JPH0342553B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0342553B2
JPH0342553B2 JP56048503A JP4850381A JPH0342553B2 JP H0342553 B2 JPH0342553 B2 JP H0342553B2 JP 56048503 A JP56048503 A JP 56048503A JP 4850381 A JP4850381 A JP 4850381A JP H0342553 B2 JPH0342553 B2 JP H0342553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phosphor
convergence
ray tube
cathode ray
reference axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56048503A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56157177A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Publication of JPS56157177A publication Critical patent/JPS56157177A/ja
Publication of JPH0342553B2 publication Critical patent/JPH0342553B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/42Measurement or testing during manufacture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインライン3電子銃ブラウン管、特に
カラーブラウン管のコンバーゼンス測定法に関
し、特に前記電子銃によつて生じた電子ビーム間
のコンバーゼンスにおけるズレすなわちコンバー
ゼンス間隔の敏速なほゞ自動的な測定を行い得る
方法に関する。本発明は又、特に本方法を実現す
るためのピツクアツプを形成する装置にも関す
る。本発明はインライン3電子銃及びシヤドウマ
スク形カラーテレビ管のコンバーゼンス調節の全
工程の自動化を行うために主として開発されたも
のである。
現在、カラーテレビ管の充分に精密で敏速なコ
ンバーゼンス測定方式は未だ見られない。特に、
走査を行わないで螢光面上のビームの射突点間の
距離(3ビーム間の)を測定することから成る単
純な方法は、螢光面上の螢光体に変化を生ぜしめ
るために殆んど利用されていない。
公知の測定方法は、3色中の少く共2色につい
て同時に水平および垂直偏向を生ずる「パター
ン」を螢光面上に表示し、螢光面上でそのコンバ
ーゼンスを直接に評価することである。従つて測
定は純粋に視測的(直視するにしても顕微鏡を使
用するにしても)であり非常に熟練した作業者で
なければできないことである。ブラウン管のコン
バーゼンスの完全な測定および補正は従つてこの
場合殆んど完全に手作業的で、これはテレビ用ブ
ラウン管の調節において遭遇する最も長くかつデ
リケートな場面である。
また、螢光面上の像をカラーテレビ用撮像装置
によつて解析することから成る若干自動化された
方法も知られている。この種の方法は複雑かつ高
価な装置を必要とし、その結果は主として撮像装
置の分解能の限度のため余り良い結果は得られな
い。
本発明は上記に略説した方法に比較してより精
密かつ敏速なコンバーゼンス自動測定の改良方法
を提供するものであり、本法はカラー管の大量生
産時の自動調節にも適するものである。本発明の
方法は公知の方法とは、ブラウン管電子銃が同時
にではなく順番に電子ビームを発射すること、お
よび電子ビーム螢光面上に線状発光を生ずる線に
走査を行い、他面、走査に垂直なゆつくりした偏
向を行わしめて線状発光を螢光面上でゆつくりと
移動せしめること、および偏向ヨーク内のその瞬
間の電流値を記憶することによつて、この線状発
光が測定スリツトの前を通過するのを観察するこ
と、によつて主として相違し、各電子銃に対して
ピツクアツプされた偏向ヨークの電流値間の差が
各電子銃間のコンバーゼンス間隔を表示するもの
である。
更に詳細に述べると、本発明は従つてインライ
ン3電子銃と細長孔を有するシヤドウマスクを内
蔵し、夫々水平および垂直偏向コイルを有する偏
向ヨークを備えるカラーブラウン管の3電子ビー
ムのコンバーゼンス測定方法に関し、例えば水平
偏向方向および/または垂直偏向方向に従つた基
準軸に対する、3電子ビーム間のコンバーゼンス
間隔の射影すなわち投影成分を定めるために、3
電子銃中の1本のみから電子ビームを発射し、前
記基準軸に対応する偏向コイルにゆつくりと変化
する信号を加え他方の偏向コイルに走査信号を加
えて螢光面上に前記基準軸に平行にゆつくりと移
動する直線状発光を生ぜしめる様にし、コンバー
ゼンス特性を定めたい螢光面上の領域で前記走査
方向に平行に位置する測定用スリツトを通る光の
強度を測定し、前記スリツトを通る光の強度が最
大の時前記基準軸に対応する偏向コイル中の電流
値を標定し、同様な操作を他の2電子銃に対して
繰返し、前述の少く共3電流値と前記螢光面領域
でのブラウン管の偏向感度を知ることによつて前
記基準軸上のコンバーゼンス間隔の射影すなわち
投影成分を計算することを特徴としている。
提案の方法は基準軸に対してのコンバーゼンス
間隔の射影すなわち投影成分を得るものであるこ
とに注意すべきである。これらの間隔を完全に決
定するためには従つて本法、例えばブラウン管の
幅および高さ、即ちブラウン管の水平および垂直
偏向方向と一致する直交2基準軸に対して実施す
ることとなる。のちに見る通り、ブラウン管の水
平走査を使用する測定、即ち垂直偏向方向に平行
な基準軸に対して行つた測定は垂直走査を使用す
る測定、即ち水平偏向方向に水平な基準軸に対す
る測定に比較して比較的容易であるが、このこと
は螢光面の3原色螢光体の柱状配列によるもので
ある。
提案の方法は然し2つの場合に応用可能であ
る。簡単に云うと、第1の場合、ブラウン管の螢
光面に対して水平なスリツトを備える不透明スク
リーンを設置し、このスリツトを通る線状発光を
観測すればよく、一方第2の場合は、3色の垂直
線に対する位置の測定のためにマスク孔を直接に
利用する。
本発明の精神において、本発明はまたインライ
ン3電子銃と好ましくは細長溝の開孔を有するシ
ヤドウマスクとを内蔵し夫々水平及び垂直偏向2
装置を備え、その螢光面は所定の繰返し順序で配
列された三原色の螢光体条を有するカラー用ブラ
ウン管の3電子ビームコンバーゼンス測定用の上
述の方法を実施するためのピツクアツプを形成す
る装置にも関し、これは前記電子銃のコンバーゼ
ンス特性の決定を所望するその螢光面領域の真向
いに前記ブラウン管の螢光面外面に位置させる開
口を備えた外囲と、少く共1個の光電池と、前記
開口と前記光電池の間に位置している測定用スリ
ツト即ち選択ウインドウとを有することを特徴と
する。
