JPH0343676Y2 - - Google Patents

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JPH0343676Y2
JPH0343676Y2 JP11787186U JP11787186U JPH0343676Y2 JP H0343676 Y2 JPH0343676 Y2 JP H0343676Y2 JP 11787186 U JP11787186 U JP 11787186U JP 11787186 U JP11787186 U JP 11787186U JP H0343676 Y2 JPH0343676 Y2 JP H0343676Y2
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microwave
magnetron
unit time
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マイクロ波加熱装置において、マイ
クロ波出力の表示や該出力が所定値か否かを検出
するためのマイクロ波出力検出装置に関する。
〔従来技術〕
マイクロ波加熱装置において、マグネトロンを
動作させるための高電圧整流方式として、半波倍
電圧整流を利用する方式がある。そして、この方
式の出力の可変方法としては、マイクロ波出力を
周期的にオン・オフさせる間欠照射の方法が採用
されることが多い。これは、出力ピーク値自体は
変化させずに、ある一定時間当たりの平均出力を
変化させる方法である。
そして、このオン・オフする周期は、被加熱物
の昇温に基づく加熱時間やマイクロ波出力の立上
り時間、及びオン・オフを頻繁に行なうことによ
るマグネトロンの寿命等を考慮して決定される。
通常、ヒータ電流を予め連続で供給しておいて、
高圧をオン・オフする場合、その立上り時間は
0.2〜1.0秒程度を要する。よつて、その時間以下
の周期でのオン・オフを行なうことはできない。
このような状況下で出力表示を行なうとき、陽
極電流で直接その表示を行なうようにすると、マ
イクロ波をモニタした場合でも、出力は高、低の
2点をオン・オフの周期で変化することになる。
つまりマイクロ波出力がオンの時〓高〓を示し、
オフの時〓低〓を示すということになる。
従つて、この陽極電流をそのまま使用して出力
表示したのでは、現在の出力が何W或いは最大値
の何%かを正確に知ることはできず、また工業用
や実験用等の目的で使用する場合マイクロ波出力
を微妙に調整する必要が生じるが、これも不可能
となる。更に、エネルギーが現在どれだけ消費さ
れているかを捕らえることもできない。更に陽極
電流を直接見ないと、故障等で表示と実際の出力
が違つていてもそれを知ることができない。
そこで、上記したオン・オフする陽極電流を、
時定数の大きな回路に入力して表示することが考
えられるが、精度の点で不十分となる。
〔考案の目的〕 本考案の目的は、上記したような陽極電流のオ
ン・オフで出力を決定するようにした場合でも、
その出力を正確に検出できるようにすることであ
る。
〔考案の構成〕
このために本考案は、マグネトロンの陽極電流
パルスの単位時間当たりの数をカウントする手段
と、該手段からの出力を該単位時間だけ保持する
手段とを具備するようにした。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について説明する。ま
ず、半波倍電圧整流でマグネトロンを駆動した場
合、陽極電流は第1図に示すような脈流となる。
そこで本実施例では、この脈流の山が単位時間当
たり幾つ現れたかをカウントして、出力を検出す
るようにする。出力を最大にした場合、例えば50
Hzで1秒当たり50個現れることになり、同様に60
Hzでは60個現れることになる。そこで、出力を絞
つて、1秒当たりの半周期をオン、残る半周期を
オフとした場合、50Hzで25個、60Hzで30個とな
る。このように、単位時間当たりの脈流波形の山
の数をカウントすることにより、その出力を検出
することができる。
間欠照射方式による平均マイクロ波出力を検出
することにより、それをモニタして、マイクロ波
出力の微妙な調整を行なうことが可能となり、ま
た最大出力の何%が現在出力しているかも把握す
ることができて、エネルギー消費の目安を得るこ
ともできる。更に、マイクロ波が発生されるべき
条件のとき、陽極電流が流れているかを判定させ
ることにより、マグネトロンのモードジヤンプに
よる故障診断が可能となる。その他にも、マイク
ロ波出力を表示することは、工業用や実験用のマ
イクロ波装置としては、必要なことが非常に多
い。
以下、図を参照して詳細に説明する。第2図は
その一実施例を示す図である。1はマグネトロン
の陽極電流を検出する検出部であり、そこで検出
された陽極電流の第1図に示すような波形信号
は、次の波形整形回路2で矩形波に整形される。
そして、この波形整形回路2からのパルスは、カ
ウンタ3でカウントされ、次のホールド回路4で
ホールドされる。5は一定周期のパルスを発振す
る発振器であり、カウンタ3とホールド回路4に
リセツト信号として入力している。
よつて、カウンタ3は、発振器5からのパルス
の周期の期間中に到来するパルスをカウントす
る。つまり、この間に到来する陽極電流の脈流の
個数をカウントする。例えば、発振器5の出力パ
ルスの周期が1秒の場合には、50Hzの場合に50個
をカウントすることになる。ホールド回路4で
は、発振器1の出力パルスの周期だけ、カウンタ
3の出力値をホールドし、その周期の期間が経過
すると新たな出力値をホールドする。6は表示器
であり、ホールド回路4のホールド値、つまりマ
イクロ波出力値を表示する。
第3図は、モードジヤンプ等によつて陽極電流
に異常が現れた場合を検出できるようにした別の
実施例を示す図である。本実施例では、ホールド
回路4の出力側に比較器7を設けると共に、その
比較器7に数値指示器8からの信号を入力させ
て、その比較器7において、現在検出したマイク
ロ波出力の値と、数値指示器8で設定した値とが
比較できるようにしている。
よつて、数値指示器8によつて、現在検出して
いなければならないパルスカウント値を設定して
おけば、その値と現在検出されるパルスカウント
値との比較によつて、例えば後者が少ない場合に
は異常が検知されるようになる。この検知結果は
表示器9で表示できる。例えば、マグネトロンの
モードジヤンプ時には、陽極電流波形が異常とな
つて、表示器9で報知されるようになる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、マグネトロンの
陽極電流パルスの単位時間当たりの数をカウント
する手段と、該手段からの出力を該単位時間だけ
保持する手段とを具備するようにしたので、現在
のマイクロ波出力を容易にしかも正確に検出する
ことができ、マイクロ波出力の微妙な調整、消費
エネルギーの確認、故障診断等が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマグネトロンの陽極電流の波形図、第
2図は本考案の出力検出装置の一実施例のブロツ
ク図、第3図は別の実施例のブロツク図である。 1……陽極電流検出部、2……波形整形回路、
3……カウンタ、4……ホールド回路、5……発
振器、6……表示器、7……比較器、8……数値
指示器、9……表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) マイクロ波加熱装置において、マグネトロン
    の陽極電流パルスの単位時間当たりの数をカウ
    ントする手段と、該手段からの出力を該単位時
    間だけ保持する手段とを具備することを特徴と
    する出力検出装置。 (2) 上記保持手段からの出力を表示手段に入力す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の出力検出装置。 (3) 上記保持手段からの出力を所定の比較信号と
    比較し、該比較結果を表示するようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の出力
    検出装置。
JP11787186U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0343676Y2 (ja)

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JP11787186U JPH0343676Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JP11787186U JPH0343676Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6325490U JPS6325490U (ja) 1988-02-19
JPH0343676Y2 true JPH0343676Y2 (ja) 1991-09-12

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