JP3639657B2 - モノブロック構造のハイドロリック式の制御装置 - Google Patents

モノブロック構造のハイドロリック式の制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物を上昇・下降させるためのモノブロック構造のハイドロリック式の制御装置であって、少なくとも2つの電磁作動式の比例方向切換弁装置と、貨物を荷重とは無関係に上昇させるための入力装置として働く圧力バランス装置とが設けられており、該圧力バランス装置と前記比例方向切換弁装置とが、少なくとも部分的にケーシング内に配置されており、該ケーシングが、少なくとも1つのポンプ接続部と、少なくとも1つの消費器接続部と、少なくとも1つの戻し接続部とを有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこのような形式のモノブロック構造の制御装置では、各駆動装置と各作動装置と各接続部とが、モノブロックのほとんど全てのケーシング面に配置される。駆動装置と接続部との取付後では、コンパクトな構造にもかかわらず、大きな外寸法を有する弁ブロックが形成されてしまう。なぜならば、特に駆動装置がしばしば互いに背中合わせで位置しているか、または対角線方向で配置されてモノブロックケーシングから突出しているからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式のハイドロリック式の制御装置を改良して、モノブロックのケーシング寸法および全体寸法に関して小さな構成容積しか有しないハイドロリック式の制御装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、前記比例方向切換弁装置が互いに平行に配置されていて、電磁作動式の駆動装置が同一の側に、しかも特に同じ高さに相並んで取り付けられており、前記圧力バランス装置が、第1の比例方向切換弁装置に同軸的に並設されており、該第1の比例方向切換弁装置が、接続管路を介して第2の比例方向切換弁装置に接続されており、前記接続管路が、両比例方向切換弁装置の間の範囲で2つの個々の通路区分に分割されており、両通路区分が、第1の比例方向切換弁装置に設けられた長手方向スプールを支承しかつ案内するための孔に交差していて、前記長手方向スプールの、戻し通路を遮断することのできる各1つの制御縁部に重なるようにした。
【0005】
【発明の効果】
本発明によるハイドロリック式の制御装置は、そのケーシング寸法およびモノブロックの全体寸法に関して小さな構成容積しか有していない。個々の弁装置は相並んで配置されていて、しかも製造に好都合に配置構成された孔に部分的に嵌入しており、これによって重量と加工時間とを節約することができる。このためには、全ての弁部分が僅か2つの孔に収納される。一方の孔には、圧力バランス装置に並んで貨物を上昇させるための比例方向切換弁装置が嵌め込まれる。この一方の孔はいずれの段部をも有しない貫通孔として形成されている。この一方の孔に対して平行な他方の孔には、座弁に並んで前記貨物を下降させるための比例方向切換弁装置が配置されている。両孔は同じ長さを有していて、それぞれ相並んで共通のケーシングの対応する端面に開口している。ケーシングの一方の端面には、電磁式の駆動装置が直接に相並んで配置されており、これによって両駆動装置は単純な手段によって機械的にも制御可能となる。本発明による制御装置は、たとえば、極めて少数のねじ締結部しか必要としない単純な鋳造ケーシングを有している。
【0006】
さらに、両比例方向切換弁装置はその組合せにおいて、適宜なハイドロリック回路と、選択された電気的な回路とに基づき、極めて短い応答時間が得られるように設計されている。ハイドロリック回路に関しては、両比例方向切換弁装置の間に、2つの通路区分に分割された接続通路が設けられており、この接続通路は貨物を上昇させる場合でも、下降させる場合でも通流される。両比例方向切換弁装置は、貨物を上昇させるための比例方向切換弁装置に設けられた長手方向スプールの2つの制御縁部を介して戻し路に接続されている。戻り流が分割されるので、比較的短い行程を有する長手方向スプールで十分となる。
【0007】
貨物を下降させるための比例方向切換弁装置には、下降機能を減衰するために制御オイル絞りが設けられている。この制御オイル絞りを介して、閉鎖運動を導入するために必要となる圧力媒体が案内される。貨物を下降させるための比例方向切換弁装置に並んで同軸的に、遮断弁が配置されており、この遮断弁はこの比例方向切換弁装置の閉鎖段階時にハイドロリック的に制御オイル絞りに対して並列に接続されている。この遮断弁は弁カートリッジの形で、この比例方向切換弁装置のすぐ背後で同じ孔に嵌め込まれている。並列接続に基づく横断面増大はこの比例方向切換弁装置の閉鎖運動を著しく促進するので、この比例方向切換弁装置は消費器接続部を遮断する逆止弁としての機能を一層良好にかつ一層迅速に実施することができるようになる。
