JPH0348862Y2 - - Google Patents

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JPH0348862Y2
JPH0348862Y2 JP1987041283U JP4128387U JPH0348862Y2 JP H0348862 Y2 JPH0348862 Y2 JP H0348862Y2 JP 1987041283 U JP1987041283 U JP 1987041283U JP 4128387 U JP4128387 U JP 4128387U JP H0348862 Y2 JPH0348862 Y2 JP H0348862Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ICパツケージを収容するICソケツ
トに係り、特に、該ICパツケージのリード端子
と接触するコンタクトピンの接触片の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、この種ICソケツトにおけるコンタク
トピンは所謂F型、LCC型又はPLCC型等リード
端子の形状に対応して個別に製造されている。こ
の点は例えば、打抜成形によるものとして実開昭
61−23289号公報に記載されたものでも同様であ
る。このコンタクトピン23の接触片24は第1
1図及び第12図に示す如く、ソケツト基体21
の凹み22に収容されるICパツケージPの横方
向の動きを抑制するために突起25が形成されて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる突起25は装着されるICパツケージP
の位置ずれを阻止するものであり、接触片24自
体はリード端子Rの形状に合わせて形成されてい
る。このため他の形状のICパツケージとの共用
は不可能である。仮りに、共用しても適正な接触
接続を得るのは困難である。以上のように従来の
ICソケツトは収容されるべきICパツケージのリ
ード端子の形状に対応した専用の接触片24(コ
ンタクトピン)を必要としており、近年のICパ
ツケージの多品種化に伴なつてコンタクトピンの
種類も急増して製造上もしくは部品管理面等の問
題が生じていた。
本考案はかかる実情に鑑み、異種タイプのIC
パツケージに対し、共用可能となし、ICパツケ
ージの多品種化の問題を解消し得るICソケツト
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案によるICソケツトは、第1図及び第2
図に示す如く、コンタクトピン4の頂面が、第一
の接触部4f1と第二の接触部4f2とにより二段に
形成されている。従つて、単一のコンタクトピン
4でありながら第一の接触部4f1と第二の接触部
4f2を介して、少なくとも二種類以上のタイプの
ICパツケージP1,P2との接続が可能である。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第10図に基づき本考案によ
るICソケツトの実施例を説明する。図中、1は
ICパツケージPを収容し得る凹部2を備えたソ
ケツト本体、3は凹部2の周辺に沿つて列設され
たスリツト、4は脚部4aをソケツト本体1に形
成された挿通孔5へ挿入してスリツト3内に収容
されている金属製のコンタクトピンである。この
コンタクトピン4は打抜成形により形成されたも
のであり、第5図に示す如く、脚部4aと止片4
bと基部4cと折曲部4dとアーム4eと接触片
4fとから成る。該接触片4fの頂面は、ICパ
ツケージP1のリード端子R1に接触し得るように
(第1図参照)広い幅l1を有しているとともに接
触面が内側下方に向いて、例えば6゜程度傾斜した
第一の接触部4f1と、該第一の接触部4f1の外側
において先端が円弧状に突出形成されると共に幅
l2(l2<l1)を有していてICパツケージP2のリード
端子R2に接触し得る(第2図参照)第二の接触
部4f2とにより構成されている。6は第3図に示
すようにリード端子R1,R2を凹部2に案内する
ガイド突起、7はソケツト本体1の一端に支軸8
を介して枢着された押えカバー、9は該押えカバ
ー7を開方向付勢する自動復帰用のスプリング、
10は支軸11を介して押えカバー7に枢着され
ていて、押えカバー7を閉蓋状態に保持し得るロ
ツクレバー、12はロツクレバー10にロツク方
向の力を付与するスプリング、13は押えカバー
7に設けられた押えパツドである。この押えパツ
ドは第1図及び第2図に示す如く、押えカバー7
が閉じた際、ICパツケージP1本体の上面を押圧
するパツド13aとICパツケージP2のリード端
子R2を押下げるパツド13bとからなり、これ
らパツド13a,13bは、リード端子R1,R2
が第一の接触部4f1及び第二の接触部4f2と所定
の接触圧を以つて接続され得るように高さの寸法
が設定されている。
次に、本実施例のICソケツトの動作について
説明する。まず、ICリード端子R1が夫々対応す
るコンタクトピン4に接触するようにパツケージ
P1を凹部2内に収容した後、押えカバー7を閉
じることにより、パツド13aがICパツケージ
P1を押下げると同時にリード端子R1がコンタク
トピン4の第一の接触部4f1との接触を深める。
次いで押えカバー7をロツクレバー10により閉
蓋状態に保持するとリード端子R1と第一の接触
部との間に接触圧が維持されて両者の電気的接続
は確実に行なわれる。この場合、第一の接触部4
f1の上面は傾斜しているのでICパツケージP1が押
下げられても該パツケージP1の下面が接触部4f1
と当接することはない。従つて、かかる押下げに
よつてICパツケージP1の位置づれやリード端子
R1の接触不良は生じない。又、第一の接触部4f1
は比較的広い幅l1を有しているからICパツケージ
