JPH0349205Y2 - - Google Patents

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JPH0349205Y2
JPH0349205Y2 JP2738485U JP2738485U JPH0349205Y2 JP H0349205 Y2 JPH0349205 Y2 JP H0349205Y2 JP 2738485 U JP2738485 U JP 2738485U JP 2738485 U JP2738485 U JP 2738485U JP H0349205 Y2 JPH0349205 Y2 JP H0349205Y2
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floor panel
anchor bolt
fixing
pieces
floor
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JP2738485U
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JPS61144144U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、住宅の床を構成するに当たり、束を
用いることなく隣りあう床パネルを同時に取り付
けるための技術に関する。
[背景技術] 従来住宅の床にあつては、第6図a,bに示す
ように、束基礎16の上に束17を立て、束17
に大引18を支持し、大引18に床パネル9を支
持させていた。このため従来にあつては床パネル
9を支持するのに束17が必要であり、しかも束
17を立てた場合寒冷地において冬に凍上により
束17が持ち上げられて床パネル9を持ち上げる
という問題があつた。また従来にあつては床パネ
ル9はそれぞれ単独で大引18に取り付けられる
ものであつて、施工に当たり手間がかかるという
問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、床パネルを支持
している束をなくしても簡単且つ確実に床パネル
が取り付けられるようにし、また凍上があつても
床パネルになんら影響がないようにし、しかも床
パネルを取り付けるに当たり隣りあう床パネル同
士を同時に取り付けることができる床パネルの取
り付け構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案の床パネルの取り付け構造は、中央にア
ンカーボルト挿通孔1を有する固定片2の上面の
中央部の両側に上方に向けて床パネル位置決め片
3を突設するとともに床パネル位置決め片3より
も外側方の固定片2の上面両側をそれぞれ床パネ
ル載置面4として床パネル受け金具5を構成し、
この床パネル受け金具5の固定片2を基礎6の上
面に載置して基礎6の上面より上方に突出するア
ンカーボルト7に固定片2のアンカーボルト挿通
孔1を挿通してナツト8にて固定し、固定片2の
両側の床パネル載置片3にそれぞれ隣りあう床パ
ネル9の端部を載置するとともに床パネル9の側
端面を床パネル位置決め片3に当てて位置決め
し、床パネル固定金具10をアンカーボルト7の
上端部に挿通するとともにアンカーボルト7に締
め付けナツト11を螺合して床パネル固定金具1
0の両端部の押圧片12を隣りあう床パネル9の
端部上面に押圧して成るものであつて、このよう
な構成を採用することで、従来例の問題点を解決
したものである。すなわち本考案にあつては、基
礎6上に載置してアンカーボルト7に固定した床
パネル受け金具5の床パネル載置面4に床パネル
9を載置してアンカーボルト7に締め付けナツト
11にて螺合した床パネル固定金具10の押圧片
12で床パネル9の上面を押圧することで、床パ
ネル9を床パネル固定金具10と床パネル受け金
具5とで挟持して取り付けることができて、床パ
ネル9の取り付けに当たつて従来のように束を必
要とすることがなくなつたものであり、また隣り
あう床パネル9を床パネル固定金具10の両側の
押圧片12により押圧するように締め付けナツト
11で締め付けることで、隣りあう床パネル9を
同時に取り付けることができるものであり、また
床パネル位置決め片3で隣りあう床パネル9の位
置決めをするので、床パネル9を正確に取り付け
ることができることとなる。
以下本考案を図面に示す実施例により詳述す
る。第4図には床パネル9を取り付けた状態の床
伏せ状態の平面図が示してあり、第4図の符号A
で示す部分の詳細は第1図、第2図、第5図のよ
うになつている。床パネル受け金具5は固定片2
の上面の中央部の両側に上方に向けて床パネル位
置決め片3を突設して構成してあり、床パネル位
置決め片3よりも外側方の固定片2の上面両側が
それぞれ床パネル載置面4となつている。固定片
2の中央にはアンカーボルト挿通孔1が設けてあ
る。床パネル固定金具10は中央横片14の両側
に段部片13を介して押圧片12を連出して構成
してあり、中央横片14の中央部分には孔15が
設けてある。第4図においてAで示す部分の基礎