【0008】
貨物を下降させるための比例方向切換弁装置は、貨物報知システムを介して圧力バランス装置にハイドロリック的に接続されている。この比例方向切換弁装置の電磁式の駆動装置は、圧力バランス装置の閉鎖運動を加速する目的で、他方の比例方向切換弁装置、つまり貨物を上昇させるための比例方向切換弁装置の電磁式の駆動装置の作動時に、この他方の比例方向切換弁装置による戻り路の遮断後に、少なくとも短時間通電される。これによって、大きな容積流が短時間で圧力バランス装置の閉鎖運動を加速する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面につき詳しく説明する。
【0010】
図1に示したハイドロリック回路には、電磁作動式の2つの比例方向切換弁装置90,120と、圧力バランス装置70とを備えたOCハイドロリックシステムに用いられる制御装置の原理的な構造が示されている。この制御装置は、たとえばエレクトロハイドロリック式の昇降機構制御装置のパワーリフタの場合にそうであるように、自走式の作業機械の一部である単動式のハイドロリックシリンダを制御するために働く。
【0011】
両比例方向切換弁装置90,120は絞りを有する方向切換弁である。この方向切換弁の長手方向スプールは両終端位置の他に無段階に任意の中間位置を取ることができる。両比例方向切換弁装置90,120は図面で見て左側には各1つの比例磁石91,121を有していて、右側には各1つの戻しばね108,155を有している。第1の比例方向切換弁装置90は3ポート2位置弁として形成されており、第2の比例方向切換弁装置120は2ポート2位置弁として形成されている。両比例方向切換弁装置90,120は接続管路13を介して直列接続されているので、圧力媒体流は両比例方向切換弁装置90,120を介して両方向でポンプ/消費器に流れる。3ポート2位置弁はポンプから消費器、つまり貨物を上昇させるための単動式のハイドロリックシリンダへの圧力媒体流を制御する。したがって、比例方向切換弁装置90を以下において上昇モジュールと呼ぶ。2ポート2位置弁は単動式のハイドロリックシリンダから荷重を受けてタンクに戻る圧力媒体流を制御する。したがって、この第2の比例方向切換弁装置120を下降モジュールと呼ぶ。この第2の比例方向切換弁装置120は座弁構造に形成されていて、さらに貨物を保護する逆止弁として作動する。
【0012】
ポンプ接続部49と、上昇モジュール90との間では、分岐部10に圧力バランス装置70が配置されている。この圧力バランス装置70はニュートラル循環時に開かれていて、不要な圧力媒体流をほとんど絞ることなく戻し管路16に案内する。圧力バランス装置70には、制御ばね88の他に貨物報知管路12が接続されており、この貨物報知管路12は接続管路13から分岐している。
【0013】
貨物を上昇させるためには、上昇モジュール90の比例磁石91が通電される。戻し路は遮断され、圧力媒体は上昇ジュール90と接続管路13と下降モジュール120の逆止弁21とを介して消費器接続部50に案内される。このときに、貨物報知管路12を介して圧力バランス装置70はそのばね負荷された側で負荷され、これによってポンプ流は消費器接続部50に加えられた荷重圧に応じて絞られて、荷重圧とは無関係な自体公知の貨物上昇が達成される。
【0014】
貨物を下降させるためには、一般に比例磁石91が通電されていない状態で、下降モジュール120の比例磁石121が作動させられる。圧力媒体は両モジュール120,90と戻し管路17とを介して戻し接続部52にまで流れる。
【0015】
図2には、実現された制御装置の部分的な縦断面図が示されている。この制御装置はほぼ直方体形のケーシング30(図面には簡潔に図示する)を有しており、このケーシング30はほぼ正方形の2つの平らな面、つまり上面31および下面33を備えている(図3参照)。しかしこれら2つの面は実際にはフランジ結合されたブロックにおいて別の位置を取ることもできる。精密加工された下面33には、消費器接続部50と、長孔状の2つの戻し通路65,66とが配置されている。両戻し通路65,66は長孔フランジ36に開口している。消費器接続部50と長孔フランジ36とは、それぞれ下面33に向かって各1つの切欠きを有しており、この切欠きは各1つのシールリング37,37′を収容するために働く。さらに、3つの固定用孔69,69′,69′′が設けられており、これらの固定用孔69,69′,69′′は下面33に対して直角にケーシング30を貫通している。
【0016】
