JPH034865Y2 - - Google Patents

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JPH034865Y2
JPH034865Y2 JP12128585U JP12128585U JPH034865Y2 JP H034865 Y2 JPH034865 Y2 JP H034865Y2 JP 12128585 U JP12128585 U JP 12128585U JP 12128585 U JP12128585 U JP 12128585U JP H034865 Y2 JPH034865 Y2 JP H034865Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液圧エレベータや荷役リフト等の昇降
装置に設ける液圧回路へ配置するのに適した液体
制御弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、液圧エレベータや荷役リフト等重量物を
昇降作用する昇降装置では、例えば第2図に示す
如く、重量物を積載するテーブル31の下部に複
数個の単動シリンダ32,33を設け、ポンプ回
路34に配置する液体切換弁35の操作により圧
力液体を各単動シリンダ32,33へ流入制御し
てテーブル31の上昇作動を行ない、また液体切
換弁35の単動シリンダ側回路より分岐し低圧側
へ接続した分岐回路36に配置する液体制御弁3
7の操作により各単動シリンダ32,33内の圧
力液体を低圧側へ流出制御してテーブル31の下
降作動を行なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、停止時においてテーブル31が積載
する重量物や自重によつて下降しないよう液体制
御弁37の構成は、第3図に示す如く、単動シリ
ンダ32,33側に接続の流入通路38と低圧側
に接続の流出通路39間を連通する連通孔に形成
した弁座40にポペツト形状の弁体41を着離自
在に備えて閉状態時の液体漏れ阻止を図り、電磁
気装置42の励磁により弁体41をばね43力に
抗して弁座40から離座するよう押圧させて各単
動シリンダ32,33内の圧力液体を流出制御
し、電磁気装置42の非励磁で弁体41をばね4
3力により弁座40に着座させて圧力液体の流出
を遮断するようにしているため、弁座40の開か
ら閉状態への変化が短時間で、単動シリンダ3
2,33を下降途中で停止する際液圧回路内にサ
ージ圧が生じて昇降装置に振動や騒音をおこし、
最悪の場合にはテーブル上の積載物を落下させて
損傷してしまう問題点があつた。
本考案は、かかる問題点を解消するもので、弁
体の開位置より閉方向への移動速度を制動自在に
し、用途に応じた最適な液体制御が得られるよう
にした液体制御弁を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解消するためになされた本考案
の構成は、液体の流入通路と流出通路を弁座を形
成した連通孔により連通して本体に設け、弁座か
ら離座したり弁座に着座したりするよう本体の案
内孔に軸方向へ移動自在に嵌挿して前記連通孔を
開閉する弁体を配置し、流入通路側圧力を弁体へ
開方向に作用させると共に流入通路側と絞り路を
介して連通する弁体背部に形成の作用室圧力とば
ね力とを弁体へ閉方向に作用させて設け、作用室
をパイロツト弁体の移動操作により低圧側へ連通
遮断自在に設け、弁体の作用室と対向する端部に
先端部を嵌挿して制動部材を本体に配置し、制動
部材の弁体への嵌挿によつて形成する作用室の液
体を絞り制御して流出し弁体の開位置から閉方向
への移動速度を制動するよう設けて成したことを
特徴とする。
〔作用〕
かかる本考案の構成において、パイロツト弁体
の移動操作により作用室を低圧側へ連通すること
で、弁体が流入通路側圧力による作用力によつて
連通孔の開方向に移動し、またパイロツト弁体の
移動操作により作用室と低圧側間の連通を遮断す
ることで、弁体が作用室圧力による作用力とばね
力とによつて連通孔の開位置より閉方向へ移動す
ると共に、その移動する際に制動部材の弁体端部
への嵌挿によつて形成される作用室の液体を絞り
制御して流出しているので、弁体の閉方向への移
動速度はゆるやかに制動され、用途に応じた最適
の液体制御が得られる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は液体制御弁本体(以下本
体という)で、一体的に結合した主本体2と副本
体3とから成つている。主本体2は流体の流入通
路4と流出通路5を有し、内部で流入流出通路間
を連通孔6により連通して設けている。7は連通
孔6の流入通路4側開口に形成した弁座、8は連
通孔6を開閉する弁体で、弁座7と線接触するよ
う一端部をポペツト形状に有していると共に、連
通孔6と同軸で流入通路4側に連通して設けた案
内孔9に軸方向へ移動自在に嵌挿している。10
は弁体8背部に形成の作用室11を流入通路4側
に連通する絞り路、12は副本体3に圧入固着の
ブツシユ部材で、一端部を主本体2の案内孔9に
嵌挿し主副本体2,3間を位置決めしており、内
部には大径孔13と小径孔14を連設して貫通形
成していると共に、その異径段部に前記弁座7径
よりも小径のパイロツト弁座15を形成してい
る。16はパイロツト弁体で、ブツシユ部材12
の大径孔13に移動自在に嵌挿し、一端部にはパ
イロツト弁座15と着離する球体17を設けて作
用室11を小径孔14より戻り路18を介して流
出通路5側へ連通遮断するようにしている。19
は弁体8とパイロツト弁体16間に係装のばね
で、各弁体へ閉方向即ち弁座への着座方向の力を
付与するよう設けている。20は球体17と当接
しパイロツト弁体16を移動操作するための押し
棒で、ブツシユ部材12の小径孔14に嵌挿して
