JPH0343690Y2 - - Google Patents

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JPH0343690Y2
JPH0343690Y2 JP1984064382U JP6438284U JPH0343690Y2 JP H0343690 Y2 JPH0343690 Y2 JP H0343690Y2 JP 1984064382 U JP1984064382 U JP 1984064382U JP 6438284 U JP6438284 U JP 6438284U JP H0343690 Y2 JPH0343690 Y2 JP H0343690Y2
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pin
flange
winding core
groove
winding
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JP1984064382U
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JPS60185306U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はコイルボビンの構造に関し、特にE型
コアを用いるコイルボビンの構造に関する。
〔従来技術〕
コイルボビンには、筒状巻芯と、この筒状巻芯
の両端に、巻芯の径方向に張り出した鍔部を設け
た構造のものがある。ところで、この種のコイル
ボビンは巻芯に巻線を施し、例えば巻芯の中心孔
にE型コアの中心脚部を挿入し、各脚部端を連結
するようにしてI型コアを配置してインダクタと
している。
ここで、第1図及び第2図を参照して従来のコ
イルボビンを用いたインダクタについて概説す
る。
図示のコイルボビンは、電気絶縁性の角筒状巻
芯1及び巻芯1の両端においてそれぞれ、巻芯の
径方向に張り出した鍔部2,3によつて構成さ
れ、鍔部3の予じめ定められた対向辺に沿つて図
示のように複数本のピン端子4が設けられてい
る。鍔部3には、ピン端子4間において、巻芯1
へ向う溝部32が設られている。また鍔部2の予
じめ定められた対向辺には巻芯1へ向う溝部23
が設けられている。
上記の構造のコイルボビンの巻芯1には巻線6
が施され、この巻線6には複数個の所謂タツプ
(図示せず)が設けられている。入力側に当るタ
ツプ(複数)からのリード線(図示せず)は溝部
32を通して、ピン端子4にからげて半田付し、
出力側に当るタツプ(複数)からのリード線は、
第1図に一部破断して示すように、被覆線(ワイ
ヤ)9と巻芯1上で接続半田付(絶縁処理も行な
う)し、このワイヤ9は溝部23を通つて上方へ
引き出される。巻芯1の中心孔11へE型コア7
の中央脚部を挿入し、E型コア7の各脚部端を連
結するようにI型コア8を配置、固着し、巻芯1
に対応するコア上に絶縁テープ5を巻いて、イン
ダクタとなる。
ところが、上述の構造のコイルボビンを用いた
場合、上述したように巻線の出力端とワイヤとの
接続が非常に面倒であり、さらには、第1図中に
おいて上方への引張り強度を強くするため、出力
端とワイヤとの接続部が太くなるという問題点が
ある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は巻線と外部リード線との接続が
容易であり、かつ引張強度も強い構造のコイルボ
ビン提供することである。
〔考案の構成〕
本考案の構成は、絶縁性の筒状巻芯と、該筒状
巻芯の両端において、巻芯の径方向に張り出した
鍔部とを有するコイルボビンにおいて、上記の鍔
部には各鍔部の縁部に沿つて巻芯と平行に外方へ
延在する複数本のピン端子が設けられるととも
に、少なくとも上記の鍔部の一方に設けられてい
るピン状端子はL字形状に成形され、該ピン端子
の一端が上記鍔部の中心に向うように取り付けら
れて成るコイルボビンである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案について実施例に基づいて説明す
る。
まず第3図を参照してコイルボビンの構造につ
いて説明すると、電気絶縁性の角筒状巻芯1の上
下両端にはそれぞれ、巻芯の径方向に張り出した
絶縁性の角形鍔部2,3が設けられている。鍔部
3の予じめ定められた対向辺(第3図において左
右の辺)に沿つて複数本のピン状端子4が等間隔
に設けられている。このピン状端子4の形状は第
4図に示すように一端が瘤状に形成されており、
この瘤状部が鍔部3に圧入される形で取り付けら
れている。ピン状端子4間には巻芯1の中心へ向
うように溝部32が設けられ、さらに第4図に示
すように巻芯1の中心孔に対応して、ピン状端子
4が設けられている辺に対して平行に延在するよ
うに実質的な溝部33が設けられるとともに、こ
の溝部33の両側縁に下方に突出する突出部33
1を有している。
一方、鍔部2の予じめ定められた対向辺(鍔部
3のピン状端子4が設けられている辺に対応する
辺)には等間隔に巻芯1の中心へ向うように溝部
23が設けられている。さらに溝部23を有する
辺の両端近傍及び溝部23間には鍔部2の上面か
ら略中央部に至り、かつ巻芯1の中心方向に延在
するような溝部24が設けられている。この溝部
24は第4図に示されているように溝部24の下
部が上部よりもさらに巻芯1の中心方向に延びて
いる。また鍔部2には巻芯1の中心孔に対応し
て、上記の対向辺に平行に延在する溝部21が設
けられ、この溝部21の両側縁には上方に突出す
る突出部211が設けられている。上述の溝部2
4の下部には、一端部に瘤状部を有し、L字形状
に成形されたピン状端子10が瘤状部の設けられ
た端部を圧入、固定されて、その結果、鍔部2に
ピン状端子10が取り付けられる。
次に上述の構造のコイルボビンを用いたインダ
クタについて第3図及び第4図を参照して説明す
る。
巻芯1には巻線6が施され、この巻線6には複
