JPH034281A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH034281A
JPH034281A JP13896989A JP13896989A JPH034281A JP H034281 A JPH034281 A JP H034281A JP 13896989 A JP13896989 A JP 13896989A JP 13896989 A JP13896989 A JP 13896989A JP H034281 A JPH034281 A JP H034281A
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nickel
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JP13896989A
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Takeshi Menjo
健 校條
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の産業上の利用分野〕 本発明は定着用回転体をクリーニングするクリーニング
部材を有する定着装置に関する。
〔従来技術〕
定着装置を備えた電子写真方式の画像形成装置を第2図
に示す。
装置本体100の一側(第1図右側)から装置本体10
0の略中央部に亘って設けられている転写材搬送系Iと
、装置本体100の略中央部に、記録材搬送系Iを構成
している転写ドラム9に近接して設けられている潜像形
成部■と、前記潜像形成部■と近接して配設されている
現像手段即ち回転式現像装置■及び該回転式現像装置■
と近接して配設されている現像剤補給手段即ち現像剤補
給装置2とに大別される。前述した記録材搬送系Iは、
前記装置本体100の一側(第1図右側)に形成されて
いる開口部に対して着脱自在な記録材供給用トレイ10
1,102と、該トレイ101. 102の略直上部に
配設された給紙用ローラ103,104と、これら給紙
用ローラ103. 104に近接して配設され給紙ロー
ラ6を備えた給紙ガイド5a、5bと、前記給紙ガイド
5bと近接して設けられ、外周面近傍に回転方向上流側
から下流側に向って当接用ローラ8、グリッパ7記録材
分離用帯電器14、分離爪15が配設されているととも
に、内周側に転写帯電器10、記録材分離用帯電器13
が配設されている第2図矢印方向に回転自在な転写ドラ
ム9と、前記分離爪15と近接して設けられている搬送
ベルト手段16と、該搬送ベルト手段16の搬送方向終
端側に近接して配設され装置本体100外へと延在する
装置本体100に対して着脱自在な排出用トレイ10と
近接している定着器17とから成る。
前記潜像形成部■は、外周面が前記転写ドラム9の外周
面と当接して配設されているとともに第2図矢印方向に
回転自在な像担持体即ち感光体ドラム3と、該感光体ド
ラム3の外周面近傍に該感光体ドラム3の回転方向上流
側から下流側に向って配設されている除電用帯電器11
、クリーニング手段12、−成帯電器4及び前記感光体
ドラム3の外周面上に静電潜像を形成するためのレーザ
ビームスキャナのごとき像露光手段とポリゴンミラーの
ごとき像露光反射手段を具備している。前記回転式現像
装置mは、回転自在な筐体(以下「回転体」という)l
と、該回転体l中に夫々搭載され前記感光体ドラム3の
外周面と対向する位置にて前記感光体ドラム3の外周面
上に形成された静電潜像を可視化(即ち現像化)するよ
うになっているマゼンタ現像器IM。
シアン現像器IC,イエロー現像器IY及びブラック現
像器IBKとを有している。前記現像剤補給装置2は、
相互に隣接して配設され外部から供給される各色毎の現
像剤を夫々色別に保持するイエローホッパ2Y、マゼン
タホッパ2M、シアンホッパ2C。
ブラックホッパ28にとを具備している。
上述したごとき構成の画像形成装置全体のシーケンスに
ついて、まず、フルカラーモードの場合を例として簡単
に説明する。前述した感光体ドラム3が第1図矢印方向
に回転すると、該感光体ドラム3上の感光体は一次帯電
器4によって均等に帯電される。−成帯電器4による感
光体に対する均等な帯電が行われると、原稿(図示せず
)のマゼンタ画像信号にて変調されたレーザ光Eにより
画像露光が行われ、感光体ドラム3上に静電潜像が形成
され、回転体!の回転によりあらかじめ現像位置に定置
されたマゼンタ現像器IMによって前記静電潜像の現像
が行われる。
一方、給紙ガイド5a、給紙ローラ6、給紙ガイド5b
