JPH0340547Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0340547Y2
JPH0340547Y2 JP1984049336U JP4933684U JPH0340547Y2 JP H0340547 Y2 JPH0340547 Y2 JP H0340547Y2 JP 1984049336 U JP1984049336 U JP 1984049336U JP 4933684 U JP4933684 U JP 4933684U JP H0340547 Y2 JPH0340547 Y2 JP H0340547Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
knock pin
retaining member
locking flange
barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984049336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60161580U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4933684U priority Critical patent/JPS60161580U/ja
Publication of JPS60161580U publication Critical patent/JPS60161580U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0340547Y2 publication Critical patent/JPH0340547Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、打ち込まれたノツクピンを引き抜
く際に使用される工具に関する。
〔従来技術〕
この種の工具Pは第1図に示すにように先端に
おいてノツクピン1の連結ねじ孔2に螺合部材3
を螺合し、片手で基杆11の先端部を把持した状
態で、他の手によつて軸体13に沿つて操作筒1
5を往復動させ、操作筒15の先端縁151を抜
け止め部材17に衝突させて、その衝撃によつて
ノツクピンを引き抜いていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のノツクピン抜き具にあつ
ては、操作筒15の先端縁151を抜け止め部材
17に衝突させていたため、操作中にかかる先端
縁151と抜け止め部材17との間に操作筒15
を握つた手の一部を挟みやすく、このため、ノツ
クピン抜きの作業をするにあたつて、神経を使わ
なければならないという不都合を有した。
そのうえ、この従来のノツクピン抜き具にあつ
ては、操作筒15の先端縁151を抜け止め部材
17に衝突させていたため、軸体13を、操作筒
15のストロークSに操作筒15の長さnを加え
た長さにしなければならず、よつて、操作筒15
を下げたとき軸体13の先端部が操作筒15から
突出するものである。このように、ノツクピン抜
き具に顕著な突出部が存在するため、狭い作業場
で行われやすいノツクピン抜き作業に適していな
いものである。
この考案の課題は前記不都合を解消することで
ある。
〔課題を達成するための手段〕
前記課題を達成するためにこの考案に係るノツ
クピン抜き具においては、先端に螺合部材を有す
る基杆と、この基杆の後端に連設された軸体と、
この軸体に進退可能に嵌挿された操作筒と、前記
軸体の先端に固着された状態で前記操作筒の抜け
止めを図る抜け止め部材とを備え、前記螺合部材
がボルトからなるとともにこのボルトが取りつけ
部材によつて前記基杆に着脱可能の状態で突設さ
れ、このボルトをノツクピンの連結ねじ孔に螺裝
可能としたノツクピン抜き具において、 前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの係止フ
ランジを突設し、前記抜け止め部材の径を前記操
作筒の内径よりも小とするとともに前記抜け止め
部材の径を前記係止フランジの先端縁が構成する
内径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
操作筒の長さよりも小としたものである。
〔考案の作用〕
この考案に係るノツクピン抜き具は上記によう
に構成されているため、 即ち、前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの
係止フランジを突設し、前記抜け止め部材の径を
前記操作筒の内径よりも小とするとともに前記抜
け止め部材の径を前記係止フランジの構成する内
径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
操作筒の長さよりも小としたため、 ノツクピン抜きの作業する際、軸体に沿つて操
作筒を往復動させた場合、操作筒の係止フランジ
と抜け止め部材との間の隙間が露出することはな
いものである。
又、この考案に係るノツクピン抜き具は上記の
ように構成されているため、 操作筒を下げた際にも軸体の先端部が操作筒か
ら突出することはない。
〔実施例の説明〕
以下、第2〜3図に基づいてこの考案の実施例
を説明する。
図において、ノツクピン抜き具Rは、基杆11
とこの基杆11に連設された軸体13とを有す
