JPH03504823A - 流し台混合水栓またはこれに類似したもののためのシヤワーヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流し台混合水栓またはこれに類似 したもののためのシャワーヘッド 本発明は、低圧タンク（オープン形貯湯式湯沸し器）に接続するのに好適である 流し台混合水栓またはこれに類似したもののためのシャワーヘッドであって、水 供給口と、特に中央に配置された通常噴流流出部と、特に通常噴流流出部を同心 的に包囲するように配置された、複数の小さなンヤワ一孔を備えたシャワー流出 部と、切換え弁とを備えており、切換え弁が通常位置で通常噴流流出部と水供給 口とを接続してしかもシャワー流出部を水供給口から遮断し、かつシャワー位置 でシャワー流出部と水供給口とを接続してしかも通常噴流流出部を水供給口から 遮断するようになっている形式のものに関する。

本発明の出発点である公知のシャワーヘッド［イブアール−スタンダード−パン フレット（Ｉｄｅａｌ　−５ｔａ−ｎｄａｒｄ　−Ｐｒｏｓｐｅｋｔ）　：“セ ラミックス・コンビ（ＣＥＲ−ＡＭＩＸ　００ＭＢ＋　）”、Ｗ５３Ｂ　　２Ｓ 、ｌは特に流し台混合水栓用であり、かつこれに対して好適であるが、しかしま た相応する構造を持つシャワーヘッドは別の混合水栓、特にミックス形混合水栓 （Ｍｉｓｃｈｂａｔｔｅｒｉｅ）でも使用される。この場合のこのようなシャワ ーヘッドで重要なのは、ンヤワーヘッドが２つの噴流形式で、すなわち一方の通 常噴流と他方のシャワー噴流での操作を可能とすることである。通常噴流は通常 噴流流出部で乱流器等を通って流出する。それに対してシャワー噴流はシャワー 流出部の複数の小さなシャワ一孔を通って流出する。大ていの場合シャワー流出 部のシャワ一孔は通常噴流流出部の囲りに同心的に配置されている。

上記の公知のシャワーヘッドを中央の冷水供給部および（または）温水供給部へ 接続する場合には余り大きな問題は生じない。同じことが連続加熱器への接続に ついてもいえる。しかし低圧タンク、すなわちオープン形貯湯式湯沸し器への接 続に際しては低圧タンクの破裂のおそれが生じる程低圧タンク内の圧力が高くな らないように注意しなければならない。ここで扱っている破裂の問題は単独レバ 一式混合器について一般に知られるようになってきており、水圧が変わった場合 にも水の流量を一定に保持する絞りを固定的に組込んで作業することをもたらし た。

自体公知の、低圧タンクの破裂を阻止するための手段の使用にもかかわらず、公 知のシャワーヘッドを使用する場合には水の最大流量時に通常位置からシャワー 位置へ切換られたときに依然として破裂の危険が存在することが示された。この シャワーヘッドに固有ノこの破裂の問題は解決を必要とし、したがって本発明の 思想は低圧タンクに接続して使用するのに完全に適しているシャワーヘッドを提 供するという課題を基礎としている。

上記の課題は、本発明がそれから出発した所のシャワーヘッドにおいて切換え弁 内にシャワー位置で有効なバイパス導管が水供給口と通常噴流流出部との間に設 けられており、かつシャワ一孔が閉塞されていない状態ではバイパス導管の流れ 抵抗がシャワー流出部の流れ抵抗よりも大きく、シャワ一孔が閉塞されている状 態でバイパス導管の前方で運転時に生じる最大の動圧が配属の低圧タンクの破裂 圧力よりも小さいことによって解決される。このようなシャワーヘッドが本発明 による構成によって完全に低圧タンクへ接続するのに適当なものとなり、また同 様に別のものに接続され！２流し台混合水栓等と一緒に使用することもできるこ とは自明である。本発明の第１の部分は、問題にしている形式のシャワーヘッド で上記の切換えを行なう際に、シャワーヘッドのシャワ一孔が完全にかまたは大 部分が汚れや石灰沈着物によってふさがれていると低圧タンクの破裂が起ること があるという認識にある。

この場合には小さな流れ抵抗の通常位置からシャワー位置へ切換える際に強い圧 力衝撃が生じる、それというのも水流が実際！＝突然遮断されるからである。こ のような状況が生じるか否かは、製造者はもはや関与することができず、ひとえ にシャワーヘッドのシャワ一孔が詰まらないように保つ利用者の注意深さにかか っている。所で本発明の第２の部分として、通常位置とシャワー位置との間で有 効な切換えを実現しｔ；いという本来の希望に反してシャワー位置に関してもう １つの流路が形成されＩ；。この流路は常時開いており、かつ普通汚れや石灰沈 着物でふさがれることは殆どない。シャワ一孔が閉塞されていない場合にシャワ ー流出部の流れ抵抗に対してバイパス導管の流れ抵抗を適合させることにより本 発明によれば普通せいぜい僅かな漏れ流がバイパス導管を通って通常噴流流出部 内へ流入することが達成される。この漏れ流は生じたとしても実地では不都合は ない。しかしシャワ一孔が閉塞されている場合には通常位置からシャワー位置へ 切換えられるときにバイパス導管はより高い流れ抵抗のためレベルに上がったと しても流動工学的にシャワー流出部の作用を十分にまたは完全に引受ける。この 場合バイパス導管の流れ抵抗は、低圧タンクにとって圧力によっては危険となる 圧力衝撃が生じることのないように設計される。

