JPH0339844Y2 - - Google Patents

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JPH0339844Y2
JPH0339844Y2 JP8220987U JP8220987U JPH0339844Y2 JP H0339844 Y2 JPH0339844 Y2 JP H0339844Y2 JP 8220987 U JP8220987 U JP 8220987U JP 8220987 U JP8220987 U JP 8220987U JP H0339844 Y2 JPH0339844 Y2 JP H0339844Y2
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JP
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light
fluorescent
liquid
box
lamp
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JP8220987U
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JPS63192602U (ja
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、光を用いた装飾、デイスプレー装置
に係り、特にそのなかでも対向する鏡面による無
限反射現象を利用した装置に係るものであり、室
内の置物や、シヨーウインドウのデイスプレー等
に用いることのできる発光デイスプレー装置を提
供するものである。
b 従来技術とその問題点 従来より、一対の鏡面による無限反射を利用し
た発光デイスプレー装置として、実開昭58−2902
号公報や、特開昭54−131899号公報のものが知ら
れていた。これらは、一方の鏡をハーフミラーと
して、このハーフミラーを通して光像の無限反射
像を観察するようにしたものであつて、光像の元
となるパターンをハーフミラーとミラー(鏡)と
の間に置かれたランプやネオン管により構成した
ものであつた。
しかしながら、これら従来装置は、光像のパタ
ーンを容易に変化させることができず、デイスプ
レーとして動きのとぼしいものであるという欠点
を持つていた。
すなわち、従来のものではパターンは個々に点
灯される多数のランプにより描かれるため、パタ
ーンの変化には、複雑な支持、移動、給電、及び
制御装置が必要であり、高価なものとなつてい
た。
c 考案の目的 本考案は、簡単で安価な手段により多数の光源
を光らせるとともに、これらの光源を自由に移動
させ、動きのあるパターンを持つた発光デイスプ
レー装置を提供することを目的とする。
d 考案の構成 本考案者は、従来装置の欠点の原因につき検討
を行なつたが、その結果、パターンを容易に動か
し得ない原因は、発光体をランプ等のそれ自身積
極的に発光するもので構成しようとしたために、
ランプ等を移動させようとすると給電用のコード
をひきずることとなり、これが運動をさまたげる
点にあることを見出した。
そこで、本考案者は、コードを排するため発光
体を受動的に発光するものとするとともに無限反
射をさまたげる支持装置を排するため、これを透
明な液体中に浮遊させ、自然対流等により運動さ
せることを思い付いた。
この考えにより、本考案者は、まず光の反射を
利用するため水中に金属箔片を浮遊させ、これを
ランプにより照射したものをハーフミラーとミラ
ーとの間に置いてみたが、残念ながら、このもの
ではランプからの光がハーフミラーとミラーとの
間で反射されるために背景が全体的に明るくなつ
てしまい満足な無限反射は起らなかつた。
このため、ランプから直接照射された光による
背景の明るさをいかにして制限するかが次の技術
的課題となつたが、これは容易に解決し得なかつ
た。
しかし、本考案者はさらに検討を続けた結果、
ランプから供給される光を可視光ではなく不可視
な紫外線となし、該紫外線が発光体の所で可視光
に変換されるようにすることによりこの課題を解
決し得ることを見出した。そして紫外線灯と螢光
小片との組合せを採用することにより本考案をな
すに至つたものである。
以下、図面を参照しつつ実施例により本考案の
構成について述べる。
箱体10は、水槽状のものであつて、その少な
くとも一面はハーフミラー1となつており、ここ
を観察面7として無限反射像が観察できるように
なつている。箱体10の少なくともハーフミラー
に対向する面は反射面2となつていて、ハーフミ
ラー1と反射面2との間で無限反射を生じるよう
になつている。反射面2はミラーとするが、ハー
フミラーとしてこの面をも観察面とすることもで
きる。他の面については特に制限はないが、これ
らをミラーまたはハーフミラーとすれば側面にも
反射が広がり一種の万華鏡的効果が得られる。特
に全側面をすべてハーフミラーとした場合には、
全側面が観察面となり、どの側面からも無限反射
像が観察できるとともに万華鏡的に側方に広がる
反射像も観察できるようになる。
箱体10内には非螢光性の透明な液体4を入れ
る。この液体は必要に応じ適当なものを選べば良
いが、水を採用するのが一番容易である。また水