る。11aはローレツト加工された鍔部であり、
基杆11の後端に一体形成されている。この鍔部
11aはノツクピン抜き具Rを操作する際、操作
人が片手で把持する部分である。
15は操作筒であり、軸体13に対して進退可
能に嵌挿されている。この操作筒15は後端内壁
面に一体形成された係止フランジ15aを有す
る。この係止フランジ15aは後記する抜け止め
部材17に係止して、操作筒15の抜け止めを図
つている。17は抜け止め部材であり、軸体13
の先端にボルト19によつてねじ止めされてい
る。この抜け止め部材17は操作筒15の内径よ
り小さな外径を有する。よつて、操作筒15の係
止フランジ15aは、軸体13において、基杆1
1の鍔部11aと抜け止め部材17との間におい
て往復動できるため、軸体13の長さは操作筒1
5のストロークSだけあれば充分である。
次に、21はチヤツクであり、基杆11の先端
に螺着されている。このチヤツク21は貫通孔2
1aを有する。23は連結ボルトであり、この貫
通孔の内側から貫通され、その頭部23aを締め
突け固定された状態で、基杆11の先端に突設さ
れている。この連結ボルト23はノツクピンの連
結ねじ孔(第1図参照)に螺合するためのもので
ある。よつて、連結ねじ孔のねじ径の異なるノツ
クピンに対しては、それぞれ対応する市販のボル
トを使用すればよい。なお、この連結ボルト23
はこの考案における螺合部材に相当する。
〔実施例の作動〕
このノツクピン抜き具Rにおいては、まず、連
結ボルト23の先端をノツクピンの連結ねじ孔に
螺合させる。そして、片手で基杆11の鍔部11
aを把持した状態で、他の手により軸体13にそ
つて操作筒15を往復動し、操作筒15の係止フ
ランジ15aを抜け止め部材17に衝突させて、
その衝撃により、ノツクピンを引き抜く。
〔考案の効果〕
この考案に係るノツクピン抜き具においては、
先端に螺合部材を有する基杆と、この 基杆の後
端に連設された軸体と、この軸体に進退可能に嵌
挿された操作筒と、前記軸体の先端に固着された
状態で前記操作筒の抜け止めを図る抜け止め部材
とを備え、前記螺合部材がボルトからなるととも
にこのボルトが取りつけ部材によつて前記基杆に
着脱可能の状態で突設され、このボルトをノツク
ピンの連結ねじ孔に螺裝可能としたノツクピン抜
き具において、 前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの係止フ
ランジを突設し、前記抜け止め部材の径を前記操
作筒の内径よりも小とするとともに前記抜け止め
部材の径を前記係止フランジの先端縁が構成する
内径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
操作筒の長さよりも小としたため、 即ち、前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの
係止フランジを突設し、前記抜け止め部材の径を
前記操作筒の内径よりも小とするとともに前記抜
け止め部材の径を前記係止フランジの構成する内
径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
操作筒の長さよりも小としたため、 ノツクピン抜きの作業する際、軸体に沿つて操
作筒を往復動させた場合、操作筒の係止フランジ
と抜け止め部材との間の隙間が露出することはな
いものである。
よつて、この考案に係るノツクピン抜き具を使
用すれば、作業者が手の一部を抜け止め部材と係
止フランジとによつて挟むことはない結果、ノツ
クピン抜き具の作業を従来のように神経を使つて
行う必要はなく、よつて、ノツクピン抜き作業の
能率向上を図ることができる。
又、この考案に係るノツクピン抜き具は上記の
ように構成されているため、 即ち、前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの
係止フランジを突設し、前記抜け止め部材の径を
前記操作筒の内径よりも小とするとともに前記抜
け止め部材の径を前記係止フランジの構成する内
径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
操作筒の長さよりも小としたため、 操作筒を下げた際にも軸体の先端部が操作筒か
ら突出することはなく、よつて、ノツクピン抜き
具に顕著な突出部がなくなるため、狭い作業場で
行われやすいノツクピン抜き作業がしやすいもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるノツクピン抜き具の部分
断面図、第2図はこの考案に係るノツクピン抜き
具の部分断面図、第3図は第2図における矢視
拡大図である。 11……基杆、13……軸体、15……操作
筒、15a……係止フランジ、17……抜け止め
部材、23……螺合部材(連結ボルト)、R……
ノツクピン抜き具、S……ストローク(操作筒
の)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端に螺合部材を有する基杆と、この基杆の後
    端に連設された軸体と、この軸体に進退可能に嵌
    挿された操作筒と、前記軸体の先端に固着された
    状態で前記操作筒の抜け止めを図る抜け止め部材
    とを備え、前記螺合部材がボルトからなるととも
    にこのボルトが取りつけ部材によつて前記基杆に
    着脱可能の状態で突設され、このボルトをノツク