断面に対して直角に向けられた側面34,35,38,39はそれぞれ方形の輪郭を有している。前面34と後面35とは、精密加工された平らな面である。前面34には、両比例磁石91,121がフランジ締結されている。両比例磁石91,121に向かい合って位置するように、後面35には貫通孔41と閉鎖ねじ孔42と段付孔44のための閉鎖ねじ114,157が嵌入している。別の2つの側面38,39は膨出部を有しており、この膨出部は固定用孔69,69′を取り囲むように形成されている。さらに、図3の上側に位置する側面38はポンプ接続部49を収容するための管片を有している。
【0017】
図2に示したように、雌ねじ山を備えたポンプ接続部49はケーシング30内で流入環状通路93に移行している。この流入環状通路93は円筒状の貫通孔41を貫通している。この貫通孔41は前面34から後面35にまで延びている。図面で見て貫通孔41の左側の範囲には、上昇モジュール90の長手方向スプール97が嵌め込まれている。この場所では貫通孔41にさらに3つの通路94,95,96が開口している。真ん中の通路94は戻し環状通路として働き、この戻し環状通路は下面33に形成された戻し通路65に開口している。この戻し環状通路もしくは真ん中の通路94の両側に配置された両環状通路95,96には、両通路区分57,58が接続されており、これらの通路区分57,58は1つの接続通路55にまとめられている。
【0018】
上昇モジュール90の長手方向スプール97は非作動状態において接続通路55を戻し環状通路94に接続するか、または作動状態において接続通路55をポンプ接続部49の背後で流入環状通路93に接続する。このためには長手方向スプール97の円筒状の外輪郭が両環状溝99,100を有している。図面で見て右側の環状溝100、つまり流入環状通路93を環状通路96に接続することのできる環状溝100は、図面で見て右側の軸つばの範囲で精密制御ノッチ103に移行している。この精密制御ノッチ103は圧力バランス装置70と関連して、測定絞りの機能を有している。この精密制御ノッチ103の開放横断面は流入環状通路93の方向に減小しており、ただし比例磁石91が通電されていない状態では流入環状通路93に到達していない。精密制御ノッチ103は、たとえば円形ノッチとして形成されている。
【0019】
図面で見て右側の環状通路100の左側の壁は、長手方向スプール97に設けられた2つの制御縁部101,102のうちの1つ102を形成しており、この制御縁部102は接続通路55から戻し環状通路94への戻しを制御する。他方の制御縁部101は図面で見て左側の環状溝99の左側の壁を形成している。この環状溝99は通路区分57から戻し環状通路94への流路を開閉させる。環状溝99の図面で見て右側の壁は、長手方向スプール97の全行程にわたって戻し環状通路94の範囲に位置して、この戻し環状通路94を閉鎖しない。
【0020】
図面で見て長手方向スプール97の外輪郭の左側の縁部には、比例磁石91とケーシング30との間のシールリングの範囲で切欠きが設けられている。この切欠きの下方では、長手方向スプール97が円筒状の凹部104を有しており、この凹部104の底部には、比例磁石91の可動子プランジャ92が位置している。
【0021】
図面で見て右側の端面98からは、長手方向スプール97が段付けされて穿孔されている。図面で見て段付孔105の右側の範囲は、戻しばね108を案内するために働く。左側の範囲は比較的小さな直径を有していて、斜めに延びる補償孔106を介して段付孔105を凹部104に接続している。段付孔105の右側の範囲から左側の範囲への移行部は平らなケーシングつばを形成しており、このケーシングつばには、戻しばね108が支持されている。
【0022】
戻しばね108の他方の端部は段付けされたばね受け109に接触している。圧力補償の目的で長手方向スプール97で圧力媒体を絞らずに通過させるために、このばね受け109は横断面星形に形成されている。このばね受け109はロッド110に装着されており、このロッド110は図面で見て右側に向かって貫通孔41内で中心に延びている。ロッド110は、図面で見て長手方向スプール97の右側に並んで配置されたポット形の圧力バランスピストン80に突入しており、これによりロッド110はこの場所でねじ山付ピン111に当接している。この場合、ロッド110は圧力バランスピストン80の端面81に設けられた孔に密にスライド式に案内されている。長手方向で位置固定的なばね受け109はロッド110と共に、長手方向可動の2つの弁部分、つまり長手方向スプール97と圧力バランスピストン80とに支承されているので、ばね受け109の外殻輪郭は球面状に形成されている。こうして、長手方向スプール97とロッド110との間の相対傾動によるひっかかりは回避される。
【0023】
ねじ山付ピン111はロッド110の延長に延びていて、閉鎖ねじ114で終わっている。ねじ山付ピン111を長手方向で移動調節するためには、閉鎖ねじ114が雌ねじ山を有しており、この雌ねじ山にねじ山付ピン11がねじ込まれて嵌入している。制御装置の構成長さを短くするためには、閉鎖ねじ114のヘッドが円筒状の凹部を有している。この凹部は止めナット112を収容するために役立つ。ねじ山付ピン111を調節しかつ止めるためには、このねじ山付ピン111の外側の自由端部が、工具を係合させるための六角穴を有している。
