JPH0341277Y2 - - Google Patents

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JPH0341277Y2
JPH0341277Y2 JP13824485U JP13824485U JPH0341277Y2 JP H0341277 Y2 JPH0341277 Y2 JP H0341277Y2 JP 13824485 U JP13824485 U JP 13824485U JP 13824485 U JP13824485 U JP 13824485U JP H0341277 Y2 JPH0341277 Y2 JP H0341277Y2
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raw material
hopper
plate
repulsion plate
belt conveyor
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JP13824485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、竪型精錬炉の原料貯蔵ホツパに設け
る原料装入装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 固体と還元性ガスを接触させる竪型精錬炉にお
いては、接触効率が生産性や安定操業を大きく左
右するため、原料装入物分布の精度向上が重要な
こととされている。
一般に、原料貯蔵ホツパへ原料を装入する場
合、ベルト・コンベアまたはスキツプ等から落下
した原料装入物は表面に粗粒、底部に細粒が堆積
する傾向にあるため、粒度の大きいものほど水平
方向の速度成分が大きいので、装入側に細粒が堆
積し、反装入側に粗粒が堆積する傾向がある。
この粒度偏差を緩和するための従来技術として
は、既にホツパに収容した原料を、原料流れ制御
部材を備えたシユートによつて炉内へ装入する装
置がある(特開昭50−133904)。この装置は炉内
円周方向の原料分布を均一化させるものとしてい
るが、ホツパ内の粒度分布が不均一である場合
は、炉内の粒径を均一にさせることはできない。
また、実公昭59−5725号公報では、ホツパの中
心軸上に回転シユートを設け、シユートを回転さ
せながら原料を装入させるものを開示している。
この場合も、原料流は粒径が入り混つているので
旋回させても均一分散落下の効果は少なく、設置
スペースや設備費用も嵩む欠点がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点は、原料貯蔵
ホツパ内に原料を装入するに当り、円周方向、半
径方向の原料粒度偏差を生じさせないことであ
り、この粒度偏差を緩和させる原料装入装置を得
ることにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の竪型精錬炉用原料貯蔵ホツパの原料装
入装置は、装入原料送込み用ベルト・コンベアの
落下端を装入口に組合せて配設された竪型精錬炉
の原料貯蔵ホツパに設ける原料装入装置におい
て、水平移動と角度調整可能になされベルト・コ
ンベアから落下する原料流が衝突する位置に突設
した反発板と、水平移動と上下移動可能になされ
前記反発板下方のホツパ内中央位置に突設された
整流板と、前記反発板および前記整流板を調整作
動する機構とからなる構成によつて、上記問題点
を解決している。
(ホ) 実施例 第1図によつて本考案による原料装入装置の実
施例の構成を説明する。原料貯蔵ホツパ(以下、
ホツパという)1は上部装入口が開口されてお
り、これの一側に原料送込み用のベルト・コンベ
ア2の落下端がやや突出する状態で組合されてい
る。
ホツパ1の内部には、角度調整自在の反発板3
と、この反発板3の下方の位置に整流板4とがホ
ツパ1の側壁を通貫したそれぞれ別の支持バー3
1,41に支持されて配置されている。
反発板3は、ベルト・コンベア2から落下する
原料流6(主として粗粒)の落下軌跡上に配置
し、板面に原料流を衝突させてホツパ中央部へ反
射状に反発させて落下させるようにしてある。反
発板3は支持バー31に支持され、角度調整バー
32およびシリンダ33による角度調整機構によ
つて原料流6への対向角度が変動設定できるよう
にしてある。支持バー31はホツパ部にある可動
部5に連結してあり、シリンダ51によつて動か
される可動部5の近接離間動作によつて、ホツパ
1内の突出位置を変動調整できるようにしてあ
る。
調整板4は支持バー41によつて水平姿勢で固
定支持され、突出する向きの水平方向と、上下方
向に位置変動できるようになつている。すなわ
ち、支持バー41の他端は反発板と共通の可動部
5に連結されていて、可動部5の移動動作によつ
