JPH034004Y2 - - Google Patents

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JPH034004Y2
JPH034004Y2 JP1984116397U JP11639784U JPH034004Y2 JP H034004 Y2 JPH034004 Y2 JP H034004Y2 JP 1984116397 U JP1984116397 U JP 1984116397U JP 11639784 U JP11639784 U JP 11639784U JP H034004 Y2 JPH034004 Y2 JP H034004Y2
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slider
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sliding
variable resistor
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JP1984116397U
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JPS6133403U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、摺動子を保持する摺動子受け部材が
1個のケース内に複数個設けられているスライド
形可変抵抗器に関するものであり、さらに詳しく
は、製作容易にして薄型化を図るのに好適のスラ
イド形可変抵抗器に関するものである。
従来の技術 従来から、板厚方向から互いに対向する絶縁性
基板と対向板とを有する箱状ケースのケース内
に、一対の対向脚部の間に摺動子保持部を有する
摺動子受け部材を設け、この摺動子受け部材に操
作用レバーを設け、この操作用レバーを対向板の
板厚方向からケース外に突出させて操作用ツマミ
部とし、この操作用ツマミ部をつまんで一対の対
向脚部をケースに摺接させつつ摺動子受け部材を
摺動子のスライド方向に往復させ、絶縁性基板に
形成されている帯状導電体と帯状抵抗体とに摺接
される摺動子の接触位置を変更して抵抗値を調節
するようにしたスライド形可変抵抗器が知られて
いる(総合電子部品ハンドブツク 発行所:電波
新聞社 昭和55年7月30日発行の第773頁参照)。
考案が解決しようとする問題点 ところで、近時、電気製品の小型化、コンパク
ト化を図る観点から、その電気製品の構成部品そ
のもののコンパクト化、薄型化が要望されてい
る。その構成部品としてのスライド形可変抵抗器
のコンパクト化は、複数個の摺動子受け部材を1
個のケースに収容することによつて達成し得る
が、スライド形可変抵抗器の薄型化を図るために
は、そのスライド形可変抵抗器の各構成部品とし
ての摺動子受け部材、摺動子、絶縁性基板等の各
板厚の薄型化を図らねばならず、ところが、従来
のスライド形可変抵抗器では、操作用レバーが摺
動子保持部の略中央に設けられていて、操作用レ
バーを操作して摺動子受け部材をケースに対して
往復させる際に、その操作用レバーに摺動子保持
部を絶縁性基板に接近させる方向の押圧力が加わ
る構成となつているために、摺動子受け部材の板
厚、摺動子等の板厚を薄くすると、操作用レバー
を操作した際に摺動子受け部材が絶縁性基板に接
近する方向に撓んで摺動子に過大な摺動圧が加わ
り、摺動子が変形を起こすおそれがあつて、従来
のスライド形可変抵抗器は、そのままの構成で
は、薄型化を図り難いという問題がある。
考案の目的 そこで、本考案の目的は、操作性能を損なうこ
となく製作容易にしてコンパクト化と薄型化とを
図ることのできるスライド形可変抵抗器を提供す
ることにある。
考案の構成 本考案は、板厚方向から互いに対向する絶縁性
基板と対向板とを有するケースの該ケース内に、
一対の対向脚部の間に摺動子を保持する摺動子保
持部を有し、かつ、操作用ツマミ部によつて前記
摺動子のスライド方向にそのスライド域を往復さ
れる摺動子受け部材が複数個設けられると共に、
前記ケース内に前記一対の対向脚部に摺接して前
記摺動子受け部材を前記摺動子のスライド方向に
案内する一対の脚受け部を複数個有する絶縁フレ
ームが配設され、前記操作用ツマミ部は、前記対
向板の板厚方向からケース外に突出され、かつ、
該操作用ツマミ部はその操作に基づく押圧力が前
記摺動子に直接的に加わらないように、前記摺動
子のスライド域から横方向に離間して前記摺動子
保持部の側方に設けられ、しかも、前記脚受け部
に押圧されつつ摺接される構成となつていること
を特徴とする。
作 用 この構成によれば、操作用ツマミ部が摺動子保
持部の側方に位置しているので、操作用ツマミ部
をつまんで操作する際に、その摺動子保持部にそ
の摺動子保持部を絶縁性基板に接近させる方向の
押圧力が加わるのを防止でき、したがつて、操作
性能を損なうことなく摺動子受け部材の板厚、摺
動子の板厚等を従来に比べてより薄くすることが
できることとなつてスライド形可変抵抗器の薄型
化を達成できる。
しかも、1個のケース内に複数個の摺動子受け
部材を設ける際に、一対の対向脚部に摺接する一
対の脚受部を複数個有する絶縁フレームをケース
内に唯一個のみ配設する構成としたので、コンパ
クト化と薄型化とを同時に図つたにも拘らずその
製作が容易となる。
実施例 以下に本考案に係るスライド形可変抵抗器の実
施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図において、1はケースであ
つて、このケース1は直方板形状の絶縁性基板2
と金属製筐体3とから大略構成されている。絶縁