【0024】
図面で見て貫通孔41の右側の端部は閉鎖ねじ孔42に移行している。この閉鎖ねじ孔42に設けられた雌ねじ山に、閉鎖ねじ114が固定されている。ヘッドとねじ山との間に嵌入されたシールリング118は、閉鎖ねじ孔42を外部に対してシールしている。
【0025】
貫通孔41には、閉鎖ねじ114と長手方向スプール97との間で圧力バランスピストン80が密にスライド式に嵌入されている。この圧力バランスピストン80は円筒状の外輪郭を有しており、この外輪郭は図面で見て右側の端部に半円形切欠き84を有している。この半円形切欠き84には、ばねリング89が挿入されている。このばねリング89は、たとえば制御装置が圧力媒体を有しない状態において、ストッパとして働く内側のケーシングつばに接触している。このケーシングつばは貫通孔41と、直径の比較的大きな閉鎖ねじ孔42との間に形成されている。図面で見て圧力バランスピストン80のための右側のストッパは、閉鎖ねじ114によって形成されている。圧力バランスピストン80の外輪郭の左側の縁部では、全周にわたって分配された複数の精密制御ノッチ83が設けられており、この精密制御ノッチ83は図面で見て左側の端面81から圧力バランスピストン80に加工成形されている。
【0026】
半円形切欠き84の背後では、圧力バランスピストン80が皿もみ加工されている。圧力バランスピストン80はばねリング89の手前の範囲で一連の放圧溝を保持している。
【0027】
図面で見て圧力バランスピストン80の右側の端面からは、制御ばね88を収容するためのガイド孔87が加工成形されている。このガイド孔87の底部は狭められていて、これにより制御ばね88は半径方向で位置固定される。図面で見て閉鎖ねじ114の左側の端面にも、比較可能な輪郭を備えた孔115が設けられている。
【0028】
圧力バランスピストン80の範囲では、ケーシング30に2つの通路71,74が設けられている。流入環状通路93に対して隣接して、戻し環状通路71が位置している。流入環状通路93から戻し環状通路71への接続は、たとえば貨物の上昇時では、荷重圧への到達後に圧力バランスピストン80によって多かれ少なかれ十分に閉じられており、それに対してニュートラル循環時では十分に開かれている。
【0029】
戻し環状通路71と閉鎖ねじ114との間には、貨物報知通路74が配置されている。この貨物報知通路74は、貫通孔41に対して平行な貨物報知孔63を介して通路区分58に接続されている。
【0030】
貨物報知孔63の高さでは、接続通路55が両通路区分57,58に分割される個所が設けられている。図2および図4に示した断面図では、両通路区分57,58が両環状通路95,96を接続する目的で流れに好都合なU字形の輪郭を有している。U字体の両脚部の間の結合区分では、両通路区分57,58が接続通路55と合流されている。この接続通路55はほぼ直角に下降モジュール120の範囲に通じている。
【0031】
下降モジュール120はケーシング30を横断する段付孔44を有している。この段付孔44は上昇モジュール90に設けられた貫通孔41に対して平行に向けられている。段付孔44は図面で見て左側では上昇モジュール90におけると同様に比例磁石121によって、右側では工具を係合させるための六角穴と、ヘッドとねじ山との間に配置されたシールリング158とを備えた閉鎖ねじ157によって、それぞれ圧力媒体密に閉鎖されている。
【0032】
段付孔44の真ん中の範囲には、弁ブシュ130が嵌め込まれている。この弁ブシュ130は互いに内外に係合された2つの長手方向スプールを収容している。弁ブシュ130は段付孔44内で、図面で見て左側のケーシングつば124と右側に配置されたねじ込みリング156との間で軸方向で位置固定されており、このねじ込みリング156の内部には、工具を係合させるための六角穴が一貫して延びている。このためには、段付孔44の図面で見て右側の範囲が雌ねじ山129を備えている。
【0033】
弁ブシュ130は消費器環状通路125によって取り囲まれる。この消費器環状通路125は図3に示した消費器接続部50にハイドロリック的に接続されている。図面で見て弁ブシュ130の左側に並んで、雌ねじ山128に調節ねじ150が嵌入されている。この調節ねじ150の範囲では、接続通路55が段付孔44に開口している。
【0034】
調節ねじ150(この調節ねじ150に配置されたはす歯列151を除いて)と、2つの長手方向スプールを備えた弁ブシュ130とは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4140604号明細書に基づき公知である。図4には、これらの構成部分が段面されて示されている。
