JPH0341477Y2 - - Google Patents

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JPH0341477Y2
JPH0341477Y2 JP19367585U JP19367585U JPH0341477Y2 JP H0341477 Y2 JPH0341477 Y2 JP H0341477Y2 JP 19367585 U JP19367585 U JP 19367585U JP 19367585 U JP19367585 U JP 19367585U JP H0341477 Y2 JPH0341477 Y2 JP H0341477Y2
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heat
radiator
thickness
fins
tongue
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、半導体素子および集熱回路ICの
冷却に用いられる放熱器に関する。
従来の技術 従来、例えばオーデイオ用増幅器およびOA機
器等のエレクトロニクス関連製品に使用せられる
半導体素子および集熱回路等は、アルミニウム
(アルミニウム合金を含む)製放熱器に取り付け
られているが、従来の放熱器は、例えば第5図〜
第7図に示すように、板状ベース11の片面に多
数の舌状フイン12が切削加工機の1枚の切削刃
17によつて切り起こして形成され、同他面に半
導体素子等発熱物13がタツピンねじ14により
取り付けられていた。板状ベース11はこのよう
なタツピンねじ14とかみ合う有効ねじ部を形成
するために例えば3.3〜3.6mm程度の厚みを有して
おり、これでは放熱器の材料の使用量が多く、コ
スト高なるという問題があつた。そこで、従来板
状ベース11を第7図に示すような1枚の刃17
で切削して、例えば2.2mm程度の厚みとすること
も考えられたが、これでは取付ねじ14の有効ね
じ部が短くなりすぎ、ねじ山不良が生じて、半導
体素子等発熱物13をベース11にしつかりと固
定することができないという問題があつた。
考案の目的 この考案の目的は、上記の問題を解決し、半導
体素子等発熱物をねじによつて確実に固定するこ
とができ、しかも軽量で、製造コストが安くつく
放熱器を提供しようとするにある。
考案の構成 この考案は、上記の目的を達成するために、半
導体素子等発熱物取付ねじねじ込み用雌ねじ部を
形成し得る厚みを有する厚肉部と、これより薄い
厚みを有しかつ少なくとも片面に舌状フインが切
り起こされて形成された薄肉部とよりなる板状ベ
ースを備えている放熱器を要旨としている。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
この考案の第1実施例を示す第1図と第2図に
おいて、この考案による放熱器は、半導体素子等
発熱物取付ねじねじ込み用雌ねじ部6を形成し得
る厚みを有する厚肉部1aと、これより薄い厚み
を有しかつ片面に舌状フイン2が切り起こされて
形成された薄肉部1bとよりなる板状ベース1を
備えている。半導体素子等発熱物3は板状ベース
1の厚肉部1aにあけられた下孔5に例えばタツ
ピンねじ4をねじ込むことによりベース1に密接
状に取り付けられる。タツピンねじ4をねじ込む
ことにより形成された雌ねじ部6は、このタツピ
ンねじ4を有効にねじ止め得る長さを有してお
り、従つて厚肉部1aは約3.3〜3.6mmの厚みを有
している。これに対し薄肉部1bは2.2mm程度の
厚みを有しており、これによつて放熱器の軽量化
およびコスト・ダウンを図り得る。板状ベース1
の下端には一対の固定用脚部8,8が設けられて
いる。
上記放熱器は、例えば第3図に示すように、正
面よりみて形のアルミニウム押出型材製放熱器
素材のフイン立て面を2枚の刃7,7によつて中
央部を残してフイン2を切り起こすことによつて
製造されるものであり、中央の未切削部分が厚肉
部1aとなされ、切削部分が厚肉部1bとなされ
ている。
第4図は、この考案の第2実施例を示すもので
ある。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、板状ベース1の上下両側縁部が厚肉部1a,
1aとなされ、これらの中間部分が薄肉部1bと
なされている点にある。この第2実施例のその他
の点は上記第1実施例と同じであるので、図面に
おいて同一のものには同一の符号を付した。
なお、上記各実施例においては、タツピンねじ
4を用いているが、これは小ねじであつても勿論
よい。
また上記各実施例においては、薄肉部1bの発
熱物3を取り付けない片面に舌状フイン2が設け
られているが、発熱物3を取り付ける側の面であ
つても、発熱物3の固定箇所を除く部分には舌状
フイン2を設ける場合もある。
この考案による放熱器は、上述のように、半導
体素子等発熱物取付ねじねじ込み用雌ねじ部6を
形成し得る厚みを有する厚肉部1aと、これより
薄い厚みを有しかつ少なくとも片面に舌状フイン
2が切り起こされて形成された薄肉部1bとより
なる板状ベース1を備えているものであるから、
放熱器の大幅な軽量化およびコスト・ダウンを図
ることができ、しかも半導体素子等発熱物3をね
じ4によつてベース1に確実に固定することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す放熱器の
斜視図で、半導体素子等発熱物の取付前の状態を
示している。第2図は同放熱器の部分拡大水平縦
断面図で、発熱物の取付後の状態を示している。
第3図は同放熱器の舌状フインを切り起こす状態
の斜視図である。第4図はこの考案の第2実施例
を示す放熱器の斜視図で、発熱物の取付後の状態
を示している。第5図は従来例を示す放熱器の斜
視図で、発熱物の取付前の状態を示している。第
6図は同放熱器の部分拡大平面図で、発熱物の取
付後の状態を示している。第7図は同放熱器の舌
状フインを切り起こす状態の斜視図である。 1……板状ベース、2……舌状フイン、3……
半導体素子等発熱物、4……タツピンねじ、6…
…雌ねじ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半導体素子等発熱物取付ねじねじ込み用雌ねじ
    部6を形成し得る厚みを有する厚肉部1aと、こ
    れより薄い厚みを有しかつ少なくとも片面に舌状
    フイン2が切り起こされて形成された薄肉部1b
    とよりなる板状ベース1を備えている放熱器。
JP19367585U 1985-12-17 1985-12-17 Expired JPH0341477Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19367585U JPH0341477Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JP19367585U JPH0341477Y2 (ja) 1985-12-17 1985-12-17

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JPS62101236U JPS62101236U (ja) 1987-06-27
JPH0341477Y2 true JPH0341477Y2 (ja) 1991-08-30

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