JPH0342848Y2 - - Google Patents

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JPH0342848Y2
JPH0342848Y2 JP6250387U JP6250387U JPH0342848Y2 JP H0342848 Y2 JPH0342848 Y2 JP H0342848Y2 JP 6250387 U JP6250387 U JP 6250387U JP 6250387 U JP6250387 U JP 6250387U JP H0342848 Y2 JPH0342848 Y2 JP H0342848Y2
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main body
lid
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rack
wine
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ワインボトルの陳列は勿論、他の目
的にも利用できる多用途の陳列台に関する。
〔従来技術とその問題点〕
店頭等におけるワインボトルの陳列には、従来
から所謂ワインラツクが利用されているが、この
ワインラツクは、ワインボトルの陳列のみに適す
るように形成されているため、他の目的には利用
できない欠点がある。
即ち、ワイン蔵における多数本のワインボトル
の整列の場合を除いて、店頭等におけるワインボ
トルの陳列には、横方向に3,4本並べる列を上
下二列程度とする所謂棚置き用の小型のワインラ
ツクを利用するか、あるいは、横方向に6,7本
並べる列を上下数列とする所謂床置き用の大型の
ワインラツクを利用するかであつて、そのいずれ
の場合にも、ワインボトルの陳列以外の目的に利
用できるようには形成されていない。
従つて、その販売等でワインボトルの本数が減
つた場合には、新たにワインボトルを追加しない
限り閑散とした陳列台の様相を呈することにな
り、所謂商売上の不都合となるので、当該陳列台
は片付けられて、残つた数本のワインボトルは篭
の中に漫然と収容されるような状況が招来されて
いた。
そのために、不要となつた陳列台の処分に困窮
したり、不要となつた陳列台の収納のために一定
のスペースが占領されたりする等の不利不便を生
じていた。
また、ワインボトルを篭の中に収容するような
状況下では、ワインボトルの正しい置き方に反す
ることになり、ワインの品質の低下を招来する不
都合も生じていた。
そこで、本考案は、前記した事情に鑑みて、棚
置き用あるいは床置き用のいずれにも利用でき、
かつ、所定本数のワインボトルを陳列している場
合は勿論、ワインボトルの本数が減つた場合にも
他の用途に併せて利用できるようにした陳列台を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記した問題点を解決するために、本考案の構
成は、ワインボトルを陳列し得るように形成され
てなる陳列台において、陳列台は複数本のワイン
ボトルの陳列を可とする本体と、当該本体の上端
に嵌装される蓋体とからなり、本体は横方向にワ
インボトルを陳列し得るように形成されたラツク
部を有すると共に、当該ラツク部はその上面に載
置されるワインボトルの転動を防止するストツパ
ーを有してなり、かつ、本体の隅部上端には嵌合
溝を有すると共に、本体の隅部下端には上記嵌合
溝に適合するように形成された突出部を有してな
り、さらに、蓋体の隅部下面には上記嵌合溝に適
合するように形成された突出部を有してなること
を特徴とするとしたものである。
〔作用〕
本体は、これを単一で利用することは勿論、上
下方向に複数個連設することができ、本体を単一
利用とする場合には、所謂棚置き用の陳列台とす
ることができ、本体を複数個上下方向に連設利用
とする場合には、所謂床置き用の陳列台とするこ
とができる。
また、本体の上端には蓋体を嵌装することがで
き、蓋体を嵌装するときには、当該陳列台を椅子
やチエスト風の腰掛け、あるいはテーブルに利用
できる。
さらに、本体内部のラツク部に底蓋を利用する
ときには、他の商品を陳列したり、あるいは新聞
や雑誌入れ等にも利用できる。
〔実施例〕 以下、図示した最適な実施例に基いて本考案を
説明する。
第1図に示すように、本考案の実施例に係る陳
列台は、本体1と、蓋体2とを有してなり、本体
1の内部には、第2図に示すように、複数本のワ
インボトルBが陳列されると共に、蓋体2の上面
は、平面部として、その利用が可能のようになつ
ている。
なお、本実施例にあつて、本体1および蓋体2
は、それぞれ木材からなる板材で形成されている
とし、所謂質感を重視しているが、これに代え
て、経済性や保守性を重視して合成樹脂材あるい
は綱材等を使用素材としてもよく。さらに当該使
用素材の形状もパイプ材等とされるものであつて
もよい。
上記本体1は、左右にそれぞれ配設される側壁
部10と、この側壁部10間に配設され、かつ、
各側壁部10にその両端が一体に連結されるラツ
ク部11とからなる。
上記側壁部10は、本実施例にあつてはフレー
ム状に形成されて、本陳列台にワインボトルBが
陳列されている状態を横方向からも視認できるよ
