JPH0344878B2 - - Google Patents

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JPH0344878B2
JPH0344878B2 JP62117223A JP11722387A JPH0344878B2 JP H0344878 B2 JPH0344878 B2 JP H0344878B2 JP 62117223 A JP62117223 A JP 62117223A JP 11722387 A JP11722387 A JP 11722387A JP H0344878 B2 JPH0344878 B2 JP H0344878B2
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belt press
press according
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bellows
double belt
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Publication of JPH0344878B2 publication Critical patent/JPH0344878B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B5/00Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups
    • B30B5/04Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of an endless band
    • B30B5/06Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of an endless band co-operating with another endless band
    • B30B5/062Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of an endless band co-operating with another endless band urged by directly-acting fluid pressure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/17Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
    • Y10T156/1702For plural parts or plural areas of single part
    • Y10T156/1712Indefinite or running length work
    • Y10T156/1741Progressive continuous bonding press [e.g., roll couples]

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  • Fluid Mechanics (AREA)
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は剛性的なプレスフレームに回転可能に
支承されたそれぞれ2つの変向ドラムを介して案
内された上側のエンドレスプレスベルトと下側の
プレスベルトとを有し、エンドレスプレスベルト
の内側に圧力室内の流動媒体により生ぜしめられ
る圧力が作用するようになつており、圧力室が鉛
直方向ではプレスフレームに固定された押圧板と
エンドレスプレスベルトとにより、水平方向では
滑り面シール装置により制限されており、滑り面
シール装置が押圧板の縁に沿つて環状に走る鉛直
方向の溝内に溝方向に滑動可能に配置されてお
り、エンドレスプレスベルトの内面に力で押し付
けられており、エンドレスプレスベルトの間で連
続的に走る帯状材料が圧縮される複式ベルトプレ
スに関する。
従来技術 複式ベルトプレス(西ドイツ国特許出願公開第
2421296号明細書参照)はエンドレスな帯状の工
材を製造するため、特に装飾用の積層ラミネート
やチツプボードや繊維ボードや銅張りされたエレ
クトロラミネート等を製造するために用いられ
る。この複式ベルトプレスはエンドレスに循環す
る2つのプレスベルト又はプレスベルトセツト
(西ドイツ国特許出願公開第3315367号明細書参
照)を有し、このプレスベルト又はプレスベルト
セツトの間で帯状工材が圧力と必要である場合に
は熱を作用させて同時に前進方向に搬送させて硬
化させられる。帯状工材に作用する圧力を生ぜし
めるためにはこの種のいわゆる等圧機械は圧力室
を有し、この圧力室においては圧力が流動性の圧
力媒体、例えばオイル又は圧縮空気で形成され
る。押圧板とプレスベルトとによつて鉛直方向で
制限された圧力室は側縁部で外室に対してシール
され、不都合な圧力媒体損失が生じないようにす
る必要がある。この圧力媒体の損失は帯状工材を
汚すだけではなく、複式ベルトプレスの所要エネ
ルギーを高める。
圧力室の側縁のシールは滑り面シール装置で行
なわれる。この滑り面シール装置は圧力室の周囲
を環状に走つて押圧板に、滑り面シール装置が1
つの面で所定の圧着力でプレスベルトに載着させ
られる。押圧板はプレスフレームに定置に取付け
られており、プレスベルトは移動するので、プレ
スベルトは前記面に沿つて滑動する。これによつ
て滑り面シール装置に作用する摩擦力が生じる。
圧力室内にある圧力媒体は同様にプレスベルト平
面内を走る圧力を滑り面シール装置に生ぜしめ
る。この圧力も摩擦力も滑り面シール装置によつ
て不都合な変形なしで吸収されかつ押圧板に導入
されなければならない。
このような滑り面シール装置の構成は西ドイツ
国特許第2722197号明細書によつて公知である。
この滑り面シール装置は横断面が方形であるシー