本発明は添付図面を参照しての以下の説明によ
つて更に明白となり、その他の目的、詳細および
長所が更に明瞭となろう。
第1図はカラーテレビ管内の最良コンバーゼン
ス状態を示している。本明細書では以下におい
て、各電子銃およびブラウン管パネルの内面上に
位置する各螢光体条に対応する管内の各類似素子
を、考察中の原色に従つて文字R、VまたはB
で、即ちカラー管の赤、緑、青に対して区分する
こととする。従つてブラウン管のインライン3電
子銃から放射された3電子ビームFR,FVおよび
FBは色選択のために違つた入射角でシヤドウマ
スク11に到着し、第1図に明瞭な様に、電子ビ
ームの一部分のみ(わずかな割合)がマスク11
の開孔12を通過して螢光面に達し螢光体条を発
光せしめる。入射角ゼロで螢光面に到着する電子
ビームFVに対する電子ビームFRおよびFBの入射
角はブラウン管の色純度調節の主パラメータであ
る。今ブラウン管が色純度調節を終了している
と、マスクの同一孔を通過する各電子ビームはそ
の個有色に対応する螢光体条のみに到着する。マ
スク11の存在は3電子ビームのコンバーゼンス
測定を非常に厄介ならしめる。実際には、コンバ
ーゼンスは、3電子ビームが所与の時刻に(走査
中)螢光面13の同一領域14に射突する状態が
最良であると考えられる。換言すれば、3電子ビ
ームで作られた3輝点は螢光面13上で合致しな
ければならない。さて、この単一輝点はマスクが
あるために螢光面上で観察することができないの
で仮想的なものである。第2図は螢光面の所定の
場所での、電子ビームが走査されていないときの
非コンバーゼンス状態での完全に仮想的な(即ち
マスク11を取外したと考えての)状況を模式的
に示す。コンバーゼンス間隔をxoy直交座標内で
3電子ビームの射突の中心CR,CV及びCBの射影
によつて定め得ることがわかる。勿論、軸oxを
ブラウン管の水平偏向方向に平行に、軸oyを垂
直偏向方向に平行に選ぶ。中心CVがxoy座標の原
点と重なつている所の第2図の例においては、中
心cR及びcBの座標軸ox及びoy夫々上への射影xR
xBおよびyR、yBは3電子ビーム間のコンバーゼン
ス間隔を完全に定義するのに充分である。然し、
繰返すが、第2図に示したこの静的設体は、一つ
にはマスクの存在のため、また、一方では不動電
子ビームの射突を観測することの困難さのために
観察不能である。上述したすべての公知の方法が
3原色の水平及び垂直走査線から成る「パター
ン」による螢光面の走査によつて実施されている
のはこの理由によるものである。相違する2色間
のコンバーゼンス間隔の水平成分はこの2色の垂
直線間の距離であり、コンバーゼンス間隔の垂直
成分は対応する水平走査線間の間隔である。
本発明の方法の非常に高い精密度の理由を充分
に了解するために、電子銃の一つから放射された
電子ビームの横断面における電子密度は一様な分
布をなしておらず、ほゞガウス分布をなしている
ことを知る必要があり、このことはブラウン管の
螢光面上の射突中心cR、cV、cBで最大輝度を生ず
ることを予想させる。この各ビームの射突中心の
最大輝度はその中心の位置ぎめのために光電的測
定法によつて使用することができる。
第3図はテレビ管の聴視平常位置を考えてほゞ
垂直に位置する螢光体条15の若干個を有するブ
ラウン管螢光面の(外面から見た)小部分を示
す。各条15に対応する発光色は第3図の上部に
文字B、V、Rで示してある。3本の電子ビーム
の異なる入射角のため、螢光体条の発光により、
螢光面の後方のマスクの孔の複数の像が3原色の
トリプレツト16に生じる(第1図参照)。マス
クの孔は細長い形を有しその最大長は螢光体条の
方向に向いている。勿論、螢光体条は3原色に対
応するための別々の化学的組成を有し、これは所
定の繰返し順で(管外から見て青、緑、赤)所定
のピツチpでマスク11の孔のピツチと関連して
配列されている。機械的強度からの明白な理由か
ら、マククの長形孔12は、五の目状に配列され
ているがこのことは対応トリプレツトに対しても
同様である。インライン3電子銃シヤドウマスク
形管のすべてに通常使用されているこの特殊性
は、電子ビームFR,FV及びFB間のコンバーゼン
ス間隔の垂直成分を決定するのに本発明の枠内で
有利なことである。
実際には、コンバーゼンス間隔を決定したい螢
光面領域に向つて任意に、螢光体条のピツチpの
6倍に少く共等しい幅の測定スリツト(実際には
スリツトの幅はブラウン管とスリツトの間に設置
した螢光体条観測用光学系の拡大率を乗じる)を
備える不透明または艶消スクリーンを設置する
と、少く共1トリプレツト16がその全幅内に、
スリツト20を介して観察される。測定精度を上
げるためのただ一つの制約は、スリツトがブラウ
ン管の水平偏向方向に正しく平行である様にスク
リーンを設置することである。従つてスリツト2
0を介して見得る螢光体部分は第2図の配列を考
えた同じ縦座標を有し、3色の螢光体条がスリツ
トを介して見得ることがわかる。
スリツト20を介してトリプレツトのこの観測
を実現するピツクアツプを形成する装置を第4図
に模式的に示す。
これはブラウン管28の外面27に対してその
3電子ビームのコンバーゼンス特性を調査したい
螢光体領域に面して位置させる開口26を有する
外囲25を有する。光電池29が外囲25の最奥
部に位置し、前記不透明スクリーン30が外囲内
でピツクアツプ29と開口26の間に位置してい
る。レンズ31(またはレンズ系)が同様外囲2
1内に開口26と不透明スクリーン30との間
に、不透明スクリーン30に位置するスリツト2
0がレンズ31の焦点にほゞ位置する様に設置さ
れている。従つて、スリツト20の正確な位置ぎ
めはブラウン管についての外囲25の位置によつ
て定まる。
本発明の方法の実施にはブラウン管の偏向制御
用の装置35と非常に簡単な走査信号発生器が必
要なだけである。第5図を参照すると、測定装置
が総合的に示されている。テレビ用ブラウン管1
0はその3電子銃Ro(赤)、Vo(緑)及びBo(青)
がインライン状に、即ち水平の同一平面内に位置
して取付けられている様に示してあり、偏向ヨー
ク35は3電子銃とマスク11の間でネツク36
上に位置している。偏向ヨーク35は完全に従来
通りのもので、水平偏向コイル37と垂直偏向コ
イル38を捲回したフエライトリングで形成され
ている。水平偏向コイル37は通常のテレビ受像
器のそれと類似の通常の走査発振器40から給電
を受けるように接続39で接続され、一方コイル
38はゆつくりと変化する信号を生じる発振器4
3から給電を受けるように接続42で接続されて
いる。電子銃Bo,VoまたはRoの内の1つが電
子ビームを発射したとすると、それに対応する発
光色の水平な輝線(走査発振器40で作られる)
が生じる。この水平な輝線は、前述のoy軸、即
ち測定用の基準軸、に平行であつて、発振器43
の作用によつてゆつくりと基準に直交する方向に
移動する。外囲25はコンバーゼンス特性を定め
ようとする螢光面13の領域に対向させて、前述
のスリツト20を走査発振器40で制御される水
平の走査の方向にほぼ平行になるように配置し、
光電池29の出力45および接続42を測定器A
の2つの測定用入力端46,47にそれぞれ接続
