JPH0344470Y2 - - Google Patents

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JPH0344470Y2
JPH0344470Y2 JP6575887U JP6575887U JPH0344470Y2 JP H0344470 Y2 JPH0344470 Y2 JP H0344470Y2 JP 6575887 U JP6575887 U JP 6575887U JP 6575887 U JP6575887 U JP 6575887U JP H0344470 Y2 JPH0344470 Y2 JP H0344470Y2
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JP
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work
pair
arm
shafts
stopper member
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JP6575887U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロボツトのアーム先端に昇降自在に取
付けた複数作業軸の位置決め駆動装置に関する。
(従来技術) 従来異る部品を扱う作業に対応するため夫々の
部品に対応した複数の作業軸を設けたロボツトの
作業軸位置決め装置としては、本出願人が先に出
願した実願昭60−139825号公報に示したロボツト
の直線駆動軸位置決め装置及び特開昭54−151258
号公報に示した装置が公知である。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記従来技術に於ては、1個の位置決
め用装置によつて2個の直線摺動軸を任意に位置
決めするようになつているので、ロボツトアーム
先端の重量軽減によるロボツト動作特性の向上と
制御装置を含む装置全体の簡素化によるコストダ
ウンの効果はあるが、サーボモータと該サーボモ
ータを制御するCPUを必要とするので高価にな
り、又後者は度決め部材によつて位置を調整する
ので1ケ所の位置を調整のため変えると他の位置
も変わつてしまい初期の位置設定に時間がかゝ
り、ワークを設ける停止位置の相対位置をあらか
じめ互に高精度に設定せねばならないという問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決することを目的とし
たもので、平面内にて2次元的に位置決め可能な
アーム先端に前記平面と直角方向に摺動自在に設
けられた1対の作業軸と該作業軸を摺動駆動する
1対のON−OFF型アクチユエーターよりなるロ
ボツトの直線駆動軸において、作業軸と平行に軸
支された回転板と該回転板に設けられた回転板の
回転軸方向に位置調整可能な4個以上のストツパ
部材を設け、該回転板の回転により前記ストツパ
部材を前記1対の作業軸に選択的に係合して1対
の作業軸の軸方向位置決めを個別に行う事を特徴
とするものである。
以下、図示した実施例に基づいて具体的に説明
する。第1図乃至第7図は第1実施例である。支
柱1にその一端を軸支された第1アーム2と該第
1アーム2先端において、第1アーム2旋回軸と
平行な軸によつて軸支された第2アーム3の先端
部3′スプラインによつて構成された1対の作業
軸4a,4bが回転自在かつ軸方向に摺動可能に
設けられている。5b,5aは作業軸4b,4a
のスプライン部6b,6aと嵌合したスプライン
軸受で軸受7b,7a,8b,8a,9b,9b
によつて第2アーム先端部3′に軸支されている。
また作業軸4b,4aの上端部4b′,4a′は第
2アーム3に固定されたブラケツト10に作業軸
4b,4aと平行に設けられたエアシリンダ11
b,11aのロツド11b′,11a′に固定された
連結板12b,12aと軸受13b,13a,1
4b,14aを介して回転自在でかつ軸方向には
一体となるように連結されている。
一方、第2アーム3には1対のエアシリンダ1
1a,11b中間位置下方に回転板16が軸受1
7,18によつて作業軸4a,4bと平行に軸支
されているか回転板16上面にはフランジ16′
が形成され、該フランジ16′には前記ドグ15
a,15bに対向する部分を含む円周上に90゜等
分でめねじが4ケ所形成されていて、該めねじに
螺合するおねじ部を有するストツパ部材19A,
19B,19C,19Dがナツト19A′,19
B′,19C′,19D′によつて固定されている。
20は回転板16と回転連結しているオン・オフ
型の90゜正逆回転するロータリーアクチユエータ
ーである。
21,22はそれぞれ第1アーム2、第2アー
ム3駆動用のサーボモーター、23は図示省略の
回転駆動装置とスプライン軸受5bに固定したプ
ーリー24を回転連結するタイミングベルトであ
る。
次に作用について述べる。作業軸4a,4bに
それぞれ異なるワークに対応したバンド等のエン
ドエフエクタを装着(図示省略)して作業軸4a
はそれぞれ平面上の点P1からP2へ、作業軸4b
はP1′からP2′へそれぞれのワークを移載する作業
を想定する。
また、平面上の点P1,P2,P1′,P2′のそれぞれ
の高さはH1,H2,H1′,H2′であり、これらスト
ツパ部材19A,19B,19C,19Dの調整
範囲内にあるものとする。
まずロボツトにP1を位置を教示する。作業軸
4aをP1上に移動させてから、ストツパ19B
を調節してエンドエフエクタがH1の高さに対応
できる様にする。次に、作業軸4bをP2上に移
動させ位置を教示後同様にしてストツパ部材19
Dを調節してH2の高さに合わせる。次に回転板
16を90゜回転させてから作業軸4aにP1′を教示
後ストツパ部材19cをH1′の高さにあうように
調節する。同様にして作業軸4bにP2′を教示後
ストツパ部材19AをH2′の高さにあうように調
節する。
ロボツトが第3図の作業開始の状態よりアーム
が移動して作業軸4aP1上に停止後、エアシリン
ダ11aを動作させると作業軸4aが下降し、ド
グ15aが第4図の如くストツパ部材19Bに当
接して所定の高さH1を再現する。エアシリンダ
11aを作動させ作業軸4aを上昇させた後、ア