一端部を副本体3外へ延在している。21は副本
体3側面に配置する電磁気装置で、コイル22へ
の通電で固定鉄心23に吸着される可動鉄心24
により押し棒20を押圧移動するよう設けてい
る。25は弁体8の開位置より閉方向への移動速
度を制動する制動部材で、弁体25の作用室11
と対向する一端部に先端部を嵌挿して主本体2に
螺合し配置している。26は絞り路で、制動部材
25の本体8への嵌挿によつて形成する作用室2
7を流出通路5に連通するよう設けている。28
は作用室27に収装し弁体8を開方向に押圧する
ばねである。
次にかかる構成の作動を説明する。
流入通路4は昇降装置の単動シリンダ側に、ま
た流出通路5は低圧側に夫々接続しているものと
し、図面は電磁気装置21のコイル22へ通電し
ていない状態を示す。
これよりコイル22に通電すると、可動鉄心2
4は固定鉄心23に吸着され押し棒20を介して
パイロツト弁体16をパイロツト弁座15から離
座するように押圧移動せしめ、作用室11の圧力
液体はパイロツト弁体16の外周部に有する切欠
を流れてパイロツト弁座15より小径孔14、戻
り路18を介して流出通路5側へと流出し、弁体
8は絞り路10の作用で作用室11の圧力がほぼ
流出通路5側の圧力まで低下するため、流入通路
4側圧力による作用力によつてばね19力に抗し
て弁座7から離座するように移動され、流入通路
4側の圧力液体は流出通路5に流出し単動シリン
ダが下降作動する。そして、単動シリンダの下降
作動を停止するためにコイル22への通電を止め
ると、可動鉄心24の吸着が解消されパイロツト
弁体16はばね19力によつて球体17をパイロ
ツト弁座15に着座し作用室11と流出通路5間
の連通を遮断する。弁体8は絞り路10を介して
作用室11に流入通路4側の圧力液体が流入する
ため、作用室11圧力による作用力とばね19力
とによつて弁座8に着座するように移動され、流
入通路4側の圧力液体の流出が遮断されて単動シ
リンダは停止する。
この作動で、弁体8が開位置より閉方向へ移動
するとき、弁体8は制動部材25とで形成した作
用室27の液体を絞り路26を介して流出通路5
側に流出すると共にばね28力に抗しているた
め、その移動速度が絞り路26による作用室27
圧力の作用力とばね28の取付力によつて制動さ
れゆるやかに弁座8に着座し、流入通路4側に接
続の単動シリンダを下降作動時にシヨツクなく停
止することができる。そして、絞り路26の径を
変えて作用室27からの液体流出量を変更するこ
とで用途に応じた最適の液体制御を容易に得るこ
とができ、またかかる作用によつて昇降装置の液
体回路に配置して重量物を円滑かつ安全に昇降作
用することが容易に得られる。
なお、作用室27に収装のばね28は必要に応
じ省略してもよい。
〔考案の効果〕
このように本考案によれば、液体の流入通路と
流出通路を弁座を形成した連通孔により連通して
本体に設け、弁座から離座したり弁座に着座した
りするよう本体の案内孔に軸方向へ移動自在に嵌
挿して前記連通孔を開閉する弁体を配置し、流入
通路側圧力を弁体へ開方向に作用させると共に流
入通路側と絞り路を介して連通する弁体背部に形
成の作用室圧力とばね力とを弁体へ閉方向に作用
させて設け、作用室をパイロツト弁体の移動操作
により低圧側へ連通遮断自在に設け、弁体の作用
室と対向する端部に先端部を嵌挿して制動部材を
本体に配置し、制動部材の弁体への嵌挿によつて
形成する作用室の液体を絞り制御して流出し弁体
の開位置から閉方向への移動速度を制動するよう
設けているため、弁体の開位置から閉方向への移
動速度をゆるやかに制動でき、用途に応じた最適
な液体制御を容易に得ることができる。そして昇
降装置の液体回路に配置することで重量物を円滑
かつ安全に昇降作用でき、使用範囲の拡大が図か
れる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す液体制御弁の
縦断面図、第2図は本考案の液体制御弁を適用す
る昇降装置の液体回路図、第3図は液体制御弁の
従来例図である。 1……本体、4……流入通路、5……流出通
路、7……弁座、8……弁体、9,27……作用
室、16……パイロツト弁体、25……規制部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体の流入通路と流出通路を弁座を形成した連
    通孔により連通して本体に設け、弁座から離座し
    たり弁座に着座したりするよう本体の案内孔に軸
    方向へ移動自在に嵌挿して前記連通孔を開閉する
    弁体を配置し、流入通路側圧力を弁体へ開方向に
    作用させると共に流入通路側と絞り路を介して連
    通する弁体背部に形成の作用室圧力とばね力とを
    弁体へ閉方向に作用させて設け、作用室をパイロ
    ツト弁体の移動操作により低圧側へ連通遮断自在
    に設け、弁体の作用室と対向する端部に先端部を
    嵌挿して制動部材を本体に配置し、制動部材の弁
    体への嵌挿によつて形成する作用室の液体を絞り
    制御して流出し弁体の開位置から閉方向への移動
    速度を制動するよう設けて成る液体制御弁。
JP12128585U 1985-08-07 1985-08-07 Expired JPH034865Y2 (ja)

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JP12128585U JPH034865Y2 (ja) 1985-08-07 1985-08-07

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JPS6228983U JPS6228983U (ja) 1987-02-21
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