JPH0341224A - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JPH0341224A
JPH0341224A JP1172950A JP17295089A JPH0341224A JP H0341224 A JPH0341224 A JP H0341224A JP 1172950 A JP1172950 A JP 1172950A JP 17295089 A JP17295089 A JP 17295089A JP H0341224 A JPH0341224 A JP H0341224A
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coil
yoke
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excitation coil
coil bobbin
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石丸 隆
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D2027/001Means for electric connection of the coils of the electromagnetic clutches

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、励磁コイルの励磁、非励磁により回転トルク
の伝達や回転体の制動を断接する電磁連結装置、特に励
磁コイルが内設されたヨークとこのヨークの背面に固定
された樹脂材製の端子台とからなる電磁石を備えた電磁
連結装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば自動車用冷房装置としての冷媒圧縮機に装着され
る電磁連結装置としての電磁クラッチにおいては、ヨー
クの背面に固定された樹脂材製の端子台内に一対の端子
がインサート成形されており、これらの端子を介して、
励磁コイルと外部の電気回路とが接続されている。
この種の−i [連結装置としては例えば実公昭57−
26980号公報に開示されているものが知られており
、第7図はこの電磁連結装置に設けられた電磁石の縦断
面図である。図において、電磁石lは環状溝2aを有す
るヨーク2を備えていて、その環状溝2a内には、断面
コ字形環状のコイルボビン3に巻回された励磁コイル4
が内設されており、また、環状溝2aの底部に穿設され
たLT通JL2bに臨むコイルボビン3の孔3aからは
、励はコイル4の巻始め2巻終わり両端部5が外部に引
き出されている。6は樹脂材により箱状に形成されてそ
の突出状開口部6aを前記貫通孔2bに嵌着された端子
台であって、取付は板7の凹溝7aに嵌合されており、
凹溝7a部分に形成された図示しない切り起こし片によ
りヨーク2の背面に固定されている。そして、貫通孔2
bから引き出された励磁コイル4の巻始め1巻終わり両
端部5は、端子台6内に引き込まれている。また、端子
台6内には一対の端子8がインサート成形により一体形
成されており、端子台6内へ引き込まれた励磁コイル4
の巻始め1巻終わり両端部5は、一対の端子8にそれぞ
れかしめ固定されていて、同しく一対の端子にかしめ固
定されたリード線9と電気接続されている。このように
構成されたコイルボビン3や端子台6は、環状溝2aの
開口部に形成されたかしめ片10と、前記凹溝7a部分
に形成された図示しないかしめ片とにより固定されてい
るとともに、図に符号Aで示す励磁コイル4の外部への
露呈部分や、図に符号Bで示す端子台6内へ引き込まれ
た励磁コイル4の巻始め2巻終わり両端部5と端子8と
の結線部分、および図に符号Cで示すヨーク2の貫通孔
2b内には、樹脂11が充填されており、励磁コイル4
や結線部分の絶縁不良や断線が防止されるように構成さ
れている。
このように構成されていることにより、励磁コイル4が
巻回されたコイルボビン3をヨーク2の環状溝2a内へ
遊嵌し、励磁コイル4の巻始め。
巻終わり両端部5を端子台6内へ取り出して端子8と接
続したのち、励磁コイル4の外部への露呈部分Aや、端
子台6内へ引き込まれた励磁コイル4の巻始め2巻終わ
り両端部5と端子8との結線部分B、およびヨーク2の
貫通孔2b内Cに、樹脂IIを疏し込むことにより、励
磁コイル4がヨーク2の環状溝2a内に絶縁固定される
[発明が解法しようとする課題] しかしながら、このような従来の電磁連結装置において
は、上記のように、励磁コイル4の露出部Aや、この励
磁コイル4の巻始め1巻終わり両端部5と端子8との結