する。この測定器Aについてはこれ以上細説しな
い。その動作の要点は、入力端46の信号が最大
になつた時点の入力端47の信号値を、例えば記
憶することである。この測定器Aには入力端46
に印加された信号の最大値の瞬間を決定し、この
瞬間に入力端47の信号値を標定するように、入
力端46および47に印加された信号の時間的な
変化を一点一点メモリするようにプログラムされ
たマイクロコンピユータを用いることができる。
この種のマイクロコンピユータ及びそのプログラ
ムの選定は本発明の電子工学領域の技術者の知識
の範囲内である。ここでは、走査発振器40から
の信号の交流成分は螢光面の全幅を走査する程の
高振幅が必要ではなく、スリツト20と同程度の
大きさの輝線を螢光面上に生ずる充分な小振幅で
充分であると云うことを指摘しておく。
上述の装置により本発明の方法を実施できる。
螢光面上に作られた水平な発光線ないし輝線が外
囲25の前、特にスリツト20の前を通過する
と、対応螢光体条が発光し、電子ビーム(マスク
11で絞られる)の射突中心(CR、CBまたはCV
が測定器20のスリツトの中央を通過するとき、
光電変換器をなす光電池29が最大出力信号を出
力する。測定器Aの役割は従つて、上記の最大出
力信号を生じる、正確な時刻における垂直偏向コ
イル38内の電流値を記憶することである。この
操作を各電子銃について繰返すと、記憶された電
流値は一般に電子銃ごとに異つている。一方ブラ
ウン管の垂直偏向感度(これは螢光面で広範囲に
わたつて事実上一定である)は別に知り得るの
で、3つの電流値は距離に換算され、2つの間で
引算をすると、センタCV、CB及びCR(第2図)間
の間隔の座標軸oy上への射影すなわち投影成分
をあらわすものとなる。換言すると、座標xoyの
基準としてセンタcVを任意に取つている所の第2
図の特別の場合を考えると、上述の間隔として次
式で与えられるyBおよびyRがその縦座標となる。
yB=(IBn−IVn)Sy (a) yR=(IRn−IVn)Sy (b) ここにIVn、IBn及びIRnは上述した方法で定めた
3電流値であり、Syは問題としている螢光面領
域中での垂直偏向感度である。
本発明の基礎になる考え方は本明細書のこの段
階で明らかとなる。三原色の走査線を有する螢光
面上でパターンを生ぜしめ、肉眼観察して螢光面
上の可視走査線間の縦座標間隔を不確実に見る代
りに、縦座標を任意に問題の測定領域内に固定し
(この縦座標は測定スリツトのそれである)、各電
子ビームをその射突がブラウン管上で任意に選定
した縦座標で生ずる様な位置に来るようにするの
に必要な垂直偏向コイル内の電流を測定するもの
で、測定した電流値間の差が3電子ビーム間のコ
ンバーゼンス間隔垂直成分(軸oyについての)
を定めることとなる。
水平成分を定めるためには、測定は多少厄介と
なるが、上述したものとおおよそ同じ装置が必要
なだけである。ただ一つの違いは水平および垂直
偏向コイル37,38の発振器40,43への接
続を逆にすることおよび外囲25内の測定装置の
配列を変えることである。その違いは第6図にお
いて明らかで、本図では接続39が水平偏向コイ
ル38に接続され、一方接続42は垂直偏向コイ
ル37に接続されている。発振器40と43のこ
の反転は螢光面13上に、いずれかの電子銃が電
子を放射したとき、水平偏向方向に平行にゆつく
りと移動する対応した発光色の垂直輝線を生ぜし
める。前と同様、垂直測定スリツトによつて全電
子ビーム用の正確な横座標を任意に定める必要が
ある(基準軸はこの場合水平偏向軸に平行なの
で)。然し、ここで第3図を見ると、螢光面に向
かつて設置したスリツト20と同様の垂直スリツ
トを介しての観察は次の様な困難に逢着する。即
ち今スリツトが測定横座標をできるだけ精密に確
かめるために充分に細かつたとすると、螢光体条
が正しく垂直偏向方向に従つて配列しているため
ただ一色のみしか観察されない。
本発明によれば、選択用スリツトを形成するの
にマスクの細長孔を使用する。一方、ブラウン管
の外部にある前述したスリツト20は前に説明し
た各種の制限を満足する寸法を有する選択ウイン
ドウによりこの場合置換し得る。この主旨から出
発して、本法実施のための多数の変形例が可能と
なる。
第1の変形例によれば、選択用ウインドウ20
aの配列を、これが所定の色に対応する螢光体条
に対して出来るだけ正確に設置し得るように選択
する。この場合、今一度第3図を見ると、選択用
ウインドウ20aは基本的には前述のような選択
スリツトと区別できない。これは例えば31のよ
うなレンズと例えば29のような光電池との間に
設置された不透明または少く共半透明な板上に置
く。ウインドウ21aは矢張り垂直に向け、その
高さは大きな制限はないが好ましくはマスク孔の
板上への像の高さ(レンズ21の倍率によつて必
要に応じて乗算、即ち前述の像の高さ寸法は不透
明板30面内に光学的に作られるもの)であり、
その幅は螢光体条のピツチpの大きさの程度に小
さい。例えば青電子銃から電子を放出して測定を
始めると、選択ウインドウ20aは従つて第3図
に示す様に青に対応する螢光体条に対向して置か
なければならない。この位置ぎめを正確に行つて
軸oy上へのコンバーゼンス間隔の射影の決定と
同様な方法を実施し、光電池29の感知した光強
度の最大値に対応する水平偏向コイル内の電流を
この様にして測定する。次に、他の2色に関する
同様な測定を実施するために、この細長ウインド
ウ20aが常に電子放射をしている電子銃の色に
対応する各色の螢光体条に常に当面している様に
ピツチpの値だけ各測定毎にウインドウを移動せ
しめることができる。換言すれば、ウインドウ2
0aを第3図で右手の方へ2回移動させると、緑
電子銃Voと赤電子銃Roを順次電子放射せしめて
測定を繰返すことができる。然し、軸oxへの間
隔の射影計算では測定の位置に導入された移動
(螢光体条のピツチの数)を勘定に入れねばなら
ない。例示として、今一度第2図の場合を考えて
基準として直交座標の原点として緑色電子ビーム
の射突中心cVを任意に取つたと考えると、次式を
得る。
xB=(IBn−IVn)Sx−p (c) xR=(IRn−IVn)Sx+p (d) ここでIBn、IVn及びIRnは前に定めた電流値、sX
は関係螢光面領域における水平偏向感度である。
この方法は精密であるが選択ウインドウの初期
精密位置ぎめが必要で、これは相当の時間を要す
る。次の変形例はこの精度位置ぎめがない。
第2変形例はブラウン管のマスク孔によつて具
現化されたスリツトによつて測定の原理を常に保
持しているが、測定ウインドウは前記選択ウイン
ドウを有する外囲25を関係領域に対向して(直
交座標xoyに対して正確に向いているものとし
て)前記測定ウインドウを移動させないで任意に
位置せしめることによつて隣接2螢光体条を常に
充分に観察することができる程度に大きい。第7
図に螢光面に対向位置せしめたこの種の選択ウイ
ンドウ50を示す。ウインドウ50の幅lは次の
通りである。
2p<l<3p 実際には、この幅はレンズ31の拡大率が1に
等しいものとして示している。そうでない場合は
寸法は拡大率倍すべきである。換言すれば、ピツ
チpの寸法は選択ウインドウ50の面内に光学的
