JPH0342095A - 過酸化物系殺菌剤濃度の自動制御方法及び自動制御装置 - Google Patents

過酸化物系殺菌剤濃度の自動制御方法及び自動制御装置

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JPH0342095A
JPH0342095A JP17724889A JP17724889A JPH0342095A JP H0342095 A JPH0342095 A JP H0342095A JP 17724889 A JP17724889 A JP 17724889A JP 17724889 A JP17724889 A JP 17724889A JP H0342095 A JPH0342095 A JP H0342095A
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disinfectant
peroxide
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acid
conductivity
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JP17724889A
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Atsuko Nakamura
敦子 中村
Shunpei Miyao
宮尾 俊平
Kotaro Takagaki
高垣 宏太郎
Shigeru Ono
大野 滋
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Freund Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野J 本発明は、過酸化物を有効成分とする殺菌剤水溶液中の
殺菌剤濃度の自動制御方法及びその装置に関する。より
詳細には、当量電導率80S−cra” /+o1以上
の酸又は塩を該水溶液に対して0.01重皿%(以下1
%という)以上共存せしめ、該殺菌剤水溶液の導電率を
介して該水溶液中の過酸化物系の殺菌剤の濃度を連続的
かつ自動的に制御する方法及びその装置に関する。 (従来の技術] 従来より1食品設備などの殺菌剤としては。 塩素系(次亜塩素酸1次亜塩素酸ソーダ、さらし粉)、
ヨー素糸、第四級アンモニウム塩などが用いられてきた
が、殺菌効果の向上のためには、より強力な殺菌力を持
ち、より広範囲な微生物に対して抗菌効果を持つ殺菌剤
として、過酸化水素、過酢酸等を中心とした過酸化物の
使用がより効果的と認められるようになってきた。 一方、定期的に殺菌処理を必要とする食品等の製造装置
においては、最近では、省力化のために、洗浄、殺菌を
定置洗浄(Cleaning In Place。 以下CIPという)することが一般化され、さらに一部
で洗浄、殺菌工程のサイクルをタイマーを使って自動的
に行なわしめる試みがなされている。 【発明が解決しようとする課!fil しかしながら、過酸化物系殺菌剤の分析は、採取したサ
ンプルを人手により、例えば、酸化還元滴定や、比色分
析法により分析する以外になかったため、殺riJ操作
にとってもっとも重要な殺菌剤濃度を自動的、連続的に
測定することができず。 したがって殺菌操作全体を自動制御することが出来なか
った。 本発明の目的は、過酸化物を有効成分とする殺菌剤水溶
液中の殺菌剤濃度を連続的かつ自動的に制御するための
方法及び装置を提供することにあり、さらには、殺菌操
作全体を自動制御することを目的とする。 [課題を解決するための手段J 本発明者らは、研究の結果、過酸化物を有効成分とする
殺菌剤水溶液に、特定の酸又は塩を共存せしめることに
よって該水溶液の導電率の濃度に対する直線的依存性が
極めて高いことを発見し。 溶液の導電率を介して該殺菌剤水溶液中の殺菌剤の濃度
を自動制御する本発明の方法及び装置を完成するに至っ
た。 すなわち1本発明は。 (11過酸化物を有効成分とする殺菌剤の水溶液に、当
量電導率80S−C1/■o1以上の酸又は塩を該水溶
液に対して0.01重量%以上の濃度で共存せしめ、該
溶液中の殺菌剤の濃度を、該溶液の導電率を介して制御
することを特徴とする過酸化物系殺菌剤濃度の自動制御
方法。 (2)過酸化物が過酸化水素及び/又は過酢酸である、
該0)に記載の過酸化物系殺菌剤濃度の自動制御方法、 (3)酸が硝酸、リン酸、スルファミン酸から選ばれた
酸である、該(1)又は(2)に記載の過酸化物系殺菌
剤濃度の自動制御方法。 (4)混合タンクと調節器とからなる過酸化物系殺菌剤
濃度の自動制御装置であって。 該混合タンクは、水の導入部、希釈殺菌剤水溶液の排出
部、及び当量電導率80 S −cab” /mo1以
上の酸又は塩を含有する過酸化物系殺菌剤原液を導入す