を経由して搬送されてきた記録材は、所定のタイミング
にてグリッパ7により保持され、当接用ローラ8と該当
接層ローラ8と対向している電極とによって静電的に転
写ドラム9に巻き付けられる。
転写ドラム9は、感光体ドラム3と同期して第2図矢印
方向に回転しており、マゼンタ現像器Mで現像された顕
画像は、前記感光体ドラム3の外周面と前記転写ドラム
9の外周面とが当接している部位にて転写帯電器10に
よって転写される。転写ドラム9はそのまま、回転を継
続し、次の色(第2図においてはシアン)の転写に備え
る。
一方、感光体ドラム3は、前記除霜用帯電器11により
除電され、クリーニング手段z2に“よってクリーニン
グされた後、再び一次帯電器4によって帯電され、次の
シアン画像信号により前記のような像露光を受ける。前
記回転式現像装fiffilは、感光体ドラム3上に前
記像露光によつてシアン画像信号による静電潜像が形成
される間に回転して、シアン現像器ICを前述した所定
の現像位置に定着せしめ所定のシアン現像を行う。引続
いて、上述したごときプロセスをそれぞれイエロー色お
よびブラック色に対しても実施し、4色分の転写が終了
すると、記録材上に形成された4色順画像は各帯電器1
3゜14により除電され、前記グリッパ7による転写材
の把持が解除されると共に、記録材は分離爪15によっ
て転写ドラム9より分離され、搬送ベルト16に送られ
る。この後、入口ガイド19により後述する加熱定着装
置の定着ローラ間へ送られ、加熱定着され、更に排紙案
内部材である排紙コロ20により本体外へ排出される。
こうして一連のフルカラープリントシーケンスが終了し
、所要のフルカラープリント画像が形成される。
次に、この電子写真装置に使用するトナーについて説明
する。
カラーの電子写真装置のトナーは、熱を印加した際の溶
融性、混色性が良いことが必要であり、軟化点が低(、
且つ溶融粘度の低いシャープメルト性のトナーを使用す
ることが好ましい。すなわち、こうしたシャープメルト
トナーを使用する事により、複写物の色再現範囲を広め
、原稿像に忠実なカラーコピーを得ることが出来る。
このようなシャープメルトトナーは、例えばポリエステ
ル樹脂、スチレン−アクリル樹脂、着色剤(染料、昇華
性染料)、荷電制御剤等を溶融混練、粉砕、分級してト
ナーを製造する。必要とあらば、トナーに各種外添剤を
添加する外添工程を付加してもよい。
カラートナーは定着性、シャープメルト性を考慮すると
結着樹脂としてポリエステル樹脂を使用したものが特に
好ましい。
シャープメルト性ポリエステル樹脂はジオール化合物と
ジカルボン酸とから合成される分子の主鎖にエステル結
合を有する高分子化合物である。
第2図実施例で使用するシャープメルト性ポリエステル
樹脂の軟化点は、60−150℃、好ましくは80〜1
20℃が良い。
このシャープメルトトナーの軟化特性を第4図に示す。
フローテスターCFT−500形(島津製作所製)を使
用し、ダイ(ノズル)の直径0.5mm、厚み1、Om
mとして50kgの押出荷重を加え初期設定温度80℃
で、予熱時間300秒の後、5℃/分の速度で等速昇湿
した時描かれるトナーのプランジャー降下量−温度曲線
(以後軟化S字曲線という)を求める、試料となるトナ
ーは1〜3g精製した微粉末を用い、プランジャー断面
積は1.0ctdとする。
軟化S字曲線は第2図のようなカーブとなる。等速昇温
するに従い、トナーは徐々に加熱され流出が開始される
(プランジャー降下A4B)。さらに昇温すると溶融状
態となったトナーは大きく流出しくB−4C−+D)プ
ランジャー降下が停止し終了する(D−4E)。
S字曲線の高さHは全流出量を示し、H/2の0点に対
応する温度T0はそのトナーの軟化点を示す。
このようなシャープメルト性樹脂とは、溶融粘度が10
’cpを示す時の温度T H、5X10’cpを示す時
の温度をT2とした時、T 、 =90〜150℃ΔT
l=lT+ −T21=5〜30℃の条件を満たす樹脂
のことをいう。
これらの温度−溶融粘度特性を有するシャープメルト性
樹脂は加熱されることにより極めてシャープに粘度低下
を起こすことが特徴である。このような粘度低下が最上
部トナー層と最下部トナー層との適度な混合を生じせし
め、さらにトナー層自体の透明性を急激に増加させ、良
好な減色混合を起こすものである。
このようなシャープメルト性のカラートナーは親和力が
大きく、定着ローラにオフセットし易い。
第3図に於て、17の定着器について詳しく説明する。
21は定着ローラで、これはアルミ製の芯金22の外層
