JPH034472Y2 - - Google Patents

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JPH034472Y2
JPH034472Y2 JP3737085U JP3737085U JPH034472Y2 JP H034472 Y2 JPH034472 Y2 JP H034472Y2 JP 3737085 U JP3737085 U JP 3737085U JP 3737085 U JP3737085 U JP 3737085U JP H034472 Y2 JPH034472 Y2 JP H034472Y2
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mold
press
cylinder
die
male
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JP3737085U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプレスロボツトに使用する金型の改良
に関するものである。
〔従来の技術〕 通常の打抜きプレス加工においては、雄型、雌
型の間に被加工物の鋼板等を挾み、金型の中心軸
に流体圧によるか、又は機械的に力を加えて打抜
きプレス加工を行なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで最近工場の自動化、無人化が進むにつ
れ、ロボツトの利用が増加し、プレス加工なども
ロボツトに行なわせることが多くなつている。そ
のためロボツトのハンドに着脱が容易で、しかも
軽便にプレス加工できる小型軽量のプレス金型の
実現を望む声が高くなつている。
本考案はこうした要望に応えて、ロボツトハン
ドへの着脱が容易で、小さい力で大きなプレス力
を得ることのできる小型軽量のプレス金型を提供
しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
プレスロボツトのハンドに係着する金型を、一
端にテーパシヤンクを備え、他端に案内孔及びロ
ーラ案内溝を形成したシリンダと、該シリンダ内
に挿嵌され該シリンダ内を流体圧により自由に滑
動するシヤンク脱着用ピストン及びプレス金型用
ピストンと、該金型用ピストンに一端を固定し、
その軸部がシリンダ端部の上記案内孔を嵌通し、
他端に一対のローラを具備したロツドと、シリン
ダ端部に装着した雄型、雌型よりなるプレス金型
とより構成した。上記プレス金型のうち雌型はそ
の一端をシリンダ端部に固着され、所定の形のダ
イスを穿設されており、一方雄型は上記雌型のダ
イスに挿嵌するパンチを備え、背面はテーパ状に
形成され一端はシリンダ端部に回転自在に軸着さ
れている。さらに上記シリンダ端部の案内溝と上
記雄型のテーパ状背面との間には、前記ロツドの
先端に備えたローラを挿嵌せしめ、シリンダ内の
作業用流体の圧力によつて上記ロツド及びローラ
を移動せしめるように構成した。
〔作用〕
上記金型のテーパシヤンクをプレスロボツトの
ハンドのシヤンクホルダに挿嵌せしめて金型をロ
ボツトハンドに係着し、上記プレス金型の雄、雌
型の間に被加工物を挿入して、シリンダに流体圧
を作動せしめると、ロツドが移動し、ロツド先端
に装着されたローラが雄型を背面より押圧するこ
とにより、被加工物は所定の形に打抜かれること
になる。
〔考案の実施例〕
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図、第2図は断面図、第3図は正面図で
ある。図中1はシリンダ、1aはテーパシヤン
ク、1bはシリンダ部、1cは案内孔、1dは案
内溝、1eはプルスタツドボルト、2はシヤンク
着脱用ピストン、3はプレス金型用ピストン、4
はロツド、4aはその軸部、4bはローラ、5は
雌型、5bはそのダイス、6は雄型、6aはその
パンチ、6bは支持点、6cはテーパ状背面、7
はシヤンクホルダ、7aはボトル受部、8はイン
ナスリーブ、8aはボール、9は流体(エア)出
入口、10はギヤ付シリンダ、11はボールベア
リング、12は被加工物である。
第1図において、プレスロボツト用金型は一端
にテーパシヤンク1aを備え、他端に案内孔1c
及び案内溝1dを備えたシリンダ1と、シヤンク
着脱用ピストン2と、プレス金型用ピストン3
と、ピストン3に一端を固定し、他端に一対のロ
ーラ4bを具備し、軸部4aはシリンダ1の端部
の案内孔1cに嵌通するロツド4と、上記シリン
ダ1の端部に装着された雌型5と雄型6よりなる
プレス金型とから構成されている。なおテーパシ
ヤンク1aの先端にはプルスタツドボルト1eが
装着されている。
またプレス金型のうち雌型5は、その一端をシ
リンダ1の端部に固着され、所定の形(丸型及び
角型)のダイス5aが穿設されており、雄型6は
その支持点6bとシリンダ1の端部に回転自在に
軸着され、他端には上記雌型5のダイス5aに挿
嵌されるパンチ6aを備えている。雄型6の背面
はテーパ面に形成され、該テーパ状背面6aと前
記シリンダ端部の案内溝1dとの間にロツド4の
ローラ4bが嵌通している。
以上のように構成されたプレスロボツト用金型
の、テーパシヤンク1aを、プレスロボツトのハ
ンドのシヤンクホルダ7に挿入すると、シヤンク
の先端に装着されたプルスタツドボルト1eはハ
ンドのインナスリーブ8内に挿嵌し、ボール8a
により固着される。ついで被加工物12をプレス
金型の雌型5と雄型6との間に挿入、流体出入口
9より作動流体(エア)を出入せしめて、ピスト
ン3を矢印A方向に移動せしめると、ロツド4の
先端のローラ4bが雄型6の背面6cを押圧し
て、第1図に示すようにパンチ6aとダイス5a
との間で被加工物12は所定の形に打抜かれる。
