JPH0339877Y2 - - Google Patents

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JPH0339877Y2
JPH0339877Y2 JP19790186U JP19790186U JPH0339877Y2 JP H0339877 Y2 JPH0339877 Y2 JP H0339877Y2 JP 19790186 U JP19790186 U JP 19790186U JP 19790186 U JP19790186 U JP 19790186U JP H0339877 Y2 JPH0339877 Y2 JP H0339877Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は押圧操作によりオン・オフの切換を行
なうプツシユタイプの小型スイツチに関し、特に
設置スペースを極めて小さくし、かつ確実なるス
イツチ動作を得られる小型スイツチに関するもの
である。
〔従来の技術〕
OA機器のキーボード用の電気接点や小型液晶
テレビジヨン受像機の画面開閉蓋のの操作でオ
ン・オフされる電源スイツチ、さらにカードラジ
オのイヤホーン接続分離操作でオン・オフされる
電源スイツチ等として、従来は小型のマイクロス
イツチが用いられている。
第3図に基本スイツチの動作原理を示すよう
に、従来のマイクロスイツチ10は、引張部材2
0の一端を固定台30に固定し他端を遊端として
その先端に可動接点40を設け、引張部材20の
先端部近くに一端を固定された圧縮部材50の他
端が受金60で圧縮状態に係止されている。さら
に、引張部材20に直交する方向から加わる外力
70に応じた引張部材20と圧縮部材50による
スナツプアクシヨンで、可動接点40を2個の固
定接点80,90のいずれか一方に当接させるよ
うに構成されている。
かかる従来のマイクロスイツチ10は、スナツ
プアクシヨンにより接点の切換えがなされる為
に、電気回路の遮断および導通が確実になされ、
各種の電子機器に汎用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のマイクロスイツチ10に
あつては、小型のものも提供されているが、接点
の切換えをスナツプアクシヨンで行う為に、引張
部材20等の板ばねによる外力70の押圧方向に
対する横方向の長さlが可動接点40のストロー
クに大きく影響する。
そこで、外力70に対する横方向の長さlを短
くすべく、引張部材20等を短縮すると、可動接
点40のスナツプアクシヨンによる動作および固
定接点80,90への当接が確実になし得ず、電
気回路の遮断および導通の信頼性が低下してしま
う。
したがつて、引張部材20等の長さをあまり短
縮することはできず、それだけ押圧方向と直交す
る面に対してマイクロスイツチ10の設置スペー
スを多く必要とする。この結果、機器の小型化を
阻害する要因となり、また充分に高い実装密度で
スイツチを配置できないという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は上記した問題点に鑑みなされた
もので、押圧方向と直交する面に対して設置スペ
ースを極小にでき、しかも接点の切換えが安定し
てなされる小型スイツチを提供することにある。
本考案の手段は導電性のチユーブ体と、該チユ
ーブ体の内面に張設し、その一部に内方に偏倚し
た弾性部を有する筒状の導電性のバネ体と、該バ
ネ体の一端を係止し前記チユーブ体の内部に取付
けた絶縁性の押え部材と、前記チユーブ体内に平
面部を有し前記押え部材に包持される導電性の端
子部材と、前記チユーブ体の内部に設けられ前記
端子部材の平面部と対向し前記導電性のバネ体の
偏倚面に弾性的に摺接保持された該対向方向に可
動可能な導電性の接触子と、前記端子部材と導電
性の接触子間に張設した導電性のコイルバネと、
該導電性の接触子と嵌合し前記チユーブ体から突
出する突出部を有する絶縁性のボタンとを備え、
前記ボタンの突出部を押圧操作することにより前
記チユーブ体、導電性バネ体、導電性接触子、コ
イルバネ、端子部材の通電経路を導通、遮断制御
するようにしたものである。
〔作用〕
上記手段において、ボタン1を押圧していない
状態では導電性コイルバネ5の付勢によつて導電
性接触子2はチユーブ体3のボタン側方向に位置
し、導電性バネ体4と前記接触子2とは電気的に
導通されている。従つて端子部材6、コイルバネ
5、接触子2、バネ体4、チユーブ体3の通電経
路が形成され、オン状態となる。
一方ボタン1を押圧すると、接触子2はバネ5
に抗して端子部材6側に摺動する。この摺動によ
り接触子2とバネ体4との電気的接触が解除さ
れ、前記通電経路が遮断される。よつてスイツチ
はオフ状態となる。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図実施例は押圧時にオフとなるオフスイツ
チであり、例えば全長5mm程度、径で4φmm程度
の極小スイツチである。外筒である導電性のチユ
ーブ体3の図中左端を中心に貫通を残して絞りを
形成してある。また右端は長い端子板8を切り残
し、他は折り曲げて部分的にカシメを旋し、そこ
で内蔵した部材の飛び出しを阻止している。この
チユーブ体3内には第1図に示す如く、導電性材
(例えばリン青銅)から成るツヅミ型のバネ体
(板バネ)4がチユーブ体3の内方に偏倚した弾
性部4aの弾性力によつてチユーブ体3内面に弾
接保持されている。このバネ体4は第2図に示す
如く薄い板状材41にスリツト窓4aを複数個所
