JPH0342449A - シート材給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機又はレーザ・−ビームプリン
タ等の画像形成装置の給送装置に係わり、詳しくは、給
紙装置に取りつけられたシート材の有無を検知するシー
ト材検知手段に関する。

（０）従来の技術 従来、電子写真複写機等の画像形成装置には、積載台に
積載されたシート材を装置内に自動的に送り込むための
給紙装置が配設されており、この給紙装置には、シート
材の有無を検知するための検知手段（以下紙なしセンサ
という）が設けられている。

従来のこの種の給紙装置の一例を第７図及び第８図に示
す、第７図及び第８図は手差し機構を利用して封筒等の
シート材をレーザービームプリンタ２に自動的に供給す
るシート材（封筒）給送装置１を示しており、このシー
ト材給送袋Ｗ１はレーザービームプリンタ２の本体３に
着脱自在となっている。

本体３の側部には通常のシートが収納されているカセッ
ト１１が装着されており、本体３の上記カセット１１の
上方位置には、シート材給送装置１から手差しで給送さ
れる手差し口３ａが形成されている。シート材給送装置
１の本体１３は、複数のシート材Ｓが積載可能の積載台
１５を有しており、この前部には給送ローラ２５及びこ
れに圧接しつるように上下動自在の重錘２６が配設され
ている。上記給送ローラ２５の下流側には、シート材給
送装置１から自動給送されるシート材Ｓを分離する分離
板３２、搬送ガイド３５．３６及び搬送ローラ対３７．
３９等が配設さハている。上記給送ローラ２５及び搬送
ローラ対３７．３９は、第８図に示す駆動モータ５０及
びギヤトレイン９０によりそれぞれ駆動されるようにな
っている。

積載台１５の下面側には、軸９１により枢支された検知
レバー９２とフォトインタラプタ９３からなる紙なしセ
ンサ９５が配設されている。上記検知レバー９２は、積
載台１５上シート材Ｓがある場合には２点鎖線位置に回
動した状態にあり、またシート材Ｓがない場合には自重
又は図示しないばね等の弾力により実線位置に回動し、
その上端は積載台１５に穿設された切り欠き１５ａから
突出した状態にある。

いま、積載台１５上に封筒等のシート材Ｓを載置すると
、シート材Ｓに押圧されて第７図の２点鎖線で示す位置
に回動してフォトインタラプタ９３をオンするここによ
り、積載台１５上にシート材Ｓがあるのを検知する。上
記検知レバー９２は、シート材（封筒）８１枚の腰の強
さで充分に２点鎖線位置に回動しなければならないので
、検知レバー９２はできるだけ小型軽量にして回動性も
よくなるようにしである。そのため、紙なしセンサ９５
を含む装置のｍ成がデリケートになり、使用者の手９６
で直接触れられる場所にある検知レバー９２の取り扱い
には、充分の注意が必要である。

（ハ）発明が解決Ｌ・ようとする課題 従来のシ・−ト材Ｍ送装置に置ける紙なしセンサ９５は
、上郊したように検知レバー９２が使用者の手９６で直
接触れられるような位置にあるので、その取り扱いに特
別の注意をようすると共に、誤って検知レバー９２に触
れると装置の誤動作や破損等の事故が発生し易いという
問題があった。

そこで、本発明は、積載台上にシート材を積載して給送
するときに、使用者の手やその他の部材が検知レバーに
接触しないようにシート材検知手段を配設することによ
り、積載台へのシート材の積載を容易にしたシート材給
送装置を提供することを目的とするものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図を参照して示すと、シート材（Ｓ）する積載台
（１５）と、前記シート材（Ｓ）給送するための給送手
段（２５）と、該給送手段（２５）に対向していて、シ
ート材（Ｓ）を前記給送手段（２５）に押圧するための
押圧手段（２６）と、前記積載されたシート材（Ｓ）の
有無を検知するシート材検知手段（２１，２３）と、該
シート材検知手段（２１，２３）の一部あるいは全部が
前記押圧手段（２６）と積載台（１５〉との中間に位置
し、かつ前記押圧手段（２６）と積載台（１５）の両方
に前記シート材検知手段（２ｉ、２３）との干渉を防ぐ
ための逃げ（２６ａ、１５ｂ）こを有し、前記シート材
検知手段（２１，２３）の一部あるいは全部が前記押圧
手段（２６）２：積載台（１５）により覆われているこ
とを特徴こする。