ル部材から成り、このシール部材はU字形の保持
条片に掴まれている。U字形の保持条片は押圧板
の溝に嵌め込まれ、側方に取付けられた山形支持
部材を有している。この山形支持部材は押圧板の
切欠きに支えられている。これによつて摩擦力は
シール部材からU字形の保持条片と山形支持部材
とを介して押圧板に導入される。圧力室内の圧力
媒体からシール部材に生ぜしめられた圧力はU字
形の保持条片から同様に押圧板に伝達される。何
故ならばU字形の保持条片は溝の圧力室とは反対
側の壁に接するからである。
複式のベルトプレスの稼働中に圧力室のシール
装置にもれ個所が生じないようにするためには、
滑り面シール装置は帯状工材の変化する厚さに適
合させられなければならない。このためには公知
の滑り面シール装置は押圧板に設けられた溝内に
鉛直方向で、つまり溝内へ又は溝外へ移動可能に
配置されている。しかしながらU字形の保持条片
は圧力室の内部に作用する圧力で溝の圧力室とは
反対側の壁に圧着されているので、このような鉛
直運動に際しては再びこの鉛直運動を妨げる摩擦
力が生じる。克服する必要のある別の鉛直方向の
摩擦力は切欠き内の支持面に存在している。何故
ならば山形支持部材はU字形の保持条片と剛性的
に結合されているからである。これによつてシー
ル部材を鉛直方向で後調節することはある程度の
遅れが伴い、圧力媒体のもれ量が大きくなる。実
施においてはこの摩擦力は特に圧力が高い場合に
は滑り面シール装置が溝内でロツクされる程大き
くなることがある。このロツクが滑り面シール装
置の溝外方へ向けられた運動に際して生じると急
激な圧力降下が発生し、帯状工材の品質に不都合
な影響が及ぼされる。
特に不都合であるのはこのような滑り面シール
装置のロツクが溝内方へ向けられた運動に際して
生じることである。何故ならばこの場合には滑り
面シール装置の摩耗が大きくなり、場合によつて
は滑り面シール装置と高価なプレスベルトの全体
的な破損すら生じることがあるからである。
発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は複式ベルト
プレスの滑り面シール装置を改良して、滑り面シ
ール装置が鉛直方向で大きな摩擦なしで軽く運動
可能であり、同時に複式ベルトプレスの稼働に際
して生じる力が変形又は破損を伴うことなしに吸
収されるようにすることである。
問題点を解決するための手段 本発明による問題点を解決するための手段は、
冒頭に述べた形式の複式ベルトプレスにおいて滑
り面シール装置が圧力室の縁に沿つて環状に走る
連続したシール部材から成つており、このシール
部材が1つの面でエンドレスプレスベルトに滑動
可能に接しており、シール部材が圧力室の縁の範
囲には開孔を有していない一体の保持板に固定さ
れており、この保持板が少なくとも部分的に圧力
室内に位置しており、この保持板が鉛直方向で弾
性的で、圧力室の縁に沿つて環状に走る連続した
ベローで押圧板に固定されていることである。
実施態様 滑り面シール装置の本来のシール部材のために
特に適した材料としては個々の層から成り、コン
パクトな部材にプレスされた、ポリエーテルーエ
ーテルケトンを含浸させた炭酸繊維ホース組織が
有利であることが証明された。このようなシール
部材は大きな引張力を吸収しかつプレスベルトと
関連して大きすぎる滑り摩擦係数を持たない。本
発明の滑り面シール装置においても依然として生
じる僅かな圧力媒体のもれを受容できるためには
第2の本発明による滑り面シール部材が大気側
に、両方の滑り面シール装置の間に室が形成さ
れ、この室にもれた圧力媒体が集められるように
配置されている。この集められた圧力媒体は押圧
板における孔によつて吸い出される。
発明の効果 本発明によつて達成された効果は、滑り面シー
ル装置が、走行する帯状工材における不可避の厚
さの差によつて生ぜしめられるプレスベルトにお
ける鉛直方向の差異に遅れを伴うことなしに追従
できることである。これによつて滑り面シール装
置が常にプレスベルトに接触することが保証さ
れ、もれ個所、ひいては圧力媒体損失が生じなく
なる。滑り面シール装置が鉛直方で押圧板におい
てロツクすることは完全に回避される。この結果
として複式ベルトプレスは確実にかつ僅かな所要
エネルギで稼働させ得るようになる。
次に図面について本発明を説明する: 第1図に示された複式ベルトプレス1はプレス
フレームに支承された4つの変向ドラム2,3,
4,5を有している。プレスフレームは図面を見
やすくするために半分な省略されている。変向ド
ラム2と3における矢印に相応して回転するそれ
ぞれ2つの変向ドラムにプレスベルト6,7は巻
掛けられかつ液圧シリンダ8で緊張させられてい
る。このプレスベルト6,7は通常は引張強度の
高い鋼から成つている。プレスベルト6,7の間
ではいわゆる反応ゾーン14において、図面にお
いて右から左へ走行する帯状工材9、合成樹脂を
含浸させた積層材料、繊維−結合材混合物又はそ
れに類似したものから成る帯状工材が圧力と熱と
を同時に作用させて圧縮される。プレス材に適当
な処理が必要である場合には圧縮は熱を作用させ
ないで又は冷却作用のもとで行なうこともでき
る。
反応ゾール14において帯状工材10に熱を伝
達するためには走入側の変向ドラム2,3が加熱
され、これによつてプレスベルト6,7の往き側
区分が加熱される。この往き側区分によつて吸収
された熱はその熱容量により反応ゾーン14に搬
送され、そこで帯状工材9に伝達され、プレス材
を硬化させるために用いられる。もちろんプレス
材の加熱は他の手段、例えば圧力室12内に配置
された熱伝達可能な部材15(第3図参照)で行
なうこともできる。この部材15は熱流を加熱さ
れた高い温度を有する押圧板10,11からプレ
スベルト6,7に、ひいては帯状工材9に伝達す
る。このような熱伝達可能な部材15は西ドイツ
国特許出願公開第3325578号明細書に開示されて
いるように構成しておくことができる。
反応ゾーン14において帯状工材9に作用する
圧力を生ぜしめるためには、圧力を与えることの
できる流動性の圧力媒体が圧力室12に供給され