【0035】
下降モジュール120は遮断位置で図示されている。消費器接続部50もしくは図4で見て接続部51に、つまり消費器環状通路125に存在する圧力媒体は、接続通路55に流入することはできない。弁ブシュ130に直接に支承された長手方向スプール、つまり主制御スプール140は、その主弁円錐体141で、弁ブシュ130の主弁座132に接触している。図面で見て左側の端部に配置された主制御ノッチ142は環状室134に並設されたシリンダ座部133の下で遮蔽されて位置している。主制御スプール140を主弁座132に保持するためには、図面で見て主制御スプール140の右側の端面で圧力室135に圧力媒体が存在している。圧力媒体は消費器環状通路125から弁ブシュ130に設けられた半径方向孔131を介して流入し、さらに主制御スプール140において絞り孔144と、この絞り孔144に接続された長手方向孔145とを介して前記圧力室135に流入する。長手方向孔145はその孔底部で制御溝143を貫通している。押圧力は、主制御スプール140の外輪郭の範囲で主弁円錐体141と放圧溝との間に生ぜしめられる圧力に基づく、逆方向に作用する力によって減じられる。
【0036】
下降モジュール120は比例磁石121の通電と共に開く。比例磁石121の可動子プランジャ122は内側の長手方向スプール、つまり前制御スプール147を、図面で見て右側に向かって少しだけ移動させる。これによって、前制御スプール147の前制御ノッチ149は主制御スプール140の制御溝143の下方に到達する。それと同時に、前制御スプール147のさらに左側に配置された弁円錐体148が、主制御スプール140に設けられた対応する弁座146から離れる。圧力室135は長手方向孔145と前制御ノッチ149と弁座146と接続通路55とを介して、戻し環状通路94に接続される。前制御ノッチ149の開放横断面に関連して、圧力室135内の圧力は低下する。この圧力は絞り孔144の横断面と前制御ノッチ149の開放横断面との比に応じて形成される。前制御スプール147が図面で見てさらに右側に向かって移動させられて、圧力室135内の圧力が低下し、半径方向孔131の下方の範囲で圧力媒体によって主制御スプール140に右側に加えられる力が優勢となると、主制御スプール140も同じく右側に向かって移動させられる。主弁円錐体141は主弁座132から離れ、主制御ノッチ142は環状室134の範囲に流入する。圧力媒体は消費器から到達して弁ブシュ130と主制御スプール140との間で接続通路55の方向に流れる。主制御スプール140はその開放運動に基づき前制御スプール147に追従し、これによって前制御ノッチ149における開放横断面は減小する。これによって、圧力室135内では絞り孔144を介して比較的高い圧力が形成され得る。その結果、平衡状態が得られるまで主制御スプール140の開放運動は制動される。
【0037】
図面で見て可動子プランジャ122が左側に向かって移動すると、この可動子プランジャ122には、調節ねじ150に組み込まれた戻しばね155に基づき、前制御スプール147が従動する。戻しばね155は前制御スプール147と調節ねじ150とに支持されている。前制御スプール147の運動時には、前制御ノッチ149が閉鎖される。圧力室135内の圧力は増大する。主弁円錐体141は主弁座132に接触する。下降モジュール120は遮断される。したがって、比例方向切換弁装置もしくは下降モジュール120はシーケンス制御の形式で作動する。
【0038】
制御装置に組み付けられた状態で戻しばね155のプレロード力を調節できるようにするためには、調節ねじ150がその外輪郭の真ん中の範囲にはす歯列151を有している。このはす歯列151には、少なくとも一時的に調節ウォームの歯列が噛み合う。このためには、この調節ウォームが調節孔68に嵌入されている。この調節孔68は前面34から段付孔44にまで延びていて、接続通路55に接している。ケーシング30から突出した自由端部を有する調節スピンドルまたは一時的に調節ウォームと端面側で連結することのできる特殊工具を用いて、この調節ウォームを回転させることができる。調節スピンドルもしくは調節ウォームの回転方向に応じて、調節ねじ150は雌ねじ山128で右側または左側に移動させられる。調節範囲の長さは調節ねじ150のはす歯列151の幅にほぼ相当している。
【0039】
制御装置において貨物を上昇させる際に逆止弁の機能を発揮する下降モジュール120は、貨物の下降時における精密制御可能性に対する高い要求に基づき絞り孔144によって比較的大きく減衰される。この減衰により、逆止弁機能における閉鎖運動は制動される。貨物上昇時に閉鎖運動を加速するためには、絞り孔144に座弁160を並列接続することができる。
【0040】
