JPH0348514Y2 - - Google Patents

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JPH0348514Y2
JPH0348514Y2 JP12618087U JP12618087U JPH0348514Y2 JP H0348514 Y2 JPH0348514 Y2 JP H0348514Y2 JP 12618087 U JP12618087 U JP 12618087U JP 12618087 U JP12618087 U JP 12618087U JP H0348514 Y2 JPH0348514 Y2 JP H0348514Y2
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dynamometer
pit
vehicle
vehicle under
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は被試験車輌のシヤシ出力特性測定など
を行なうことができるシヤシ・ダイナモメータに
関する。
「従来の技術」 従来、シヤシ・ダイナモメータは特公昭45−
27242号や実公昭57−51310号公報で開示されてい
るようにほとんどがローラ駆動型試験装置であつ
た。
すなわち、この種のシヤシ・ダイナモメータ
は、架台上に設けられた前方及び後方のローラ上
に被試験車輌がそのまま乗り込み、エンジンの動
力により駆動される後輪等と連動するローラの回
転力を電気的に取り出すことによつてエンジンの
馬力等をテストするものであつた。
したがつて、このようなローラ駆動型のシヤ
シ・ダイナモメータにあつては、テストの際必ず
ローラ上に被試験車輌の車輪を乗せるため、装置
そのものが全体として大掛りなものとなり、ま
た、被試験車輌のホイールベースに対応して可動
側ローラの位置を調整する調整装置も複雑なもの
が必要となつていた。また、被試験車輌が試験装
置から飛び出さないように、たとえば実開昭61−
184942号の実施例の如く、チエーンなどの固定装
置が必要であつた。さらに、シヤシ・ダイナモメ
ータは短時間でテストが終るスピードメータ・テ
スタと相違し、比較的長い間テストを行なうの
で、ローラと車輪との間に摩擦熱が発生し、その
結果、タイヤが摩耗するので実開昭60−174850号
の実施例の如く、タイヤの熱を冷却するための冷
却装置が必要あつた。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の技術の欠点に鑑
み、試験装置自体を全体として小型化でき、また
設置面積も少なくて済み、さらに、被試験車輌を
固定する固定装置やそのタイヤを冷却するための
冷却装置などを必要としない安価なシヤシ・ダイ
ナモメータを得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案のシヤシ・ダイナモメータは、ピツト内
に配設された動力計と、この動力計に一端側が接
続され他端側が前記ピツトの上方に位置する被試
験車輌に接続された動力伝達手段とから成ること
を特徴とする。
「本考案の実施例」 以上、図面に示す実施例により本考案を詳細に
説明する。
第1図ないし第3図に示す一実施例において、
1は床面Fに形成されたピツトで、このピツト1
は第2図で示すように該ピツト1の真上に複数個
の支持部材2により支持された被試験車輌3の車
幅よりも幅広に形成されている。4は被試験車輌
3の真下に位置するあるいはピツト1内の中央部
寄りの位置に配設された動力計で、この動力計4
の同軸上にはフライホイール5が設けられ、両者
4,5はカツプリングで連結されている。この動
力計4は被試験車輌3の車輌からの駆動力を取り
出すあるいは吸収する機能と、逆に車輌へ駆動力
を付与する機能とがある。
6は一端側が前記動力計4に接続され他端側が
ピツト1の真上に位置する被試験車輌3に接続さ
れた動力伝達手段である。この動力伝達手段6
は、本実施例ではたとえば第3図で示すように動
力計4の軸と連結する中間横軸に設けられた複数
の周溝を有するプーリ8と、ブレーキドラム9な
どに複数本のバブボルトを貫通して装着されかつ
複数個のナツト10で該ブレーキドラム9に固着
された接続板11と、この接続板11とユニバー
サルジヨイント12を介して接続された斜め上方
横軸のプーリ13と、このプーリ13および前記
プーリ8に巻装されたベルト6aとから構成され
ている。動力伝達手段の中のベルト6aは第1図
で示すように中間横軸を中心とした各プーリ8,
13にV字型状にそれぞれ掛け渡されている。1
4は下端側が前記中間横軸に軸受を介して枢支さ
れ、一方、他端側が斜め上方横軸に軸受を介して
枢支された左右前後の支板で、これらの支板14
は第2図で示すようにそれぞれベルト6aを挟む
ような格好で外側と内側に対向して設けられてい
る。15は第1図および第2図で示すようにピツ
ト1内の左右前後に配設されかつ被試験車輌3の
ホイールベースに対応して上方横軸の位置を調整
するホイールベース用調整装置で、このホイール
ベース用調整装置15は、本実施例では下端がピ
ツト1内に設置された支台16に枢支され。上端
が支板14の中央部外壁に突設されたオネジ部と
螺合する螺杆17が用いられている。18は動力
伝達手段6を支持する支持板である。
なお、該実施例では接続板11をブレーキドラ
ム9に取り付ける場合を説図してあるが、被試験
車輌3のブレーキ装置がデイスクブレーキである
時は該デイスクブレーキに前記接続板11が取り
付けられる。また被試験車輌3に車輪を取り付け
たままの場合は車輪に接続板11が取り付けられ
る。
上記構成にあつては、まずピツト1の真上に被
試験車輌3をセツトする時は、たとえばピツト1
に車幅程のピツト蓋板を用意し、該ピツト蓋板上
に被試験車輌を乗り入れた後にジヤツキ等を利用
して第1図で示すように支持部材2に被試験車輌
3を支持させる。この場合支持部材2を利用せず
適宜なリフト装置で被試験車輌3を吊り下げても