にHTVシリコーンゴム(高温加硫タイプシリコーンゴ
ム)23を所定の厚さに被膜して成る。
更にその外層にLTVシリコーンゴム(低温加硫タイプ
シリコーンゴム)24を200μmの厚すに被膜して成
る。そして、この定着ローラ21の下側には加圧ローラ
25が設けられており、これはアルミ製の芯金26の外
層にHTVシリコーンゴム27を所定の厚さに被膜し、
更にその表面層に樹脂被膜27′  を施して成る。
また、これらの定着ローラ21及び加圧ローラ25内に
は加熱源であるハロゲンヒータ28が配設されている。
そして、加圧ローラ25にはサーミスタ29が当接され
、このサーミスタ29によりハロゲンヒータ28への電
流の供給のオン又はオフが制御される。
このようにして、定着ローラ21の温度及び加圧ローラ
25の温度が記録材30上の未定着トナー像31を記録
材30上に定着させるのに適切な所定温度(例えば17
0℃)に保たれるようになっている。そして、これらの
定着ローラ21及び加圧ローラ25は不図示の駆動装置
により図中の矢印すの方向に回転される。
一方、定着ローラ21からのトナーの離型性を向上させ
るため、定着装置の所定箇所には離型剤塗布装置32が
設けられている。この離型剤塗布装置32はオイルタン
ク内のシリコーンオイル33をローラー群34. 35
により定着ローラ21に塗布するように構成されている
更に、定着ローラ21上にオフセットしたトナーをクリ
ーニング装置36が定着装置の所定箇所に設けられてい
る。このクリーニング装置1136は押圧ローラ37に
より定着ローラ21に接触されるノーメックス(商品名
)よりなる繊維状のクリーニングウェブより成り定着ロ
ーラ21のクリーニングを行なうものである。
第2図により説明した動作を更に詳解すると、トナー像
31が転写された記録材30は搬送ベルト16上を運ば
れ、人口ガイド19をへて、定着ローラ21゜加圧ロー
ラ25のニップ間に進入し、かかる熱と圧力によりトナ
ー像31は記録材30に定着される。
この後、記録材30は排紙ガイド38に案内され、排紙
案内部材である排紙コロ20により機外へ送り出される
〔発明が解決する問題点〕
以上の様な複写動作により、従来では以下の様な問題点
が生じていた。
すなわち、定着装置の各ローラに前述の様な材質を使用
したローラを回転させる事より、シリコーンゴムを表面
に使用した定着ローラは強プラスに、フッソ樹脂を表面
に使用した加圧ローラは強マイナスに帯電する。
ここで記録材上に転写された負帯電のトナーが各色積層
されて定着ローラが加圧ローラ間に侵入する時、その帯
電特性によりトナー像が乱れるという問題が発生する。
これはトナーが積層されている事により、表層のトナー
は電気的に不安定な状態となり、加熱定着される前に電
気的に定着ローラ側へ飛び、画像として飛びちった様な
画像又はにじんだ様な画像となり、転写された直後の状
態より乱れた状態となって定着されてしまう。
又、この静電気的な力が強いと定着後も定着ローラ上に
付着し、いわゆるオフセットした状態となってしまう。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決する本発明は、表面がシリコンゴム系
で未定着トナー像と接触する定着用回転体と、表面がフ
ッ素樹脂系でこの定着用回転体と圧接する加圧用回転体
と、を有し、この回転体対で負帯電性の未定着トナー像
を支持する支持体を挟持搬送することにより未定着トナ
ー像の定着を行う定着装置において、上記定着用回転体
をクリーニングするクリーニング部材を有し、このクリ
ーニング部材は導電性を有し、この導電性のクリーニン
グ部材は接地されていることを特徴とするもの、及び、
トナー像を定着するための定着用回転体と、この定着用
回転体をクリーニングするウェブと、を有する定着装置
において、上記ウェブは少なくとも定着用回転体と接触
する側表面が導電性で構成され、このウェブが接地され
ていることを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の実施例の定着装置の構成図である。
第1図に於てクリーニング装置36以外は第3図とほぼ
同じであるので説明を省く。このクリーニング装置36
は押圧ローラ37により定着ローラ21に接触されるク
リーニング部材である、繊維状のクリーニングウェブの
少なくともローラ当接面側にニッケルメッキを施したウ
ェブ38により定着ローラ21をクリーニングするもの
である。このニッケルメッキウェブ38は従来の耐熱性
不織布ノーメックス(商品名)に無電解メッキ法により
ノーメックスより表面エネルギーの高い物質であるニッ