第4図で見て弁ブシュ130には、ねじ込みリング156(図2参照)の代わりにこの座弁160が並設されている。この座弁160は板状の弁体を有しており、この弁体には、六角体が一体成形されている。この座弁160の外輪郭の円筒状の部分はねじ山を保持しており、このねじ山にはシールリングが挿入されている。このシールリングによって座弁160は図面で見て段付孔44の右側の範囲にねじ込まれている。図2に示したねじ込みリング156と同様に、この座弁160は弁ブシュ130を位置固定している。座弁160の底部と、弁ブシュ130の外輪郭の右側の縁範囲と、ケーシング30との間には、環状の通路161が形成されている。この通路161は傾斜孔162を介して、ケーシング30の側面39に管片状に一体成形された消費器接続部51に接続されている。
【0041】
座弁160は長手方向孔165を有しており、この長手方向孔165には、弁ブシュ130に向かって円錐外套状の弁座が形成されている。図面で見て長手方向孔165の右側の部分には、スプールピストン164が支承されて案内されている。このスプールピストン164の図面で見て右側の区分は円筒状の形状を有している。この円筒状の区分に続いて左側には、皿形の弁頭部が設けられている。この弁頭部は腰部を介して円筒状の区分に結合されている。図面で見て右側へのスプールピストン164の行程は、弁頭部と弁座との間の接触によって制限され、左側への行程は、スプールピストン164に装着された位置固定リングが前記六角体の端面に当接することによって終了される。スプールピストン164の腰部の範囲では、長手方向孔165から離れる方向で、複数の孔166がほぼ星状に延びている。これらの孔166は座弁の雄ねじ山と底部との移行範囲で終わっている。さらに、前記六角体の範囲では長手方向孔165から、シールリング167を収容するための環状溝が加工成形されている。段付孔144には、座弁160と閉鎖ねじ157との間で環状通路163が設けられている。この環状通路163は貨物報知孔63に接続されている。
【0042】
貨物を上昇させる際には、比例磁石91(図2参照)が通電された状態で圧力媒体がポンプ接続部49と流入環状通路93と長手方向スプール97と接続通路55とを介して下降モジュール120の長手方向スプール140,147の手前に流れる。貨物を衝撃なしに始動させるためには、長手方向スプール97がまず精密制御ノッチ103を介してのみ開く。この精密制御ノッチ103は圧力バランス装置70に対して測定絞りを形成している。圧力媒体は下降モジュール120に向かう流路で貨物報知孔63と貨物報知通路74とを介して圧力バランスピストン80の裏側に流れる。その結果、この圧力バランスピストン80は図面で見て左側に向かって移動し、消費器接続部50;51に生ぜしめられる所定の荷重圧が達成されるまで、流入環状通路93から戻し環状通路71への圧力媒体流を徐々に減少させていく。貨物上昇時では、貨物を保護する目的で比例方向切換弁装置もしくは下降モジュール120の逆止弁機能が利用される。
【0043】
この場合に、閉鎖過程において圧力バランス装置70によって形成された制御圧降下は精密制御ノッチ103に生じるだけではなく、圧力バランスピストン80の両側でも生じる。この時に存在する僅かな圧力降下ならびに場合によっては圧力バランスピストン80の運動を安定化するために貨物報知孔63に組み込まれた絞り個所によって付加的に減じられる僅かな容積流は、圧力バランスピストン80のゆっくりとした閉鎖運動を生ぜしめる。この閉鎖運動を加速するためには、たとえば短時間に下降モジュールの比例磁石121を通電することができる。このために図5には、貨物を上昇させかつ引き続き下降させる際の両比例磁石91,121の通電が簡略的に示されている。横座標軸には、時間tが描かれている。縦座標軸の正の区分には、比例磁石91の電流I91が示されており、負の区分には比例磁石121の電流I121が示されている。貨物は時間t91にわたって上昇させられて、時間t121にわたって下降させられる。上昇過程の間では、時間t91内で、長手方向スプール97(図2参照)が右側に向かって移動させられて、戻し環状通路94に対する通路区分57,58の接続が遮断される時間t1後に、比例磁石121が時間t2で通電される。これによって、消費器接続部50;51から圧力媒体が荷重圧下に主制御スプール140と接続通路55と、貨物報知孔63と貨物報知通路74とを介して、圧力バランスピストン80の裏側に流れる。このときに運動させられる容積流は圧力バランスピストン80に戻し環状通路71を迅速に遮断させる。
【0044】
