JPH0341993Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0341993Y2 JPH0341993Y2 JP15444385U JP15444385U JPH0341993Y2 JP H0341993 Y2 JPH0341993 Y2 JP H0341993Y2 JP 15444385 U JP15444385 U JP 15444385U JP 15444385 U JP15444385 U JP 15444385U JP H0341993 Y2 JPH0341993 Y2 JP H0341993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- rear seat
- seat
- armrest
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動二輪車に関し、特に自動二輪車の
スピーカシステムに関するものである。
スピーカシステムに関するものである。
従来技術およびその問題点
ラジオ等の音響装置を装備した自動二輪車にお
いては、スピーカは通常車体をその前部から両側
部にわたつて囲繞するフエアリングの内側ほぼ両
端部に１個ずつ設置されている。このため搭乗者
が２名の場合、後部シート搭乗者は前部シート搭
乗者（運転者）に比べ、スピーカからより離れた
場所に位置し、その上、運転者によつてスピーカ
からの発生音が多少さえぎられるので、スピーカ
からの発生音を聞き取り難いという不具合があ
る。
いては、スピーカは通常車体をその前部から両側
部にわたつて囲繞するフエアリングの内側ほぼ両
端部に１個ずつ設置されている。このため搭乗者
が２名の場合、後部シート搭乗者は前部シート搭
乗者（運転者）に比べ、スピーカからより離れた
場所に位置し、その上、運転者によつてスピーカ
からの発生音が多少さえぎられるので、スピーカ
からの発生音を聞き取り難いという不具合があ
る。
従つて、後部にもスピーカを設置して、後部シ
ート搭乗者にも前部シート搭乗者と同程度にスピ
ーカからの発生音を聞き取り易くすることが望ま
しいが、車体後部には前記のようなフエアリング
が設けられていないので、スピーカの設置場所に
問題が生ずる。
ート搭乗者にも前部シート搭乗者と同程度にスピ
ーカからの発生音を聞き取り易くすることが望ま
しいが、車体後部には前記のようなフエアリング
が設けられていないので、スピーカの設置場所に
問題が生ずる。
問題点を解決するための手段および作用
このため、本考案においては、前部シートおよ
び後部シートを備えた自動二輪車において、前記
後部シートの左右両側にそれぞれ肘掛けを設け、
該肘掛けの内部にスピーカを配設する。
び後部シートを備えた自動二輪車において、前記
後部シートの左右両側にそれぞれ肘掛けを設け、
該肘掛けの内部にスピーカを配設する。
本考案によれば、後部シートの左右両側に設け
られた肘掛けを利用して、スピーカを外部に露出
させることなく、後部シート搭乗者に近い位置に
有効に配設することができる。
られた肘掛けを利用して、スピーカを外部に露出
させることなく、後部シート搭乗者に近い位置に
有効に配設することができる。
実施例
以下、本考案を図示の実施例について説明す
る。第１図は本考案を適用した自動二輪車の側面
図、第２図はその上面図である。この自動二輪車
は前部シート１と後部シート２とを備え、後部シ
ート２の後部には背もたれ３が設けられている。
また後部シート２の下方には車体両側にサイドト
ランク４，４が、それぞれ後輪５の側方を半ば覆
うようにして、車体フレームに装着されている。
後部シート２の後部には前記背もたれ３の両側か
ら後方にわたつて、物入れ６が、車体フレームに
装着して設けられている。そしてこの物入れ６の
両側前端部に隣接してそれぞれポケツト７が設け
られており、該ポケツト７の上面に肘掛け８が載
置されている。
る。第１図は本考案を適用した自動二輪車の側面
図、第２図はその上面図である。この自動二輪車
は前部シート１と後部シート２とを備え、後部シ
ート２の後部には背もたれ３が設けられている。
また後部シート２の下方には車体両側にサイドト
ランク４，４が、それぞれ後輪５の側方を半ば覆
うようにして、車体フレームに装着されている。
後部シート２の後部には前記背もたれ３の両側か
ら後方にわたつて、物入れ６が、車体フレームに
装着して設けられている。そしてこの物入れ６の
両側前端部に隣接してそれぞれポケツト７が設け
られており、該ポケツト７の上面に肘掛け８が載
置されている。
運転者は前部シート１に跨つて着座し、足をス
テツプ１１に乗せた姿勢で、ハンドル１２を操作
する。同乗者は同様にして後部シート２に着座
し、足を足乗せ台１４上に載置するが、背もたれ
３に背をもたせ、肘掛け８に肘をかけて安楽な姿
勢で搭乗することができる。車体の前部は、その
前面から両側面にかけてフエアリング１５によつ