性基板2には、ケース内に臨む面の側に、帯状導
電体と帯状抵抗体とが形成されている。金属製筐
体3は、絶縁性基板2と板厚方向から対向する対
向板4と対向板4に対して直角方向に屈曲された
起立板5とを有している。起立板5には、第5図
に示すように取付用脚部5aが複数個形成されて
おり、絶縁性基板2は、この取付用脚部5aによ
つて金属製筐体3に保持されている。ケース1内
には第4図に示すように、複数個の摺動子受け部
材6が設けられていると共に、第2図に示すよう
に1個の絶縁フレーム7が配設されている。摺動
子受け部材6は、一対の対向脚部8,8′と一対
の対向肩部9,9′とを有している。一対の対向
肩部9,9′は、一対の対向脚部8,8′の対向方
向に間隔をあけて設けられている。摺動子受け部
材6は、摺動子10のスライド方向にスライド域
を往復されるもので、摺動子受け部材6には、一
対の対向肩部9,9′の略中央部分に突起11が
形成されており、対向板4には摺動子10のスラ
イド方向に延びる案内孔12が形成されており、
案内孔12は突起11を摺動子10のスライド方
向に案内する機能を有している。
摺動子受け部材6は、一対の対向脚部8,8′
の間が摺動子保持部13とされており、摺動子1
0はこの摺動子保持部13に担持されている。こ
こでは、摺動子10は、複数個の摺動子片14を
有する構成とされており、スライド形可変抵抗器
は、1個の摺動子受け部材6を操作することによ
り、複数個の抵抗値を変え得るようになつてい
る。絶縁フレーム7は、絶縁基板2の長手方向周
辺部に沿つて延びる一対の絶縁フレーム部15を
有すると共に、この一対の絶縁フレーム部15と
直交する方向に延びてこの一対の絶縁フレーム部
15を連結する連結部16,17,18,19を
有している。この連結部16,17,18,19
は、一対の対向脚部8,8′に摺動する脚受部と
して機能するもので、連結部16は、第1図に示
すように脚受部8に摺接する摺接面16aを有し
ており、連結部17,18は、対向脚部8,8′
に摺接される摺接段差部17a,18aをそれぞ
れ有しており、連結部19は対向脚部8′に摺接
される摺接段差部19aを有しており、互いに隣
接する一対の連結部同志が一対の対向脚部8,
8′に摺接する一対の脚受部となるものである。
摺動子受け部材6は、操作用レバー20を有し
ており、この操作用レバー20を操作することに
より、一対の対向脚部8,8′が一対の脚受部に
摺接されると共に、一対の対向肩部9,9′が対
向板4に摺接されて摺動子10のスライド方向に
往復されるものであり、ここでは、操作用レバー
20は摺動子受け部材6と一体に形成されてい
る。この操作用レバー20は、第1図に示すよう
に連結部21と操作用ツマミ部22とを有してお
り、この操作用ツマミ部22は対向板4の板厚方
向からケース外に突出する構成とされており、対
向板4には第2図に示すように、案内孔12が延
びる方向に延びる案内孔23が形成されている。
この操作用ツマミ部22は、一対の対向脚部8,
8′の対向方向であつて摺動子保持部14の側方
に位置しており、脚受け部としての連結部17,
18,19には、操作の際にその操作用ツマミ部
22が直接的に押圧されつつ摺接する摺接面17
b,18b,19bがそれぞれ形成されている。
これによつて、操作用ツマミ部のその操作性に基
づく押圧力が直線摺動子保持部材6に加わらない
ようになつている。
摺動子保持部13には、第1図に示すように、
対向板4に臨む面の側に、収納凹所24が設けら
れている。この収納凹所24は肩部9′の近傍に
設けられており、第6図に拡大して示すように、
収納凹所24には段部25が設けられている。こ
の段部25には、第7図に示す形状のクリツク用
板バネ26が設置されるものである。このクリツ
ク用板バネ26は、段部25に支承される載置板
部27と弾性変形板部28とを有している。弾性
変形板部28は山形状とされて、互いに反対方向
に傾斜する傾斜板部29と対向板4に形成された
半球形状突子30に係合する頂部31とを有して
いる。一対の傾斜板部29は、摺動子10のスラ
イド方向に長く延びる構成とされており、頂部3
1には半球形状のクリツク用突子30と協働して
クリツク感を与える係合凹所32が形成されてい
る。一対の傾斜板部29には、第6図に示すよう
に、矢印A−A方向から半球形状のクリツク用突
子30が摺接されるもので、載置板部27には、
弾性変形板部28とクリツク用突子30との係合
時に、その弾性変形板部28を収納凹所24の底
部33に向かつて退避させる退避孔34が形成さ
れている。
本考案は、これに限らず以下のものを含むもの
である。
実施例においては、対向板4に案内孔12を
設けると共に摺動子受け部材6に突起11を設
ける構成としたが、ケース内へのゴミ等の異物
の侵入を極力防止する観点からは、案内孔12
と突起11とを設けない構成とすることが望ま
しい。
実施例においては、操作用レバー20を摺動
子受け部材7と一体に形成する構成としたが、
別体に形成することもできる。
実施例においては、絶縁フレーム7を絶縁性
基板2と別体に形成する構成としたが、絶縁フ
レーム7を絶縁性基板2と一体に形成すること
もできる。絶縁フレーム7を絶縁性基板2と一
体に形成した場合には、絶縁フレーム部15は
設けなくともよい。
考案の効果 本考案の特徴は、以上説明したように、操作用
ツマミ部を摺動子のスライド域から横方向に離間
させて摺動子保持部の側方に設け、かつ、脚受け
部に直接的に押圧摺接させる構成として、操作用
ツマミ部をつまんで操作する際にその摺動子保持
部に直接押圧力が加わらないようにしたから、操
作性能を損なうことなく従来に較べて摺動子受け
部材の板厚、摺動子の板厚を薄型にすることがで
