外側円柱状壁64とを有する。これらふたつのシリンダ6 5及び64の間の間隔66は、内側のシリンダ65の前方の端部により縮小され る空間67に通じるピストンの前側の水力学的な流路を与える。二つの入口を有 する水力学的な密着部68は、注射器の後端部に位置し、その最初の入口68a は、ピストン59の後ろ側の内側シリンダ−65内部と連通しており、第2の入 口68bはシリンダ64と65との間の空間66と空間67とを通じてピストン 59の前面と連通している。二つの通路を有する柔軟性を有する導管69は、そ の一方の端部が入口68aおよび68bとなり、他方の端部は第8図に示す駆動 システムに通じている。
注射器の組立は、第7B図にしめすように、先ずバイアルVを前方部51内に、 弾性を有するスリーブ55に達するまで挿入する。このスリーブ55は、バイア ルVの前方の穴開は用膜V−4を針53の端部かも保護するものである。その後 、第70図中の中間部において前方部51内に駆動部52をはめ込む。
このとき、かえり部63はバイアルVのピストンV−3に穴を開は連結される0 弾性を有するスリーブ55の強度は、かえり部63がピストンV−3に穴を開け るために要求される力を越える必要がある。これは、バイアルのピストンV−3 と駆動ピストン59との間の往復動のための連結をする必要があるためである。
その後、皮下注射器の前方部材51と後方部材52との連結は、 前方部材51 の後端部70と、後方部材52の前端部近傍の溝57の先端に形成された肩部7 1との間のに連結が確立するまで完全になされる。第7D図に示すように、この 動作は、弾性スリーブ55を圧縮し、これは、バイアルVの穴開は用の膜V−4 に穴を開けるための針53の後方の端部の穴明けを許し、中空の針を通じて麻酔 液のが供給されるようになる。
第8図に示す液体力学的パワー源は、好ましくは電気的なモータであるモーター 73もしくはその他のパワー源73を含む。
このモーターは、空気圧によるモーターであってもよく、この場合直接ダイアフ ラム連結(diaphrag−m coup]inに)がなされる。
また、従来より良く知られている水流による動力を用いたものであってもよい。
ポンプ72の出ロア4は、導管75により緩衝装置もしくは貯水装置76と連結 されている。圧力の開放もしくは調整バルブ77は、導管79を通じてポンプの 入r:J78と連結している。このバルブ77は、システムの液体圧の一定にす る要求を好ましくは継続して達成するものである。導v75は、二つの平行な分 岐回路80と81に連結している。これらはそれぞれ高および低流速回路を提供 する。低い流速の回路80は、スロットリング(throttling)バルブ 82とオンオフバルブ83を有する。このスロットリングバルブ82は、針先か らの最終的な流速の決定を定めるものである。同様に、高流速回路81は、スロ ットリングバルブ84と制御バルブ85を有する。両回路は、逆流および選択バ ルブ86と連結しており、その出口は導管87および88と連結し、第7図に示 す二重導管69となっており、皮下注射器に至っている。逆流バルブ86もまた 、導v89によりポンプ72の入ロア8に連結されている0足により制御される スイッチ90は、低流速スイッチ91および高流速スイッチ91および逆流スイ ッチ93(これらのスイッチはすべて従来の形状である。)を有し、これらはコ ントロールバルブ83及び85と、逆流バルブ86と連結している。即連結もし くは非連結カップリング94aまたは94bは、関連する導管87および88に より供給され、圧力を継続し、さらに非連結時の漏れを防止する。
操作において、液体圧システムは、まずシリコンオイルのような流体を注射器に パワー源から充分に充填される。典型的な歯科の治療において、本発明にあって は、足スィッチは、患者に注射がなされる際の注射針53を通じて低い流速の要 求を達成するように動く。足スィッチは、その後、針が動脈や静薔を貫通してい るかどうか、さらに再注入すべきか否かを血液により表示し、決定するための患 者からの吸引のためのピストン59およびピストンV−3の引き戻しのための逆 流を起こすため作用する。針が正しく差し込まれ、そして充分な量の麻酔薬が注 入されて一部位が部分的に麻酔されたとしたならば、足のスイッチは、患者の組 織の麻酔を完全とするために、麻酔薬の流量を上げる。
治療が完了した時、もしくは交換のバイアルが要求された時。