（ネ）作用 以上構成に基づき、積載台（１５）上にシート材（Ｓ）
を積載すると、シート材検知手段の一部（検知レバー２
１）はシート材（Ｓ）に押圧されて回動し、これにより
積載台（１５）上にシート材（Ｓ）があるのが検知され
る。また、押圧手段（２６）及び積載台（１５）に上記
シート材検知手段（２ｉ、２３）の一部と干渉しない逃
げ（２６ａ、１５ｂ）を有することにより、シート材検
知手段（２１，２３）の一部が押圧手段（２６）により
覆われた位置にあるにも係わらず、積載台（１５）上に
シート材（Ｓ）がないときにはシート材検知手段（２１
，２３）の一部は押圧手段（２６）側に回動可能となっ
てシート材（Ｓ）無を検知することができる。これによ
り、シート材検知手段（２１，２３）の一部（２１）は
、シート材（Ｓ）の積載時に使用者の手やその他の部材
等に接触することが防止されて、シート材検知手段（２
１，２３）の誤動作や破損は防止されている。

なお、上述カッコ内の符号は図面を参照するために示す
ものであって、本発明の構成をなんら限定するものでは
ない。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。な
お、第７図、第８図に示すものと同じものは同一符号で
表わしている。

第１図〜第３図は本発明が適用されているシート材給送
装置の一例をそれぞれ示しており、第１図はその特徴を
最もよく表わす縦断側面図、第２図は同じく平面図、第
３図は駆動系が配設されている側面図をそれぞれ示して
いる。

同図において、シート材給送装置１は、その前端部（第
１図において左端部）に１対の位置決め部材１０を有し
ており、この位置決め部材１０をレーザービームプリン
タ２の本体３の側部上面に設けられた取りつけ穴に挿脱
することにより、シート材給送装置１はレーザービーム
プリンタ２に着脱自在となっている。シート材給送装置
１の下方には、レーザービームプリンタ２に着脱自在に
装着されたカセット１１が配設されており、このカセッ
ト１１は通常のシートが積載されるものである。また、
上記レーザービームプリンタ２の側面におけるカセット
１１の上方には、手差しシートを挿入するための手差し
口３ａが開設されている。

上記シート材給送装置１の本体１３は、シート材Ｓを積
載するための積載台１５を有しており、この積載台１５
には、シート材Ｓの幅方向への移動を規制する規制板１
６ａ、１６ｂが配設されている。この規制板１６ａ、１
６ｂの下方には、積載台１５の幅方向に沿う１対のラッ
ク１７．１９がスライド自在に配設されており、このラ
ック１７．１９は、積載台１５の裏面側に回転ａ在に配
設されたピニオン２０とそれぞれ噛合している。

これによりラック１７．１９及びこれらヒ一体の規制板
１６ａ、１６ｂは、互いに連動して幅方向に移動しつる
ようになっている。

積載台１５には、シート材Ｓの有無を検知する検知レバ
ー２１が軸２２により支承されていて、その下端部は積
載台１５の裏面側に設けられたフォトインタラプタ２３
内に進退してこれをオン／オフする。積載台１５上にシ
ート材Ｓがない場合には、上記検知レバー２１の上端部
は積載台１５の上面側に突出する向きに回動してシート
材Ｓ無を検知する。Ｌ配積載台１５には、シート材検知
手段（２１，２３）の検知レバー２１と干渉を避けるた
めの逃げ１５ｂが設けられている。