る。圧力室12は押圧板10,11とプレスベル
ト6,7の内面との間の空間である。圧力室12
は側方へは滑り面シール装置13で制限されてい
る。この滑り面シール装置13は中断されること
なしに第2図に示されているように圧力室12の
縁に沿つて環状に延在している。圧力室12はほ
ぼ方形の形状を有しているが最小可能な半径を有
する丸味の付けられたコーナ60を備えている。
何故ならば滑り面シール装置は単一の連続する部
材から所望の形に曲げられるからである。圧力媒
体としては合成オイルが使用される。この合成オ
イルは押圧板10,11における孔16を介して
圧力室12内に所望の圧力で供給される。しかし
ながらガス、例えば圧縮空気を用いることも可能
である。
第3図においては上方の押圧板10の断面が示
されている。この押圧板10はシール部材23を
有する保持板20と押圧板10に固定されたベロ
ー19を有している。押圧板10の縁範囲におい
ては段状の切欠き31これに続いて圧力室12の
縁に沿つて環状に走る溝17とが設けられてい
る。この溝17内には滑り面シール装置13の同
様に環状に走る保持体18が固定される。この保
持体18は同断面がL字形の鋼製山形材から成
り、この鋼製山形材の短い方の脚部には金属から
成る弾性的な、ほぼ半円形の横断面を有するベロ
ー19が圧力室12にベロー19の開口が向くよ
うに溶接されている。ベロー19は縁64に沿つ
て相互に溶接されて薄板パツケージを成す、互い
に重ねられた方形の単個金属シート又は金属薄板
63から成つている。この金属薄板の材料として
は例えば引張強度の大きいばね鋼が適している。
次いで薄板パツケージは第3図に示されているよ
うに半円形のU字形の横断面を有しかつトラフ状
の形態を有するようになるまで曲げられる。この
構成によつて薄板パツケージには高い弾性が付与
され、薄板パツケージは強いばね作用を有するよ
うになる。次いでトラフ状の薄板パツケージは成
形型に入れられ、第2図において符号13で示さ
れているように適当な個所で方形に曲げられ、し
かも両端で互いに溶接される。したがつて形成さ
れた金属ベロー19には連続した形が与えられ
る。この後で除かれる成形型はコーナ60におけ
る丸味の付けられた曲げを助ける。単個金属シー
ト又は金属薄板63は既に所望の半円形状に電気
的に分離され、次いで縁24に沿つて互いに溶接
された電鋳成形部分から製造することもできる。
これによつて薄板パツケージの半円形に曲げる作
業工程は省略される。金属ベロー19の保持体1
8に向き合つた端部は第3図に示されているよう
に金属から成る剛性的な保持板20と溶接されて
いる。この方形の保持板20は一体に構成され、
圧力室12の全幅及び全長に亘つており、縁にお
いていくらか突出しており、若干の開孔62を圧
力室12内に有している。この開孔62を介して
孔16を介して供給された圧力媒体が流過しかつ
プレスベルト6に作用することができる。保持体
12における圧力室12内の別の開孔21を介し
て熱を伝達する部材15はプレスベルト6に達す
る。熱を伝達可能なこの部材15は一方では加熱
された押圧板10に接し、他方ではプレスベルト
6に滑り接触するので、前記部材15は熱を押圧
板10からプレスベルト6に伝達する。押圧板1
0には保持板10に沿つて環状に凹所32が設け
られ、この凹所32内に枠22が溶接されてお
り、この枠22に本来のシール部材23が固定さ
れている。しかし保持板20のこの縁範囲には他
の開孔、特に大気に通じる開口は設けられていな
い。
滑り面シール装置13は、保持体18の長い方
の脚部が溝17の圧力室側の鉛直な壁24に接し
かつ短い方の脚部が押圧板10における段状の切
欠き31の水平な壁30に接するように押圧板1
0に配置されている。溝17の、圧力室側に向き
合つた壁25は傾斜しており、閉じられた、キー
状の、溝17に差込まれた条片26が保持体18
を圧力室側の壁24に対して固定する。キー状の
条片26は適当な間隔で押圧板10にねじ27で
固定されている。圧力室側の壁24には別の溝2
8が設けられ、この溝28内にはアルミニユー
ム、軟銅又は類似した金属から成る円形横断面を
有するシール線材29が、保持体18の長い方の
脚部で溝28内に押込まれるように配置されてい
る。このシール線材29によつては流動性の圧力
媒体が保持体18を介し、壁30と24に沿つて
溝17内に達し、ひいては圧力室12の外側もし
くは大気側に逃げることが防止される。金属製の
シール線材の代りに、押圧板10の温度が許すな
らはエラストマから成るOリングを溝28に嵌め
込むことも可能である。
本来のシール部材23が固定される枠22内
は、保持板20の、プレスベルト6に向いた側に
設けられた凹所32内に溶接されている。このシ
ール部材23はほぼ方形の横断面を有し、保持板
20とは反対側の面でプレスベルト6に接してい
る。このプレスベルト6は複式ベルトプレス1の
稼働中にシール部材23に沿つて滑動する。シー
ル部材23は滑り材料として働くプラスチツクか
ら成つている。このプラスチツクとしては反応ゾ
ーンに14に発生する熱に耐え得る熱可塑性プラ
スチツク及び熱硬化性プラスチツク、例えばポリ
アミドを用いることができる。このプラスチツク
は必要とあれば挿入材を備えていることができ
る。滑り材料として特に適しているのは芳香族の
ポリエーテル、つまりポリエーテル−エーテルケ
トンを含浸させ、次いで枠22内でシール部材2
3に圧縮される炭素繊維織布から成る多層構造の
ホース組織である。この滑り材料は耐熱性が高
く、炭素繊維で補強されていることにより大きな
引張力を吸収することができる。
滑り面シール装置13が前述の如く構成されて
いることにより、圧力室12は側部で完全に大気
に対してシールされる。プレスベルト6において
直接的にシール部材23と縁部範囲に大気が向け
られた開孔を有していない保持板20がシールを
行なう。押圧板10に向いた範囲では金属ベロー
19が、大気に向かつて圧力媒体が流出すること
を阻止する。既に述べたようにシール線材29の
働きにより、圧力媒体が保持体18を介して逃げ
ることもない。