るための調節弁及び送液!4置に連結している導入部を
有し、かつ撹拌装置及び導電率発信器を備えていること
、及び 該調節器は、該導電率発信器、該調節弁及び/又は該送
液装置に接続されていること、を特徴とする自動制御装
置、 (5)該酸又は塩の導入部と該過酸化物系殺菌剤の導入
部が別個に設置されており、各該導入部に連結されてい
る各調節弁及び各送液装置はそれぞれ該調節器に接続さ
れている。該(4)に記載の過酸化物系殺菌剤濃度の自
動制御装置、 (6)混合機と調節器とからなる過酸化物系殺菌剤濃度
及び流量の自動制御装置であって、該混合機は、水を導
入するための送液装置及び調節弁及び流量発信器に連結
している導入部、導電率発信器に連結している希釈殺菌
剤水溶液の排出部、及び当量電導率80 S−crm”
 /mo1以上の酸又は塩を含有する過酸化物系殺菌剤
原液を導入するための送液装置及び調節弁に連結してい
る導入部を有し、かつ混合機能を持っていること。 及び 該調節器は、水及び/又は該殺菌剤原液の流量を自動調
節するように該導電率発信器、該流量発信器、該各送液
装置及び/又は該各調節弁に接続されていること。 を特徴とする自動制御装置、及び (7)該水の導入部と該酸又は塩の導入部と該過酸化物
系殺菌剤の導入部がそれぞれ別個に設置されており、各
該導入部に連結されている各調節弁及び各送液装置はそ
れぞれ該調節器に接続されている、M(6)に記載の過
酸化物系殺菌剤濃度及び流量の自動制御装置である。 本発明における過酸化物の種類には制限は無く、すべて
の過酸化物が使用できるが、工業的に得やすく、殺菌力
が強く、抗菌スペクトルが広い点で、過酸化水素、過酢
酸が好ましい。 本発明における酸又は塩は、水溶液中の過酸化物系殺菌
剤濃度を導電率を介して正確に自動制御するためには、
25 @C,O,01sol/lにおける当量電導率が
80S・cm” /mo1以上であることが必要であり
、100S・cs” /mo1以上であることが好まし
い、具体的には例えば、酸としては、硝a! (当1t
i$!W率: 405.2S・cra” /mol) 
。 リン酸(221,7S・cm”/■of) 、モノクロ
ル酢酸(125,0S・cra” /mol) 、塩と
しては、塩化ナトリウム(118,53−cm” /+
5ol) 、硝酸ナトリウム(l l 3.7S−c+
s” /mol) 、塩化アンモニウム(141,4S
−cs” /mol) 、硝酸アンモニウム(136,
2S−cs”/慣O1)、酢酸ナトリウム(83,8S
・cm” /■of) 、 リン酸ナトリウム(118
,7S −cvs” /■O1)、炭酸水素ナトリウム
(88、I S−c+w” /5ol)を挙げることが
できる。なお1本発明にi3ムプる酸は、水溶性の酸が
広く使用できるが、殺菌すべき装置が通常ステンレス鋼
で作られており、これに対する腐食性の少ない、硝酸、
リン酸、スルファミン酸が特に好ましい。 酸又は塩の濃度は、殺菌剤水溶液に対して0.010以
上であればよく、これ以下では溶液の導電率が小さすぎ
て、それを介しては正確な自動制御ができず本発明の目
的を達成することができないので、不適当である。 通常、過酸化物系殺菌剤は、過酸化物の濃度の高い原液
と呼ばれる状態で使用者に供給され。 使用者側で、対象とする殺菌すべき微生物の種類などに
応じて、適当な濃度に希釈して殺菌剤水溶液として実用
に供される。従って1本発明の実施に当たり、使用者が
必要とする過酸化物濃度に希釈した際に、そこに共存す
る酸又は塩の濃度が0.010以上となるように予め酸
又は塩を上述の原液に加えておくのが便利である。もち
ろん使用者が原液を希釈した後に、M又は塩を0.01
%以上になるように加えることも本発明の態様の一つで
ある。なお、本発明でいう殺菌剤原液とは各種濃度の上
記原液をいい、後述の「原液」を含む。 第1図の直mlは1本発明の方法による過酸化物濃度が
20%であり、これに硝酸を8%共存せしめた過酸化物
系殺菌剤原液(後述の「原液」に該当)を希釈した殺菌
剤水溶液中の殺菌剤濃度と該水溶液の導電率の関係を示
す(具体的には、後述の実施例1参照)、また第1図の
直線2及び直、1li13は、過酸化物濃度は同じであ
るが硝酸を0.5%しか共存せしめない原液と、全く酸
又は塩を共存せしめない原液をそれぞれ希釈した殺菌剤
水溶液中の殺菌剤濃度と溶液の導電率の関係を示す(後
述の比較例1t3照)、すなわち、第1図によると、該
水溶液に対して硝酸を8%共存せしめた本発明による水
溶液では、導電率がその濃度に略々比例し、且つその濃
度依存性が極めて大きく、工業的に有用な殺菌効果を発
揮するために最低限必要とされる該殺菌剤(「原液」)
濃度0.2%においても、なお明らかに殺菌剤濃度の僅
かの変化に対しても導電率の値が制御に十分な程大きく
変化している。この場合、殺菌剤(「原液」)濃度0.