上記フォトインタラプタ２３の下流側には、積載台１５
に積載されたシート材Ｓを下側から給送するための給送
ローラ２５が回転自在に配設されている。この給送口・
・−ラ２５の上方には重錘（押圧手段）２６が配置され
ていて、その両端に形成された突起部を本体１３に設け
られた１対のガイド溝２７（第２図参照）に遊合させる
ことにより上下動自在になっている。この重錘２６は、
後述するようにして上記重錘２６にシート材Ｓを押圧す
る作用を行なう、なお、上記シート材Ｓは、例えば封筒
等の厚紙状のものからなっている。　前記シート材検知
手段（２１，２３）の検知レバー２１は、上記重錘２６
の略下方に配設されていて、使用者の手９６（第１図参
照）やその他の部材が接触しににくなっている。さらに
、上記重錘２６の下部には、上記シート材検知手段（２
１゜２３）の検知レバー２１と干渉を避けるための逃げ
２８ａが形成されている。これにより、積載台１５上の
シート材Ｓの有無を検知する検知レバー２１は、重錘２
６の下方、すなわち使用者が触れにくい場所に配置した
にも係わらす重錘２６及び積載台１５と干渉することな
く回動することができる。

上記重錘２６の下流側に固設されている取りつけ部材２
９には、積載台１５上のシート材Ｓの先端部を整合して
規制するための先端規制部材３０が配設されていて、そ
の下端と積載台１５の前端とは所定距離だけｍ隔してお
り、このＩｌｌ隔部からシート材Ｓを給送しつるように
なっている。上記取りつけ部材２９の下面側に固着され
た取りつけ台３１には、高摩擦部材からなる分離板３２
（以下分離パッドいう）が取りつけられていて、積載台
１５から給送されるシート材Ｓの給送方向に対して適宜
の角度に傾斜している。上記分離バッド３２に対向した
位置には、可撓性な有する弾性部材３３が固設されてい
て、給送ローラ２５から給送されるシート材Ｓを上記分
離バッド３２に押圧させてシート材Ｓの重送を防止して
いる。

上記分離バッド３２の下流側には、シート材Ｓをガイ（
くする］対の搬送ガイド３５．３６及び搬送ローヘラ３
７がそれぞれ配設されており、この搬送ローラ３７には
ピングローラ３９が不図示のばねにより押汗付勢されて
いる。上記搬送ガイド３５．３６の上部に固着されてい
るブラケット４０には、マイクロスイッチ４１が固着さ
れている。

さらに上記ブラケット４０には、レーザービームプリン
タ２に対するシート材給送装置１のセット状態を検知す
るための検知レバー４２が段ビス４３Ｃより枢着されて
おり、この検知レバー４２は両端をブラケット４０と検
知レバー４２とにそれぞれ固着された捩りばね４５の弾
力により第１図において反時計方向の回動習性が与えら
れている、シート・材給送装置１の取りつけ時には、上
記検知１ツバ−４２が本体３により押圧されて第１図に
おいで時ざ（方向に回動し、検知レバー４２の突起部４
２８が上記マイクロスイッチ４１の作動レバーを押汗す
るごとによ０同スイツチ４１をオンしてシー・ト材給送
装置１の取つつけを検知する。

次に、上記シート材給送装置における駆動系を第２崗及
て７第３図において説明する。

図において、シート・材給送装置］は１対の側板４６．
４７を有していて、前浮した重錘２６をガイドするガー
イド溝２７はこの開板４６．４７にそれぞれ形成されて
いる。側板４６の外面側に複数の支柱を介して基板４９
が固着されており、この基板４９は、側板４６の内面に
固着された駆動モータ５０の制御や、前記レーザービー
ムプリンタ２とシート材給送装置１間の信号の授受を行
なっている。他方の側板４７には、シート材給送装置１
とレーザービームプリンタ２の本体３とを接続するケー
ブル５】の一端が接続されている。

上記側板４６に固着されたブラケット５２には、後述す
るばねクラッチの制御を行なうソレノイド５３が固着さ
れており、このブラケット５２は前述した搬送ローラ３
７を支承しているメタル軸受５６を介してアースに落す
ためのアース板の役目を兼ねている。