線部分B、およびヨーク2の貫通孔2b内Cに、絶縁不
良や振動等による断線を防止するための樹脂11を流し
込んでおり、生産工程中にこのような注型作業があるこ
とにより、その作業に長時間を要して生産性が低下し、
労力の負担が大きいという問題があった。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、樹脂の
注入作業を行うことなく絶縁不良や振動等による断線を
防止することを可能にして生産性の向上を計った電磁連
結装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明では、コイルボ
ビンを接合可能な2部材に分割して全体を中空環状に形
成し、その中空部内に前記励磁コイルを巻回して配設す
るとともに、前記コイルボビンに形成した円筒状開口部
を前記ヨークの環状溝底部に穿設した貫通孔内に挿入し
、この円筒状開口部から前記励磁コイルの巻始め2巻終
わり両端部を前記端子台内に引き込んだ。
また、ヨークに穿設した貫通孔に、前記端子台の筐体底
部に形成された突出状開口部を嵌合してこの筐体を位置
合わせするとともに、この筐体を、前記ヨークの背面に
溶着された取付は板の切り起こし片で前記ヨークの背面
に固定してこの筐体上部の開口に弾性材製パツキンを介
し蓋体を圧入嵌合し、前記突出状開口部から引き込まれ
た前記巻始め2巻終わり両端部と前記端子台内の一対の
端子との結線部分を外部に対し遮断した。
さらに、励磁コイルの巻始め、終わり両端部が引き出さ
れる円筒状開口部を前記コイルボビンに形成し、前記ヨ
ークに穿設された貫通孔と嵌合して前記巻始め5巻終わ
り両端部が引き込まれる突出状開口部を前記端子台の底
部に形成するとともに、この円筒状開口部を、前記突出
状開口部内にゴムブツシュを介して圧入固定した。
〔作 用〕
コイルボビンを2部材に分割して全体を中空環状に形成
し、この中空部に励磁コイルを配設することにより防水
対策が構しられているので、巻回された励磁コイルの外
部から水分が侵入することがなく、絶縁不良が発生しな
い。
また、端子台の筐体に弾性材製のパツキンを介挿して蓋
体を圧入嵌合することにより防水対策が構じられている
ので、励磁コイルの巻始め1巻終わり両端部と端子台内
の一対の端子との結線部に絶縁不良が発生しない。
さらに、ヨークの底部に穿設された貫通孔内において、
コイルボビンの円筒状開口部と端子台の突出開口部をゴ
ムブツシュを介して嵌合したことにより、貫通孔から水
分が侵入せず、絶縁不良が防止される。
そして、このような防水対策を構しるにあたり、コイル
ボビンの円筒状開口部と端子台の筐体に形成された突出
部とが、ヨークの底部に穿設された貫通孔内に嵌合され
ることにより、これらコイルボビンと筐体とが回り止め
され、かつヨークのかしめ片やヨークに溶着された取付
は板の切り起こし片により抜は止めするという防振対策
が構しられているので、励磁コイルやその巻始め1巻終
わり両端部と端子との結線部分の断線が防止される。
〔実施例〕
第1図ないし第5図は本発明に係る電磁連結装置を圧縮
機の電磁クラッチに適用した例を示し。
第1図は電磁フランチの縦断面図、第2図は同しく側面
図、第3図は電磁石の縦断面図、第4図(a)。
(b)はコイルボビンの縦断面図、第5図(a)は蓋体
を除いて示す端子台の平面図、第5図(b)は同じく正
面図、第5図(C)は同じく底面図である。
図において、電磁フランチ】2は、図示しない圧縮機の
ハウジングに取付は板13を介し固定されたヨーク14
を備えていて、このヨーク14は、断面コ字形の環状に
形成されており、このヨークI4の環状溝14d内には
、励磁コイル15が後述するコイルボビンに巻回されて
内設されている。
また、ハウジングの円筒部16には、ヨーク14に開口
側から遊装状態で被冠された環状溝17aを有するロー
タ17が、軸受18を介して回転自在かつ軸方向への移
動を規制されて支持されている。一方、圧縮機に設けら
れた円筒部16を貫通する駆動軸19の先端部には、鍔
付き円筒状に形成されたハブ20が軸着されてポルト2
1で駆動軸19に固定されており、このハブ20に鋲着
された板ばね22には、全体を輪板状に形成されたアー
マチュア23がF!l擦面23aをロータ17の摩擦面
17bに対向させて鋲着されている。
アーマチュア23は、環状のすき間24を隔てて同心状
に配設された外側リング部材23bと内側リング部材2
3cとで形成されており、内側すング部材23cとハブ
20の鍔20aとの間には、ストンパゴム25が介挿さ
れて挟持されている。
すなわち、アーマチュア23は板ばね22によりハブ2
0に弾持されており、ロータ17とアーマチュア23と