所で本発明の思想を実施し、かつ更に展開する種々の方法があり、これら！二つ いては請求項】に配属された請求項を示すことができる。更に図面を基にした以 下の実施例の説明が挙げられる。

第１図はシャワーヘッドの配置された流し台混合水栓の斜視図、第２図は第１図 のシャワーヘッドの断面図である。

第１図、第２図に示されたンヤヮーヘッドｌは流し台混合水栓２のためのもので あり、かつこれに対して適している。流し台混合水栓はミックス形混合水栓、特 に巣独しバ一式ミックス形混合水栓であってよいが（図示のように）、純然たる 冷水または純然たる温水混合水栓であってよい。かがるンヤヮーヘッドは他の装 備、特Ｉ：＠のミックス形混合水栓に対しても使用可能である。第１［ｆｆｌで 認められるシャワーへラドｌはハンドグリップ３を備え、このハンドグリップで シャワーヘッドを取扱うことができる。ハンドグリップ３には流し台混合水栓２ の内部へ延びＩ；、図示されていないホースが接続され、したがってシャワーへ ラド１は比較的任意に取扱うことができる。

明細書の一般的な部分で既に詳述されたように、本発明によるンヤヮーヘッド１ は流し台混合水栓２等のためのものであり、これらに対して好適であり、流し台 混合水栓は特に低圧タンク（オープン形貯湯式湯沸し器）へ接続するために好適 である。低圧タンクとの接続で本発明の基礎となった問題が生じる。それにもか かわらず本発明ｌこよるンヤヮーヘッドＩは他の水供給系との接続でも使用可能 である。

第２図から判るようにシャワーへラドｌは先ず水供給口４を有し、この水供給口 はハンドグリップ３内の供給導管５を介して図示されていないホースまたは他の 接続部から水を受取る。水供給口４はシャワーへラドｌ内の受容室６へ開口して おり、受容室にはンヤヮーヘッドｌ内のほぼ中央に配置された通常噴流流出部７ が接続している。この通常噴流流出部の後方にはここでは常用の乱流器８が配置 されている。図示の実施例では複数の小さなシャワ一孔１ｏを有するシャワー流 出部９が通常噴流流出部７を同心的に包囲している。シャワ一孔は８１図にも示 されている。第１図には、このンヤワーヘッドｌが通常噴流１１を用いる操作か らシャワーｇＸ流Ｉ２を用いる操作へ切換え可能であることが明らかにされてい る。この切換えには切換え弁１３が用いられ、切換え弁はやはり第２図で良好に 認めることができる。切換え弁１３は通常位置で通常噴流流出部７を水供給口４ と接続し、シャワー流出部９を水供給口４から遮断する。第２図もちょうどこの 位置を示している。それに対してシャワー位置では切換え弁１３はシャワー流出 部９を水供給口４と接続し、かつ通常噴流流出部７を遮断する。

切換え弁１３の操作には湿潤空間ンールとして構成された、ンヤワーヘッドｌの 上面の押圧キー１４が用いられる。この抑圧キー１４を押すと押圧キーはばね部 材１５のばね力に抗して弁体１６を軸方向に沈めることができる。弁体１６は第 ２図に示された実施例では、すなわち通常位置では上方の弁座１７へ密着して当 付いており、そのために受容室６と通常噴流流出部７との直接接続が得られる。

抑圧キー１４を押すと、弁体ｊ６はばね部材ｊ５の作用に抗して下へ押し下げら れ、このときに弁座１７から解離し、かつ弁座１８上へ密着支持される。弁体Ｉ ６はピストンロッド１９に取付けられており、残りの部分は環状である。ピスト ンロッドは押圧キー１４がら軸方向に移動させることができる。しかしこれはこ のような切換え弁１３に関する１つの可能な実施例にすぎない。

上記で２番目の箇所で説明されＩ；、第２＠に示されていない作用位置では切換 え弁１３はシャワー位置にあり、この位置で受容室６は直接シャワー室２ｏと接 続され、シャワー室はまたシャワー流出部９と接続されいる。

基本的にはもちろん、水供給口４から供給された水がすべて通常位置では通常噴 流流出部７を通って流れ、シャワー位置ではシャワー流出部９のシャワ一孔ｌＯ を通って流れるように努めるべきであり、かつこれは本発明の出発しｔ；ンヤヮ ーヘッドｌでは実現されてもいる。したがって切換え弁１３はこの点で純然たる 切換え弁として作用しなければならない。低圧タンクの所望される破裂防止を達 成するためには本発明は基礎となった、従来技術で実現されたこのコンセプトか ら若干酸れる。すなわち本発明によれば切換え弁１３内にンヤワー位置で有効な バイパス導管２１が水供給口４と通常噴流流出部７との間に設けられており、か つバイパス導管２１の流れ抵抗が閉塞されていないシャワ一孔１０ではシャワー 流出部９の流れ抵抗よりも大きいがしかし閉塞されたシャワ一孔ｌＯではバイパ ス導管２Ｉの前方で運転時Ｊこ生じる最大の動圧が配属の低圧タンクの破裂圧力 よりも小さい。したがって上記の利点が達成される。

