JPH0338696B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0338696B2 JPH0338696B2 JP56205464A JP20546481A JPH0338696B2 JP H0338696 B2 JPH0338696 B2 JP H0338696B2 JP 56205464 A JP56205464 A JP 56205464A JP 20546481 A JP20546481 A JP 20546481A JP H0338696 B2 JPH0338696 B2 JP H0338696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- electrode
- electrodes
- deflection
- vertical deflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 76
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 7
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 5
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010406 cathode material Substances 0.000 description 1
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007772 electrode material Substances 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
- H01J31/126—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using line sources
Landscapes
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は平板型画像表示装置に関するものであ
り、その目的は、電子ビーム垂直偏向電極と電子
ビーム水平偏向電極との間に、電子ビームの偏向
を補助する電極を挿入することにより偏向電圧を
極めて低くし消費電力を低減することである。
り、その目的は、電子ビーム垂直偏向電極と電子
ビーム水平偏向電極との間に、電子ビームの偏向
を補助する電極を挿入することにより偏向電圧を
極めて低くし消費電力を低減することである。
本発明は、平板型画像表示装置の電極構成に関
するものである。まず、本発明者らがすでに特願
昭53−106788号で提案した画像表示装置における
電極構成を第1図に示し、これについて説明す
る。
するものである。まず、本発明者らがすでに特願
昭53−106788号で提案した画像表示装置における
電極構成を第1図に示し、これについて説明す
る。
この図は平板状画像表示装置の基本的構成の部
分的分解斜視図である。10は線状熱陰極であつ
て10〜20μφのタングステン線に酸化物陰極材料
が塗着されている。11はコの字形又はU字形の
隔壁電極であつて、各線状熱陰極前方側を除く周
囲を覆うように配置されており、電子ビームを取
り出すための電極12と対向し、前記電極12に
設けられた貫通孔12aに高密度の電子ビームが
流入するように構成されている。電子ビームを取
り出すための電極12に穿設される一連の貫通孔
12aは各線状熱陰極に対向して平行に穿設され
ている。
分的分解斜視図である。10は線状熱陰極であつ
て10〜20μφのタングステン線に酸化物陰極材料
が塗着されている。11はコの字形又はU字形の
隔壁電極であつて、各線状熱陰極前方側を除く周
囲を覆うように配置されており、電子ビームを取
り出すための電極12と対向し、前記電極12に
設けられた貫通孔12aに高密度の電子ビームが
流入するように構成されている。電子ビームを取
り出すための電極12に穿設される一連の貫通孔
12aは各線状熱陰極に対向して平行に穿設され
ている。
13は複数本の短冊状の電極であつて、電気電
極12に穿されている貫通孔12aと同軸に貫通
孔13aが穿設されている。電極14は電子ビー
ムを整形するための電極であつて前記電極12お
よび13に穿設された貫通孔12aおよび13a
と同軸に貫通孔14aが穿設されている。電極1
5は15′と一対をなして垂直偏向のための電極
を構成している。同様に16および16′は水平
方向の偏向のための電極である。電極17は格子
状の電極であつて電子ビームを加速するための電
極18に印加する高電圧の影響が偏向するための
電極16,16′に悪影響を及ぼさないための電
界しやへい用の電極である。20は透明なガラス
基板であつて、表面に電子ビームの衝突によつて
発光する螢光体層19が塗着されており、その表
面にアルミ薄膜18が蒸着されており、加速電極
と同時に表示面を構成している。
極12に穿されている貫通孔12aと同軸に貫通
孔13aが穿設されている。電極14は電子ビー
ムを整形するための電極であつて前記電極12お
よび13に穿設された貫通孔12aおよび13a
と同軸に貫通孔14aが穿設されている。電極1
5は15′と一対をなして垂直偏向のための電極
を構成している。同様に16および16′は水平
方向の偏向のための電極である。電極17は格子
状の電極であつて電子ビームを加速するための電
極18に印加する高電圧の影響が偏向するための
電極16,16′に悪影響を及ぼさないための電
界しやへい用の電極である。20は透明なガラス
基板であつて、表面に電子ビームの衝突によつて