2%における共存する硝酸の濃度は0.08%である。 一方、酸または塩の少ない場合及び酸または塩を共存さ
せない場合は、導電率が極めて小さく、且つ導電率の濃
度依存性が極めて少なくて、制御に不適当であるか、全
く導電率に依存していないため、制御には供し得ないこ
とがわかる。 このように殺菌剤水溶液に対して0.01%以上の酸ま
たは塩を共存せしめた殺菌剤水溶液は。 その導電率がその濃度に略々比例し、且つその依存性が
極めて大きく、導電率を介して濃度を連続的且つ自動的
に測定できることが発見された。 なお、本発明の実施に当たっては、共存せしめる酸又は
塩の濃度は殺菌剤水溶液に対して。 0.01%以上必要であるが、さらに当該酸又は塩の濃
度から過酸化物濃度を換算し得るために。 酸又は塩と過酸化物濃度の比を任意の一定値に保つ必要
がある。 【実施例】 以下、実施例及び比較例により本発明をさらに詳細に説
明する。 叉施亘ユ 過酸化水素18%、過酢酸2%合計20%の過酸化物を
含有する殺菌剤に硝酸を8.0%になるよう添加して、
殺菌剤原液(以下「原液」という)とした、この「原液
」に水を加え、「原液」の濃度をそれぞれ0.11%、
0.23%。 0.34%、0.45%、0.57%、0.84%、 
1.12%、  1. 39%、  1. 67%。 1.94%、2.21%、2.48%52゜75%、3
.29%に希釈し、これらをそれぞれ25°Cで導1に
率を測定して以下のような結果を得た。すなわち、それ
ぞれの導電率は、0.616m5/cm、l 、  2
2mS/cm 、  1 、 83mS/am、2、 
42mS/ca+ 、  3. 02+aS/cm 、
  4. 49ass/cm  、  5 、 9 0
mS/c+s  、  7 、 3 1  ms/cs
8、 70+mS/am 、  10. 1mS/am
 、  11. 4tas/cm、12 、 7 m3
7cm、l −4、0m37cm 。 14、 6mS/csであった。f!?られたこれらの
測定値をグラフにしたところ、第1図の直線lが得られ
た。これにより本実施例における硝酸の濃度において、
殺菌剤の濃度と導電率が高い比例的関係を有し且つ濃度
の僅かな変化に対し、導電率を介して殺菌剤の濃度を制
御するに十分な程度の導電率が大きく変化していること
が分かった。 なお本殺菌剤を使用するときの実用的な濃度は0.3%
〜3.0%であり、この範囲での共存すル硝a211度
+10.024% 〜0.24%で、本発明の範囲内に
ある。 比較思ユ 実施例1に用いたのと同様の過酸化物系殺菌剤に硝酸を
0.5%添加した原液Aと酸又は塩を加えないでそのま
ま原液Bとした2種類の原液を作り、実施例1と同様の
濃度に水で希釈し、それぞれの導電率を測定し、得られ
た結果を第1図の直線2、直wA3に示した。これらは
何れも濃度による導電率変化が非常に小さく、実質的に
導電率を介して濃度を制御し得ないことが判明した。ま
た、酸又は塩を添加しない場合は、特に低濃度域におけ
る殺菌剤濃度と導電率の関係が直線的ではなく、制御が
不可能であることが明らかである。 尖直舅ユ (1)第2図に示す装置を用意した。内容積約lOOリ
ットルのステンレス製混合タンクlに水約60リットル
を入れ、目盛り付き殺菌剤原液タンク2に実施例1で用
いたのと同じ過酸化物20%、硝酸8%含む「原液]を
入れ、撹拌機6をまわしながら原液調節弁3を手動にし
て開き、殺菌剤原液ポンプ7を回転させて「原液」29
0■1を混合タンクlに移送し混合した。 混合後の導電率は、導電率発信器5(東亜電波工業■製
白金黒電極式CGK−31A型電極又はCAI/CDl
−12型指示伝送器)及び調節器4(山状ハネウェル特
製5DC200−5GC型指示調節計)により2.51
■S/cmと測定された。第1図の「原液」の濃度と導
電率との関係図から、このときの「原液」の濃度は0.