    ピンの連結ねじ孔に螺裝可能としたノツクピン抜
    き具において、 前記前記操作筒の後端内壁面に内向きの係止フ
    ランジを突設し、前記抜け止め部材の径を前記操
    作筒の内径よりも小とするとともに前記抜け止め
    部材の径を前記係止フランジの先端縁が構成する
    内径よりも大とし、 且つ、前記軸体の操作筒のストローク部は前記
    操作筒の長さよりも小としたことを特徴とするノ
    ツクピン抜き具。
JP4933684U 1984-04-03 1984-04-03 ノツクピン抜き具 Granted JPS60161580U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4933684U JPS60161580U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 ノツクピン抜き具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4933684U JPS60161580U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 ノツクピン抜き具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60161580U JPS60161580U (ja) 1985-10-26
JPH0340547Y2 true JPH0340547Y2 (ja) 1991-08-26

Family

ID=30566437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4933684U Granted JPS60161580U (ja) 1984-04-03 1984-04-03 ノツクピン抜き具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60161580U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418775Y2 (ja) * 1986-09-17 1992-04-27
JP2011011038A (ja) * 2009-03-13 2011-01-20 Minoru Kamoya 自動洗濯機の部品取り外し方法及び自動洗濯機の補修方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595274B2 (ja) * 1981-12-11 1984-02-03 財団法人工業開発研究所 けい藻類の増殖方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595274U (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 日産自動車株式会社 ビン抜き工具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595274B2 (ja) * 1981-12-11 1984-02-03 財団法人工業開発研究所 けい藻類の増殖方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60161580U (ja) 1985-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2139699C (en) Multi-function driving tool
US6075227A (en) Taper lock contact tip and head assembly for welding device
US2689131A (en) Tool with shank and removable blade
CA2209456A1 (en) Setting tool for nails or the like
JPH0340547Y2 (ja)
US4129770A (en) Plunge dampener
JPH0129016Y2 (ja)
JPH0641928U (ja) ナットカシメ工具
JP2518947Y2 (ja) 旋盤チャック用ジョウピース取付装置
US1945829A (en) Screw holder device
JPS5856024Y2 (ja) 動力ハンマかしめたがね位置決め治具
JPS6012704Y2 (ja) 自動ねじ締め機におけるねじ部品不正供給阻止装置
JPH0519184Y2 (ja)
CN209918603U (zh) 焊枪快速锁紧头
EP1099503A2 (en) A saw blade clamp device for an electric reciprocating saw
KR950004520Y1 (ko) 공작물 고정용 바이스
JP3481998B2 (ja) 締結工具
JPH08852Y2 (ja) 釣竿のリールシート
JPS607925Y2 (ja) バルブ・エアチヤツクの係止具
JPS6029434Y2 (ja) ハンマ−ドリル等の空打防止機構
JPH0712557Y2 (ja) 取 手
JP2526441Y2 (ja) リベッタースナップ
JPS597605Y2 (ja) ドリルスクリユ−
JPH0546224Y2 (ja)
JPS6040322B2 (ja) 工作機械の棒材振れ止め装置