てホツパ内の突出位置を変動させるようにしてあ
るため、突出量の調整過程においては、常に反発
板3と同期して移動する。しかし、上下方向は昇
降用シリンダ42によつて独自の高さを選べるよ
うになつている。
反発板3を支持する支持バー31および角度調
整バー32と、調整板4の支持バー41における
ホツパー壁通貫部は、いずれもホツパ内の装入原
料が外部へ漏出しないような構成を施してある。
(ヘ) 作用 ベルト・コンベア2によつてホツパ1内へ送り
込まれる原料はコンベア上で表層部に粗粒が堆積
する傾向にあり、コンベア移送時の慣性を伴つて
落下するので、コンベアの落下端で直ちに垂直に
落下するものではなく、若干水平方向へ速度成分
を伴つて落下する。この場合、水平方向の速度成
分は、粗粒になるほど大きくなつてホツパ内の反
装入側へ堆積される傾向となる。
本考案においてはこの粗粒原料流6の軌跡上へ
所定の反射角度に設定した反発板3を配置し、衝
突によつて原料流6の水平方向の速度成分を殺し
て下方へ落下させる。
反発板3への衝突によつて水平方向への勢いを
殺された原料流は調整板4上にほぼ垂直状態で落
下する。このため、原料流の弾発方向は特定方向
に偏ることなく、円周方向全体にわたつてほぼ均
等に散乱することになる。
原料流の落下時の角度は、コンベア搬送時の速
度や原料の粒径および種類によつて異なるもので
あるので、落下の状態に合わせてまず可動部5を
移動して反発板と調整板4との基本位置を決定
し、次に反発板3の反射角を設定し、さらに調整
板4の上下位置を設定する。
ホツパ内に装入した原料のレベルが次第に上つ
て来た場合は、可動部5を移動して調整板4を原
料堆積レベルの高い位置に後退させる。
(ト) 効果 本考案の原料装入装置を用いた場合の原料装入
時の粒径偏差を、第2図に示すホツパ内の3レベ
ルについて、かつ、装入側B、中央部C、反装入
側B′について調べ、本考案装置を使用しない場
合の傾向と比較して第3図に示した。
第3図から明らかなように、本考案装置を使用
しない場合の粒径偏差状態aは、反挿入側B′に
粗粒が集中して堆積される傾向が著しい。これに
対して、本考案装置を使用した場合Aの傾向は、
粗粒の円周方向分布がほぼ均等であり、しかもす
べてのレベルにわたつて同一傾向を示しているこ
とがわかる。
このように本考案によればホツパ内原料粒径偏
差を効果的に緩和することができるので、竪型精
錬炉の操業効率を安定化させるのに極めて有効と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原料装入装置を備えた原
料貯蔵ホツパの縦断面図、第2図はホツパ内装入
原料のレベル説明図。第3図は本考案装置の使用
時および不使用時の原料粒径偏差状態を第2図に
みる各レベルで得た場合の比較線図。 1:原料装入ホツパ、2:ベルト・コンベア、
3:反発板、4:調整板、5:可動板、6:原料
流(粗流)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装入原料送込み用ベルト・コンベアの落下端を
    装入口に組合せて配設された竪型精錬炉の原料貯
    蔵ホツパに設ける原料装入装置において、水平移
    動と角度調整可能になされベルト・コンベアから
    落下する原料流が衝突する位置に突設した反発板
    と、水平移動と上下移動可能になされ前記反発板
    下方のホツパ内中央位置に突設された整流板と、
    前記反発板および前記整流板を調整作動する機構
    とからなる竪型精錬炉用原料貯蔵ホツパの原料装
    入装置。
JP13824485U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0341277Y2 (ja)

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JP13824485U JPH0341277Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JPS62105491U JPS62105491U (ja) 1987-07-06
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JP4506521B2 (ja) * 2005-03-16 2010-07-21 Jfeスチール株式会社 移動炉床炉内移動床上への原料装入方法
JP6102495B2 (ja) * 2013-05-16 2017-03-29 新日鐵住金株式会社 高炉の原料装入装置及び高炉の原料装入方法
JP7202860B2 (ja) * 2018-11-28 2023-01-12 株式会社Ihiポールワース 炉頂装置

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