続けて流体を作動してピストン3を第2図の矢
印B方向に移動させると、第2図のように雄型6
は重力で下降し、被加工物12を取り出せば打抜
き加工の一工程が完了する。
ロボツトのハンドはギヤ付シリンダ10が、ボ
ールベアリング11を介して左右90゜転回するの
で、被加工物12が例えばサツシなどチヤンネル
型の場合、その両側面と底面とを打抜き加工する
ことができる。
又実施例ではダイス5a及びパンチ6bの形は
丸型又は角型であるが、必要に応じこれ以外の型
のダイスとパンチを使用することができるし、丸
型と角型を組合せていろいろな形の打抜きも可能
である。
第4図はその一例を示すもので、aは丸孔打抜
き、bは丸孔用、角孔用のパンチを組合せて打抜
いたもので、cはその加工順を示している。dは
フランジ部を角孔用パンチで加工した例を示して
いる。
金型の交換に当つては、シヤンク着脱用ピスト
ン2を作動せしめて、シヤンクホルダ7を第1図
矢印C方向に移動させると、ボール8aがシヤン
クホルダ7のボール受部7aに逃げるので、プル
スタツドボルト1eは引き抜くことができる。こ
のためプレスロボツトを作動して多数の金型から
必要な金型を自動的に選択し、ハンドに着脱せし
めることができる。
〔考案の効果〕
本考案はプレスロボツトの金型において、一端
にテーパシヤンクを備え、他端に備えた金型の雄
型をヒンジ機構とし、テーパ面に形成した雄型の
背面を、ピストンに装着したロツドのローラで押
圧して、プレス加工を行なうように構成したの
で、次に述べるような優れた効果を上げることが
できた。
(1) シリンダ径60mmの場合で、小さい空気圧力
(5Kg/cm2)で大きな打抜き力(1600Kg)を得
ることができる。
(2) プレスロボツトの金型の着脱が自動化され、
工場の自動化、無人化に大きく寄与する。
(3) プレス用金型を、小型軽量化(10Kg以内)す
ることができる。
(4) パンチ及びダイスの型を適当に選ぶことによ
り、プレス加工の範囲を拡大することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す第1
図、第2図は断面図、第3図は正面図である。第
4図は本考案に係る金型を使用して加工した例を
示す斜視図である。 図中1はシリンダ、1aはテーパシヤンク、1
bはシリンダ部、1cはロツド案内孔、1dはロ
ーラ案内溝、1eはプルスタツドボルト、2はシ
ヤンク着脱用ピストン、3はプレス金型用ピスト
ン、4はロツド、4aはその軸部、4bはロー
ラ、5は雌型、5aはダイス、6は雄型、6aは
パンチ、6bは支持点、6cはテーパ状背面であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレスロボツト用金型において、該金型を、
    プルスタツドボルトを装着したテーパシヤンク
    を一端に備え、他端にロツド案内孔及びローラ
    案内溝を備えたシリンダと、該シリンダ内に挿
    嵌されたシヤンク着脱用及びプレス金型用の2
    個のピストンと、該プレス金型用ピストンに一
    端を固着し、他端に一対のローラを具備し、そ
    の軸部を前記シリンダの案内孔に嵌通したロツ
    ドと、上記シリンダの端部に係着された雄型と
    雌型よりなるプレス金型とより構成したことを
    特徴とするプレスロボツト用金型。 (2) 上記プレス金型において、雌型はその一端を
    シリンダ端部に固着するとともに、所定の形の
    ダイスを穿設し、雄型は上面に上記ダイスに挿
    嵌するパンチを形成し、その背面はテーパ状に
    形成して、その一端を回転自在にシリンダの端
    部に軸着し、前記雄型の背面とローラ案内溝と
    の間に挿入された前記ロツドのローラを移動さ
    せることにより、前記雄型のパンチを雌型のダ
    イスに挿嵌せしめるように構成したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のプ
    レスロボツト用金型。
JP3737085U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH034472Y2 (ja)

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JP3737085U JPH034472Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP3737085U JPH034472Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JPS61162398U JPS61162398U (ja) 1986-10-08
JPH034472Y2 true JPH034472Y2 (ja) 1991-02-05

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ID=30543381

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JP3737085U Expired JPH034472Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP5971595B2 (ja) 2013-04-10 2016-08-17 Smc株式会社 パンチ装置

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JPS61162398U (ja) 1986-10-08

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