本発明による滑り面シール装置13は複式ベル
トプレス1において発生する種々の力を吸収する
ことができる。第3図に示されているように、圧
力室12からは滑り面シール装置13を外方へ、
つまり圧力室12から離して大気側へ押そうとす
る力が生じる。しかし滑り面シール装置装置13
はリング状に閉じられており、しかも保持板20
と結合されているので、縦方向にも横方向にも作
用する前記力は、一体である保持板20に導入さ
れ、この保持板20によつて吸収される。この場
合、縦方向とは第1図に矢印で示されている帯状
工材9の移動方向であり、横方向とは縦方向に対
して直角に帯状工材平面内を述びる方向である。
引張強度の大きい金属から成る保持板20に適当
な寸法を与えることにより、複式ベルトプレス1
は圧力室12内に随意の圧力を加えて稼働させる
ことができる。
滑り面シール装置13は押圧板10にこれに対
して不動に組込まれ、圧力室の流動性の圧力媒体
の、金属ベロー19の半円形の開口の内面65に
作用する圧力と、金属ベロー19のばね力とによ
り、プレスベルトに圧着される。しかし、プレス
ベルト6はある程度の速度で定置のシール部材2
3に対して相対的に移動するので、複式ベルトプ
レス1の縦方向に作用する摩擦力が生じる。プレ
スベルト6に対するシール部材23の圧着力にほ
ぼ比例する前記摩擦力は、シール部材23により
吸収され、保持板20と金属ベロー19とを介し
て押圧板10に導入される。シール部材23は有
利にはポリエーテル−エーテルケトンを含浸させ
た引張強度の大きい炭素繊維ラミネートから製造
されているので、圧力が高くても滑り面シール装
置13にこれを破損させるような作用は生じな
い。
通常は帯状工材9は長手方向で見ても横方向で
見ても常に厚さの差異を有しているので、滑り面
シール装置13は鉛直方向に、つまり複式ベルト
プレスの縦方向に対しても横方向に対しても直交
する方向に、可動でなければならない。この結
果、シール部材23はどんな条件のもとでもプレ
スベルト6に滑り接触させられることになる。さ
もないと圧力室12において不可避的な不緊密性
が生じ、圧力媒体が逃げてしまうので、圧力媒体
の損失を補償するために消費エネルギ量が増大す
ることになる。しかし金属ベロー19が弾性であ
るために滑り面シール装置13は鉛直方向では自
由に運動可能であるのでプレスベルト6の鉛直方
向の偏差に追従する。したがつて圧力室12に不
緊密性が生じることは回避さる。この運動は遅れ
を伴うことのない鉛直方向の運動を得るためにか
つ滑り面シール装置13が傾いてロツクされるこ
とを完全に阻止するためには摩擦なしで行なわれ
ると有利である。
保持体の別の実施例は第12図に示されてい
る。押圧板10はプレスベルト6に対してほぼ平
行に切欠きと溝なしで延在している。保持板20
に対して平行には金属ベロー19の保持板20と
は反対側で他の一体の保持板71が配置されてい
る。この保持板71は保持体の機能を果す。保持
板71はねじ72で押圧板10に固定されてい
る。金属ベロー19は保持板20とは反対側の端
部で保持板71に溶接されている。保持体がこの
ように構成されていることによつて第3図の圧力
室12の高さに比べて圧力室12の高さが大きく
なる。これは圧力室12内に種々の組込部材が配
置されなければならない場合に必要である。
滑り面シール装置13の保持体のいくらか変形
された実施例は第11図に示されている。環状に
走る連続した保持体66は2つの水平な面と1つ
の鉛直な面とを有する段状の横断面を有してい
る。一方の水平面は金属ベロー19と溶接され、
押圧板10の段状の切欠き31の壁30に接して
いる。金属ベロー19とは反対の第2の水平な面
は溝17の底面に接しており、適当な間隔でねじ
67で押圧板10に固定されている。この滑り面
シール装置のその他の構成は第3図に示された、
既に述べた滑り面シール装置13に相応してい
る。
本発明の滑り面シール装置の構成は上方の押圧
板10との関係で記述してあるが、複式ベルトプ
レス1の下方の押圧板11にももちろんこのよう
な滑り面シール装置13が設けられている。以下
本発明の滑り面シール装置の別の実施例について
記述するが、この滑り面シール装置も上方の押圧
板10との関係だけで説明する。
第4図においては並べて配置された、リング状
に閉じられた2つの滑り面シール装置39,40
から成るダブルシール装置が示されている。この
ダブルシール装置は本発明による滑り面シール装
置により構成されている。この場合には外側の滑
り面シール装置39は内側の滑り面シール装置4
0を完全に取囲んでいる。押圧板10の縁範囲に
はこれらの滑り面シール装置を受容する切欠き3
4が設けられている。この切欠き34には傾斜し
た壁を有する環状の溝33が設けられている。
圧力室側の壁36には圧力室12に面した内側
の滑り面シール装置40のための緊定された保持
体35が存在している。保持体35はこの実施例
では唯一の脚部しか有していない。内側の滑り面
シール装置40は第3図に示されたものと同じよ
うに構成されている。この場合には同じ構成部分
には同じ符号が付けられている溝33の圧力室と
は反対側の壁37には外側の滑り面シール装置3
9のための保持体38が緊定されている。保持体
38の、プレスベルト6に面した端部にはほぼ半
円形の横断面を有する金属ベロー41が、金属ベ
ローの開口を圧力室12とは反対側にかつ大気側
に向けて溶接されている。金属ベロー41のプレ
スベルト6に面した端部にはシール部材42が固
定されている。このシール部材42は金属ベロー
41の弾性によつてプレスベルト6に圧着されて
いる。保持体35と38は同様に溝33内に嵌め
込まれた、台形の横断面を有する、環状に走るキ
ー状の条片43を介して溝33の対応する壁36
と37に対して緊定されている。適当に選択され
た間隔でキー状の条片43は押圧板10とねじで
結合されている。
内側の滑り面シール装置40と外側の滑り面シ
ール装置39との間には圧力室12をめぐつて押
圧板10の縁に沿つて環状に走る中空室44が生
じる。この中空室44は側方には滑り面シール装