の間には、図に符号Gで示すすき間が形成されている。
26はロータ17の外周に嵌合されて溶着されたブーり
であって、自動車エンジンのクランク軸上に設けられた
プーリとヘルドで駆動連結されており、エンジン側から
駆動されて回転するように構成されている。27はヨー
ク14とともに電磁石28を構成する端子台(後述)で
あって、励磁コイル15を、この端子台27を介して外
部の霊気回路の0N−OFF制御により通電すると、発
生する磁束により、アーマチュア23がロータ17に吸
着されて、ロータ17の回転がアーマチュア23と板ば
ね22およびハブ20を介して駆動軸19に伝達される
ように構成されている。
次に本発明の要部である電磁石28について説明する。
電磁石28のヨーク14は、内外周壁部14a、14b
と底部14cとで全体を断面コ字形の環状に形成されて
おり、内外周壁部14a。
14bには、底部14cへ向うにしたがって狭くなるテ
ーパが設けられている。これら内外周壁部14a、14
bと底部14cとで形成された環状itA 14 dに
は、コイルボビン29に巻回されて外部と遮断された励
磁コイル15が内設されており、また、底部14cには
貫通孔14eが穿設されている。
コイルボビン29は、樹脂材で形成されていて、第4図
(a)に示す内側コイルボビン30と、第4図(b)に
示す外側コイルボビン31とに分割形成されている。こ
のうちの内側コイルボビン30は、テーパを有するヨー
ク14の内周壁部14b外周面にテーパを有する内周面
30aを対接させた円筒部30bと、係止溝30cが外
側に形成されて環状71414 aの開口端を閉塞する
ように位置する環状のフランジ部30dと、折曲部30
eとで断面り字形の環状に形成されている。また外側コ
イルボビン31は、テーパを有するヨーク14の外周壁
部14a内周面にテーパを有する外周面31aを対接さ
せた円筒部31bと、通し孔を有する一対の円筒状開口
部31cが1箇所に形成されて環状溝14aの底板14
cに対接するように位置する環状のフランジ部31dと
、周方向に複数個形成された係止部31eとで断面逆り
字形の環状に形成されている。そして、内側コイルボビ
ン30には、例えば絶縁層の上に自己融着層を塗布した
二重構造のエナメル線である自己融着性を有する励磁コ
イル15が巻回され、この励磁コイル15の巻始め端部
15aと巻終わり端部15bとを円筒状開口部31bに
挿通しながら励磁コイル14が巻回された内側コイルボ
ビン30と外側コイルボビン31とが接合されている。
両コイルボビン30.31の接合に際しては、内側コイ
ルボビン30に設けた係入溝30cと外側コイルボビン
31に設けた係止片31eとが係合されてコイルボビン
29が仮固定され、このあと両コイルボビン30.31
の合わせ面32,33の全周が例えば超音波溶接により
溶着されてコイルボビン29が本固定され、完全に一体
化されている。なお、30f、31fは、励磁コイル1
5の巻始め端部15aと巻終わり端部15bとを円筒状
開口部31Cの通し孔に導くための凹溝である。
このようにして外部で組立てられたコイルボビン29は
、両コイルボビン30.31のテーパを有する内周部3
0aと外周部31aとをヨーク14の環状溝14dに形
成されたテーパを有する内外周壁部14a、14bと嵌
合されながら環状溝14dに圧入されており、環状溝1
4dの開口端にプレス加工により形成された複数個のか
しめ片14fをかしめることにより環状溝14dからの
抜けを規制されて固定されている。また、外側コイルボ
ビン31の円筒状開口部31cは、ヨーク14の貫通孔
14eに挿入されている。
コイルボビン29の円筒状開口部31cが挿入されたヨ
ーク14の貫通孔14eには、ヨーク14の背面に溶着
されている取付は仮13の貫通孔13aから挿入された
端子台27の筐体34側突出開口部34aが嵌合されて
おり、前記コイルポビン29の円筒状開口部31cは、
この突出開口部34a内に嵌合された防水用のゴムブツ
シュ35の中心孔に圧入されている。
端子台27の筐体34は、樹脂材で形成されていて、底
部に一対の通し孔が形成された突出状開口部34aと、
上方へ開口するハウジング34bと、一対の取付はフラ
ンジ34cとで一体形成されており、また正面に開口す
るハウジング34dを備えている。さらに端子台27は
、筐体34に弾性材製のパッキン36を介して圧入嵌合
された蓋体37を備えており、筐体34にインサート成
形された一対の端子38a、38bには、コイルボビン
29の円筒状開口部31cから引き込まれた励磁コイル
15の巻始め端部15aと、巻終わり端部15bとが結
線されている。また、端子38a  38bは、ハウジ
ング34d内に延設されており、このハウジング34d