第３図に示すように、上記側板４６に適宜の間隔をもっ
て固設された支持板５７には、中継ギヤ５９ａと一体の
中継ギヤ５９が軸６０により枢支されており、この中継
ギヤ５９は、前記駆動モータ５０の出力軸５０ａに固着
されたギヤ６１に噛合している。さらに上記支持板５７
には、中継ギヤ５９に噛合している中継ギヤ６２．６３
が軸６４により、そして中継ギヤ５９ａに噛合している
中継ギヤ６５が軸６６によりそれぞれ枢支されている。

Ｊ−、記支持板５７は、軸６４を介してブラケット５２
と導通しており、従、つて、ブラケット５２をグラウン
ドに落すことにより、給送ローラ２５の軸２５ａ及び搬
送ローラ３７の軸３７ａもグラウンドに落ちる。

上記中継ギヤ５９に噛合している中継ギヤ６２は、一般
に知られたばねクラッチを有するクラッチ部５５を介し
てギヤ６３と連結されており、クラッチ部５５は前記ツ
レノーイド５３のオン／オフ制御によりオン１．／オン
して、両ギヤ６２．６３の駆動力伝達のオン／オフを行
なっている。上記ギヤ６３は、前記給送ローラ２５（第
１図参照）と一体の軸２５８に固着されたギヤ６７に噛
合している。また９、上記中継ギヤ６５には、前記搬送
ローラ３７が固着されるいる軸３７ａに装着されたギヤ
６９が噛合している。上記軸３７ａとギヤ６９間には図
示しないワンウェイクラッチが介在していて、第３図に
おいてギヤ６９が反時計方向に回転したときには軸３７
ａも同方向に回転し、ギヤ６９が時計方向に回転したと
きには軸３７ａは空転するようになっている。

側板４６に固着されたダボ７０には捩りばね７１が装着
されていて、その両端はピンチローラ３９と一体の軸３
９ａと軸６６とにそれぞれ係止されており、この捩りば
ね７１の弾力によりピンチローラ３９は搬送ローラ３７
に圧接している。第２図において符号７２は、搬送ロー
ラ３７を支承しているメタル軸受７３を介して搬送ロー
ラ３７に電気的導通なとる接続部材であり、この接続部
材７２は上記側板４６に基部を固着され、かつその自由
端は軸６６にビス止めされていると共に、ギヤ６９のカ
バーも兼ねている。

上記構成において、レーザービームプリンタ２の本体３
からの給紙信号により駆動モータ５０が回転すると上述
のギヤ列を介して搬送ローラ３７か回転を始める。給紙
信号が発生してから所定時間Ｔ、経過後にソレノイド５
３がオンとなって、給送ローラ２５が回転し、封筒等の
シート材Ｓの給送を始める。

上記ソレノイド５３は、所定時間Ｔ２経過後にオフとな
り、給送ローラ２５への駆動伝達は断たれる。その時、
シート材Ｓの後端は給送ローラ２５の上にかかっている
が、その先端は搬送ローラ３７に到達しており、これに
よりシート材Ｓは搬送ローラ３７により送られると共に
、搬送ローラ３７はワンウェイクラッチの作用により従
動回転する。シート材給送装置１から給送されたシート
材Ｓは、第４図に示すレーザービームプリンタ２の給送
ローラ７５により本体３内に送られる。また、レーザー
ビームプリンタ２の手差し口３ａから給紙されるシート
材Ｓは、第４図に示す紙検知センサ７６により検知され
、手差しモードと同様のシーケンスで紙検知センサ７６
に達した後、給送ローラ７５によりレーザービームプリ
ンタ２の本体３内に送られ、ここで印字された後排出さ
れる。

