JPH0348823Y2 - - Google Patents

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JPH0348823Y2
JPH0348823Y2 JP1986140608U JP14060886U JPH0348823Y2 JP H0348823 Y2 JPH0348823 Y2 JP H0348823Y2 JP 1986140608 U JP1986140608 U JP 1986140608U JP 14060886 U JP14060886 U JP 14060886U JP H0348823 Y2 JPH0348823 Y2 JP H0348823Y2
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【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、マイクロスイツチのようなスイツ
チに関する。
《従来の技術》 マイクロスイツチには種々のタイプがある。第
5図に示すマイクロスイツチは、先端部に可動接
点51を備え、後端部を共通端子52の係止片5
3に揺動可能に係止された可動片54と、可動接
点51の両側に対向する位置にそれぞれ固定接点
55,56を備えた2本の固定端子57,58と
可動片54の中間部を共通端子52の起立片59
に連結して、可動片54に反転特性を付与する可
動コイルバネ60と、可動コイルバネ60の上部
を押圧可能に配置された押釦61とを備えてい
る。
このスイツチの自由状態では、可動接点51が
上方の固定接点55に接触している。押釦61を
下方に押圧すると、可動コイルバネ60が下方に
撓んで、可動片54をその後端係止部を支点とし
て下方に反転させ、可動接点51を下方の固定接
点56に当接させて、スイツチの切り換えが行な
われる。
第6図に示す別のタイプのマイクロスイツチ
は、先端部の可動接点62とこれに連続する可動
板バネ63とを備えた可動片64と、可動接点6
2の両側に対向する位置にそれぞれ固定接点6
5,66を備えた2本の固定端子67,68と、
可動板バネ63の後端部を揺動可能に係止する係
止片69を備えた共通端子70と、一端を共通端
子70に係止され、他端を可動片64の後端部に
係止されて、可動板バネ63をバネチヤージする
受け金71と、この受け金71を下方に押圧可能
な押釦72とを備えている。
このスイツチの自由状態では、可動接点62が
上方の固定接点65に接触している。押釦72を
下方に押圧すると、受け金71を介して可動片6
4の後端部が下方に押し下げられ、ある定められ
た点を越えると可動板バネ63が反転して可動接
点62が下方の固定接点60に接触して、スイツ
チの切り換えが行なわれる。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで、これらのスイツチは色々な機器に取
り付けられて色々な環境下で使用される。屋外な
どで使用されれば当然防水性を持つていなければ
ならず、また、油などが飛び散る場所などで使用
された場合には油が内部に浸入しないような構造
でなければならない。
この理由から従来より防水効果を施した構造の
スイツチも数多く提案されている。
その一つとして、スイツチ本体部の周囲をカバ
ーで覆つた構造もある。しかしながら、この種の
スイツチは小形である関係上、取付ビスを挿入す
る取付用貫通孔がスイツチ本体部とカバーの内部
を横切る形で設けられており、このためこの接合
部から水などが浸入して故障を引き起こしたりす
る場合があり信頼性の面で問題があつた。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みなされた
もので、特に防水効果に優れ、信頼性の向上を図
ることが出来る構造のスイツチを提供することを
目的とする。
《問題点を解決するための手段》 上記問題点を解決するために、この考案は、一
端が開口され側面に取付用貫通孔を有した方形の
カバー内に、断面形状がカバーの内形とほぼ等し
い外形を呈し、かつ取付用貫通孔と対応する取付
用貫通孔を設けたスイツチ本体部を各側面接触状
態で収納するとともに、スイツチの下方に形成さ
れたカバー内空間でスイツチ本体部からの端子と
外部リード線との接続後、カバー内空間にシール
用樹脂材を充填してなるスイツチであつて、カバ
ーとスイツチ本体部の互いに対向している側面
に、カバー内空間から取付用貫通孔の外周を回つ
て再びカバー内空間に帰還するシール用リード溝
を設けたことを特徴としている。
《実施例》 以下、この考案に係る実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
第1図乃至第4図はその考案のスイツチを示す
もので、第1図はその縦断面図、第2図は第1図
のA−A線矢視断面図、第3図は第1図に示すス
イツチの分解正面図、第4図は第2図のB部拡大
断面図である。
図において、このスイツチは大きく分けると第
3図で見られるようにスイツチ本体部1とカバー
2とから成り、互に別々に組み立てられた後にス
イツチ本体部1をカバー2内に組込むように構成
されている。
カバー2は樹脂材料により左右側壁3,3、前
側壁4、後側壁5、上壁6とで下面が開口した方
形に成形されている。また、一対の左右側壁3,
3にはそれぞれ2つの取付用貫通孔7,7と、こ
の貫通孔7,7の直ぐ下に係止孔8,8とが設け
