JPH0349691Y2 - - Google Patents

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JPH0349691Y2
JPH0349691Y2 JP1981131021U JP13102181U JPH0349691Y2 JP H0349691 Y2 JPH0349691 Y2 JP H0349691Y2 JP 1981131021 U JP1981131021 U JP 1981131021U JP 13102181 U JP13102181 U JP 13102181U JP H0349691 Y2 JPH0349691 Y2 JP H0349691Y2
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image memory
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ある与えられた時間内において特定
生体組織部分が深度方向に如何なる移動速度で変
化したかが表示されるようにしたMモード表示方
式の超音波診断装置に関するものである。
Mモード表示方式の超音波診断装置は生体の運
動機能、例えば心臓の弁や壁などの動きを表示計
測するうえで有効な手段であるが、従来にあつて
は弁等の移動速度は手計算によつているのが実状
である。ポラロイドフイルムやドライシルバー紙
等に一旦Mモード表示波形を記憶し、しかる後そ
の記録波形上において任意に2点を選定し、その
2点間における平均移動速度を物差等を用い手計
算によつて算出していたものである。しかしなが
ら、上記のようにして平均移動速度を算出する場
合にはMモード表示波形を一旦記録する必要があ
るだかりか、平均移動速度算出処理が煩瑣であ
り、しかも算出結果が直ちに知れないといつた不
具合がある。
よつて本考案の目的は、CRT上に表示された
Mモード表示波形において任意に2点を外部より
設定した場合には、その2点間の平均移動速度が
直ちにCRT上に数値として表示される超音波診
断装置を供するにある。
この目的のため本考案は、周期的に垂直掃引を
行ないつつ垂直掃引周期よりも大の周期で水平掃
引を行ない、垂直掃引の度にメモリに記憶されて
いる反射超音波を読み出しその強度に応じて輝度
変調表示することによつてCRT上にMモード表
示波形を得るようにするが、2点間における特定
生体組織部分の平均移動速度は2点間における水
平方向掃引時間差によつて、1つの走査上に2点
をおいた場合での垂直方向掃引時間差を除するこ
とによつて求められるこをに着目し、外部設定手
段からの2点対応の直交位置座標より特定生体組
織部分の平均移動速度を求め、これをCRT上に
数値として表示するようになしたものである。
以下、本考案を第1図、第2図により説明す
る。
先ず本考案の具体的説明に入る前にその原理を
第1図により簡単ながら説明しておく。
第1図は本考案に係るCRT表示画面例を特定
の生体組織部分に着目して示したものである。図
示の如く特定の生体組織部分の深度が時間ととも
に如何に変化するかを示したものであり、各走査
線(細線にて表示)上における黒丸印はその特定
の生体組織部分の表面からの深度位置を輝度変調
表示するようになつている。ここで例えば任意に
選定された点A,B間での特定生体組織部分の深
度方向への平均移動速度vを求める場合を想定す
れば、平均移動速度vは時間△tyが移動量に比例
することから、一般に以下のように表現さされる
ことは明らかである。
v=k・△ty/△tx …(1) 但しkは定数である。この式1を点A,Bの直
交位置座標を用いて変形すれば、式(1)は以下のよ
うになる。
v=k′・|y2−y1|/|x2−x1| …(2) 但しk′は定数である。したがつて点A,Bの直
交位置座標が知れれば、直ちに式(2)より平均移動
速度vが知れ、この平均移動速度vはCRT表示
エリア内の特定表示エリア部分に例えば図示の如
く“SPEED XXXmm/S”といつた具合に表示
され得るものである。点A,B群の直交位置座標
が走査線位置と画素位置でもつて表現され、また
点A,B等の位置が外部からそのようにして与え
られる場合には、与えられた2点の位置座標より
容易に平均移動速度vが求められるわけである。
なお、図中における点線表示の直線Cはその端部
が点A,Bとされる。即ち、直線Cは外部より与
えられた2点の間を結ぶためのものであり、その
端部によつて2点の位置表示が行なわれるように
なつているものである。但し、2点の位置表示は
これに限定されることはない。この表示直線(以
下、キヤリパーと称す)については後述するとこ
ろである。
さて本考案による超音波診断装置の一例での構
成を第2図により説明すれば以下のようである。
これによると高電圧パルス発生回路3は送受波制
御回路7を介する同期信号発生回路12からの同
期信号による制御下に、垂直掃引周期で一定パル
ス幅の高電圧パルスを発生するようになつてい
る。この高電圧パルスが周期的に可逆電気−機械
トランスデユーサとしての振動子2に印加される
ことによつて生体組織1に超音波が周期的に放射
されるようになつているものである。各放射超音
波に対しては生体組織1より超音波が反射される
が、これら反射超音波は振動子2で電気信号に変
換された後、ゲインコントロール回路6を介する
送受波制御回路7によつてゲイン調整された受波
増幅器4で増幅、検波され、振幅強度を示す検波
出力はA/D変換器5を介し画像メモリ回路8に
所定アドレス順に一旦記憶されるようになつてい
る。即ち、検波出力は振幅強度対応のデイジタル
数値に変換されるわけである。しかして、メモリ
アドレスコントロール回路11内で画素クロツク
パルスをカウントするカウンタのカウント値を画
素位置として、またそのカウンタからのキヤリー
出力をカウントするカウンタのカウント値を走査
線位置として画像メモリ回路8にアドレス信号を
与えれば、画像メモリ回路8にはCRT10表示
画面に対応して画像データが所定順に記憶される
ものである。
よつて画像メモリ回路8内に存する画像データ
にもとづきCRT10上にMモード波形を表示さ
せる場合には、画面メモリ回路8を読出モード状
態においてメモリアドレスコントロール回路11
に先の場合と同様にしてアドレス信号を周期的に
発生せしめる一方、XY掃引回路13よりXY掃
引信号をCRT10に与えればよいものである。
最初の走査線における第1番目の画像データ読出
に同期して水平方向掃引を開始する一方、各走査
線における第1番目の画像データ読出に同期して
垂直掃引を開始すれば、画像メモリ回路8より所
定順に読出された画像データは輝度変調データと
なつてD/A変換機能を具備してなるビデオ信号
合成回路9を介しCRT10に供され、しかして
CRT10表示画面には第1図に示すようなMモ
ード波形が表示され得るものである。但し、以上