に伝送される。このウインドウ50を任意に位置
せしめると、このウインドウを介して完全2螢光
体条(幅に関して)夫々線および赤螢光体条全部
及び青螢光体条の一部に迄測定の可能性が到達す
ると考えられる。これが第7図に示す場合であ
る。測定に当つては、前と同様、各電子銃に対応
する垂直偏向輝線を第7図で考えて左から右にゆ
つくりと移動させて光電池29が受けた光強度の
各測定点に対して水平偏向コイル内の電流を同時
に測定する。受光強度が最大となる偏向コイル内
の電流の標定は適当なアルゴリズムを使用して更
に測定器Aに集積されたまたは付属した充分な計
算装置があるならばリアルタイム処理が可能であ
る。また、受信された光強度と水平偏向コイル内
の対応電流値を一点毎にメモリーレ最終的には最
大をきめるアルゴリズムに印加することができ
る。第8図はこれらの測定の結果、即ちコイル3
7内の対応する電流IV、IRまたはIBの関数として
のウインドウ50を介して対応する色光の各輝線
の通過によつて光電池29によつて記録された光
強度LV、LR及びLBを示す、ここで予期される通
り、青電子ビームのために記録された光強度は緑
および赤電子ビームに対して記録された光強度よ
りも非常に小さく、後2者は一方最大値がほゞ等
しくなり得るがこれは緑および赤の螢光体条はウ
インドウ50の幅内に完全にながめ得るからであ
る。この様な場合、従つて臨時に青電子銃と対応
出力信号を除外するが、これらは青螢光体条が輻
射した青色信号が最大となる時のコイル37内の
真正の電流を定めるのに役立てることができない
ものである。然し、この一連の測定で緑電子銃と
赤電子銃Vo及びRo間のコンバーゼンス間隔の射
影を計算することができ、これは前に定義した同
一の式(d)を応用し得る。
上述の例における他方のコンバーゼンス間隔の
射影を決定するには、コンバーゼンス間隔を測定
しようとしている螢光面の同一領域で外囲25
(即ちウインドウ50)をこの場合も任意に移動
して、生じた測定結果シリーズに関して前に省略
した電子銃(この場合電子銃Bo)が小さな発光
信号をも早や生じなくなる迄前述の測定をやり直
す。この状態を満足するウインドウの新位置を発
見したならば、この時発光信号を生じなくなつた
電子銃Boとその他の2電子銃との間のコンバー
ゼンス間隔の射影を定めることができる。前に定
めた符号を採用して、この別の電子銃が緑用電子
銃のときは、式(c)を直接に採用する。反対に、こ
の別の電子銃が赤用電子銃Roであるときは、青
と緑に関係を有するウインドウ50の別の位置を
さがす必要はない。この場合電子銃BoとRo間の
コンバーゼンス間隔の射影、即ちベクトル的に
B→+xR→は定めることができる。即ちxR→は測定
の第1シリーズで定まつているので、これから
B→を誘導し得る。
ウインドウ50の位置によつて第8図に示す曲
線は別の振幅となり得ることに注意されたい。最
大値が可能最高値に到達する1つの曲線を常に観
測するであろうが、その他の2つは若干相違して
若干小さい極大値を持つ可能性があり、最も好ま
しくない場合(一番特殊の場合)はウインドウが
螢光体条の1つの対称軸に対して正確に置かれて
いる場合である。この後者の場合、この様な測定
シリーズは採用せずウインドウの全々別の位置で
これを開始することが良い。螢光体条がウインド
ウ50を介して殆んど完全に見えるすべての場
合、光電池29によつて測定された信号を考えた
ときに生ずる測定誤差は、受信光の最大値の決定
および対応電流値Inの算定に殆んど影響を及ぼさ
ないということが確認されている。然し、上述し
た方法は、選定用ウインドウ50を有する外囲2
5を少く共1回移動せしむべきである。以下述べ
る第3変形例はこの制約を解除せしめ得るもので
ある。
この第3変形例の実施のために、若干変形した
第9図に部分図を示すピツクアツプを使用する
が、ここではレンズ又はレンズ系31が省略され
ているが、これについては何等の変更はない。反
面、レンズの焦点面に常に位置している不透明板
30は、この場合3個の選定ウインドウ50a,
50bおよび50cを有する。これらのウインド
ウの夫々は前述のウインドウ50と同様で、即ち
螢光面上のマスク孔の像の高さに少く共等しい余
り制限の大きくない高さと、幅2p<l<3pとを
有し、これらは常に不透明板30面上に光学的に
もたらされた像高さとピツチpの寸法を考慮した
ものである。一方、選定用の3ウインドウは相互
間が、その中心が2等辺3角形に配列されている
様に設けられている。前述の光電池29と同様な
光電池3個29a,29bおよび29cがウイン
ドウと同様に並べられて不透明板30と後方、即
ち被検ブラウン管に関して該不透明板の反対側に
配列されている。第10図に外囲25がブラウン
管螢光面に対して正確に位置しているとき、即ち
各ウインドウの幅がブラウン管の水平偏向方向に
事実上平行に位置しているときにウインドウを介
して見得るブラウン管螢光面の一部を示してい
る。3個のウインドウを有する外囲25を螢光面
に関してとに角も方向のみは正確にコンバーゼン
ス間隔の水平成分を測定したい所の領域内に適当
な場所に置き、ブラウン管の偏向コイルに前記と
同様な電流を流して3個の電子銃に順番に電子放
射せしめて螢光面上に軸oxに平行な方向にゆつ
くりと移動する水平輝線を生ぜしめる。本発明の
一重要特殊性によれば、各電子銃に対するウイン
ドウを介しての輝線の通過の観測結果の解析によ
つて、選択ウインドウ、従つて外囲25の移動を
行うことなしにすべての場合これら3電子銃間の
コンバーゼンス間隔の水平射影を定めることがで
きる。これらの結果は第8図と同様な要領で第1
1図にまとめられる。換言すると、各色光の輝線
の3本の通過によつて各光電池によつて3選択ウ
インドウを介して読取られる信号を生じ、これら
の信号のすべてを解析することによつて軸oxに
そつてのコンバーゼンス間隔の射影を計算するの
に充分な情報を常に生ずる。
即ち、第11図において、発光強度LV、LR
びLBは水平偏向コイル内の電流IV、IBおよびIR
関数として表示され、また、これらの信号がどの
ウインドウを介して発生したか、即ち対応するど
の光電池から29a,29bまたは29cこの信
号が発生したかも示している。例示すると、第1
0図の比較的好ましい場合、ウインドウ50B
介して受信した信号の解析のみによつて電子銃
BoとVo間のコンバーゼンス間隔のox軸上への射
影を計算することがきるが、ウインドウ50cを
介して得られた信号の解析のみによつて電子銃
voおよびRo間のコンバーゼンス間隔のox軸上へ
の射影を計算することができる。ウインドウの配
列と螢光体条の順番の不変性のためにどの螢光体
条にどの発生光信号が対応するかは常に知ること
ができ、従つて間隔計算のためにピツチpの整数
倍の適当な補正を行うことができる。
例えば、ウインドウ50cを介して観察し得る
螢光体条は、その他の2ウインドウの夫々を通る
ものの少く共1部である。一般に、すべての場
合、次のことを認識し得る。即ち、 (1) 同一ウインドウを介して同一色の螢光体条2
本を見ることがないことは確かで、これは前記
ウインドウの幅に起因する、 (2) 各ウインドウは少く共一つの螢光体条の全幅