置39,40により、鉛直方向ではプレスベルト
6とキー状の条片43とによつて制限される。こ
の中空室44には圧力室12から内側の滑り面シ
ール装置40にもれ個所を通つて流出した圧力媒
体が集められる。キー状の条片43は所定の間隔
をおいて鉛直方向に延びる孔45があり、この孔
45は中空室44から溝33の底にある捕集室4
6に通じている。この捕集室46からは押圧板1
0に設けられた別の孔47が分岐している。この
孔47は負圧に接続されている。これによつて中
空室44に集められたもれた圧力媒体は孔45を
介して捕集室46に達し、そこから孔47を介し
て吸い出される。この吸い出された圧力媒体は次
いであらためて圧力媒体回路に供給される。した
がつて前述の処置によつては圧力媒体が側方へ圧
力室12から流出し、帯状工材9を汚すことが効
果に防止される。
外側の滑り面シール装置39は内側の滑り面シ
ール装置40とほぼ同じ構造を有している。もち
ろん外側の滑り面シール装置39は保持板を有し
ていない。中空室44においては負圧が形成され
ているので大気側に向けられた、外側の滑り面シ
ール装置39によつて吸収される縦方向と横方向
の力は生じない。第4図においては圧力室12に
おいては明確にするために圧力媒体は小さな線で
示されている。中空室44においてははるかに小
さな圧力は密度の少ない線で示されている。外側
の滑り面シール装置39のシール部材42におい
ては金属ベロー41と保持体38とを介して押圧
板10に導入される摩擦力しか生じない。シール
部材42は内側の滑り面シール装置40のシール
部材23と同じように構成することができる。も
ちろんシール部材42は金属ベロー41に保持板
を介在させることなしに固定される。外側の滑り
面シール装置39における圧着力、ひては摩擦力
は内側の滑り面シール装置40の圧着力、ひいて
は摩擦力よりも小さいので、一般的にはいくらか
簡単に構成されたシール部材42で十分である。
このシール部材42は金属ベロー41に溶接され
かつ上に滑り面を形成するエラストマが加硫結合
されている環状の連続した金属ベルトから成つて
いることができる。さらにエラストマを直接的に
金属ベロー41の適当な個所に加硫結合すること
もできる。
すでに述べたように一体の保持板20は圧力室
12における圧力に基いて滑り面シール装置13
に生ぜしめられた横方向及び縦方向の力を吸収す
る。
保持板20に存在する熱伝達部材15のための
開口21は横断面の減少をもたらすので、押圧板
10に多数の熱伝達部材15が配置されている場
合には残つた横断面は圧力が高いときにすべての
力を吸収するためには不十分になる。原理的には
保持板のための材料を適当に厚くすることもでき
るが、これは押圧板10における組込条件が制限
されている場合には常には可能ではない。このよ
うな場合には保持板は第5図に示された構成を有
することができる。
第5図に示された保持板48は押圧板10に熱
伝達部材15が取付けられている個所に凹所49
を有している。この凹所49は少なくとも熱伝達
部材15の底面を有し、移動するプレスベルト6
に面で滑り接触するように取付けられている。こ
の凹所49のプレスベルト6とは反対側の面には
それぞれ1つの熱伝達部材15が接している。こ
れによつて熱流は加熱された押圧板10から熱伝
達部材15と保持板48における凹所49とを介
してプレスベルト6に流れる。保持板48はどこ
でも同じ横断面を有し、圧力が高い場合にも導入
された横方向及び縦方向力を吸収することができ
る。これによつて熱ブリツジの摩擦に基づいて発
生する縦方向の力も同時に保持板48と金属ベロ
ー19とを介して押圧板10に導入される。
炭素繊維ホース組織から成るシール部材23を
製造するためには第6図に示された型50を使用
することができる。この金属から成る型50はU
字形の横断面を有し、第2図において符号13で
示されているような形で閉じられた方形の枠に曲
げられている。この型50内には炭素繊維ホース
組織から成り、ポリエステル−エーテルケトン樹
脂が含浸された単個層51が所望の厚さに達する
まで入れられる。次いで炭素繊維ホース組織の上
に方形横断面を有する枠状のプレスポンチ52が
のせられる。ついで同時に熱を加えてプレスポン
チ52で炭素繊維ホース組織に圧力がかけられ、
樹脂が溶融される。樹脂が溶融したあとで型は圧
力下で冷却される。その際樹脂は部分的に結晶化
し、単個層51はコンパクトなラミネート、シー
ル部材23になり、このラミネートが型50と結
合される。樹脂と型50との結合を助けるために
は型の内壁に、第6図の型の内壁が示すように付
加的なアンダカツト68を設けておくことができ
る。樹脂が冷却されるとプレスポンチ52が除か
れ、余分な型50が第7図にハツチングで示すよ
うにエツチングで除かれる。ポリエステル−エー
テルケトン炭素繊維ラミネートはたいていの化学
薬品に耐えることができ、特に一般的な金属エツ
チング剤にも耐えることができるのでラミネート
は金属製の型50をエツチングするときに腐蝕さ
れない。この場合には型50はシール部材を保持
板20に溶接するための枠22が残り、同時にシ
ール部材23がこの枠22から突出するまでエツ
チングされる。
シール部材23を製造する別の可能性は第8図
から第10図に示されている。このためにはシー
ル部材23を取付けようとする保持板20の縁範
囲に第9図に示されているような高級鋼から成る
環状の金属鋼54がのせられ、保持板20と溶接
される。溶接は種々異なる方法で行なうことがで
きる。保持板20の縁範囲に環状の切欠きを設
け、この切欠き内に第8図に示すように高級鋼網
54を配置しかつ保持板20と溶接することも可
能である。高級鋼網54は保持板20とシール部
材23との間の結合を改善する。さらに第10図
に示されているように、シール部材23は次いで
保持板20に圧着される。このためには保持板2
0は安定した底板55の上に保持板20と同じ厚
さを有する縁条片56と一緒にのせられる。この
縁条片56と保持板20との上に充填フレーム5
7が置かれる。この充填フレーム57は縁条片5