数個の所謂タツプ(図示せず)が設けられてい
る。入力側に当るタツプ(複数)からのリード線
(図示せず)は溝部32を通して、予じめ定めら
れたピン状端子4にからげられ半田付される。出
力側に当るタツプ(複数)からのリード線は溝部
23を通して予じめ定められたピン状端子10に
絡げられる。また外部リード線(ワイヤ)9が上
記のリード線が絡げられたピン状端子10に絡げ
られて、半田付によつてワイヤ9、リード線及び
ピン状端子10が固着される。
さらに鍔部3側からE型コア7の中央脚部が巻
芯7の中心孔11に挿入される。E型コア7の各
脚部端は鍔部2の溝部21の底面にまで達すると
ともに各脚部を一端において連結している連結部
は鍔部3に設けられている溝部33内に嵌め込ま
れている。鍔部2の溝部21にはI型コア8が配
置されて、E型コア7と結合される。なお鍔部3
の所定の対向辺(ピン状端子を有しない辺)に
は、対応する鍔部2の対向辺の張り出し寸法と、
鍔部3の張り出し寸法を同一とするための溝部3
4が設けられている(第3図参照)。そして第4
図に示すようにE型コア8の一部に絶縁テープ5
を施してインダクタが完成される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のコイルボビンを用
いれば、巻線と外部リード線との接続が極めて容
易であるばかりでなく、外部リード線を上方へ引
張つてもL字形状のピン状端子が鍔部に圧入され
た構造であるため、引張り強度を強くできるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイルボビンを用いたインダク
タを一部破断して示す斜視図、第2図は従来のコ
イルボビンを用いたインダクタを一部破断して示
す測面図、第3図は本考案によるコイルボビンを
用いたインダクタを示す斜視図、第4図は本考案
によるコイルボビンを用いたインダクタを一部破
断して示す測面図である。 1……巻芯、2,3……鍔部、4,10……ピ
ン状端子、5……絶縁テープ、6……巻線、7…
…E型コア、8……I型コア、9……外部リード
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線が巻かれる絶縁性の筒状巻芯と、該筒状巻
    芯の両端において前記巻芯の径方向に張り出した
    絶縁性の鍔部とを有するコイルボビンであつて、
    前記鍔部には、各鍔部の縁部に沿つて、径方向内
    向きに延びる第1の溝部が複数形成され、さらに
    前記鍔部の一方には前記巻芯の軸方向に延びる第
    2の溝部が複数形成されており、前記各鍔部の縁
    部に沿つて、前記巻芯と平行に外方へ延在する複
    数本のピン状端子が設けられて、前記鍔部の一方
    に設けられているピン状端子はL字形状に成形さ
    れ、該ピン状端子の一端が前記第2の溝部におい
    て前記鍔部の中心に向かうように取り付けられて
    おり、前記巻線の一端が前記第1の溝部を介して
    前記鍔部の他方に設けられたピン状端子に接続さ
    れ、前記巻線の他端が前記第1の溝部を介して前
    記鍔部の他方に設けられたピン状端子に接続され
    るとともに外部リード線が該鍔部の他方に設けら
    れたピン状端子に接続されるようにしたことを特
    徴とするコイルボビンの構造。
JP6438284U 1984-05-02 1984-05-02 コイルボビンの構造 Granted JPS60185306U (ja)

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JP6438284U JPS60185306U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コイルボビンの構造

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JP6438284U JPS60185306U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コイルボビンの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60185306U JPS60185306U (ja) 1985-12-09
JPH0343690Y2 true JPH0343690Y2 (ja) 1991-09-12

Family

ID=30595414

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JP6438284U Granted JPS60185306U (ja) 1984-05-02 1984-05-02 コイルボビンの構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610485Y2 (ja) * 1987-05-26 1994-03-16 アルプス電気株式会社 フレキシブルディスク用磁気ヘッド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5720107B2 (ja) * 1974-06-07 1982-04-26

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025856Y2 (ja) * 1980-07-04 1985-08-03 株式会社タムラ製作所 コイルボビン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5720107B2 (ja) * 1974-06-07 1982-04-26

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JPS60185306U (ja) 1985-12-09

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