次に、第５図及び第６図によって、シート材Ｓが分離さ
れて繰り出されて行く動作を説明する。

先端規制部材３０に先端な当接することにより先端を整
合されて積載台１５の上に積載されたシート材Ｓは、重
錘２６による押圧力と給送ローラ２５の矢印方向への回
転により、最下位のシート材Ｓａから順次繰り出されて
行く、その際、次のシート材Ｓｂ、Ｓｃ等は、シート間
の摩擦力によりシート材Ｓａに引きずれれて連れ出され
るが、その先端が摩擦係数の高い分離パッド３２により
押し留められるので、給送ローラ２５の給送力を直接受
けるシート材Ｓａのみが分離パッド３２の摩擦抵抗に打
ち克って前進し、第６図に示すように分離パッド３２の
先端３２ａを越えて給送されていく。

図において、弾性部材３３は可撓性をもった薄板片から
なっていて、支持板７７に基部を固着されている。弾性
部材３３は、シート材Ｓａが給送されると図示のように
先端が給紙方向に撓んで、その反力でシート材Ｓａ、Ｓ
ｂ、Ｓｃ等を上方の分離パッド３２へ持ち上げてその分
離の補助を行なう。

分離パッド３２の先端３２ａを越えたシート材Ｓａは、
搬送ガイド３５．３６に案内されて搬送ローラ３７とピ
ンチローラ３９間に送られて搬送されていく０次のシー
ト材Ｓｂ、Ｓｃについても同様の動作が繰り返されて、
その分離・繰り出しが行なわれる。

本装置において、積載台１５上にシート材Ｓがなく、検
知レバー２１がむき出しになっていると、前述したよう
に紙なしセンサ（シート材検知手段２１．２３）の誤動
作や破損等の問題を起こしてしまう虞れがある。

この点において、本発明は第１図に示すように重錘２６
の下方に紙なしセンサ（２１，２３）の一部である検知
レバー２１を配設し、シート材Ｓが積載台１５上にない
ときでも、使用者が検知レバー２１に手９６を直接触れ
ることができにくいようになっており、仮に検知レバー
２１に触れることができたとしても、その回動中心に近
い部分にしか触れられないように構成されている。

検知レバー２１は、その先端に近づけば近づくほど接触
作用にデリケートになるので、検知レバ−２１の回動中
心付近に多少触れても、その先端に触れるのに比べれば
、さほどの影響はないので、検知レバー２１の接触によ
る誤動作や破損等の防止効果を実現することができる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、紙なしセンサ（シ
ート材検知手段）の一部（検知レバー）を重錘（押圧手
段〉の下方に配置することにより、積載台上にシート材
が積載されていないときでも使用者の手がシート材検知
手段に直接触れにくくなり、積載台にシート材を積載す
るとき等にも特別の注意を払う必要がなくなると共に、
シート材検知手段の誤動作及び破損等の事故を防止する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すシート材給送装置の
縦断側面図、第２図は同じく平面図、第３図は同じく駆
動系を示す側面図、第４図〜第６図は作用図、第７図は
従来のシート材給送装置の一例を示す縦断側面図、第８
図は同じく平面図である。 １・・・シート材給送装置　　　２・・・レーザービー
ムプリンタ　　　Ｓ・・・シート材　　　１５・・・積
載台　　　１５ｂ・・・逃げ　　　２１・・・検知レバ
ー（シート材検知手段）　　　２３・・・フォトインタ
ラプタ（シート材検知手段）　　　２５・・・給送ロー
ラ（給送手段）　　　２６・・・重錘（押圧手段）　　
　２６ａ・・・逃げ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、シート材を積載する積載台と、前記シート材を順次
   給送するための給送手段と、該給送手段に対向していて
   、シート材を前記給送手段に押圧するための押圧手段と
   、前記積載されたシート材の有無を検知するシート材検
   知手段と、該シート材検知手段の一部あるいは全部が前
   記押圧手段と積載台との中間に位置し、かつ前記押圧手
   段と積載台の両方に前記シート材検知手段との干渉を防
   ぐための逃げと、を有し、 前記シート材検知手段の一部あるいは全部 が前記押圧手段と積載台により覆われていることを特徴
   とするシート材給送装置。