ケルをメッキしたもので、ウェブの繊維の表面はμ程度
の厚さでウェブlrr?あたり3gになる様にニッケル
がコートされている。
更に本ニッケルメッキウェブは金属製の巻き取りローラ
を接地することで電気的に接地されている。
このように構成されたニッケルメッキウェブ38は送り
ローラ114により図中の矢印Cの方向に送られるとと
もに巻き取りローラ117に巻き取られるようになって
いる。
ここでニッケルメッキウェブの作り方について説明する
従来のノーメックス(商品名)より成る不織布繊維を溶
剤により脱脂し、更に化学エツチングを行う。この脱脂
、化学エツチングは従来公知の方法で行われ、繊維表面
を清掃し且つ粗す。
更に還元剤としての白金を塗布し、この後、かかる繊維
を無電解メッキ用のニッケルメッキ層温の中を一定スピ
ードで浸種通過させる事により、繊維上にニッケル金属
が無電解メッキされる。ニッケルの繊維上の付着量は、
上記工程中、全ての条件で作用されるものであるが、特
に無電解ニッケルメッキ浴の浴濃度とノーメックス繊維
の浴中の通過スピードに大きく依存する。
当然、浴濃度が高い程ノーメックス繊維1rrrあたり
のニッケル金属の付着量が多くなり、又、洛中の繊維の
通過スピードが速くなるほどニッケル金属の付着量は少
なくなる。
こうしてノーメックス繊維上にニッケルが無電解メッキ
された繊維は、この後、水洗いされ、乾燥され、クリー
ニングウェブとして完成される。
本発明実施例に於ては、この浴濃度と繊維の浴中通過ス
ピードを適度に調整する事により1dあたり3gのニッ
ケルが付着する様なされている。
次に、定着装置の作用について説明する。
未定着トナー像31を担持した記録材30は第1図中の
矢印aの方向へ不図示の装置により搬送され、不図示の
駆動装置により同図中央印す方向に回転される定着ロー
ラ21と加圧ローラ25との間に通され、ハロゲンヒー
タ28から定着ローラ21及び加圧ローラ25をそれぞ
れ介して供給される所定の温度に制御された熱により記
録材30上に担持された未定着トナー像31が記録材3
0上に定着される。この時、ニッケルメッキウェブによ
り定着ローラは定着ローラの表面を除電され、電気的に
帯電がほぼ0の状態となる。こうした定着ローラに負帯
電のトナーが定着の為に進入しても、静電気的な定着ロ
ーラへの力はなく、トナーは飛び散ったり乱れたりしな
い。更には、オフセットする等の現象が起りにくい。
又、更に、長期に定着ローラを使用して、表面の離型性
が低下し、トナーがわずかづつオフセットを始めても、
今度はニッケルメッキウェブがクリーニングの機能が働
き定着ローラの表面をクリーニングする。
ニッケルメッキウェブ38は押圧ローラ37により押圧
されながら巻き取りローラ36に所定の速度(例えば、
記録材100枚につき5 m m )で巻き取られてい
く。そして、ニッケルメッキウェブ38は定着ローラ2
!の回転に伴って定着ローラ21の表面に摺擦され、定
着ローラの表面のクリーニングが行われる。
この場合、ニッケルメッキウェブ38は繊維状になって
いるため、金属ローラのような平滑で固いクリーニング
部材と違って定着ローラ21との接触状態が良い。即ち
、第2図に示すように定着ローラ21の表面の所々にオ
フセットされたトナー31はウェブ38の繊維122間
に吸着されるため、部分的にトナーの堆積が多くなるこ
とがなく、定着ローラ21とニッケルメッキウェブ38
との接触状態は良好となる。そして、ウェブ38は繊維
状であるので、ローラからのトナーの拭き取りの効果が
高い。
(第5図) また、ニッケルメッキウェブ38の定着ローラ21に接
触する側に含有されたニッケルは、ニッケル等の金属が
表面エネルギーが高くトナーとの親和力が高いため、定
着ローラ21上のトナーを良(吸着する。この結果、ク
リーニング装置36による定着ローラ21からトナーを
離脱するクリーニング能力は従来のウェブに比較して格
段に向上される。
従って、定着ローラ21が表面の離型性が低下すること
により、トナーは定着ローラ21の表面に強く固着する
ようになるが、このようなトナーもよく取り除ける様に
なる。
従って、本発明実施のニッケルメッキウェブ38の巻き
取り速度は、従来、ノーメックス繊維のみのウェブの場
合、記録材10枚につき75mm巻いて、常にウェブの
新しい面でクリーニングする様に速くまいていたのに対
し、ニッケルメッキウェブ、送り速度をl/15に遅く
している。この様にしても、前述の通り、トナーのクリ
ーニング能力が高い為、ニッケルメッキウェブは定着ロ
ーラのオフセットする迄の寿命を長(する事が出来る。