の構成および説明は従来技術に係るMモード表示
方式の超音波診断装置についてのものである。
本考案による超音波診断装置には更にマイクロ
コンピユータ、2点外部設定手段および2点・数
字表示用画像メモリ回路が付加されるようになつ
ている。図示の如く本例では2点外部設定手段は
ポテンシヨメータ16(161〜164)とA/D
変換器17(171〜174)よりなるが、これら
をデイジタルスイツチとして構成してもよいこと
は勿論である。各ポテンシヨメータ161〜164
を調整することによつて点A,B対応の直交位置
座標をA/D変換器171〜174より得、これら
直交位置座標にもとづきマイクロコンピユータ1
4が既述の式(2)に従い特定生体組織部分の平均移
動速度vを求めるわけである。マイクロコンピユ
ータ14はまた画像メモリ回路8とほぼ同様構成
のメモリ回路15をアクセスし、キヤリパー表示
用の数値データおよび平均移動速度表示用の数値
データを格納すべく機能する。点A,B間を結ぶ
線上に存する画素対応のアドレスに所定の数値デ
ータを輝度変調データとして記憶せしめるととも
に、CRT表示画面における特定表示エリア部分
に含まれる画素対応のアドレスにも所定の数値デ
ータを輝度変調データとして記憶せしめるもので
ある。しかして、メモリ回路15内に記憶された
輝度変調データは画像メモリ回路8内のそれに同
期してビデオ信号合成回路9に読み出されるわけ
であり、ビデオ信号合成回路9内でそれら輝度変
調データを適当に処理して輝度変調信号を作成す
るようにすれば、第1図に示した如くにCRT表
示が行なわれるものである。
以上説明したように、本考案は、外部より可変
として設定された2点対応の直交位置座標にもと
づきマイクロコンピユータが特定生体組織部分の
それら2点間における平均移動速度を求め、この
速度についての表示データは2点についての表示
位置データとともにCRTに対し輝度変調データ
として供されるようにしたものである。したがつ
て本考案による場合は、CRT表示画面に表示さ
れたMモード表示波形上に任意に2点を外部より
設定すれば、特定生体組織部分の2点間における
平均移動速度がCRT表示画面上に直ちに表示さ
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の原理を説明するための
CRT表示画面の例を示す図、第2図は、本考案
による超音波診断装置の一例での構成を示す図で
ある。 2……振動子、3……高電圧パルス発生回路、
4……受波増幅器、5,17……A/D変換器、
8……画像メモリ回路、9……ビデオ信号合成回
路、10……CRT、11……メモリアドレスコ
ントロール回路、12……同期信号発生回路、1
3……XY掃引回路、14……マイクロコンピユ
ータ、15……メモリ回路、16……ポテンシヨ
メータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波探触子より超音波パルスビームを被検体
    内の所定方向へ所定周期で繰り返し送信し、前記
    被検体内からの反射エコーを前記探触子で受信
    し、その受信信号をA/D変換し、A/D変換さ
    れたデータを超音波ビームの送受信軸方向と時間
    軸方向とに対応した2次元画像メモリに順次記憶
    し、その記憶データを読み出し表示手段へMモー
    ド画像として表示する超音波診断装置において、
    前記Mモード画像上のある波形上に異なる任意の
    2点を各々送受信軸方向と時間軸方向とに2次元
    的に位置設定する信号を生成する2点表示位置設
    定手段と、この2点表示位置設定手段からの信号
    を前記送受信軸方向と時間軸方向との直交座標デ
    ータに変換する手段と、前記2点の直交座標デー
    タを用いて前記表示波形上における2点間の平均
    移動速度を演算するマイクロコンピユータと、前
    記2次元画像メモリとメモリ領域を対応させられ
    ていて、前記マイクロコンピユータの制御により
    制御変換手段からの直交座標データにもとづく2
    点表示用データとマイクロコンピユータからの平
    均移動速度の数値データとを所定アドレスに輝度
    変調データとして記憶するメモリと、前記2次元
    画像メモリに記憶されたMモード画像データと前
    記メモリに記憶されたデータとを同期して読み出
    し合成して前記表示手段へ表示する手段とを備え
    たことを特徴とする超音波診断装置。
JP13102181U 1981-09-04 1981-09-04 超音波診断装置 Granted JPS5839208U (ja)

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JP13102181U JPS5839208U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 超音波診断装置

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JP13102181U JPS5839208U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 超音波診断装置

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Publication Number Publication Date
JPS5839208U JPS5839208U (ja) 1983-03-15
JPH0349691Y2 true JPH0349691Y2 (ja) 1991-10-23

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ID=29924623

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JP13102181U Granted JPS5839208U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175006U (ja) * 1985-04-22 1986-10-31
JPH0731403U (ja) * 1993-11-26 1995-06-13 日本石油株式会社 自転車の車輪用リム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57128137A (en) * 1981-02-02 1982-08-09 Tokyo Shibaura Electric Co Ultrasonic diagnostic apparatus

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