内において外部の電気回路と接続されている。さらに、
一対の端子38a、38b間には、これらと結線された
サージ吸収用のダイオード39が配設されており、また
、端子台27ζよ、取付は板■3にプレス加工によって
形成された切り起こし片13b、13cをフランジ34
cの構内に折り曲げることでヨーク14の背面に固定さ
れている。34eはハウジング34bの外周に突設され
た突起であって、蓋体37に係入されている。
以上のように構成された電磁フランチの動作を説明する
。励磁コイル15は、端子台27内の端子33a、38
bを介して外部の電気回路に接続されているので、この
電気回路の0N−OFF制御により励磁コイル15に通
電すると、発生する磁束によりアーマチュア23が板ば
ね22のばね力に抗してロータ17に磁気吸着され、自
動車のエンジン側から駆動されるプーリ26とともに回
転しているロータ17の回転が駆動軸19に伝達され、
圧縮機が駆動される。
この状態から励磁コイル15の励磁が解かれると、アー
マチュア23の磁気吸着が解かれるので、アーマチュア
23は手反ばね22のばね力によりロータ17から離間
して摩擦面23a、17b間にはすき間Gが形成され、
プーリ26から駆動軸19への回転伝達が断たれて圧縮
機が停止する。
次に電磁石28の組立動作を説明する。ヨーク14の外
部において、コイルボビン29は内側コイルボビン30
と外側コイルボビン31とに分割されているので、まず
内側コイルボビン30に自己融着性を有する励磁コイル
15を多条巻回する。
次いで内側コイルボビン30と外側コイルボビン31を
接合するが、両コイルボビン30.31の接合に際して
tま、内側コイルボビン30の係入溝30cと外側コイ
ルボビン31の係止片31eとが係合されてコイルボビ
ン29が仮固定され、この結果、励磁コイル15は内側
コイルボビン30と外側コイルボビン31とからなるコ
イルボビン29で包囲される。このとき励磁コイル15
の巻始め端部15aと巻終わり端部15bとを円筒状開
口部31cから引出しておく。次いで両コイルボビン3
0.31の合わせ面32.33の全周を超音波溶接によ
り溶着してコイルボビン29を本固定する。このように
して外部で組立てられたコイルボビン29は、ヨーク1
4の環状溝14dに圧入するが、環状溝14dの内周面
とコイルボビン29の外周面とには、テーパが設けられ
ているので、コイルボビン29は強固に固定される。圧
入固定後は環状7?414 dの開口端に設けたかしめ
片14fをかしめることにより、コイルボビン29は環
状溝14aからの抜けを規制されて固定される。このと
き、ヨーク14の貫通孔14eには端子台27の突出開
口部34aが挿入されているので、コイルボビン29の
円筒状開口部31cは突出開口部34aに嵌着されたゴ
ムブツシュ35に圧入され、励磁コイル15の両端部1
5aと15bとは端子台27内へ引き込まれて、端子3
8a38bとそれぞれ結線される。結線後は、ハウジン
グ34cの開口部にパツキン36を介して蓋体37を圧
入することにより、筐体34内は外部と絶縁される。
このようにして組立てられた結果、励磁コイル15は樹
脂材性のコイルボビン29で包囲されているので、ヨー
ク14に対して完全に絶縁されており、外部から水分が
侵入することがない。
また、励磁コイル15の両端部15a、15bと端子3
8a、38bとの結線されている筺体34の内部は、弾
性材製のパツキン36を介し蓋体で閉塞されて外部と遮
断されているので結線部分へ水が侵入することがない。
サラに、ヨークの貫通孔14e内においてコイルボビン
29の円筒状開口部31cと端子台27の突出状開口部
34aとが、ゴムブツシュ35を介して嵌合されている
ので、貫通孔14eから端子台27内やコイルボビン2
9へ水分が侵入することがない。
第6図(a)、 (b)は本発明の他の実施例を示すコ
イルボビン要部の縦断面図であって、第6図(a)は外
側コイルボビン要部の縦断面図、第6図(b)は内側コ
イルボビン要部の縦断面図である。すなわち、本実′施
例においてはコイルボビンが内側コイルボビン40と外
側コイルボビン41とに分割されていて、内側コイルボ
ビン40は底板40aと外側フランジ40bと内側フラ
ンジ40cとで全体を断面コ字形の環状に一体形成され
ており、その環状底板40aの1箇所には、前記励磁コ
イル15の巻始め端部15aと巻終わり端部15bが挿
入される一対の円筒状開口部40dが一体形成されてい
る。また、外側コイルボビン41は輪板状に形成されて
おり、内側コイルボビン40の開口端を閉塞するように
構成されている。なお、外側コイルボビン4Iの嵌合部
41aの体積は、内側コイルボビン40の嵌合部40f