以上の様な構成により、ニッケルメッキウェブによる定
着ローラ表面の除電による効果により、負帯電のトナー
が定着ローラ側に引きよせられ、飛び散ったり乱れたす
せず、又、静電気的なローラ方向への力も少ない為にオ
フセットも起りにくい。
又、ニッケルウェブがクリーニング部材でもある為に、
定着ローラの耐久により、表面の離型性が劣化して、ト
ナーがオフセットを起しても、ニッケルメッキウェブの
り一リーニング効果によりローラ上にオフセットしたト
ナーをクリーニングし、長期間定着ローラを使用する事
が出来る。
本実施例により、従来、記録材上のトナー層厚の厚い時
、そのトナーが飛び散ったり乱れたりしていた現象は全
く起らず、又、従来、2万枚にてオフセットが発生して
しまっていたのに対し、lO万枚までオフセットによる
ローラ寿命を持続させる事が可能となった。
ここで従来、静電気力によるトナーのオフセットの対策
として、定着ローラの芯金を除電ブラシ等の方法で接地
したり、ローラの芯金を接地したりして定着ローラの表
面の状態を電気的に0にする方法が知られているが、本
発明に於ては、表面を直接除電する為その除電効果は大
きい。
又、実開昭59−48555にある様なウェブのローラ
に対して、反対側の面を金属により導電性にしてアース
に落とし、ローラ表面の除電を行うものに比べてもはる
かに除電効果が大きい。特開昭62−273592にあ
る様なオイル塗布部材に導電性の繊維を一部混入してロ
ーラ表面を除電するものでは除電が非常に不安定である
のに対し、本発明は非常に安定した除電が行える。特に
本発明はクリーニング部材全面に金属を有し、かかるク
リーニング部材表面により直接ローラ表面の除電及びク
リーニングを行うもので、特に効果が大きい。
〔効果〕
以上本発明によれば、安定して高い除電効果を得ること
ができ、定着用回転体へのトナーのオフセットを非常に
減少させることができると共に、高いクリーニング効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の定着装置を示す断面図、第2
図は従来の画像形成装置を示す断面図、第3図は従来の
定着装置を示す断面図、第4図はカラートナーの軟化特
性を説明する図、第5図は本発明の実施例のクリーニン
グ効果を示す図である。 図において、 17・・・定着装置 21・・・定着ローラ 25・・・加圧ローラ 36・・・クリーニング装置 38・・・ウエブ 畝イヒ、セ、 鷹

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面がシリコンゴム系で未定着トナー像と接触す
    る定着用回転体と、表面がフッ素樹脂系でこの定着用回
    転体と圧接する加圧用回転体と、を有し、この回転体対
    で負帯電性の未定着トナー像を支持する支持材を挟持搬
    送することにより未定着トナー像の定着を行う定着装置
    において、上記定着用回転体をクリーニングするクリー
    ニング部材を有し、このクリーニング部材は導電性を有
    し、この導電性のクリーニング部材は接地されているこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. (2)トナー像を定着するための定着用回転体と、この
    定着用回転体をクリーニングするウェブと、を有する定
    着装置において、 上記ウェブは少なくとも定着用回転体と接触する側表面
    が導電性で構成され、このウェブが接地されていること
    を特徴とする定着装置。
  3. (3)上記ウェブは絶縁材に金属がメッキされているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の定着装置。
JP13896989A 1989-05-31 1989-05-31 定着装置 Pending JPH034281A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7817951B2 (en) * 2005-08-31 2010-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha Cleaning member and image forming apparatus using the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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