に適宜塩類を溶解し、螢光小片5がうまく浮遊す
るよう比重調整を行なうことができる。通常水槽
に水を入れておくとバクテリアや藻類が発生し、
にごりや壁面の汚れを生じ、特に照明を行なつた
場合それがいちじるしくなるが、本考案の場合箱
体10内は紫外線が照射されるのでこのような不
都合は生じないという利点がある。
液体4内には螢光小片5が浮遊している。螢光
小片5は、木、プラステイツク、金属等の単体あ
るいはその組合せで作られ、全体として液体4の
比重に近くなるように作られている。ただし箔片
のように粘性抵抗の大きな形状のものは、その比
重はかならずしも液体4のそれに近くなくても少
しの液流で充分液体中に浮遊することができる。
螢光小片5には螢光体が混入あるいは塗布され、
紫外線の照射により可視光線を発光するようにな
つている。螢光体としては、例えば硫化亜鉛、硫
化カドミウム等の公知螢光物質を含むものを用い
ることができ、素娯が透光性プラステイツクの場
合は、これを混入し、木、金属等の不透明材料の
場合はこれを耐水あるいは耐油性の塗料として表
面に塗付する。
螢光小片5の形状は、粒状、ヒモ状、箔状等の
形をとることができるが、例えば青や赤に発光す
る螢光塗料を塗布した魚状に形成し、水槽を模し
た箱体内に多数浮遊させ、スクリユー等の補助的
液流発生手段で一方向に回遊するような液流を発
生させるとコバルトスズメやネオンテトラが回遊
するようなダイナミツクなデイスプレーを作るこ
とができる。
また、螢光小片5に螢光塗料を塗布する場合、
部分的に色を変えたり、一部分には塗布せず発光
しなくしたりすると、螢光小片5の運動に伴ない
色が変つたり点滅したりする効果が得られる。特
に螢光小片5が箔片の場合、箔の表と裏で色を変
えたり、一面のみ螢光塗料を塗付し、他面は黒く
したりすると効果が大きい。
紫外線灯3は、放電管の形状をしており管体が
透明なものと濃紫色の紫外線透過フイルターにな
つたものとがある。前者は若干の紫色の可視光線
を発生するが、背景を照らす力は弱く実用上さし
つかえない。紫外線灯3は原則として箱内に面し
てどこに設けても良く、耐水性の構造のものであ
れば液体4中に設けることも可能であるが、観察
面7から見えないようにするのが好ましい。そこ
で一番簡単な実施例では箱体10の上部に熱帯魚
用螢光灯ホルダーを利用して紫外線灯3を取付け
る。図の実施例では、逆に底面に紫外線灯3を設
けている。このようにすると熱による液体4の自
然対流が得られる。底面は、この場合透明板を用
いるが、濃紫色の紫外線透過フイルターとした
り、ハーフミラーとしたりすると視界から完全に
紫外線灯をかくすことができる。
箱体10は、図では直方体となつているが、こ
のほかにも多角柱状にしたり薄いパネル状にした
りする変形が可能である。
箱体10内には、液流を起すための補助的手段
を適宜設ける。これらは、スクリユー、熱対流用
ヒータ、エアポンプ等である。特に、魚状の螢光
小片5を採用する時、熱帯魚水槽用のエアポンプ
等を用いて水流を起すと面白い効果が得られる。
e 考案の効果 上記のように、本考案は簡単な構成により無限
反射を用いるデイスプレー装置にパターンの運動
を実現させ、動きのあるウインドウデイスプレー
や、熱帯魚水槽風の置物、壁面装飾品を提供する
ことができるというすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の斜視断面図であ
る。 図において、1:ハーフミラー、2:反射面、
3:紫外線灯、4:液体、5:螢光小片、7:観
察面、10:箱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 観察面7をハーフミラー1となし、少なくとも
    観察面7に対向する面を反射面2となした箱体1
    0内に非螢光性の透明な液体4を満たすととも
    に、該液体4中に螢光小片5を浮遊せしめ、さら
    に該箱体10には箱体内に紫外線を照射する紫外
    線灯3を設けて成る発光デイスプレー装置。
JP8220987U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0339844Y2 (ja)

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JP8220987U JPH0339844Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JPS63192602U JPS63192602U (ja) 1988-12-12
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JP2767385B2 (ja) * 1994-09-28 1998-06-18 サンポット株式会社 暖房器
JP3656715B2 (ja) * 1999-07-23 2005-06-08 松下電工株式会社 光源装置

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JPS63192602U (ja) 1988-12-12

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