の体積よりも小さく形成されている。40gは励磁コイ
ル15の巻始め端部15aと巻終わり端部15bとを円
筒状開口部/IOdの通し孔に導くための開講である。
このように構成されていることにより、内側コイルボビ
ン40には巻回された前記励磁コイル15が収納され、
その巻始め端部15aと巻終わり端部15bとは、円筒
状開口部40dに挿入されて外部へ引き出されたのち、
内側コイルボビン24の開口端を外側コイルボビン41
で閉塞し、両コイルボビン40.41の合わせ面を超音
波溶接により溶着する。この場合、外側コイルボビン4
1の嵌合部40fの体積を、内側コイルボビン40の嵌
合部41aの体積よりも小さく形成したことにより、こ
れらを嵌合したのちの溶接時に、コイルボビンの端面か
ら、ばりが突出することがない。
このように組立てられたのち、ヨーク14の環状溝14
d内に収納されかしめ片14fでかしめられることは前
記実施例と同じでである。
なお前記各実施例においては、円筒状開口部。
31c、40dをコイルボビンと一体形成した例を示し
たが、これをコイルボビンとは別体にしてゴムブツシュ
としてもよい。
また、前記各実施例においては励磁コイルを自己融着性
を有するマグネットワイヤとしたが、内側コイルボビン
30.40に、巻回された一般のマグネットワイヤから
なる励磁コイルを、テープを巻いて固定してもよい。
さらに、前記各実施例においては、本発明を電磁クラッ
チに適用した例を示したが、電磁ブレーキにも同様に適
用することができ、同様の作用効果が得られる。さらに
また、前記各実施例では分割されたコイルボビンを超音
波溶接によって固着する例を示したが、接着剤などによ
るその他の固着手段によって固着してもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本説明によれば電磁連
結装置において、コイルボビンを接合可能な2部材に分
割して全体を中空環状に形成し、その中空部内に前記励
磁コイルを巻回して配設するとともに、前記コイルボビ
ンに形成した円筒状開口部を前記ヨークの環状溝底部に
穿設した貫通孔内に挿入し、この円筒状開口部から前記
励磁コイルの巻始め1巻終わり両端部を前記端子台内に
引き込んだことにより、励磁コイル装着箇所へ外部から
水が侵入しないので、励磁コイルが電気的に完全に絶縁
され、絶縁不良などの事故を防出することができる。
また、ヨークに穿設した貫通孔に、前記端子台の筐体底
部に形成された突出状開口部を嵌合してこの筐体を位置
合わせするとともに、この筐体を、前記ヨークの背面に
溶着された取付は板の切り起こし片で前記ヨークの背面
に固定してこの筐体上部の開口に弾性材製パツキンを介
し蓋体を圧入嵌合し、前記突出状開口部から引き込まれ
た前記巻始め2巻終わり両端部と前記端子台内の一対の
端子との結線部分を外部に対し遮断したことにより、励
磁コイルの巻始め2巻終わり端部と一対の端子との結線
部分に水が侵入することがなく、電気的に完全に絶縁さ
れ、wA縁不良などの事故を防止することができる。
さらに、励磁コイルの巻始め、終わり両端部が引き出さ
れる円筒状開口部を前記コイルボビンに形成し、前記ヨ
ークに穿設された貫通孔と嵌合して前記巻始め9巻終わ
り両端部が引き込まれる突出状開口部を前記端子台の底
部に形成するとともに、この円筒状開口部を、前記突出
状開口部内にゴムブツシュを介して正大固定したことに
より、貫通孔からコイルボビンの装着箇所や端子台内に
水が侵入することがなく、電気的に完全に絶縁され、絶
縁不良などの事故を防止することができる。
そして、コイルボビンの円筒状開口部と端子台の筺体に
形成された突出状開口部とがヨークの底部に穿設された
貫通孔に嵌合されているることによりこれらコイルボビ
ンや端子台はヨークによって回り止めされ、かつヨーク
のかしめ片やこのヨークに溶着された取付は板の切り起
こし片により抜は止め固定したので、励磁コイルやその
巻始め巻終わり端部と端子との結線部分の断線を防止す
ることができる。
また、このような絶縁不良や断線を、樹脂をモールドす
ることなく防止することができるので、1!!備時間が
短縮され、生産性が向上するとともに労力が軽減される
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係る電磁連結装置を圧縮
機の電磁クラッチに適用した例を示し。 第1図は電磁フランチの縦断面図、第2図は同しく側面
図、第3図は電磁石の縦断面図、第4図(a)。 (b)はコイルボビンの縦断面図、第5図(a)は蓋体
を除いて示す端子台の平面図、第5図(b)は同しく正
面図、第5図(C)は同じく底面図、第6図(a)、 