貨物の上昇を終了させるためには、比例磁石91が遮断される。長手方向スプール97は戻しばね108に基づき左側に向かって移動しようとし、これによって流入環状通路93と通路区分58との間の流路は遮断される。しかし不都合な条件においては、精密制御に基づき著しく減衰された下降モジュール120の主制御スプール140の遮断前に長手方向スプール97の遮断が行なわれる。主制御スプール140の閉鎖が過度にゆっくりであると、消費器接続部51から圧力媒体が流入環状通路93の方向に戻る。この場合に、閉鎖時に流力が長手方向スプール97を故障させるおそれがある。この問題は座弁160によって取り除かれる。制御装置の上昇機能の場合、つまり下降モジュール120が逆止弁として作動する場合、圧力は通流方向で見て下降モジュール120の手前で、下降モジュール120の背後におけるよりも大きく形成されている。この圧力差に基づき、座弁160が開く。この座弁160は付加的に制御オイル絞りもしくは絞り孔144に対して並列に接続されていて、貨物の上昇時では絞り横断面を増大させる。したがって、主制御スプール140はほとんど減衰されずに閉じる。
【0045】
前記制御装置では、両モジュール90,120の平行な配置形式に基づき、両比例磁石91,121の裏側の端部の手前に、たとえば旋回ジョイント支承部26に手動操作装置25を支承することが可能となる(図2参照)。この手動操作装置25はそれぞれ比例磁石91,121の手動非常操作装置24に作用する。この手動操作装置25を用いて、選択的に上昇モジュール90か、または下降モジュール120を手動で制御することができる。
【0046】
比例磁石91の行程は極めて短いので、下降モジュール120から到来する容積流は貨物の下降時に両環状通路95,96に分割されて、2つの制御縁部101,102を介して戻し環状通路94に導出される。これによって、コンパクトで、しかも単純な構造において比較的大きな容積流を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁作動式の比例方向切換弁装置と圧力バランス装置とを備えた制御装置のハイドロリック回路図である。
【図2】図1に示した制御装置の断面図である。
【図3】図2に示した制御装置を下から見た図である。
【図4】付加的な座弁を備えた、図1に示した制御装置の断面図である。
【図5】貨物の上昇時および下降時における両比例磁石の通電を時間と電流との関係で示す線図である。
【符号の説明】
10 分岐路、 12 貨物報知管路、 13 接続管路、 16 戻し管路、 17 戻し管路、 21 逆止弁、 24 手動非常操作装置、 25 手動操作装置、 26 旋回ジョイント支承部、 30 ケーシング、 31 上面、 33 下面、 34 前面、 35 後面、 36 長孔フランジ、 37,37′ シールリング、 38,39 側面、 41 貫通孔、 42 閉鎖ねじ孔、 44 段付孔、 49 ポンプ接続部、 50 消費器接続部、 51 接続部、 52 戻し接続部、 55 接続通路、 57,58 通路区分、 63 貨物報知孔、 65,66 戻し通路、 68 調節孔、 69,69′,69′′ 固定孔、 70 圧力バランス装置、 71 戻し環状通路、 74 貨物報知通路、 80 圧力バランスピストン、 81 端面、 83 精密制御ノッチ、 84 半円形切欠き、 87 ガイド孔、 88 制御ばね、 89 ばねリング、 90 比例方向切換弁装置、 91 比例磁石、92 可動子プランジャ、 93 流入環状通路、 94 戻し環状通路、 95,96 環状通路、 97 長手方向スプール、 98 端面、 99,100 環状溝、 101,102 制御縁部、 103 精密制御ノッチ、 104 凹部、 105 段付孔、 106 補償孔、 108 戻しばね、 109 ばね受け、 110 ロッド、 111 ねじ山付ピン、 112 止めナット、 114 閉鎖ねじ、 115 孔、 118 シールリング、 120 比例方向切換弁装置、 121 比例磁石、 122 可動子プランジャ、124 ケーシングつば、 125 消費器環状通路、 128 雌ねじ山、129 雌ねじ山、 130 弁ブシュ、 131 半径方向孔、 132 主弁座、 133 シリンダ座部、 134 環状室、 135 圧力室、 140 主制御スプール、 141 主弁円錐体、 142 主制御ノッチ、 143 制御溝、 144 絞り孔、 145 長手方向孔、 146 弁座、 147 前制御スプール、 148 弁円錐体、 149 前制御ノッチ、 150 調節ねじ、 151 はす歯列、 155 戻しばね、 156 ねじ込みリング、 157 閉鎖ねじ、 158 シールリング、 160 座弁、 161 通路、 162 傾斜孔、 163 環状通路、 164 スプールピストン、 165 長手方向孔、 166 孔、 167 シールリング

Claims (12)