良い。次に被試験車輌3から車輪を取り外し、第
3図で示すように接続板11を当該被試験車輌3
の各ブレーキドラム9に接続する。この場合被試
験車輌3のホイールベースに対応して調節装置1
5で各上方横軸の位置調節をする。しかる後に、
被試験車輌3のエンジンを起動させると被試験車
輌3の車軸7から動力伝達手段6を介し動力計4
で、いわば直接的に駆動力を取り出すことがで
き、あるいは動力計4から動力伝達手段6を介し
被試験車輌3の車軸7へ駆動力を付与することが
できる。なお、この実施例は主として被試験車輌
が4輪駆動(4WD)の場合に最適である。
次に第4図および第5図で示す本考案の異なる
実施例につき説明する。なお、これらの実施例の
説明に当つて前記実施例と同一の部分には同一の
符号を付す。
第4図の実施例において前記実施例と主に異な
る点はピツト1Aとホイールベース用調整装置1
5Aである。すなわち、ピツト1A内には調整装
置15Aを設置するための段部20が前後に形成
され、一方、調整装置15Aとしては作動杆21
の先端が支板14Aに枢支された油圧などのシリ
ンダー22が用いられている。
第5図の実施例において前記実施例と主に異な
る点は、被試験車輌3Bが主として2WDの場合
に最適であるようにピツト1Bの前後幅を狭く形
成すると共に、一方の車輪を適宜な固定具23で
ストツパーすれば良いことからホイールベース用
調整装置を設けていない点である。なお、被試験
車輌3Bが4WDの場合でも片側の車軸を使用し
なければ該実施例でテストすることも可能であ
る。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案にあつて
は、次に列挙するような効果がある。
(1) 被試験車輌の車軸から動力伝達手段を用いて
直接駆動力を取り出す、あるいは動力計より車
軸に駆動力を付与するのでので、従来のように
車輪と共に回転するローラ装置を必要としな
い。したがつて、試験装置自体を全体として非
常に簡素化できる。
(2) 動力計等を被試験車輌の真下に配設すること
ができ、かつ前記(1)で述べたように装置自体を
小型化することができるから、被試験車輌が
4WDの場合であつても車輌の大きさに相当す
るような設置面積で済む。
(3) 被試験車輌が4WDの場合は、従来の実施例
のようにローラや動力計を乗せた移動台車装置
でホイールベースを合わせる必要はなく、螺杆
17やシリンダー22などの簡単な部材を用い
てホイールベースの調整を行なうことができ
る。
(4) 被試験車輌を固定する固定装置やタイヤを冷
却するための冷却装置などを必要としない。
(5) よつて、安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面からの概略説明図、第2
図は本考案の平面からの概略説明図、第3図は本
考案の要部の概略説明図、第4図および第5図は
本考案の異なる各概略説明図である。 1,1A,1B……ピツト、2,2A……支持
装置、3,3A,3B……被試験車輌、4,4A
……動力計、5,5B……フライホイール、6…
…動力伝達手段、7……車軸、8,13……プー
リ、14,14A……支板、15,15A……調
整装置、17……螺杆、22……シリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツト内に配設された動力計と、この動力計に
    一端側が接続され他端側が前記ピツトの上方に位
    置する被試験車輌に接続された動力伝達手段とか
    ら成るシヤシ・ダイナモメータ。
JP12618087U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH0348514Y2 (ja)

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JP12618087U JPH0348514Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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Publication Number Publication Date
JPS6433645U JPS6433645U (ja) 1989-03-02
JPH0348514Y2 true JPH0348514Y2 (ja) 1991-10-16

Family

ID=31377458

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JP12618087U Expired JPH0348514Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017110956A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 株式会社堀場製作所 車両試験装置及び車両試験装置に用いられる模擬車輪
WO2019053940A1 (ja) * 2017-09-15 2019-03-21 東洋電機製造株式会社 シャシダイナモ装置用負荷モータ
WO2019215864A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 東洋電機製造株式会社 シャシダイナモ装置
WO2023278191A1 (en) * 2021-07-01 2023-01-05 Horiba Instruments Incorporated Apparatus and method for testing automated vehicles

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Publication number Publication date
JPS6433645U (ja) 1989-03-02

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