形成し、それによつて切り残された4ケ所のつな
ぎ部を、この板材を所定形状に丸めた後に内方向
に偏倚させてツツミ型を形成したものである。こ
のツツミ型バネの内方突出面に摺接し、可動する
絶縁性のボタン1が、その小径部1aのみを前記
チユーブ体3の通孔から外部に露出し、チユーブ
体3に形成した絞り部3aにより抜け止めされて
いる。ボタン1は露出する小径部1aと一体に内
部に位置する大径部1bを有し、絶縁樹脂などで
形成されており、その大径部1bの右端面は大き
く座ぐられて金属から構成された導電性の接触子
2が圧入その他の手段でその一部が嵌合固定され
ている。従つてボタン1の大径部1bと接触子2
の各々の外周面は面一でかつ絶縁部材から導電部
材に代わる面を有している。更に、接触子2の右
端に座ぐり部2aが形成され、導電性のコイルバ
ネ5の基部が嵌合保持されており、このバネ5の
右端は、鍔状の平面部6aを有し、その中心から
接続端子6bを突出する導電性の端子部材6に弾
圧している。この端子部材6は、その中心突出部
が外部に貫通突出して、絶縁部材より成る押え部
材7に包持されており、この押え部材7の周端は
ツヅミ型バネ体4の右端を係止してガタ付を阻止
し、かつ右端はチユーブ体3のカシメ部3bによ
り抜け出し阻止の固定がなされている。
かかる構成において、ボタン1の小径部1aを
押圧していない状態ではバネ5により接触子2及
びボタン1はチユーブ体3の端子6と反対側の面
に付勢されている。このときバネ体4の弾性部4
aは接触子2と接触しており、よつて端子部材
6、コイルバネ5、接触子2、バネ体4、チユー
ブ体3の通電経路が形成され、端子部材6の接続
端子6bと、チユーブ体3の端子板8とは導通さ
れ、スイツチはオン状態となる。
一方、ボタン1の小径部1aを押圧操作する
と、接触子2はコイルバネ5に抗して端子部材6
側に摺動する。この摺動によつてボタン1の大径
部1bがバネ体4の弾性部4aと接触し、接触子
2とバネ体4との電気的接触は解除される。
従つて、上記直電経路は遮断され、接続端子6
bと端子板8とは絶縁されスイツチはオフ状態と
なる。
上記スイツチのオン・オフ動作はボタン1と接
触子2の摺動によつて行われる。このときバネ体
4とボタン1、接触子2とは摺接するために、バ
ネ体4の接面は常に洗浄化される。従つて表面に
酸化被膜等が形成されて生じる導通不良や不完全
導通(抵抗値が上昇する)を防止できる。
またボタン1又は接触子2はバネ体4によつて
常に保持されているので、ボタン1の小径部1a
に外力が加わつてもガタつかず確実な動作が保障
される。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、電気的導通と遮
断を行なうバネ体と接触子の接触面が摺接するの
で、接触面を常に洗浄化でき、確実にオン・オフ
動作を行なうことができる。
またボタン1の押圧操作時にガタ付きを生じる
ことがなく、オン・オフの切換動作を円滑に行な
うことができる。従つて高精度で且つ小型のマイ
クロスイツチを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る小型スイツチの実施例を
示す側断面図、第2図は第1図におけるバネ体の
正面図及び側面図、第3図は従来の小型スイツチ
の動作を説明するための原理図である。 1……ボタン、1a……小径部、1b……大径
部、2……接触子、2a……座ぐり部、3……チ
ユーブ体、4……バネ体、4a……スリツト窓、
5……コイルバネ、6……端子部材、6a……平
面部、6b……接続端子、7……押え部材、8…
…端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性のチユーブ体と、該チユーブ体の内面に
    張設し、その一部に内方に偏倚した弾性部を有す
    る筒状の導電性のバネ体と、該バネ体の一端を係
    止し前記チユーブ体の内部に取付けた絶縁性の押
    え部材と、前記チユーブ体内に平面部を有し前記
    押え部材に包持される導電性の端子部材と、前記
    チユーブ体の内部に設けられ前記端子部材の平面
    部と対向し前記導電性のバネ体の偏倚面に弾性的
    に摺接保持された該対向方向に可動可能な導電性
    の接触子と、前記端子部材と接触子間に張設した
    導電性のコイルバネと、該接触子と嵌合し前記チ
    ユーブ体から突出する突出部を有する絶縁性のボ
    タンとを備え、前記ボタンの突出部を押圧操作す
    ることにより前記チユーブ体、バネ体、接触子、
    コイルバネ、端子部材の通電経路を遮断制御する
    ようにしたことを特徴とする小型スイツチ。
JP19790186U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0339877Y2 (ja)

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JP19790186U JPH0339877Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JPS63102128U JPS63102128U (ja) 1988-07-02
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JP3509038B2 (ja) * 1994-12-01 2004-03-22 ホシデン株式会社 スライドピン接点

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