48%と読み取れた。同じ液を少量とり、1986年8
月1日株式会社講談社発行「食品添加物分析法」(厚生
省環境衛生局食品化学課線)に収載された食品中の過酸
化水素の定量法【酸素電極による方法、使用した測定器
はオリチクター(オリエンタル酵母社IJ)]により、
過酸化物濃度を分析した所0.095%で、分析値から
「原液」の濃度を計算すると0.475%となり、第1
図から読み取った値と極めてよく一致した。 12)次に計装を手動から自動に変え、調節器4に導電
率を5 、0 m57cmに設定し、「原液」を殺菌剤
原液ポンプ7、原液調節弁3を介して混合タンクlに追
加しておくりこんだ、撹拌機6は、摸作中常に回転させ
た。導電率が設定した値5.0+mS/−carに達し
たとき殺菌剤原液ポンプ7は停止し、原液調節弁3は自
動的に閉じ、混合は終了した。第1図から5、Orms
7cmに該当する「原液」の濃度を求めた所、0.94
%であった。別にタンク内の液を採取して同様に酸素電
極による方法で分析した所、過酸化物の濃度は0.18
5%で、これから求めた「原液」の濃度は0.925%
であり、第1図から求めた値とよく一致した。 叉思廻ユ 第3図に示す装置を用意した。これは1本発明の方法に
よる酸又は塩を共存せしめた過酸化物系殺菌剤を用いた
CIP自動制御の実施態様の一例に使用する装置である
。 給水管8を流れる水の量を、流量発信器13゜調節器4
(山状ハネウェル特製5DC200−5GC型指示調節
計)、及び水調節弁14及び送水ポンプ15の制御シス
テムにより一定に調節した0次に調節器4を第1図から
「原液」の濃度2.0%に相当する導電率値10.3■
S/cmに設定し、自動調節せしめた。この自動調節に
より、殺菌剤原液ポンプ7及び原液調節弁3が作動して
、混合#112(例えば、乱流により混合するもの)に
、「原液」 (実施例1に用いたのと同じもの)が過酸
化物系殺菌剤原液管11を通って送入された0両者が混
合された後のバイブラインに、導電率発信fi5(東亜
電波工業■製PS−IA型電源箱)が設置されている。 混合後の液の導電率は、導電率発信器5で電気的出力に
変換されて調節器4次いで原液調節弁3に送られ、原液
調節弁3の開度が調節され、その結果、液の導電率が設
定(alo、3■S/cmになるように調節された。 過酸化物系殺菌剤の濃度が所定の値に一定に自動的に希
釈調節され調節された混合液は、殺菌液を必要とする装
置10に一定の濃度及び速度で供給された。殺菌液を必
要とする装置10で採取した混合液をにMnL滴定法で
分析した所、過酸化物濃度は0.39%であり、これを
「原液」の濃度に換算すると1.95%で、設定した値
とよく一致した。 【発明の効果J 以上説明したとおり1本発明により、はじめて、過酸化
物を有効成分とする殺菌剤水溶液中の殺菌剤濃度を連続
的且つ自動的に制御することができ、さらには、殺菌操
作全体を自動制御することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、「原液」の濃度と導電率の関係を示す図面で
ある。直、111は本発明による過酸化物20%を含む
殺菌剤に硝酸8%を共存せしめた本発明の「原液」を、
直[2は同じ過酸化物20%を含む殺菌剤に硝酸を0.