うに配慮されており、前後に立設される支柱12
と、この前後に立設された支柱12の上端部分、
下端部分および中間部分を連結する三段の繋ぎ材
13とからなる。
そして、上記各支柱12の上端には、それぞれ
嵌合溝14を有すると共に、上記各支柱12の下
端には、それぞれ上記嵌合溝14に適合する突出
部15を有している。
従つて、上記各支柱12の上端、即ち、上記本
体1の上端側、あるいは、上記本体1の下端側に
は、当該本体1と同様に形成された他の本体1a
(第4図参照)が所謂横方向のズレ防止された状
態で連結され得ることになる。
なお、上記側壁部10における下端部分および
中間部分の繋ぎ材13は、後述するラツク部11
におけるワインボトルBのストツパーを兼ねると
されている。
上記ラツク部11は、本実施例にあつては、前
記左右の側壁部10間に上下二段となるように形
成されている。
上記ラツク部11は、本実施例において、本体
1内の長手方向に延設された前後二列の底板16
と、当該底板16の外側縁に立ち上がり状態に連
設された巾木17と、第3図にも示すように、上
記前後二列に配設された底板16間に形成される
隙間16a内に着脱自在に配設される仮蓋18と
からなる。
そして、上記ラツク部11、即ち、前後二列の
各底板16の上面には、それぞれここに載置され
るワインボトルBの転動を防止するストッパー1
9が一定間隔で複数配列されている。
また、巾木17は、上記底板16の上面にワイ
ンボトルBの底部が載置される際に、その頚部を
支持するものであり、ワインボトルBが所謂横置
き状態とされるに十分な高さを有するように形成
されている。
なお、前記底板16間に蓋体される隙間16a
内に着脱自在に配設される仮蓋18は、本実施例
にあつて単一とされ、上下二段ある隙間16aの
いずれか一方にのみ選択的に介装されるとしてい
るが、これに代えて、仮蓋18が複数とされ、上
記上下二段ある隙間16aのいずれにも配設され
ているとしてもよい。
蓋体2は、前記本体1の上端に掛け渡されるよ
うに配設されるものであつて、当該蓋体2を上記
本体1の上端に嵌装するときには、当該蓋体2の
上面を平面として利用し得るようにしている。
そして、本実施例にあつては、上記蓋体2の上
面が所謂縁台風の趣を呈するように細巾の板体2
0で所謂簀の子状に形成されるとにしているが、
これに代えて、上面を平面にするために、当該蓋
体2を所謂一枚板で形成するとしてもよい。
上記蓋体2の隅部下面には、前記本体1の隅
部、即ち、各支柱12の上端に形成されている嵌
合溝14に適合するように形成された突出部21
を有している。
当該突出部21は、上記蓋体2の両側下面に突
設されたリブ22の両端部に形成されているとす
るもので、当該リブ22の外側縁は、前記本体1
における上端側の繋ぎ材13の内側縁に隣接し、
上記蓋体2の上記本体1の上端に嵌合するとき
に、その横方向ズレを生じないように配慮してい
る。
以上のように形成された陳列台の利用の態様に
ついて少しく説明する。
前記第2図は、本陳列台の利用の一態様で、所
謂棚置き用のワインラツクとしての利用態様であ
る。
この場合には、本体1のみを利用して蓋体2の
利用を省略しているが、本体1の上端に蓋体2を
載置して、当該蓋体2の上面を所謂物置き台とし
て利用してもよい。
第4図は、本陳列台の他の利用態様で、所謂床
置き用のワインラツクとしての利用態様である。
この場合には、本体1は上下方向に複雑個連設
される状態となるが、本体1の上端には他の本体
1aの下端が、また、本体1の下端には他の本体
1bの上端がそれぞれ嵌合される状態となつて、
上下方向の一体化が計られている。
上記の床置き用のワインラツクとしての利用態
様にあつては、最上段の本体1の上端には蓋体2
を嵌装しておくことが好ましい。
上記した第2図および第3図のいずれの実施例
にあつても、本体1のラツク部11における仮蓋
18は、隙間16a内へのその配設が省略される
としてもよいこと勿論である。
第5図は、本陳列台を縁台風の椅子に利用する
態様を示す。
即ち、一個の本体1を床面上に載置すると共
に、この本体1の上端に蓋体2を嵌装させること
にする。
上記蓋体2の嵌装によつて、当該の上面を腰掛
け面とすることが可能になる。
そして、本体1のラツク部11に形成されてい
る隙間16a内へは、仮蓋18が配設される。
この場合に、上下二段のラツク部11の内、下
段のラツク部11において、隙間16a内に仮蓋
18が配設されることによつて、下段のラツク部
11を、例えば、新聞や雑誌A等の収納部として
利用することが可能となる。
第6図は、本陳列台をテーブルとして利用する
態様を示す。
即ち、一個の本体1を床面上に載置すると共
に、この本体1の上端に他の本体1aを連設し、
かつ、上段の本体1aの上端に蓋体2を嵌装させ
ることにする。
上記二個の本体1,1aの連設によつて、テー
ブルが形成されると共に、上段の本体1aへの蓋
体2の嵌装によつて、当該蓋体2の上面をテーブ
ル面として利用することが可能になる。
この場合に、上下二段の本体1のいずれかのラ
ツク部11の内において、その隙間16a内に仮
蓋18が任意に配設されることによつて、当該ラ
ツク部11を、所謂棚として利用することが可能
になる。
前記した実施例において、本体1を構成する側
壁部10は、フレーム状に形成されているとする