6は独立基礎であつて、基礎6の上面にはアンカ
ーボルト7の上部が突出している。しかして基礎
6の上面に床パネル受け金具5を載置するととも
にアンカーボルト挿通孔1にアンカーボルト7を
挿通し、ナツト8にて締め付けて床パネル受け金
具5を基礎6に固定する。床パネル受け金具5の
固定片2の上面両側の床パネル載置面4にそれぞ
れ隣りあう床パネル9の端部を載置する。この場
合各床パネル9の側端面を床パネル位置決め片3
に当てて隣あう床パネル9同士をそれぞれ所定の
位置に位置決めする。この位置決めが完了した状
態でアンカーボルト7の上端部に床パネル固定金
具10の孔15を挿入して床パネル固定金具10
の両端部の押圧片12を各床パネル9の端部上面
に当て、この状態でアンカーボルト7に締め付け
ナツト11を螺合して締め付けることで押圧片1
2を床パネル9の上面に強く押し当て、床パネル
受け金具5の両端の床パネル載置面4と床パネル
固定金具10の両端の押圧片12とで隣りあう床
パネル9の各端部をそれぞれ挟持して取り付ける
ものである。この場合床パネル固定金具10の段
部片13がそれぞれ床パネル9の側端面に当たる
こととなるものである。
[考案の効果] 本考案は叙述のように、固定片の両側の床パネル
載置片にそれぞれ隣りあう床パネルの端部を載置
するとともに床パネルの側端面を床パネル位置決
め片に当てて位置決めし、床パネル固定金具をア
ンカーボルトの上端部に挿通するとともにアンカ
ーボルトに締め付けナツトを螺合して床パネル固
定金具の両端部の押圧片を隣りあう床パネルの端
部上面に押圧してあるので、アンカーボルトを利
用して隣りあう床パネルを基礎に取り付けた床パ
ネル受け金具と床パネル固定金具とで同時に挟持
して取り付けることができ、この結果従来のよう
に床パネルを取り付けるに当たつて束を必要とす
ることなく取り付けることができるものであり、
束を必要としないので、凍上があつても床パネル
になんら影響がないものであり、また金具による
挟持だけで隣りあう床パネルを同時に取り付けら
れるので、施工の省力化ができるものであり、ま
た固定片の上面の中央部の両側に上方に向けて床
パネル位置決め片を突設してあるので、隣りあう
床パネルを取り付けるに当たり、床パネル位置決
め片に床パネルの側面を当てることで、正確な位
置に確実に隣りあう床パネルを位置決めして取り
付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面断面図、第2図は側面断
面図、第3図は床パネルと床パネル受け金具と床
パネル固定金具との分解斜視図、第4図は本考案
における床パネルの取り付け例の平面図、第5図
は第4図A部分の拡大平面図、第6図a,bは従
来例の斜視図及び断面図であつて、1はアンカー
ボルト挿通孔、2は固定片、3は床パネル位置決
め片、4は床パネル載置面、5は床パネル受け
面、6は基礎、7はアンカーボルト、8はナツ
ト、9は床パネル、10は床パネル固定金具、1
1は締め付けナツト、12は押圧片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央にアンカーボルト挿通孔を有する固定片の
    上面の中央部の両側に上方に向けて床パネル位置
    決め片を突設するとともに床パネル位置決め片よ
    りも外側方の固定片の上面両側をそれぞれ床パネ
    ル載置面として床パネル受け金具を構成し、この
    床パネル受け金具の固定片を基礎の上面に載置し
    て基礎の上面より上方に突出するアンカーボルト
    に固定片のアンカーボルト挿通孔を挿通してナツ
    トにて固定し、固定片の両側の床パネル載置片に
    それぞれ隣りあう床パネルの端部を載置するとと
    もに床パネルの側端面を床パネル位置決め片に当
    てて位置決めし、床パネル固定金具をアンカーボ
    ルトの上端部に挿通するとともにアンカーボルト
    に締め付けナツトを螺合して床パネル固定金具の
    両端部の押圧片を隣りあう床パネルの端部上面に
    押圧して成る床パネルの取り付け構造。
JP2738485U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0349205Y2 (ja)

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JP2738485U JPH0349205Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2738485U JPH0349205Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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Publication Number Publication Date
JPS61144144U JPS61144144U (ja) 1986-09-05
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