て囲繞されており、該フエアリング１５の内面の
両側部に、通常の音響装置を装備した自動二輪車
と同様に、前部スピーカ１６，１６が設けられて
いる。
テツプ１１に乗せた姿勢で、ハンドル１２を操作
する。同乗者は同様にして後部シート２に着座
し、足を足乗せ台１４上に載置するが、背もたれ
３に背をもたせ、肘掛け８に肘をかけて安楽な姿
勢で搭乗することができる。車体の前部は、その
前面から両側面にかけてフエアリング１５によつ
て囲繞されており、該フエアリング１５の内面の
両側部に、通常の音響装置を装備した自動二輪車
と同様に、前部スピーカ１６，１６が設けられて
いる。
本実施例においては、上記前部スピーカ１６の
ほかに、さらに左右の後部スピーカが設けられて
おり、これらの後部スピーカは前記肘掛け８の内
部に設置されている。肘掛け８は第２図に示すよ
うに、前記ポケツト７の上面から物入れ６の蓋１
８の上面前部にかけて延在する肘乗せ部分９の前
部に、スピーカ収納部分１０を側方へ張り出させ
て形成されている。そしてスピーカ収納部分１０
の内部は中空になつており、この中空部に後部ス
ピーカが収納されているが、第１図および第２図
においては、該スピーカ収納部分１０の上面に穿
設されたスピーカグリル孔１７だけが示されてい
る。
ほかに、さらに左右の後部スピーカが設けられて
おり、これらの後部スピーカは前記肘掛け８の内
部に設置されている。肘掛け８は第２図に示すよ
うに、前記ポケツト７の上面から物入れ６の蓋１
８の上面前部にかけて延在する肘乗せ部分９の前
部に、スピーカ収納部分１０を側方へ張り出させ
て形成されている。そしてスピーカ収納部分１０
の内部は中空になつており、この中空部に後部ス
ピーカが収納されているが、第１図および第２図
においては、該スピーカ収納部分１０の上面に穿
設されたスピーカグリル孔１７だけが示されてい
る。
第３図は後部スピーカ設置部分の縦断図である
が、図示のように、肘掛け８の外被部材１９はね
じ２０により物入れ６の蓋１８に固定されてお
り、該外被部材１９の底板部１９ａがポケツト７
の上面に載置されている。すなわち肘掛け８は蓋
１８に固定されており、蓋１８とともに上下に開
口するようになつている。そして前記スピーカ収
納部分１０においては図示のように外被部材１９
と蓋１８とによつて中空のスピーカ室２１が画成
されており、外被部材１９の上方部分に前記スピ
ーカグリル孔１７が設けられている。スピーカ室
２１の前方下部には外被部材１９に添わせてステ
ー部材２２が設けられており、該ステー部材２２
は外被部材１９の前記底板部１９ａにねじ２３に
よつて固定されている。スピーカ室２１の後方上
部にも同様に外被部材１９に添わせてステー部材
２４が設けられており、該ステー部材２４は蓋１
８にねじ２５によつて固定されている。
が、図示のように、肘掛け８の外被部材１９はね
じ２０により物入れ６の蓋１８に固定されてお
り、該外被部材１９の底板部１９ａがポケツト７
の上面に載置されている。すなわち肘掛け８は蓋
１８に固定されており、蓋１８とともに上下に開
口するようになつている。そして前記スピーカ収
納部分１０においては図示のように外被部材１９
と蓋１８とによつて中空のスピーカ室２１が画成
されており、外被部材１９の上方部分に前記スピ
ーカグリル孔１７が設けられている。スピーカ室
２１の前方下部には外被部材１９に添わせてステ
ー部材２２が設けられており、該ステー部材２２
は外被部材１９の前記底板部１９ａにねじ２３に
よつて固定されている。スピーカ室２１の後方上
部にも同様に外被部材１９に添わせてステー部材
２４が設けられており、該ステー部材２４は蓋１
８にねじ２５によつて固定されている。
スピーカ２６はそのコーン２７の周縁部を前記
ステー部材２２，２４の各端縁部にそれぞれねじ
２８，２９で固着することにより、スピーカ室２
１内に設置され、その開口面を前記スピーカグリ
ル孔１７を通して後部シート搭乗者の頭部へ向け
て配設されている。スピーカ２６はカプラ３０を
介してハーネス３１に接続され、該ハーネス３１
は外被部材１９の前記底板部１９ａを貫いてスピ
ーカ室２１から導出され、物入れ６とポケツト７
との間の間隙３２を通つて車体所定位置に配設さ
れた図示してない音響装置に接続されている。な
お、このようなスピーカ２６が、第２図から分る
ように、左右両側の肘掛け８にそれぞれ設けられ
ている。
ステー部材２２，２４の各端縁部にそれぞれねじ
２８，２９で固着することにより、スピーカ室２
１内に設置され、その開口面を前記スピーカグリ
ル孔１７を通して後部シート搭乗者の頭部へ向け
て配設されている。スピーカ２６はカプラ３０を
介してハーネス３１に接続され、該ハーネス３１
は外被部材１９の前記底板部１９ａを貫いてスピ
ーカ室２１から導出され、物入れ６とポケツト７
との間の間隙３２を通つて車体所定位置に配設さ
れた図示してない音響装置に接続されている。な
お、このようなスピーカ２６が、第２図から分る