6を完全にかつ保持板20の縁範囲を部分的に覆
うが、シール部材23が取付けられる範囲は覆わ
ない。保持板20の内方範囲には別の充填板58
がのせられる。これによつて保持板20と溶接さ
れた高級鋼網54の上には充填フレーム57と充
填板58との間には空間が与えられ、この空間内
に炭素繊維ホース組織51から成る単個層、ポリ
エステル−エーテルケトン樹脂の含浸された単個
層が所望の数だけ配置され、ついでこれらの単個
層はプレスポンチ59で圧力をかけた状態で加熱
されかつ冷却されるので、単個層はコンパクトな
ラミネート、つまりシール部材23に結合され
る。結晶化されたポリエーテル−エーテルケトン
樹脂でシール部材23は同時に保持板20と結合
される。この結合は高級鋼網54のアンダカツト
部によつて強められる。シール部材23はこの図
示された実施例では枠を有しておらず、保持板2
0に直接的に固定されている。したがつて摩擦力
はシール部材23の引張強度の大きい炭素繊維に
より直接的に吸収され、保持板20に伝達され
る。
既に述べたようにシール材料としては他のプラ
スチツクを用いることもできる。第11図の実施
例では、ポリアミドから成る環状のシール部材7
0が示されている。このシール部材70はU字形
の同様に環状に延びる保持条片69に保持され、
この保持条片69に締付け固定されている。U字
形の保持条片は金属から成り、摩擦力を吸収する
ために、摩擦力は比較的に耐引張性の低いプラス
チツクに不都合な作用を及ぼさない。このU字形
の保持条片69は保持板20に溶接されている。
シール部材23の材料としては既に記述したよ
うに耐熱性の高い熱可塑性プラスチツク若しくは
熱可塑性プラスチツク複合材料、特にポリエーテ
ル−エーテルケトン樹脂を含浸させた炭素繊維ラ
ミネートが有利である。しかし他の材料を用いる
こともできる。例えば保持板20の上にシール部
材23としてリング状の連続したニツケル層を選
択的に電気鍍金することができる。対抗滑り面と
してはプレスベルト6を硬質クローム鍍金するこ
とができる。摩滅を減少させるためにはこのニツ
ケル又はクローム層に付加的に硬質粒子例えば炭
化けい素、窒化ほう酸又は工業ダイヤモンドを懸
濁させることが可能である。さらに乾式潤滑性を
有する粒子、例えばテフロン、グラフアイト又は
二硫化モリブデンを混入することも可能である。
しかし複式ベルトプレスにおける滑り面シール装
置にとつて重要であることは、圧力室の縁に沿つ
て環状にシーが部材23が保持板20に縦方向及
び横方向の力を吸収できるように固定され、鉛直
方向で弾性的な同様に環状に延びる連続した、保
持板20を押圧板10又は11に固定するベロー
19が滑り面シール装置13の鉛直方向の摩擦の
ない運動を許すことである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の複数の実施例を示すものであつ
て、第1図は複式ベルトプレスの側面図、第2図
は押圧板をプレスベルト内側から見た図、第3図
は第2図のA−A線に沿つた断面図、第4図はダ
ブルシール装置を備えた押圧板の縁範囲の断面
図、第5図は別の保持板を有する押圧板の縁範囲
の断面図、第6図はシール部材を製造する型を示
す図、第7図はシール部材を製造する型が部分的
にエツチングで除かれた状態を示す図、第8図は
別の、シール部材を取付ける前の保持板の縁範囲
を示した図、第9図は別の、シール部材を取付け
る前の保持板の縁範囲を示した図、第10図はシ
ール部材を別の保持板に取付ける装置を示した
図、第11図は別の実施例による押圧板の縁範囲
を示した図、第12図は別の保持装置を有する押
圧板の縁範囲を示す図である。 1……複式ベルトプレス、2,3,4,5……
変向ローラ、6,7……プレスベルト、8……液
圧シリンダ、9……帯状工材、10,11……押
圧板、12……圧力室、13……滑り面シール装
置、19……ベロー、20……保持板、23……
シール部材、39,40……滑り面シール装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 剛性的なプレスフレームに回転可能に支承さ
    れたそれぞれ2つの変向ドラムを介して案内され
    た上側のエンドレスなプレスベルトと下側のエン
    ドレスなプレスベルトとを有し、両方のプレスベ
    ルトの内側に圧力室内の流動媒体により生ぜしめ
    られる圧力が作用し、プレスベルトの間で連続し
    て延びる帯状材料がプレスされるようになつてお
    り、圧力室が鉛直方向ではプレスフレームに固定
    された押圧板とエンドレスプレスベルトとによ
    り、水平方向では滑り面シール装置により制限さ
    れており、滑り面シール装置が押圧板の縁に沿つ
    て移動可能に配置されており、力が加えられてプ
    レスベルトの内側に押し付けられており、滑り面
    シール装置が圧力室の縁に沿つて環状に延びる連
    続したシール部材から成つており、このシール部
    材が1つの面でプレスベルトに滑動可能に接して
    おり、シール部材が圧力室の縁の範囲には開孔を
    有していない一体の保持板に固定されており、こ
    の保持板が少なくとも部分的に圧力室内に位置し
    ており、この保持板が鉛直方向で弾性的で、圧力
    室の縁に沿つて環状に走る連続したベローで押圧
    板に固定されている形式の複式ベルトプレスにお
    いて、保持板が引張り強度の高い金属から成る剛
    性の保持体であることを特徴とする、複式ベルト
    プレス。 2 ベロー19が引張強度の高い金属から成る、
    特許請求の範囲第1項記載の複式ベルトプレス。 3 ベロー19がほぼ半円形の横断面を有し、こ
    のベロー19の開口が圧力室12の内側に向けら
    れている、特許請求の範囲第2項記載の複式ベル
    トプレス。 4 ベロー19が縁部64において互いに溶接さ
    れた単金属シート又は金属薄板63のパツケージ
    から成り、このパツケージがベロー19の形状に
    曲げられている、特許請求の範囲第3項記載の複