P1の横方向の移動を吸収でき、これによりICパ
ツケージP1の凹部2内での位置合わせ作業を省
略できる。なお、このときパツド13bは第二の
接触部4f2との間に一定の間隙を形成するように
その高さが設定されているので、コンタクトピン
4に干渉することはない。
次にICパツケージP2を収容する場合(第2図
参照)、上記と同様に押えカバー7を閉蓋すると、
パツド13bがリード端子R2を押下げて第二の
接触部4f2に接触せしめる。この場合、パツド1
3aとICパツケージP2の上面との間には一定の
間隙が形成されると共に、ICパツケージP1の場
合と同様に第一の接触部4f1の上面の傾斜により
ICパツケージP2と接触片4との当接は回避され
る。これによりリード端子R2と第二の接触部と
は所望の接触圧が確実に得られて良好な接触が保
持される。以上のように形状の異なるICパツケ
ージP1,P2に対し、単一のコンタクトピン4で
夫々の電気的接続が可能となる。上記ICパツケ
ージP1,P2の他第6図乃至第8図に示す如きIC
パツケージP3,P4,P5に対してもパツド13a,
13bの高さ等の寸法を適宜調整して同様の作用
効果が得られる。
尚、上記実施例における第一の接触部4f1の傾
斜は上述の如くICパツケージP1の底面との当接
を回避するためのものであり、該パツケージP1
の底面とリード端子R1の先端との距離が小さい
場合に特に有効であるが、ICパツケージの形状
により傾斜角度を零としてもよい。又、第二の接
触部4f2の先端部の形状はリード端子の形状に合
わせて平坦面、凹凸面もしくは山型等、種々の形
状が選択され得、さらに該接触部4f2の幅l2をl2
≧l1とすることによりリード端子R2との電気的接
続を向上させることができる。この他パツド13
も上述のパツド13aのみにより構成してもよ
く、これら各部材の形状、寸法等は収容されるべ
きICパツケージの種類に応じて最適なものとな
し得、上記実施例と同様の作用効果が得られる。
第9図及び第10図は押えパツド13の第2実
施例を示す。この手段では、押えカバー7が閉じ
る際、ICパツケージP′の上面ほぼ中央部に面接
触し得る押下げ手段13′がスプリング14を介
して該押えカバー7に設けられていて、スプリン
グ14により押下げ手段13′がICパツケージ
P′を弾圧して略均一な押下げ力が得られる。これ
によりリード端子R′とコンタクトピン4の接触
片4fとの接触圧の問題は解消して各種の形状の
ICパツケージに対し適用可能となる。
尚、上記実施例においてロツクレバー10のフ
ツク部10aの長さl3(第3図参照)を変えるこ
とによりリード端子とコンタクトピン4との接触
圧を調整することができる。
〔考案の効果〕
上述のように本考案のICソケツトによれば、
二段に形成された接触片を有するコンタクトピン
によりリード端子の形状が異なる少なくとも二種
類以上のICパツケージに対し共用できるという
利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るコンタクトピ
ンの作用を説明する要部断面図、第3図乃至第8
図は本考案のICソケツトの実施例に係り、第3
図はICパツケージを収容したICソケツトの縦断
面、第4図はICソケツトの平面図、第5図はコ
ンタクトピンの側面図、第6図、第7図、第8図
は本案ICソケツトに使用できるICパツケージを
例示する斜視図及び部分断面図、第9図は押えパ
ツドの第二実施例によるICソケツトの縦断面図、
第10図は第9図の部分拡大図、第11図は従来
のICソケツトの平面図、第12図は従来のコン
タクトピンの作用を説明する側面図である。 1……ソケツト本体、3……スリツト、4……
コンタクトピン、4f……接触片、4f1……第一
の接触部、4f2……第二の接触部、6……ガイド
突起、7……押えカバー、10……ロツクレバ
ー、13a,13b,13′……押えパツド、P,
P1,P2,P3,P4,P5,P′……ICパツケージ、R1
R2……リード端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ICパツケージのリード端子と弾性的に接触し
    得る接触片を備えた金属製のコンタクトピンと、
    該コンタクトピンを収容するスリツトが形成され
    ているソケツト本体と、上記ICパツケージを押
    下げる押下手段を備えた押えカバーと、上記リー
    ド端子と接触片とが接触した状態で上記押えカバ
    ーを上記ソケツト本体に係止せしめるロツク手段
    とを具備し、上記接触片の頂面は、第一の接触部
    と第二の接触部とにより二段に形成されていて、
    上記ICパツケージのリード端子の形状に応じて
    選択して接触するようにしたICソケツト。
JP1987041283U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0348862Y2 (ja)

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JPS63149082U JPS63149082U (ja) 1988-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123289B2 (ja) * 1978-07-13 1986-06-05 Unitika Ltd

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JPS6123289U (ja) * 1984-07-16 1986-02-12 日本電気株式会社 チツプキヤリアic用ソケツト

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