バイパス導管２１を具体的に切換え弁１３内に組込むやり方は多数ある。例えば バイパス導管２１は切換え弁１３に対してほぼ平行に配置することができる。

しかし図示されｔ；、その点で有利な実施例ではバイパス導管は切換え弁１３の 弁体１６内に配置されている。これは図面では破線で示されている。この組込み 式の構成は、公知のンヤワーへラド１の構造をそのまま変えずに済み、本発明に よるシャワーへラドｌを得るためには弁体１６のみを交換すればよい。

上記で既に説明されたように、本発明によるシャワーへラドｌの弁体１６は図示 の実施例では自体公知の形式で軸方向に移動可能な座弁体である。この場合バイ パス導管２１は弁体１６内の中央の軸方向の通路として形成されている。具体的 には形状はここでは、弁体１６が中央の軸方向の通路を有するピストンロッド１ ９に配置され、かつピストンロッド１９は通路噴流流出部７に面した端部で端面 が開口しており、かつシャワー流出部９に向いた側にバイパス導管２１もしくは バイパス導管の部分を形成する通路のだめの側方の流入口２２を有するように適 合せしめられている。

本発明の思想は、バイパス導管２１の流れ抵抗を、バイパス導管２１の前方で運 転時に生じる最大の動圧が配属の低圧タンクの破裂圧力よりも小さくなるように 設計する手段を含んでいる。異なる破裂圧力に対する適合は特に簡単な方法で、 バイパス導管内に有効流れ抵抗を制限する挿入体が交換可能に挿入されることに よって得られる。

図示の、優れｔ；実施例ではバイパス導管２１は常時開かれており、そのｔ；め に上で述べｔ；僅かな漏れ流をａｍすることができる。複雑な、しかし閉塞され ていないシャワ一孔１０でこの漏れ流を確実に排鍬する手段は、バイパス導管２ １内に圧力に依存して開く弁を配置することにある。この弁は図示されていない 。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．低圧タンク（オープン形貯湯式湯沸し器）に接続するのに好適である流し台 混合水栓（２）またはこれに類似したもののためのシャワーヘッド（１）であっ て、水供給口（４）と、特に中央に配置された通常噴流流出部（７）と、特に通 常噴流流出部（７）を同心的に包囲するように配置された、複数の小さなシャワ ー孔（１０）を備えたシャワー流出部（９）と、切換え升（１３）とを備えてお り、切換え弁（１３）が通常位置で通常噴流流出部（７）を水供給口（４）と接 続し、かつシャワー流出部（９）を水供給口（４）から遮断し、かつシャワー位 置でシャワー流出部（９）を水供給口（４）と接続し、かつ通常噴流流出部（７ ）を水供給口（４）から遮断するようになっている形式のものにおいて、切換え 弁（１３）内にシャワー位置で有効なバイパス導管（２１）が水供給口（４）と 通常噴流流出部（７）との間に設けられており、かつバイパス導管（２１）の流 れ抵抗が閉塞されたシャワー孔（１０）でのシャワー流出部（９）の流れ抵抗よ りも大きいが、閉塞されていないシャワー孔（１０）でのバイパス導管（２１） の前方で運転時に生じる最大の動圧が配属の低圧タンクの破裂圧力よりも小さい ことを特徴とする、流し台混合水栓またはこれに類似したもののためのシャワー ヘッド。
2. ２．バイパス導管（２１）もしくはバイパス導管の部分が切換え弁（１３）の弁 体（１６）内に配置されている、請求項１記載のシャワーヘッド。
3. ３．弁体（１６）が軸方向で移動可能な座弁体であり、かつバイパス導管（２１ ）もしくはバイパス導管の部分が弁体（１６）内の軸方向の通路として構成され ている、請求項２記載のシャワーヘッド。
4. ４．弁体（１６）が中央の軸方向の通路を有するピストンロッド（１９）に配置 されており、かつピストンロッド（１９）が通常噴流流出部（７）に向いた方の 端部において端面で開口しており、かつシャワー流出部（９）に向いた側にバイ パス導管（２１）もしくはバイパス導管の部分を形成する通路のための側方の流 入口（２２）を有している、請求項３記載のシャワーヘッド。
5. ５．バイパス導管内に有効な流れ抵抗を制限する挿入体が交換可能に挿入されて いる、請求項１から４までのいずれか１項記載のシャワーヘッド。
6. ６．バイパス導管内に圧力に依存して開放する弁が配置されている、請求項１か ら４までのいずれか１項記載のシャワーヘッド。