られている。そして、左右側壁3,3の内面には
貫通孔7,7および係止孔8,8の部分を含んだ
形で下面へ通じる凹溝9が上下方向に延びて設け
られている。また。前後両壁4,5の内面にはこ
のカバー2内に挿入されて来るスイツチ本体部1
のカバー2内における上限を位置決めする段部1
0と下限を位置決めする突起11とが設けられて
いる。上壁6には押釦12が貫通する孔13が設
けられている。押釦12にはゴム製の防水キヤツ
プ14が取り付けられている。そのキヤツプ14
はドーム状を成し、上部貫通部を押釦12の外周
係止溝15に防水効果を持たせて圧入し押釦12
との係合をなすとともに、カバー2の上壁6上で
孔13を囲つてリング状に設けられている凹溝1
6内に下部を圧入させ、更に、この上から凹溝1
6内にゴム押さえ部材17が圧入されて押さえら
れて固定され、常時、押釦12を上方付勢させて
いる。また、カバー2の上部にはアクチユエータ
18の一端が回動可能に取り付けられており、こ
のアクチユエータ18は押釦12に覆いかぶさる
形で配設されている。そして、アクチユエータ1
8の自由端にはローラ19が軸20を介して取り
付けられている。
スイツチ本体部1は、樹脂製のベース21、常
閉固定端子22、常開固定端子23、共通端子2
4、可動コイルバネ25、可動片26、などで構
成されている。
ベース21は断面形状が上記カバー2の内形と
ほぼ等しい外形を呈し、かつ、左右の両側面2
7,28間を横切る形でカバー2の取付用貫通孔
7,7と対応する取付用貫通孔29,29が設け
られている。また、この両側面27,28にはカ
バー2の係止孔8,8と対応した係止爪30,3
0が設けられている。更に、この両側面27,2
8にはカバー2の左右両側面3,3の内面に形成
されている前記凹溝9と外形が対応した降起面3
1が設けられており、降起面31の外周より若干
外側に位置した部分には、下部から始まり取付用
貫通孔29の外側を回つて再び下部に帰還する形
で形成されたシール用リード溝32が設けられて
いる。また、ベース21には上下面に連なる3つ
の貫通孔34,35,36が設けられており、貫
通孔34には共通端子24が、貫通孔35には常
開固定端子23が、貫通孔36には常閉固定端子
22がそれぞれ圧入固定されている。
常開固定端子23と常閉固定端子22との一端
はそれぞれ固定接点22A,23Aを設けて上下
で対向位置しており、他端は下面から下方へそれ
ぞれ突出している。共通端子24は一端に起立片
43と係止片37とを有し、他端は下面から下方
へ突出している。
可動コイルバネ25はピアノ線で形成されてお
り、押釦12の下部と対応する位置においてバネ
チヤージした形で、一端部を共通端子24の起立
片43に設けられた係止孔38に掛け止めし、他
端部を可動片26の後端部に設けられた係止孔3
9に掛け止めしている。また、可動片26は、可
動コイルバネ25とその後端部を跨いで上方両側
に凸に湾曲した形に一部を切り起こして成る可動
板バネ44を備え、この可動板バネ44は、その
後端部を、可動コイルバネ25が可動片26を共
通端子24側へ引き付ける付勢力によりバネチヤ
ージされて、共通端子24の係止片37に設けら
れた係止凹部40に揺動可能に支持されている。
そして、常開固定端子23の接点23Aと常閉固
定端子22の接点22Aとの間に延びた可動片2
6の先端部には可動接点26Aが固定され、ま
た、可動片26は、その接点26Aが常閉固定接
点22Aに圧接するように、可動板バネ44によ
り押圧付勢されている。
このように構成されたスイツチ本体部1には、
下面にそれぞれ突出している各端子22,23,
24に外部リード線41が半田固定される。そし
て、この様に個々に構成されたスイツチ本体部1
とカバー2とは、しかる後、カバー2に対してス
イツチ本体部1が収納される。
カバー2に収納されるこのスイツチ本体部1
は、横断面外形がカバー2の内形にほぼ等しく形
成されているので、各側面が面接触状態で収納さ
れる。そして、その収納はスイツチ本体部1の上
面がカバー2の内側段部10に突き当たるまで行
われ、また、この突き当たつた状態ではスイツチ
本体1の下面にカバー2の内側突起11が突出
し、カバー2内におけるスイツチ本体部1の位置
決めがなされる。
この状態にあつては、スイツチ本体部1の可動
コイルバネ25の上部に押釦12の下部が軽く当
接した状態にある。また、カバー2の取付用貫通
孔7とスイツチ本体部1の取付用貫通孔29とが
対応し、更に、スイツチ本体部1の係止爪30が
カバー2の係止孔8に受け入れられて互いに係合
された状態にある。また、カバー2の内面凹溝9
にスイツチ本体部1の降起面31がぴつたりと嵌
まり込んだ形になつている。
この様にカバー2内にスイツチ本体部1を組込
んだ後、カバー2を逆さにした状態で、スイツチ
本体部1の下部に作られたカバー2の空間42
に、例えばエポキシ系樹脂などからなるシール用
樹脂材を充填し、外部リード線41と各端子2
2,23,24との半田固定部をインサートした
形で固化してこのスイツチが完成される。そし
て、シール用樹脂材が充填されるとき、スイツチ
本体部1の降起面31に形成されているシール用
リード溝32内を回つてシール用樹脂材が同時に
充填され、カバー2とスイツチ本体部1間にそれ
ぞれ対応形成されている取付用貫通孔7と29並
びに係止孔8と係止爪30間の接合箇所をシール
し、ここから水などの侵入を確実に阻止する。
この様にして組み立てられているスイツチは、