ように、左右両側の肘掛け８にそれぞれ設けられ
ている。
本実施例においては、上記のようにして、車体
後部にもスピーカが設けられているので、後部シ
ート搭乗者もスピーカからの発生音を十分聞き取
ることができる。しかもスピーカ２６は肘掛け８
を利用して外部に露出することなく設置されてい
るので、自動二輪車全体の外観を損うことがない
ばかりでなく、外力に対して保護される。
後部にもスピーカが設けられているので、後部シ
ート搭乗者もスピーカからの発生音を十分聞き取
ることができる。しかもスピーカ２６は肘掛け８
を利用して外部に露出することなく設置されてい
るので、自動二輪車全体の外観を損うことがない
ばかりでなく、外力に対して保護される。
考案の効果
以上の通り、本考案においては、前部シートお
よび後部シートを備えた自動二輪車において、前
記後部シートの左右両側にそれぞれ肘掛けを設
け、該肘掛けの内部にスピーカを配設したので、
後部シートの両側に配置された肘掛けを利用し
て、スピーカを後部シート搭乗者に近い位置に有
効に配設することができる。またこのスピーカは
外部に露出することなく設置されているので、自
動二輪車全体の外観を損うことがなく、かつ外力
に対して十分保護される。
よび後部シートを備えた自動二輪車において、前
記後部シートの左右両側にそれぞれ肘掛けを設
け、該肘掛けの内部にスピーカを配設したので、
後部シートの両側に配置された肘掛けを利用し
て、スピーカを後部シート搭乗者に近い位置に有
効に配設することができる。またこのスピーカは
外部に露出することなく設置されているので、自
動二輪車全体の外観を損うことがなく、かつ外力
に対して十分保護される。
第１図は本考案を適用した自動二輪車の側面
図、第２図は同上面図、第３図は第２図の−
線に沿う断面図である。 １……前部シート、２……後部シート、３……
背もたれ、４……サイドトランク、５……後輪、
６……物入れ、７……ポケツト、８……肘掛け、
９……肘乗せ部分、１０……スピーカ収納部分、
１１……ステツプ、１２……ハンドル、１４……
足乗せ台、１５……フエアリング、１６……前部
スピーカ、１７……スピーカグリル孔、１８……
蓋、１９……外被部材、２０……ねじ、２１……
スピーカ室、２２……ステー部材、２３……ね
じ、２４……ステー部材、２５……ねじ、２６…
…スピーカ、２７……コーン、２８，２９……ね
じ、３０……カプラ、３１……ハーネス、３２…
…間隙。
図、第２図は同上面図、第３図は第２図の−
線に沿う断面図である。 １……前部シート、２……後部シート、３……
背もたれ、４……サイドトランク、５……後輪、
６……物入れ、７……ポケツト、８……肘掛け、
９……肘乗せ部分、１０……スピーカ収納部分、
１１……ステツプ、１２……ハンドル、１４……
足乗せ台、１５……フエアリング、１６……前部
スピーカ、１７……スピーカグリル孔、１８……
蓋、１９……外被部材、２０……ねじ、２１……
スピーカ室、２２……ステー部材、２３……ね
じ、２４……ステー部材、２５……ねじ、２６…
…スピーカ、２７……コーン、２８，２９……ね
じ、３０……カプラ、３１……ハーネス、３２…
…間隙。
Claims (1)
- 前部シートおよび後部シートを備えた自動二輪
車において、前記後部シートの左右両側にそれぞ
れ肘掛けを設け、該肘掛けの内部にスピーカを配
設したことを特徴とする自動二輪車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444385U JPH0341993Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444385U JPH0341993Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6262587U JPS6262587U (ja) | 1987-04-18 |
| JPH0341993Y2 true JPH0341993Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=31074237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15444385U Expired JPH0341993Y2 (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0341993Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP15444385U patent/JPH0341993Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6262587U (ja) | 1987-04-18 |
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