きると共に、絶縁フレームを配設する構成となつ
ているから絶縁性基板そのものの薄型化をも図る
ことができることになり、従来に較べてスライド
形可変抵抗器の薄型化をより一層図ることができ
る。
しかも、コンパクト化を図りつつ薄型化を図る
ために、一対の対向脚部に摺接する一対の脚受け
部を一個の絶縁フレームに複数個形成したので、
そのスライド形可変抵抗器の製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライド形可変抵抗器の
一部を拡大して示す断面図、第2図は本考案に係
るスライド形可変抵抗器全体構成を示す図であつ
て一部が破断されている平面図、第3図は第2図
に示すスライド形可変抵抗器の一部を破断で示す
側面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図、第5図は第2図に示すスライド形可変抵抗器
の底面図、第6図は第1図に示す収納用凹所近傍
を拡大して示す詳細断面図、第7図は第6図に示
すクリツク用板バネの形状を示す斜視図である。 1……ケース、2……絶縁性基板、4……対向
板、6……摺動子受け部材、7……絶縁フレー
ム、8,8′……対向脚部、9,9′……対向肩
部、10……摺動子、13……摺動子保持部、1
6,17,18,19……連結部(脚受部)、2
0……操作用レバー、22……操作用ツマミ部、
24……収納用凹所、26……クリツク用板バ
ネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板厚方向から互いに対向する絶縁性基板と対
    向板とを有するケースの該ケース内に、一対の
    対向脚部の間に摺動子を保持する摺動子保持部
    を有し、かつ、操作用ツマミ部によつて前記摺
    動子のスライド方向にそのスライド域を往復さ
    れる摺動子受け部材が複数個設けられると共
    に、前記ケース内に前記一対の対向脚部に摺接
    して前記摺動子受け部材を前記摺動子のスライ
    ド方向に案内する一対の脚受け部を複数個有す
    る絶縁フレームが配設され、前記操作用ツマミ
    部は、前記対向板の板厚方向からケース外に突
    出され、かつ、該操作用ツマミ部はその操作に
    基づく押圧力が前記摺動子に直接的に加わらな
    いように、前記摺動子のスライド域から横方向
    に離間して前記摺動子保持部の側方に設けら
    れ、しかも、前記脚受け部に押圧されつつ摺接
    される構成となつていることを特徴とするスラ
    イド形可変抵抗器。 (2) 前記操作用ツマミ部は、前記摺動子受け部材
    と一体に形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のスライド形
    可変抵抗器。 (3) 前記絶縁フレームは、前記絶縁性基板と一体
    に形成されていることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載のスライド形可変抵
    抗器。 (4) 前記摺動子受け部材は、前記一対の対向脚部
    の対向方向に摺接される一対の対向肩部を有
    し、該一対の対向肩部の間に収納用凹所が形成
    されて、該収納用凹所にクリツク用板バネと係
    合する突子が形成されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のスライ
    ド形可変抵抗器。
JP11639784U 1984-07-31 1984-07-31 スライド形可変抵抗器 Granted JPS6133403U (ja)

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JP11639784U JPS6133403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 スライド形可変抵抗器

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JP11639784U JPS6133403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 スライド形可変抵抗器

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JPS6133403U JPS6133403U (ja) 1986-02-28
JPH034004Y2 true JPH034004Y2 (ja) 1991-02-01

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ID=30675342

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JP11639784U Granted JPS6133403U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 スライド形可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887303U (ja) * 1981-12-10 1983-06-14 アルプス電気株式会社 多連型スライド式可変抵抗器

Also Published As

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JPS6133403U (ja) 1986-02-28

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