液圧の注射器は第7B図に示される位置で分解される。この時、圧縮された弾性 スリーブ55は、針を外すようにバイアルVを押し出し、注射器の前方部51か ら取り出すのを容易にしている。ピストン59は、足スィッチ9oの適切な操作 により元の場所(第7A−D図中の右側に示す。)に戻る。
第9A−C図において、発明の特徴は、後方の手で操作する部位96と、麻酔薬 のバイアルVと、前方の針を動かす部位95とを含む従来の吸入皮下注射器94 に具体化されて描かれている。バイアルVは、第7A−F図において示されてい るものと同様であり、これらは同じ図番により明らかにされている。
付勢力を有するコイルばね97は、第7A−D図の弾性スリーブ55と同様の方 法を用いるため、前方部材95の内部の前方端部農地側に収められている。第9 B図に示すように、前方部材95内に収納されたバイアルVと後方部材96とは 、部分的であって全体的でなく前方部材と連結している。かえり部98は、操作 プランジャー99の前方末端に形成されており、これは、バイアルVのゴムのピ ストンV−3と押し引き可能に押し込まれ連結されている。コイルスプリング9 7による付勢力は、ピストンV−3にかえり部9Bが押し込み連結することが可 能な力比ある。第9図に示すように、前方部材と後方部材とが互いに連結し注射 器の組立がすべて完了した時、スプリング97は、バイアルVの前方の膜V−4 に穴を開けるため針100の尖った内側の端部100aが貫通することを可能と する。この点、注射器は通常用いられる方法により用いられる。すなわち吸引お よび注入の岡機能行うためのプランジャー99の親指リング99aにおける親指 の操作によるもので操作がある。操作が終了するか、もしくはバイアルがからと なった場合、何れにせよ注射器は分解され、その際、スプリング97は針100 から開放するためバイアルVを押し出す。したがって、スプリング97の機能は 、針を通して麻酔薬を注射する前に、バイアルVのピストンV−3をかえり部9 8と確実に連結させることである0手動により操作される注射器において、バイ アルVの長さは、注射器の前方部材90の長さを越えるので、注射器を組み立て る前にバイアル内の麻酔薬と中空の針とを連結させるため内側にバイアルを手で 押すことも可能である。これがなされたとき、ピストンV−3とかえり部93と を押し込んで連結させずに患者に麻酔の注射を普通に行うことができる。しかし 吸入は不可能でおるので、患者を麻酔薬が直接血管にはいるという危険にさらす ことになる。本発明は、この可能性を排除するものである。すなわち、スプリン グ97は、ピストンV−3がかえり部93と適切に連結したようなときまで、針 からバイアルを外方に押し出しているからである。
以下の記載は、第7A−F図および第9A−D図の両方に示された本発明の実施 例に関するものである。従来の麻酔薬のバイアルのテストにおいて、バイアルV の穴明は用膜V−4を針53もしくは100の両端部の後ろ側の端部53aまた は100aにより穴明けをするときの力は、約4〜5ボンドである。
また、液体を排出するため、バイアルの円柱状の胴部内をピストンV−3をいど うさせる力は、約4から5ボンドである。さらに、かえり部63もしくは98を バイアルVのピストンV−3に埋め込み前後に動かすための連結を得る力は約5 から6ポンドである。従って、吸引皮下注射器を代わりの麻酔薬のバイアルに針 を突き刺す場合や、かえり部だけをピストンに吸引テストのための引く連結を確 立する以外で押す場合に歯医者が組み立てることは可能である。結局、駆動部と 切り放した長年なされた方法に忠実に従った場合は、針53や100の前方の端 部は、動脈中にあり、血液はバイアル中には見られない。
第7図及び第9図に示される本発明の実施例において、かえり部をバイアルVに 固定するための力は、スプリング97もしくは弾性スリーブ55により与えられ る。第9D図に示される実施例においては、 この反抗力は、注射器の胴部に配 置された抵抗部101により提供される。バリアーのインピーダンスは、ピスト ンV−3かえり部とを連結し、押し込むことを可能することの必要性は、バイア ルを挿入する抵抗である。したがって、バリアーを越えてその前部にバイアルを 押し込めることは、自動的な連結の特徴は失われるが治療者にとって可能である 。軸方向へ押し込みの弾性的な抵抗は好ましい。特にバイアルが挿入された前方 部材よりも長い場合は好ましい。注射器の駆動部もしくは後方部材の胴部にバリ アーを設けても良いものと考えられる。必要で有ればバイアルの動きに対する抵 抗は、ピストンへかえり部を連結することに充分対抗する針の内側の端部に設け られた機能的なスリーブにより供給される。