を観察することができる。
(3) 3色の夫々の螢光体条はその全幅が少く共1
度3開孔組合せの内にあらわれる。
(4) 各ウインドウを介して読取られた色光の所与
の組合わせに対して、螢光体条の所定の相対位
置が一義的に対応する。ということである。従
つて、この第3番目の事柄から、外囲25の任
意の位置に対して、測定に使用した螢光体条の
若干の相対位置補正(ピツチpの整数倍)を行
うことによつて3色の垂直輝線の相対位置に測
定することができる。
勿論、本発明は上述した各種変形方法ないし本
法を実施のために使用できる装置に限定されるも
のではない。その他の拡張が可能である。例え
ば、螢光面の全領域にわたつて同時測定を行うた
めに選定された複数点でブラウン管の螢光面に同
時に複数個の外囲25を設置することも完全に考
え得ることである。この様にして得られた測定値
は完全に自動化されたブラウン管コンバーゼンス
調整のために使用することができる。即ち本発明
は、それが前記の特許請求の範囲の枠内に入るな
らば、動作するすべての均等技術を含むものであ
る。
特に、基準軸をブラウン管の偏向の2直交方向
に平行でない様に選定することも考え得る。この
場合、第3図に類似の測定用スリツトは螢光面上
で傾斜しているが、好ましくは常に選定した基準
軸に垂直に向けておく、この場合水平および垂直
偏向コイルに印加される信号は例えば走査信号の
成分とゆつくり変化する信号の成分を少く共夫々
有することなり、コンバーゼンス距離計算は水平
および垂直偏向コイルの両者の感度を計算に入れ
ておかねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図はカラーテレビ管内のインライン3電子
銃から出る3電子ビームのコンバーゼンス状況を
示す模式図であり、第2図は3電子ビーム間の無
コンバーゼンスの状態を示し、第3図はコンバー
ゼンス間隔を測定しようとするブラウン管の螢光
面の領域と本法実施のための測定スリツトとを示
し、第4図は本方法の実施のためのピツクアツプ
を形成する装置の実施例の模式断面図であり、第
5図はブラウン管の垂直偏向方向に平行する軸に
そつたコンバーゼンス間隔の射影を定めるのに必
要な装置構体を示すブロツク図であり、第6図は
ブラウン管の水平偏向方向に平行な軸にそつての
コンバーゼンス間隔の射影を定めるのに必要な装
置の構体を示すブロツク図であり、第7図および
第8図はブラウン管の水平偏向方向に平行な軸に
そつてのコンバーゼンス間隔の射影を定めるため
の方法の変形例を示し、第9図は第4図のピツク
アツプを形成する装置の第2実施例の部分図を示
し、第10図および第11図は第9図の装置を実
施するための水平偏向方向に平行な軸にそつての
コンバーゼンス間隔の射影を定めるための方法の
変形例を示す。 10……ブラウン管、11……シヤドウマス
ク、12……細長形孔、15……螢光体条、20
……測定用スリツト、25……ピツクアツプ装
置、26……開口、25……外囲、29,29
a,29b,29c……光電池(光電変換器)、
31……レンズ、35……偏向ヨーク、37,3
8……偏向コイル、50,50a,50b,50
c……選択用ウインドウ、FR,FV,FB……電子
ビーム、Ro,Vo,Bo……インライン電子銃、
p……ピツチ距離。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インライン3電子銃と好ましくは細長い孔を
    有するシヤドウマスクとを内蔵し夫々水平偏向コ
    イルおよび垂直偏向コイルを有する偏向ヨークを
    備えるカラー用ブラウン管の3電子ビームのコン
    バーゼンス測定法において、 基準軸に垂直な偏向方向における3電子ビーム
    間のコンバーゼンスの間隔の基準軸への投影成分
    を決定するために、 前記3電子銃の1つのみを活かすとともに、前
    記コイルの一方にゆつくり変化する信号を、他方
    に走査信号を与えることにより、螢光面上に、前
    記基準軸に平行であつてゆつくり移動する輝線を
    生じさせ、 コンバーゼンス特性を測定したい位置において
    螢光面上に生じる輝線に平行な測定用スリツトを
    用い、その測定用スリツトを通過する光の強さを
    測定し、 前記測定用スリツトを通過する光の強さが最大
    となる時点での、前記コイル中の電流値を決定
    し、 他の2つの電子銃についても同じ動作を繰返
    し、 前記電流値および前記螢光面の当該領域での偏
    向感度とから、コンバーゼンスの間隔の基準軸へ
    の投影成分を計算する ことを特徴とするカラー用ブラウン管の3電子ビ
    ームのコンバーゼンス測定法。 2 特許請求の範囲第1項記載の測定法であつ
    て、 水平ないし垂直の偏向方向における3電子ビー
    ム間のコンバーゼンスの間隔の基準軸への投影成
    分を決定するために、 前記3電子銃の1つのみを活かすとともに、前
    記基準軸に対応する前記コイルにゆつくり変化す
    る信号を、他方の前記コイルに走査の信号を与え
    ることにより、螢光面上に、前記基準軸に平行で
    あつてゆつくり移動する輝線を生じさせ、 コンバーゼンス測定を特性したい螢光面上の領
    域における、前記走査に平行な測定用スリツトを
    通過する光の強さを測定し、 前記測定用スリツトを通過する光の強さが最大
    となる時点での、前記基準軸に対応する前記コイ
    ル中の電流値を決定し、 前記電流値および前記螢光面の当該領域での偏
    光感度とから、コンバーゼンスの間隔の基準軸へ
    の投影成分を計算する ことを特徴とする測定法。 3 特許請求の範囲第2項記載の測定法であつ
    て、前記測定用スリツトは前記ブラウン管の外部
    で前記領域に対向して螢光面と光電変換器との間
    に配置されることを特徴とする測定法。 4 特許請求の範囲第2項記載の測定法であつ
    て、前記基準軸は前記ブラウン管の水平偏向方向
    に平行であり、前記スリツトとしては前記領域に
    対応するシヤドウマスクの孔の少なくとも1つが
    用いられ、光の強さは前記ブラウン管の螢光面と
    光電変換器との間に配置された選択ウインドウを
    通して測定されることを特徴とする測定法。 5 特許請求の範囲第4項記載の測定法であつ
    て、所定のピツチで所定の繰返し順で配列された
    3原色に対応する螢光体条を有する螢光面のブラ
    ウン管に関して、電子銃の1つに対応する測定の
    ために当該電子銃に対応する螢光体条に対向して
    細い選択用ウインドウが螢光面と光電変換器との
    間に配置され、電子銃の他の2つに対応する測定
    それぞれのためには、少なくとも、前記ピツチの
    距離を前記選択用ウインドウの面に光学的に伝送
    した時における距離だけ前記選択用ウインドウが
    移動され、そして、前記電流値および前記螢光面
    の当該領域での水平偏向感度から決定された距離
    を、測定を行つた螢光体条の相対位置に応じてピ
    ツチの整数だけ補正することにより、電子銃間の