    式ベルトプレス。 5 ベロー19の個々の金属シート又は金属薄板
    63が電鋳部分から成り、この電鋳部分が縁部6
    4で相互に溶接されている、特許請求の範囲第3
    項記載の複式ベルトプレス。 6 ベロー19が前記保持板20に溶接されてい
    る、特許請求の範囲第2項から第5項までのいず
    れか1項記載の複式ベルトプレス。 7 前記保持板20とは反対側で、環状の連続し
    た保持体18がベロー19に鉛直方向で固定され
    ており、この保持体18が連続した面で、圧力室
    12の縁範囲に沿つて環状に走つて圧力媒体をシ
    ールして押圧板10,11に対して押し付けられ
    ている、特許請求の範囲第1項から第6項までの
    いずれか1項記載の複式ベルトプレス。 8 押圧板10,11に、圧力室12の縁に沿つ
    て環状の溝17が設けられており、前記保持体1
    8が連続する面で溝17の圧力室側の壁に押し付
    けられている、、特許請求の範囲第7項記載の複
    式ベルトプレス。 9 ベロー19に固定された前記保持体18がL
    字形の横断面を有し、長い方の脚部が溝17の圧
    力室側の壁に接し、短い方の脚が金属製のベロー
    19と溶接されており、かつ圧力室12内で溝1
    7に連続して押圧板10,11に設けられた段状
    の切欠き31の水平な壁30に接している、特許
    請求の範囲第8項記載の複式ベルトプレス。 10 ベロー19に固定された前記保持体18が
    溝17内に挿入されたキー状の条片26により溝
    17の壁に圧着されている、特許請求の範囲第8
    項又は第9項記載の複式ベルトプレス。 11 キー状の条片26がねじ27で押圧板1
    0,11に固定されている、特許請求の範囲第1
    0項記載の複式ベルトプレス。 12 ベロー19に固定された前記保持体66が
    押圧板10,11に直接的にねじで固定されてい
    る、特許請求の範囲第7項記載の複式ベルトプレ
    ス。 13 ベロー19に固定された前記保持体66が
    段上の横断面を有し、該保持体66の水平な面が
    金属製のベロー19と溶接されており、該保持体
    66の、金属製のベロー19とは反対側の面が押
    圧板10,11にねじ67で固定されている、特
    許請求の範囲第12項記載の複式ベルトプレス。 14 押圧板10,11における溝17の、前記
    保持体18,66が圧着させられている壁24に
    環状に走る溝28が設けられており、この溝28
    内にリング状に閉じられたシール線材29が、圧
    力室12を該保持体18,66の大気側に対して
    シールするために挿入されている、特許請求の範
    囲第7項から第13項までのいずれか1項記載の
    複式ベルトプレス。 15 シール線材29が円形横断面を有してい
    る、特許請求の範囲第14項記載の複式ベルトプ
    レス。 16 前記シール線材29がアルミニウムから成
    つている、特許請求の範囲第14項又は第15項
    記載の複式ベルトプレス。 17 前記シール線材29が軟質銅から成つてい
    る、特許請求の範囲第14項又は第15項記載の
    複式ベルトプレス。 18 前記シール線材29がエラストマから成つ
    ている、特許請求の範囲第14項又は第15項記
    載の複式ベルトプレス。 19 ベロー19の、前記保持板20に向いた側
    に第2の保持板71が前記保持板20に対して平
    行に配置されており、この保持板20にベロー1
    9が溶接され、第2の保持板71が押圧板10,
    11に直接固定されている、特許請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれか1項記載の複式ベル
    トプレス。 20 第2の保持板71が押圧板10,11にね
    じ72で固定されている、特許請求の範囲第19
    項記載の複式ベルトプレス。 21 前記保持板20,71が圧力媒体を圧力室
    12内でプレスベルト6,7に向けて供給する切
    欠き62を有している、特許請求の範囲第1項か
    ら第20項までのいずれか1項記載の複式ベルト
    プレス。 22 前記保持板20,71が熱伝達部材15の
    ための開孔21を有している、特許請求の範囲第
    21項記載の複式ベルトプレス。 23 前記保持板48が押込変形部49を有し、
    この押込変形部49が一方の面で滑動可能にプレ
    スベルト6,7に接し、プレスベルト6,7とは
    反対側の面に熱伝達部材15が接している、特許
    請求の範囲第21項記載の複式ベルトプレス。 24 滑り面シール装置を成すシール部材23が
    方形横断面を有している、特許請求の範囲第1項
    から第23項までのいずれか1項記載の複式ベル
    トプレス。 25 前記シール部材23がプラスチツクから成
    る、特許請求の範囲第1項から第24項までのい
    ずれか1項記載の複式ベルトプレス。 26 前記シール部材23がポリアミドから成
    る、特許請求の範囲第25項記載の複式ベルトプ
    レス。 27 前記シール部材70がU字形の横断面を有
    する保持条片69内に不動に固定され、この保持
    条片69が保持板20と溶接されている、特許請
    求の範囲第25項又は第26項記載の複式ベルト
    プレス。 28 前記シール部材23のためのプラスチツク
    が耐引張性の高い繊維で強化されている、特許請
    求の範囲第25項記載の複式ベルトプレス。 29 前記シール部材23が炭素繊維51のホー
    ス組織から成る単層から構成され、これらの単層
    に耐熱性の高い熱可塑性樹脂が含浸され、コンパ
    クトなブロツクにプレスされている、特許請求の
    範囲第28項記載の複式ベルトプレス。 30 熱可塑性樹脂がポリエーテル−エーテルケ