が、これに代えて、板状に形成されているとして
もよい。
上記の板状に形成される場合には、繋ぎ材13
は、その配設が省略されることになる。
また、ラツク部11は、上下二段とされている
が、これに代えて、上下三段とされてもよく、ま
た、一段のみとされてもよい。
さらに、ラツク部11は、前後二列の底板16
を有して形成されているが、これに代えて、所謂
一枚板で形成されているとしてもよい。
この場合には、仮蓋18の配設が省略できるこ
とになる。
また、前記した実施例にあつて、ラツク部11
における底板16の上面には、ストツパー19が
附設されているとするが、これに代えて、上記底
板16の上面を凹状部を形成してストツパー部と
し、ワインボトルBの転動を防止することにして
もよい。
そしてまた、前記した実施例にあつて、ラツク
部11における巾木17の上端面には、ワインボ
トルBの頚部の係止を可とする凹部が形成されて
いるとしてもよい。
さらに、蓋体2の隅部下面に突出形成される突
出部21は、前記した実施例にあつて、リブ22
に形成されているとするが、これに代えて、下方
の嵌合溝14に適合する駒部材状に形成されてい
るとしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、本体を単一とす
る利用形態の場合には、所謂棚置き用のワインラ
ツクとすることができると共に、本体を複数個上
下方向に連結する利用形態の場合には、所謂床置
き用のワインラツクとすることができるので、棚
置き用のワインラツクと床置き用のワインラツク
とをそれぞれ別個に用意する必要がなくなる。
また本考案によれば、床置き用のワインラツク
としての利用時にワインボトルの本数が減少され
たときには、不要となつた本体を取り外すのみ
で、棚置き用のワインラツクに簡単に変更するこ
とができる。
さらに本考案によれば、全くワインラツクとし
て不要となつたときには、本体への蓋体の嵌装に
よつて、椅子あるいはテーブルとして利用するこ
とも可能となると共に、本体のラツク部に仮蓋を
配設すれば、店頭においては、他の商品の陳列に
も利用できる。
その結果、商売上においては、閑散としたまま
のワインラツクを店頭に置くような不具合を予め
招来しないことが可能になると共に、本数の少な
くなつたワインボトルも常に正しい置き方に保持
されるので、ワイン自体の品質を低下させないよ
うにすることが容易に可能となる効果が得られ
る。
また、所謂ワインパブ等においては、椅子やテ
ーブル等として利用することが可能となり、店内
のレイアウトを構成する手段に利用できる効果も
ある。
さらに、家庭においては、新聞や雑誌入れを兼
ねたテエスト風の腰掛けとすることも可能となる
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る陳列台を示す
分解斜視図、第2図はその使用状態を示す概略斜
視図、第3図はラツク部に仮蓋が配設されている
状態を示す部分拡大斜視図、第4図はその使用状
態を示す概略斜視図、第5図および第6図はそれ
ぞれその使用状態を示す概略縦断面図である。 符号の説明、1,1a,1b……本体、2……
蓋体、10……側壁部、11……ラツク部、12
……支柱、13……繋ぎ材、14……嵌合溝、1
5……突出部、16……底板、16a……隙間、
17……巾木、18……仮蓋、19……ストツパ
ー、20……板体、21……突出部、22……リ
ブ、A……新聞雑誌等、B……ワインボトル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ワインボトルを陳列し得るように形成されて
    なる陳列台において、陳列台は複数本のワイン
    ボトルの陳列を可とする本体と、当該本体の上
    端に嵌装される蓋体とからなり、本体は横方向
    にワインボトルを陳列し得るように形成された
    ラツク部を有すると共に、当該ラツク部はその
    上面に載置されるワインボトルの転動を防止す
    るストツパーを有してなり、かつ、本体の隅部
    上端には嵌合溝を有すると共に、本体の隅部下
    端には上記嵌合溝に適合するように形成された
    突出部を有してなり、さらに、蓋体の隅部下面
    には上記嵌合溝に適合するように形成された突
    出部を有してなることを特徴とする陳列台。 (2) ラツク部が本体内の長手方向に延設された前
    後二列の底板と、当該二列の底板の外側縁に立
    ち上がり状態に連設される巾木と、上記前後二
    列の底板間に形成される隙間内に着脱自在に配
    設される仮蓋とからなる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の陳列台。 (3) 蓋体が簀の子状に形成されてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項あるいは第2項いずれか記
    載の陳列台。 (4) ラツク部が上下二段とされてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項あるいは第3項い
    ずれか記載の陳列台。
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