ームが移動して作業軸4bがP1′上停止後、エア
シリンダ11bを動作させ作業軸4bを下降させ
るとドグ15bが第5図の如く、ストツパ部材1
9Dに当接して所定の高さH1′を再現する。作業
軸4bを上昇させ後ロータリーアクチユエーター
20を作動させ、回転板を90゜回転させると同時
にアームが移動し作業軸4aをP2上に停止させ
る。再びエアシリンダ11aを作動させ、作業軸
4aを下降させるとドグ15は今度は第6図の如
くストツパ部材19cに当接し、H2の高さを再
現する。作業軸4aが上昇後、アームが移動して
作業軸4bをP2′上に停止させエアシリンダ11
bを作動させ、作業軸4bを下降させるとドグ1
5aは今度は第7図の如くストツパ部材19Aに
当接し、H2′の高さを再現する。作業軸4bを上
昇させた後、ロータリーアクチユエーター20は
今度は90゜逆転させ第3図の状態にストツパ部材
の配置を戻した後作業を繰り返す。
第8図乃至第10図は第2実施例である。ロー
タリーアクチユエーターAの出力軸と反対側のシ
ヤフトBに第2アーム3に一端を係止された引つ
張りスプリングCの他端を係止させたレバーDを
固着する。
レバー固定位置はロータリーアクチユエーター
Aの回転範囲のほぼ中間とする。ロータリーアク
チユエーターAのシヤフトはその動力源が止めら
れている時にはスプリングCの引つ張力によつて
回転角の中間に停止するが、この時回転板16の
ドグ15a,15bに対向する位置にストツパ部
材19E,19Fを設ける。従つてロータリーア
クチユエーターAの動力を止めると回転板が中立
位置に停止し、作業軸4a,4bに対して3番目
の高さ位置を設定でき、多少複雑な作業にも対応
できる。
(効果) 本考案によれば、平面内にて2次元的に位置決
め可能なアーム先端に前記平面と直角方向に摺動
自在に設けられた1対の作業軸と該作業軸を摺動
駆動する1対のON−OFF型アクチユエーターよ
りなるロボツトの直線駆動軸において、作業軸と
平行に軸支された回転板と該回転板に設けられた
回転板の回転軸方向に位置調整可能な4個以上の
ストツパ部材を設け、該回転板の回転により前記
ストツパ部材を前記1対の作業軸に選択的に係合
して1対の作業軸の軸方向位置決めを個別に行う
ようにしたので、ロボツトに異なるワークに対し
てそれぞれ2つの異なる高さに設定する作業を行
わせる場合、安価でかつ簡単、軽量な構成で目的
を達することができ、また制御も簡単なオン・オ
フ制御の組み合わせにより高さを設定できるの
で、サーボモーター等のNC制御や複雑なシーケ
ンスを用いることなく、制御装置も安価にでき
る。同時にストツパをそれぞれ設定高さにあわせ
て個別に調整ができるため、ロボツトと周辺装置
との位置調整に要する時間をより短時間に行うこ
とが可能なため、作業工数やワーク変更時間を低
減する効果がある。
なお、本実施例で回転板にストツパを90゜円周
等分上に設けたがこれは回転板の回転角度にあわ
せた配置にすれば良く必ずしも90゜円周等分上で
なくても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を施したロボツト
全体の斜視図、第2図は第1図の要部側断面図、
第3図乃至第7図は作動を順次示す正面図、第8
図は回転板部分の第2実施例で一部を切断した正
面図、第9図は第8図の上面図、第10図は第8
図の下面図である。 1……支柱、2……第1アーム、3……第2ア
ーム、3′……第2アーム先端部、4a,4b…
…作業軸、6a,6b……スプライン部、11
a,11b……エアシリンダ、16……回転板、
15a,15b……ドグ、19A,19B,19
C,19D……ストツパ部材、20……ロータリ
ーアクチユエーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面内にて2次元的に位置決め可能なアーム先
    端に前記平面と直角方向に摺動自在に設けられた
    1対の作業軸と該作業軸を摺動駆動する1対の
    ON−OFF型アクチユエーターよりなるロボツト
    の直線駆動軸において、作業軸と平行に軸支され
    た回転板と該回転板に設けられた回転板の回転軸
    方向に位置調整可能な4個以上のストツパ部材を
    設け、該回転板の回転により前記ストツパ部材を
    前記1対の作業軸に選択的に係合して1対の作業
    軸の軸方向位置決めを個別に行う事を特徴とした
    ロボツトの複数作業軸位置決め駆動装置。
JP6575887U 1987-04-30 1987-04-30 Expired JPH0344470Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6575887U JPH0344470Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6575887U JPH0344470Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63172593U JPS63172593U (ja) 1988-11-09
JPH0344470Y2 true JPH0344470Y2 (ja) 1991-09-18

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ID=30903130

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JP6575887U Expired JPH0344470Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6065364A (en) * 1995-09-18 2000-05-23 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Stopper for use in an industrial robot

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63172593U (ja) 1988-11-09

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