  1. 貨物を上昇・下降させるためのモノブロック構造のハイドロリック式の制御装置であって、少なくとも2つの電磁作動式の比例方向切換弁装置と、貨物を荷重とは無関係に上昇させるための入力装置として働く圧力バランス装置とが設けられており、該圧力バランス装置と前記比例方向切換弁装置とが、少なくとも部分的にケーシング内に配置されており、該ケーシングが、少なくとも1つのポンプ接続部と、少なくとも1つの消費器接続部と、少なくとも1つの戻し接続部とを有している形式のものにおいて、前記比例方向切換弁装置(90,120)が互いに平行に配置されていて、電磁作動式の駆動装置(91,121)が同一の側に、しかも特に同じ高さに相並んで取り付けられており、前記圧力バランス装置(70)が、第1の比例方向切換弁装置(90)に同軸的に並設されており、該第1の比例方向切換弁装置(90)が、接続管路(55)を介して第2の比例方向切換弁装置(120)に接続されており、前記接続管路(55)が、両比例方向切換弁装置(90,120)の間の範囲で2つの個々の通路区分(57,58)に分割されており、両通路区分(57,58)が、第1の比例方向切換弁装置(90)に設けられた長手方向スプール(97)を支承しかつ案内するための孔(41)に交差していて、前記長手方向スプール(97)の、戻し通路(94)を遮断することのできる各1つの制御縁部(101,102)に重なるようになっていることを特徴とする、モノブロック構造のハイドロリック式の制御装置。
  2. 前記貫通孔(41)に前記長手方向スプール(97)の範囲で環状通路(95,96)が配置されており、該環状通路(95,96)に前記両通路区分(57,58)が開口している、請求項1記載の制御装置。
  3. 前記両通路区分(57,58)が、互いに平行に前記環状通路(95,96)から離れる方向で延びていて、前記両比例方向切換弁装置(90,120)の間の範囲で合流しており、しかも合流した両通路区分(57,58)の仮想中心線が、U字形の経過を有している、請求項1または2記載の制御装置。
  4. 前記接続通路(55)が、前記両通路区分(57,58)の間の接続個所に中央で開口しており、しかも前記接続通路(55)の仮想中心線が、前記両通路区分(57,58)の仮想中心線に関してほぼ平行でかつ真ん中に位置調整されている、請求項3記載の制御装置。
  5. 前記圧力バランス装置(70)が、前記第1の比例方向切換弁装置(90)と同軸的に相並んで前記貫通孔(40)内に配置されており、圧力バランスピストン(80)と前記長手方向スプール(97)との互いに面した端面(81,98)にポンプ圧が加えられている、請求項1記載の制御装置。
  6. 前記第1の比例方向切換弁装置(90)の前記長手方向スプール(97)がばね負荷されており、ばねプレロードを調節しかつ対応するばね(108)を支持するための少なくとも1つの構成部分(110)が、前記圧力バランスピストン(80)に設けられた孔を通って案内されている、請求項1または5記載の制御装置。
  7. 前記第2の比例方向切換弁装置(120)が、消費器接続部(51)に向かって開く逆止弁として形成されており、該逆止弁に設けられた長手方向スプール(140)の閉鎖運動がハイドロリック的に行なわれ、該閉鎖運動を導入するために必要となる圧力媒体が、制御オイル絞り(144)を介して案内される、請求項1記載の制御装置。
  8. 前記第2の比例方向切換弁装置(120)の長手方向スプール(140,147)に並んで遮断弁(160)が配置されており、該遮断弁(160)が、前記長手方向スプール(140)の閉鎖段階時にハイドロリック的に前記制御オイル絞り(144)に対して並列に接続されている、請求項1または7記載の制御装置。
  9. 前記第2の比例方向切換弁装置(120)が、貨物報知システム(12,63,74)を介して圧力バランス装置(70)にハイドロリック的に接続されており、前記第2の比例方向切換弁装置(120)の電磁式の駆動装置(121)が、前記圧力バランスピストン(80)の閉鎖運動を加速させる目的で、前記第1の比例方向切換弁装置(90)の電磁式の駆動装置(91)の作動時に、前記第1の比例方向切換弁装置(90)による戻し環状通路(94)の遮断後に少なくとも短時間通電されるようになっている、請求項1記載の制御装置。
  10. 前記第2の比例方向切換弁装置(120)の内側の長手方向スプール(147)が、ケーシング(30)内に支持されたばね(155)によって負荷されており、これによって前記内側の長手方向スプール(147)が、遮断状態で、外側の長手方向スプール(140)に設けられた弁座(146)に接触している、請求項1記載の制御装置。
  11. 前記ばね(155)のプレロードが、ケーシング(30)内に配置された調節ねじ(150)によって調節可能である、請求項10記載の制御装置。
  12. ケーシング(30)が前記調節ねじ(150)の範囲に調節孔(68)を有しており、該調節孔(68)の中心線が、前記長手方向スプール(140,147)の中心線と斜めに、特に横方向に交差しており、両中心線の最短間隔が、前記調節ねじ(150)と、前記調節孔(68)に挿入可能な調節車との間の軸間隔に相当している、請求項10または11記載の制御装置。
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