(b)は本説明の他の実施例を示すコイルボビン要部の
縦断面図であって第6図(a)は外側コイルボビン要部
の縦断面図、第6図(b)は内側コイルボビン要部の縦
断面図、第7図は従来の電磁連結装置に設けられた電磁
石の縦断面図である。 14・・・・ヨーク、15・・・・励磁コイル、27・
・・・端子台、28・・・・電磁石、29・・・・コイ
ルボビン、30.40・・・・内側コイルボビン、31
.41・・・・外側コイルボビン、31c・・・・円筒
状開口部、34・・・・筐体、34a・・・・突出開口
部、35・・・・ゴムブツシュ、36・・・・パツキン
、37・・・・蓋体、38a、38b・・・・端子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コイルボビンに巻回された励磁コイルと、この励
    磁コイルが内設されたヨークと、このヨークの背面に固
    定された樹脂材製の端子台と、この端子台内にインサー
    ト成形され前記励磁コイルの巻始め,巻終わり各端部と
    それぞれ結線された一対の端子とからなる電磁石を備え
    た電磁連結装置において、前記コイルボビンを接合可能
    な2部材に分割して全体を中空環状に形成し、その中空
    部内に前記励磁コイルを巻回して配設するとともに、前
    記コイルボビンに形成した円筒状開口部を前記ヨークの
    環状溝底部に穿設した貫通孔内に挿入し、この円筒状開
    口部から前記励磁コイルの巻始め,巻終わり両端部を前
    記端子台内に引き込んだことを特徴とする電磁連結装置
  2. (2)コイルボビンに巻回された励磁コイルと、この励
    磁コイルが内設されたヨークと、このヨークの背面に固
    定された樹脂材製の端子台と、この端子台内にインサー
    ト成形され前記励磁コイルの巻始め,巻終わり各端部と
    それぞれ結線された一対の端子とからなる電磁石を備え
    た電磁連結装置において、前記ヨークに穿設した貫通孔
    に、前記端子台の筐体底部に形成された突出状開口部を
    嵌合してこの筐体を位置合わせするとともに、この筐体
    を、前記ヨークの背面に溶着された取付け板の切り起こ
    し片で前記ヨークの背面に固定してこの筐体上部の開口
    に弾性材製パッキンを介し蓋体を圧入嵌合し、前記突出
    状開口部から引き込まれた前記巻始め,巻終わり両端部
    と前記端子台内の一対の端子との結線部分を外部に対し
    遮断したことを特徴とする電磁連結装置。
  3. (3)コイルボビンに巻回された励磁コイルと、この励
    磁コイルが内設されたヨークと、このヨークの背面に固
    定された樹脂材製の端子台と、この端子台内にインサー
    ト成形され前記励磁コイルの巻始め端部および巻終わり
    端部とそれぞれ結線された一対の端子とからなる電磁石
    を備えた電磁連結装置において、前記励磁コイルの巻始
    め,終わり両端部が引き出される円筒状開口部を前記コ
    イルボビンに形成し、前記ヨークに穿設された貫通孔と
    嵌合して前記巻始め,巻終わり両端部が引き込まれる突
    出状開口部を前記端子台の底部に形成するとともに、こ
    の円筒状開口部を、前記突出状開口部内にゴムプッシュ
    を介して圧入固定したことを特徴とする電磁連結装置。
JP1172950A 1989-03-28 1989-07-06 電磁連結装置 Expired - Lifetime JPH0756300B2 (ja)

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WO1997044595A1 (fr) * 1996-05-17 1997-11-27 Yuugenkaisha Matsuikougyou Noyau pour embrayage electromagnetique
KR101112600B1 (ko) * 2005-02-01 2012-02-15 한라공조주식회사 압축기용 전자클러치의 필드코일 조립체
CN106531394A (zh) * 2016-12-17 2017-03-22 慈溪市凯澳塑料制品有限公司 电磁线圈、线圈绝缘骨架及制备该骨架的改性尼龙材料

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JPS589849A (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 Toshiba Corp ガラス接合構体

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