以上、好ましい実施例について記載したが、本発明は、他の実施例や応用例にも 用いることができる。例えば、駆動手段を、制御するのにハンド部上で低電圧の スイッチをもちいることも可能である。しかしながら、通常ハンド部は軽量であ り、体積も小さい方が好ましい。これは、治療者が針の位置を決める際に最大限 感覚を活かす必要があり、また針の安定を指により保つ必要があるからである。
また、本発明は他の歯の治療または医学上の治療にも用いることができる0例え ば、開いた導管から薬物を注入もしくは吸引する場合や、歯の一部を酸によりエ ツチングする場合、歯肉からもしくは歯肉へ吸引または注入を行う場合、または 歯に流動性のあるセメントを注入する場合等である。このような場合は、当然要 求に応じて異なるバイアルや針を用いる。
F/6.7E    F/に、7F 国際調査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.中空の皮下注射用針(13,53)と、この針を移動させるためのハンドル 部(12,50)と、麻酔液源(16,V)とからなり、針先から麻酔薬を流出 するための回路と、針先が動脈もしくは静脈中に位置した場合に血液を吸入する 回路とを有する麻酔薬送達手段(25,24,22;74,61)と、麻酔薬の 流量は、第1段階が1分間に0.25〜1.0ccであり、第2段階が1分間に
  2. 2.0cc以上であるように選択することができる前記麻酔薬を流出する回路と 連結された流出流量制御手段(27;82,83,84,85)と、 上記第1段階は、小量の麻酔薬が浸透している間に組織内へ針を侵入させ、第2 段階は針の侵入後であるように選択する選択手段(34a;90,91,92) と、注入中または前記第2段階前に少なくとも1度前記吸入する回路を用いる安 全手段(28;93,86)とを有することを特徴とする麻酔注射装置。 2.ハンドル部と柔軟性のある導管により連結され、遠隔操作されるポンプ手段 を有することを特徴とする請求項1記載の麻酔注射装置。
  3. 3.前記第2段階の流量が、2〜4ccの範囲内であることを特徴とする請求項 1記載の麻酔注射装置。
  4. 4.前記第2段階の麻酔薬の注入の前に、針が麻酔を行う前の最終的な位置また は針の通過する通路の両方を麻酔するため組織内を進むように、針先から1分間 に0.25〜1.0ccの範囲内で流出する麻酔薬の予め定められた総量が流出 し、さらに前記吸入する回路が働くことを特徴とする請求項1記載の麻酔注射装 置。
  5. 5.前記ポンプ手段を制御する足による制御手段を有することを特徴とする請求 項2記載の麻酔注射装置。
  6. 6.ハンドル部の針側の端部に少なくとも1カ所透明な部位を設け、針を移動さ せるための直径が均一な細長いフィンガーグリップ部を一端に有し、長さが8〜 18cmであり、かつ外周が20〜50mmであるハンドル部を有することを特 徴とする請求項1記載の麻酔注射装置。
  7. 7.動脈または静脈内に注入しないようにする吸入テスト回路を有し、内部の薬 剤を押し出すピストンを有する予め満たされたバイアルを収納することができる 形式の注射器で、予め満たされたバイアルから部分的な組織内に中空の針を通じ て薬剤を注入するための吸入または注入のための注射器であり、注射器の前部に は、両方に端部を有する中空の針を有し、木の針の内側の端部によりバイアルの 前方の端部の穴明けを行い、注射器の後部には、バイアル内のピストンと前後に 移動可能に連結した駆動部を有し、この連結は予め与えられた圧力により得られ 、 前記予め与えられた圧力を越える抵抗力で軸方向の動きを防止し注射器内にバイ アルを保持する保持手段と、バイアルは注射器内で軸方向の動きを防止され、駆 動部は押し引きの動きに関してピストンと連結し、バイアルの前方端部を針の内 側の端部により貫く際の軸方向の動きに対抗して連結して注射器の前部と後部と を連結する連結手段とを有することを特徴とする注射器。
  8. 8.前記予め与えられた圧力が、バイアルの前方端部に接し、注射器の前部内に 収納された弾性を有するスリーブによることを特徴する請求項7記載の注射器。
  9. 9.前記予め与えられた圧力が注射器の前方端部に収納されたスプリングによる ことを特徴とする請求項7記載の注射器。
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