取付用貫通孔7,29にネジなどを挿入させて使
用機器に取り付けられる。そして、被検体がロー
ラ19にぶつかり、アクチユエータ18が下方へ
回動され押釦12を押し下げると、この押釦12
の下部で可動コイルバネ25の上部が押し下げら
れる。この押釦12の下部位置が、ある定められ
た点を越えると可動板バネ44が反転して接点2
6Aと接点23Aとの接触に切り換わる。そし
て、アクチユエータ18への押圧力が取り除かれ
ると押釦12が可動コイルバネ25の復帰力によ
り上方へ移動復帰し、可動板バネ44が再び反転
復帰して接点22Aと接点26Aとの接触に切り
換わる。
この可動接点26Aが一方の接点22Aから離
れて移動するとき、可動板バネ44に可動コイル
バネ25の引つ張り力が付加されて強制的に引き
離されるので、ワイピング効果が生じる。また、
逆に可動接点26Aが他方の接点23Aに接触す
るとき、可動板バネ44のバネ力に、押釦12に
押された可動コイルバネ25の押圧力が付加され
るので、他方の接点23Aに対してより強く圧接
される。この結果、強いワイピング作用と大きな
接触圧が得られ、高容量タイプのスイツチを実現
することができる。また、押釦12の押圧力が可
動コイルバネ25の撓みによつて吸収されるの
で、可動板バネ44に無理な力が加わらず長寿命
化が可能になる。
《考案の効果》 以上説明したように、この考案のスイツチによ
れば、カバー内空間に充填されたシール用樹脂材
がシール用リード溝に案内されて取付用貫通孔と
の接合部を完全にシールすることが出来るので防
水効果がより向上し、この結果、信頼性もより向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、この考案のスイツチを示
すもので、第1図は、その縦断面図、第2図は、
第1図のA−A線矢視断面図、第3図は、第1図
に示すスイツチの分解正面図、第4図は、第2図
のB部拡大断面図、第5図および第6図は、従来
の異なるタイプのスイツチを示す断面図である。 1…スイツチ本体部、2…カバー、12…押
釦、22,23…固定端子、24…共通端子、2
5…可動コイルバネ、26…可動片、32…シー
ル用リード溝、37…係止片、43…起立片、4
4…可動板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が開口され側面に取付用貫通孔を有した方
    形のカバー内に、断面形状が前記カバーの内形と
    ほぼ等しい外径を呈し、かつ、前記取付用貫通孔
    と対応する取付用貫通孔を設けたスイツチ本体部
    を各側面接触状態で収納するとともに、前記スイ
    ツチの下方に形成された前記カバー内空間で前記
    スイツチ本体部からの端子と外部リード線との接
    続後、前記カバー内空間にシール用樹脂材を充填
    してなるスイツチであつて、前記カバーと前記ス
    イツチ本体部に互いに対向している前記スイツチ
    本体の側面に、前記カバー内空間から前記取付用
    貫通孔の外周を回つて再び前記カバー内空間に帰
    還するシール用リード溝を設けたことを特徴とす
    るスイツチ。
JP1986140608U 1986-09-16 1986-09-16 Expired JPH0348823Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986140608U JPH0348823Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16
EP87113480A EP0260659A3 (en) 1986-09-16 1987-09-15 Micro switch
US07/323,153 US4902863A (en) 1986-09-16 1989-03-15 Push button microswitch with wiping contact effect

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986140608U JPH0348823Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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Publication Number Publication Date
JPS6347534U JPS6347534U (ja) 1988-03-31
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ID=31047612

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JP1986140608U Expired JPH0348823Y2 (ja) 1986-09-16 1986-09-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6222028Y2 (ja) * 1978-12-08 1987-06-04

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JPS6347534U (ja) 1988-03-31

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