5%共存せしめた本発明外の殺菌剤原液を、直線3は同
じ殺菌剤に酸又は塩を全く添加しないままを殺菌剤原液
とし、それぞれを水で希釈した殺菌剤水溶液の殺菌剤原
液濃度と導電率の関係を示す直線である。 第2図は「原液」を希釈するに当たり、殺菌剤水溶液の
導電率を介して殺菌剤濃度を自動制御する本発明の装置
の一例を示す図面である。 第3図は「原液」を連続的に希例する本発明の装置の一
例を示す図面である。 1・・・混合タンク    2・・・殺菌剤原液タンク
3・・−原液調節弁    4・・・調節器5・・−導
電率発信器   6・・・撹拌機7・・・殺菌剤原液ポ
ンプ 8・・・給水管9・・・希釈殺菌剤水溶液ポンプ 10・・・殺菌剤を必要とする装置 11・・・過酸化物系殺菌剤原液管 12・・・混合機 13・・・流量発信器 14・・・水調節弁 1S・・・送水ポンプ 第 2図 1:混合タンク 2:殺菌剤原液タンク 3:原液m’s弁 4:調節器 5:導電率発信器 6:攪拌機 7:殺菌剤原液ポンプ 8:給水管 9:希釈殺菌剤水溶液ポンプ lO二殺菌液を特徴とする特許

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)過酸化物を有効成分とする殺菌剤の水溶液に、当
    量電導率80S・cm^2/mol以上の酸又は塩を該
    水溶液に対して0.01重量%以上の濃度で共存せしめ
    、該溶液中の殺菌剤の濃度を、該溶液の導電率を介して
    制御することを特徴とする過酸化物系殺菌剤濃度の自動
    制御方法。
  2. (2)過酸化物が過酸化水素及び/又は過酢酸である、
    請求項1に記載の過酸化物系殺菌剤濃度の自動制御方法
  3. (3)酸が硝酸、リン酸、スルファミン酸から選ばれた
    酸である、請求項1又は2に記載の過酸化物系殺菌剤濃
    度の自動制御方法。
  4. (4)混合タンクと調節器とからなる過酸化物系殺菌剤
    濃度の自動制御装置であって、 該混合タンクは、水の導入部、希釈殺菌剤水溶液の排出
    部、及び当量電導率80S・cm^2/mol以上の酸
    又は塩を含有する過酸化物系殺菌剤原液を導入するため
    の調節弁及び送液装置に連結している導入部を有し、か
    つ撹拌装置及び導電率発信器を備えていること、及び 該調節器は、該導電率発信器、該調節弁及び/又は該送
    液装置に接続されていること、 を特徴とする自動制御装置。
  5. (5)該酸又は塩の導入部と該過酸化物系殺菌剤の導入
    部が別個に設置されており、各該導入部に連結されてい
    る各調節弁及び各送液装置はそれぞれ該調節器に接続さ
    れている、請求項4に記載の過酸化物系殺菌剤濃度の自
    動制御装置。
  6. (6)混合機と調節器とからなる過酸化物系殺菌剤濃度
    及び流量の自動制御装置であって、 該混合機は、水を導入するための送液装置及び調節弁及
    び流量発信器に連結している導入部、導電率発信器に連
    結している希釈殺菌剤水溶液の排出部、及び当量電導率
    80S・cm^2/mol以上の酸又は塩を含有する過
    酸化物系殺菌剤原液を導入するための送液装置及び調節
    弁に連結している導入部を有し、かつ混合機能を持って
    いること、及び 該調節器は、水及び/又は該殺菌剤原液の流量を自動調
    節するように該導電率発信器、該流量発信器、該各送液
    装置及び/又は該各調節弁に接続されていること、 を特徴とする自動制御装置。
  7. (7)該水の導入部と該酸又は塩の導入部と該過酸化物
    系殺菌剤の導入部がそれぞれ別個に設置されており、各
    該導入部に連結されている各調節弁及び各送液装置はそ
    れぞれ該調節器に接続されている、請求項6に記載の過
    酸化物系殺菌剤濃度及び流量の自動制御装置。
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