    トンである、特許請求の範囲第29項記載の複式
    ベルトプレス。 31 前記シール部材23が周囲の金属製枠22
    で補強されており、この金属製枠22が前記保持
    板20に溶接されている、特許請求の範囲第28
    項から第30項までのいずれか1項記載の複式ベ
    ルトプレス。 32 金属製枠22が前記保持板20の凹設部3
    2内に溶接されている、特許請求の範囲第31項
    記載の複式ベルトプレス。 33 炭素繊維ホース組織51の、熱可塑性樹脂
    の含浸された層が、U字形横断面を有するリング
    状に閉じられた金属製の型50に入れられ、そこ
    でまず加熱され、次いで冷却されてコンパクトな
    ブロツク、シール部材23にプレスされ、次いで
    このU字形の型50を枠22を除いて腐食で取去
    つてある、特許請求の範囲第31項又は第32項
    記載の複式ベルトプレス。 34 型50の内壁がシール部材23と枠22と
    を良く結合させるためにアンダカツト部68を有
    している、特許請求の範囲第33項記載の複式ベ
    ルトプレス。 35 前記保持体20の上に圧力室12の縁に沿
    つて環状に金属製の部材54が溶接されており、
    この部材54の上に炭素繊維ホース組織51の、
    熱可塑性樹脂を含浸された層がまず加熱され、次
    いで冷却されることでシール部材23としてプレ
    スされている、特許請求の範囲第28項から第3
    0項までのいずれか1項記載の複式ベルトプレ
    ス。 36 金属製の前記部材54として金属網が保持
    板20の切欠き53内に溶接されている、特許請
    求の範囲第35項記載の複式ベルトプレス。 37 前記金属網54が高級網から成る、特許請
    求の範囲第35項又は第36項記載の複式ベルト
    プレス。 38 前記シール部材23が圧力室12の縁に沿
    つて環状に選択的に保持板20の上に鍍金された
    金属製の滑り層から成る、特許請求の範囲第1項
    から第23項までのいずれか1項記載の複式ベル
    トプレス。 39 金属製の層がニツケル層である、特許請求
    の範囲第38項記載の複式ベルトプレス。 40 プレスベルト6,7の内側面が前記シール
    部材23を成す滑り層の対抗滑走面として硬質ク
    ローム鍍金されている、特許請求の範囲第38項
    又は第39項記載の複式ベルトプレス。 41 滑り層又は対抗滑り層の少なくとも一方に
    磨滅を阻止する粒子が混入されている、特許請求
    の範囲第38項から第40項までのいずれか1項
    記載の複式ベルトプレス。 42 磨滅を阻止する粒子が数マイクロメータの
    大きさの炭化けい素、窒化ほう酸又は工業ダイヤ
    モンドである、特許請求の範囲第41項記載の複
    式ベルトプレス。 43 滑り層又は対抗滑り層の少なくとも一方に
    環式潤滑特性を有する粒子が混入されている、特
    許請求の範囲第38項から第40項までのいずれ
    か1項記載の複式ベルトプレス。 44 環式潤滑特性を有する粒子がグラフアイ
    ト、テフロン又は二硫化モリブデンである、特許
    請求の範囲第43項記載の複式ベルトプレス。 45 押圧板10,11に別のリング状に閉じら
    れた外側の滑り面シール装置39が配置され、こ
    の滑り面シール装置39が内側に滑り面シール装
    置40を完全に取囲んでおり、両方の滑り面シー
    ル装置39,40の間に中空室44が形成されて
    おり、この中空室44が圧力室12からもれた圧
    力媒体を受容し、この圧力媒体が押圧板10,1
    1における孔47を介してこの中空室44から吸
    い出される、特許請求の範囲第1項から第44項
    までのいずれか1項記載の複式ベルトプレス。 46 外側の滑り面シール装置39が環状のシー
    ル部材42を有し、このシール部材42が1つの
    面でプレスベルト6,7の上に滑り接触してお
    り、このシール部材42が同様に環状に走る金属
    製のベロー41に取付けられており、金属製のベ
    ロー41がプレスベルト6,7とは反対側で環状
    に走る保持体38に固定されており、この保持体
    38がさらに押圧板10,11に取付けられてい
    る、特許請求の範囲第45項記載の複式ベルトプ
    レス。 47 外側の滑り面シール装置39のシール部材
    42が金属ベルトの上に加硫結合されたエラスト
    マから成り、金属ベルトが金属製のベロー41に
    溶接されている、特許請求の範囲第46項記載の
    複式ベルトプレス。 48 外側の滑り面シール装置39のための保持
    体38が、圧力室12の縁に沿つて押圧板10,
    11に設けられた溝33の、該圧力室とは反対側
    の壁37に接し、内側の滑り面シール装置40の
    保持体35が、前記溝35の圧力室側の壁36に
    接しており、両方の保持体35,38がキー状の
    条片43で前記溝33の当該の壁36,37に圧
    着されており、キー状の条片43が押圧板10,
    11にねじで止められている、特許請求の範囲第
    46項又は第47項記載の複式ベルトプレス。 49 溝33の底にもれた圧力媒体のための補集
    室46が設けられており、前記中空室44から捕
    集室46へ通じる孔45がキー状の条片43に設
    けられている、特許請求の範囲第48項記載の複
    式ベルトプレス。 50 もれた圧力媒体を吸い出すために押圧板1
    0,11に設けられた孔47が捕集室46内で溝
    33の底に開口している、特許請求の範囲第49
    項記載の複式ベルトプレス。
JP62117223A 1986-05-16 1987-05-15 複式ベルトプレス Granted JPS62270299A (ja)

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