    コンバーゼンスの間隔の基準軸への投影成分を計
    算することを特徴とする測定法。 6 特許請求の範囲第4項記載の測定法であつ
    て、所定のピツチで所定の繰返し順で配列された
    3原色における螢光体条を有する螢光面のブラウ
    ン管に関して、前記ピツチを前記選択用ウインド
    ウの面に光学的に伝送した時におけるピツチの3
    倍よりも狭いが幅広に前記選択用ウインドウを構
    成し、そのウインドウの前記領域での配置によら
    ず、そのウインドウを通して、隣接する2つの螢
    光体条の全幅をほぼ観察できるようになし、3つ
    の電子銃から順次得られる、3回の通過光の強さ
    を測定し、その測定のそれぞれにおいては強さが
    最大となる時点での前記コイル中の電流値が決定
    され、次に、光の最大の強さが最小の電子銃を一
    時的に除いた後、残りの2つの電子銃について、
    前記電流値および前記螢光面の当該領域での水平
    偏向感度から決定された距離を、前述のピツチの
    値だけ補正して、その残りの2つの電子銃につい
    てのコンバーゼンスの間隔の基準軸への投影成分
    を計算し、前記領域のために必要に応じて前記選
    択用ウインドウを任意に移動させてから行う光の
    強さについての一連の測定を、以前には光の最大
    の強さが最小を示した電子銃に関してその光の最
    大の強さが最小を示さなくなるまで、繰返して行
    い、上記同様にして、以前には光の最大の強さが
    最小を示した電子銃と残りの2つの電子銃との間
    のコンバーゼンスの間隔の基準軸への投影成分を
    計算することを特徴とする測定法。 7 特許請求の範囲第4項記載の測定法であつ
    て、所定のピツチで所定の繰返し順で配列された
    3原色における螢光体条を有する螢光面のブラウ
    ン管に関して、前記ピツチを前記選択用ウインド
    ウの面に光学的に伝送した時におけるピツチの2
    〜3倍の長さ内の幅の矩形状であつて、水平偏向
    感度が既知の螢光面領域の任意の場所に対向し、
    それぞれの中心が好ましくは2等辺3角形の頂点
    に置かれた、3つの等しい選択ウインドウの配列
    を設け、電子銃それぞれから螢光面上に輝線を順
    次通過させ、前記選択ウインドウそれぞれを通る
    光の強さを測定し、その測定のそれぞれにおいて
    は強さが最大となる時点での前記コイル中の電流
    値が決定され、各ウインドウを介しての測定値か
    ら、光の最大の強さが高く観測された、異なる2
    つの電子銃に関する測定値を選択し、選択した測
    定値それぞれの最大の強さに対応する前記コイル
    中の電流値および当該領域の既知の水平偏向感度
    から決定された距離を、ピツチの適数だけ補正し
    て、電子銃間のコンバーゼンスの間隔の基準軸へ
    の投影成分を計算することを特徴とする測定法。 8 インライン3電子銃と好ましくは細長い孔を
    有するシヤドウマスクとを内蔵し夫々水平偏向コ
    イルおよび垂直偏向コイルを有する偏向ヨークを
    備えるカラー用ブラウン管について、基準軸に垂
    直な偏向方向における3電子ビーム間のコンバー
    ゼンスの間隔の基準軸への投影成分を決定するた
    めに、前記3電子銃の1つのみを活かすととも
    に、前記コイルの一方にゆつくり変化する信号を
    他方に走査信号を与えることにより、螢光面上に
    前記基準軸に平行であつてゆつくり移動する輝線
    を生じさせ、コンバーゼンス特性を測定したい位
    置において螢光面上に生じる輝線に平行な測定用
    スリツトを用い、その測定用スリツトを通過する
    光の強さを測定し、前記測定用スリツトを通過す
    る光の強さが最大となる時点での、前記コイル中
    の電流値を決定し、他の2つの電子銃についても
    同じ動作を繰返し、前記電流値および前記螢光面
    の当該領域での偏向感度とから、コンバーゼンス
    の間隔の基準軸への投影成分を計算する方法の実
    施のためのピツクアツプ装置であつて、 前記電子銃のコンバーゼンス特性の測定を望む
    螢光体領域に対向して前記ブラウン管の螢光面の
    外面に対向して位置させられる開口を有する外囲
    と、少く共1個の光電池を含む光電変換器と、前
    記光電池と前記開口との間に位置する少く共1個
    の測定用スリツトないし選択用ウインドウとを有
    することを特徴とするピツクアツプ装置。 9 特許請求の範囲第8項記載の装置であつて、
    レンズ系が前記外囲内に前記開口と前記スリツト
    ないし選択用ウインドウとの間に位置し、前記ス
    リツトないし選択用ウインドウは前記レンズ系の
    焦点面に位置することを特徴とするピツクアツプ
    装置。 10 特許請求の範囲第8項記載の装置であつ
    て、前記スリツトは、前記ブラウン管の螢光面に
    対向して正しい位置に前記外囲があるときに前記
    ブラウン管の水平偏向方向にほぼ平行であり、前
    記スリツトは前記スリツトの面に光学的に伝送さ
    れた時の螢光体条の少く共6ピツチに等しい幅を
    有することを特徴とするピツクアツプ装置。 11 特許請求の範囲第8項記載の装置であつ
    て、前記選択ウインドウは、細く、前記外囲が前
    記ブラウン管の螢光面に対向して正しい位置にあ
    るとき前記螢光体条に平行な最大寸法を有するこ
    とを特徴とするピツクアツプ装置。 12 特許請求の範囲第8項記載の装置であつ
    て、前記選択ウインドウは矩形で、その幅は前記
    外囲が螢光面に対向して正確な位置にあるとき水
    平偏向方向にほぼ平行で、前記幅は前記選択ウイ
    ンドウの面に光学的に伝送された時の螢光体条の
    2〜3ピツチの間の値に構成されていることを特
    徴とするピツクアツプ装置。 13 特許請求の範囲第8項記載の装置であつ
    て、中心が2等辺3角形のほぼ頂点に位置し、共
    通面内の等しい矩形状の3つの選択用ウインドウ
    を有し、各選択用ウインドウの幅は、前記外囲が
    前記ブラウン管の螢光面に対して正確な位置にあ
    るときブラウン管の水平偏向方向にほぼ平行であ
    り、前記幅は前記選択用ウインドウの共通面内に
    光学的に伝送された時の螢光体条の2〜3ピツチ
    の間の値にあり、各ウインドウは前記開口と各光
    電変換器との間に位置することを特徴とするピツ
    クアツプ装置。
JP4850381A 1980-04-02 1981-04-02 Method of measuring 3-electron beam convergence for color braun tube and pickup device for measuring same Granted JPS56157177A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8007412A FR2480032A1 (fr) 1980-04-02 1980-04-02 Procede d'analyse de la convergence d'un tube cathodique a trois canons en ligne et dispositif formant capteur permettant la mise en oeuvre de ce procede

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56157177A JPS56157177A (en) 1981-12-04
JPH0342553B2 true JPH0342553B2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=9240450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4850381A Granted JPS56157177A (en) 1980-04-02 1981-04-02 Method of measuring 3-electron beam convergence for color braun tube and pickup device for measuring same

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4364079A (ja)
EP (1) EP0037766B1 (ja)
JP (1) JPS56157177A (ja)
BE (1) BE888049A (ja)
DE (1) DE3164102D1 (ja)
FR (1) FR2480032A1 (ja)
IT (1) IT1148066B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3206913A1 (de) * 1982-02-26 1983-09-22 Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart Messkopf zur erfassung der farbreinheit und der konvergenz bei einer farbbildroehre
US4485394A (en) * 1982-09-27 1984-11-27 General Electric Company Automatic convergence and gray scale correction for television _receivers and projection television systems
JPS5974781A (ja) * 1982-10-21 1984-04-27 Toshiba Corp カラ−受像管のコンバ−ゼンス測定方法およびその測定装置
FR2543361B1 (fr) * 1983-03-25 1985-06-21 Videocolor Sa Procede de mesure de convergence d'un tube cathodique a trois canons et a masque perfore et dispositif de mise en oeuvre
FR2545265B1 (fr) * 1983-04-26 1985-12-13 Videocolor Sa Procede et appareil de reglage rapide, a l'aide d'un aimant permanent, de la convergence statique et de la purete d'un tube de television en couleurs
DE3328838C2 (de) * 1983-08-10 1995-02-16 Nokia Deutschland Gmbh Verfahren und Anordnung zur Konvergenzeinstellung bei Farbbildröhren
US4593308A (en) * 1984-04-27 1986-06-03 General Electric Company Automatic correction of centering and convergence errors in CRT displays
US4703231A (en) * 1984-06-26 1987-10-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat type image display tube and display device using the same
US4602272A (en) * 1984-11-13 1986-07-22 Rca Corporation Electron beam intensity profile measuring system and method
US4686429A (en) * 1985-12-11 1987-08-11 Zenith Electronics Corporation CRT color convergence measurement
FR2606550B1 (fr) * 1986-11-12 1989-01-13 Videocolor Procede et dispositif pour le reglage de la convergence statique et/ou de la purete d'un tube de television en couleurs
JP3116457B2 (ja) * 1991-09-13 2000-12-11 株式会社村田製作所 コンバージェンス測定装置
DE4219646A1 (de) * 1992-06-16 1993-12-23 Nokia Deutschland Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Ladungsmessung bei Farbbildröhren
DE4219641A1 (de) * 1992-06-16 1993-12-23 Nokia Deutschland Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Konvergenzmessung bei einer Farbbildröhre
US6333627B1 (en) * 1997-03-02 2001-12-25 Minolta Co., Ltd. Apparatus for measuring a profile of an electron beam of a CRT

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336419A (en) * 1976-09-16 1978-04-04 Mitsubishi Electric Corp Automatic convergence adjustment device
JPS5486232A (en) * 1977-12-21 1979-07-09 Toshiba Corp Color television regulator

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1220900A (en) * 1969-08-05 1971-01-27 Mullard Ltd Measuring the beam landing characteristic of a shadow-mask cathode-ray tube
US4001877A (en) * 1975-11-26 1977-01-04 Rca Corporation Method of measuring color purity tolerance of a color display tube
JPS5391521A (en) * 1977-01-24 1978-08-11 Hitachi Ltd Detector for convergence chromatic aberration
DE2842818A1 (de) * 1978-09-30 1980-04-10 Licentia Gmbh Verfahren zur farbreinheitseinstellung einer inline-farbbildroehre
US4291256A (en) * 1979-06-11 1981-09-22 International Business Machines Corporation Alignment or correction of energy beam type displays

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336419A (en) * 1976-09-16 1978-04-04 Mitsubishi Electric Corp Automatic convergence adjustment device
JPS5486232A (en) * 1977-12-21 1979-07-09 Toshiba Corp Color television regulator

Also Published As

Publication number Publication date
FR2480032B1 (ja) 1982-07-23
EP0037766A1 (fr) 1981-10-14
FR2480032A1 (fr) 1981-10-09
US4364079A (en) 1982-12-14
BE888049A (fr) 1981-07-16
IT8146824A0 (it) 1981-04-01
IT1148066B (it) 1986-11-26
DE3164102D1 (en) 1984-07-19
JPS56157177A (en) 1981-12-04
EP0037766B1 (fr) 1984-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0342553B2 (ja)
US4441120A (en) Device for measuring and methods for adjusting the convergence of the electron beams in color display tubes
US4039829A (en) Stereoscopic measuring apparatus
JPS5825042A (ja) 陰極線管
EP0399602B1 (en) Method of determining a display parameter of a raster scan picture display tube, and method of treating such a tube for improving picture display
US4642529A (en) Apparatus and method for measuring linewidth and convergence in a color cathode ray tube display system
US3723801A (en) Measuring the beam landing characteristic of a shadow-mask cathode-ray tube
JPS6246942B2 (ja)
JPS59182674A (ja) 3電子銃シヤドウマスク形陰極線管のコンバ−ゼンス測定方法及びその装置
US4439680A (en) Color-coded mapping system and method for identifying elements in a specimen
EP0030259A1 (en) Method and apparatus for determining beam dimensions at the screen of a shadow mask cathode-ray tube
KR970008570B1 (ko) 칼라 음극선관의 컨버젼스 측정방법 및 장치
US4814669A (en) Method of determining the position of an electron beam in a shadow mask display tube
US4988857A (en) Misconvergence measuring apparatus
US5323231A (en) Device and process for measuring an electron density distribution in a cathode ray tube with an image converter camera and a sequence controller
US3008390A (en) Method and apparatus for fabricating screens for television picture tubes
JPS59761B2 (ja) 走査電子顕微鏡における距離測定装置
US5404164A (en) Process and device for convergence measurement in a color picture tube
JPS6038818B2 (ja) カラ−ブラウン管のランデイング特性測定装置
US20010045519A1 (en) Method of inspectiong a substrate furnished with a phosphor layer
US3369179A (en) Cathode ray tube readout having a two phosphor screen for simultaneous visual and photographic readout
JP2002505800A (ja) 電子銃を検査するための方法及び装置
KR920003967B1 (ko) 음극선관의 랜딩 측정방법
JPH06302278A (ja) カラー陰極線管の輝線幅測定方法
JPS6220222A (ja) カラ−テレビの調整装置