発光する螢光体層19が塗着されており、その表
面にアルミ薄膜18が蒸着されており、加速電極
と同時に表示面を構成している。
このような構成からなる画像表示装置は、線状
熱陰極10より放出され、貫通孔12aで取り出
された電子ビームが貫通孔13aで制御され、貫
通孔14aに成形され、そして垂直偏向電極1
5,15′および水平偏向電極16,16′で垂直
および水平に偏向された後、螢光体層19に衝突
して所望の画像を表示しようとするものである。
そしてテレビジヨン信号を表示画像とした時の駆
動方式は、順次映像信号を同時並列映像信号に変
換し、パネルに1ライン分を同時に印加するライ
ン・アト・ア・タイム方式を基本として用いてお
り、さらに1水平走査期間1Hをn個に分割して
電子ビームを偏向させ、かつ前記同時並列映像信
号を1水平走査期間内でn個毎に時系列に合成し
た後パネルに印加し、1垂直走査期間をm個の水
平走査期間に分割し、m水平走査期間毎に熱陰極
を選択すると同時に、m水平走産期間垂直偏向す
るものである。
熱陰極10より放出され、貫通孔12aで取り出
された電子ビームが貫通孔13aで制御され、貫
通孔14aに成形され、そして垂直偏向電極1
5,15′および水平偏向電極16,16′で垂直
および水平に偏向された後、螢光体層19に衝突
して所望の画像を表示しようとするものである。
そしてテレビジヨン信号を表示画像とした時の駆
動方式は、順次映像信号を同時並列映像信号に変
換し、パネルに1ライン分を同時に印加するライ
ン・アト・ア・タイム方式を基本として用いてお
り、さらに1水平走査期間1Hをn個に分割して
電子ビームを偏向させ、かつ前記同時並列映像信
号を1水平走査期間内でn個毎に時系列に合成し
た後パネルに印加し、1垂直走査期間をm個の水
平走査期間に分割し、m水平走査期間毎に熱陰極
を選択すると同時に、m水平走産期間垂直偏向す
るものである。
このような画像表示装置においては、各画素に
対応して各電極を設ける従来のものとは、異なり
偏向を利用して複数画素を一群(1ブロツク)と
して、その各群に対応したマトリツクス型電極構
成をしているため、短冊状の電極のピツチをそれ
ほど小さくする必要がなく製造が容易となる利点
がある。
対応して各電極を設ける従来のものとは、異なり
偏向を利用して複数画素を一群(1ブロツク)と
して、その各群に対応したマトリツクス型電極構
成をしているため、短冊状の電極のピツチをそれ
ほど小さくする必要がなく製造が容易となる利点
がある。
しかし、前記従来の画像表示装置の電極構成に
おいては、短かい距離で十分な偏向をえるために
電子ビーム垂直偏向電圧15が100〜300V(P−
P)程度になり、極めて電圧が高く、電極間の静
電容量、偏向電圧の周波数およびそれに伴う偏向
電圧波形を考慮すると極めて大きな消費電力が必
要となる問題点がある。
おいては、短かい距離で十分な偏向をえるために
電子ビーム垂直偏向電圧15が100〜300V(P−
P)程度になり、極めて電圧が高く、電極間の静
電容量、偏向電圧の周波数およびそれに伴う偏向
電圧波形を考慮すると極めて大きな消費電力が必
要となる問題点がある。
本発明は、前記従来の問題点を電子ビーム垂直
偏向電極と電子ビーム水平偏向電極との間に、電
子ビームの偏向を補助する電極を挿入し、この補
助電極の電子ビームが通過する〓間を垂直偏向電
極の電子ビームが通過する〓間よりも大きくし、
さらに補助電極に印加する電圧を垂直偏向電極へ
の平均印加電圧とほぼ同じにするか、あるいはこ
れよりも低くすることにより解決しようとするも
のである。
偏向電極と電子ビーム水平偏向電極との間に、電
子ビームの偏向を補助する電極を挿入し、この補
助電極の電子ビームが通過する〓間を垂直偏向電
極の電子ビームが通過する〓間よりも大きくし、
さらに補助電極に印加する電圧を垂直偏向電極へ
の平均印加電圧とほぼ同じにするか、あるいはこ
れよりも低くすることにより解決しようとするも
のである。
本発明の実施例における平板型画像表示装置の
電極構成を第2図に示し、その図を用いて同装置
の構成、動作を説明する。なお、第2図において
従来例を示す第1図と同一箇所には同一番号を付
している。同図において電子ビームの偏向を補助
する電極21を電子ビーム垂直偏向電極15,1
5′と電子ビーム水平偏向電極16,16′との間
に挿入している所が従来の電極構成と異る所であ
る。その動作は隔壁電極11(図示せず)と電子
ビームを取り出すための電極12との間に配置さ
れた線状陰極10を一時的に前記電極12に対し
負電位にすることにより、線状の電子ビームを取
り出すことが出来る。この線状の電子ビームは前
記電極12に設けられた貫通孔12aにそれぞれ
分れて流入する。さらに電極12の前記貫通孔1
2aと同軸に短冊状電極13に貫通孔13aが穿
設されており、この複数本の短冊状電極13に、
画像信号電圧を印加することにより前記貫通孔1
3aに流入する電子ビーム量或は流入する期間を
制御することが出来る。前記貫通孔13aを通過
した電子ビームは電極14にて成形され、電子ビ
ーム垂直偏向電極15,15′にて偏向を受ける。
ことで電子ビームの偏向を補助する電極21に関
し、第3図にてその動作を説明する。
電極構成を第2図に示し、その図を用いて同装置
の構成、動作を説明する。なお、第2図において
従来例を示す第1図と同一箇所には同一番号を付
している。同図において電子ビームの偏向を補助
する電極21を電子ビーム垂直偏向電極15,1
5′と電子ビーム水平偏向電極16,16′との間
に挿入している所が従来の電極構成と異る所であ
る。その動作は隔壁電極11(図示せず)と電子
ビームを取り出すための電極12との間に配置さ
れた線状陰極10を一時的に前記電極12に対し
負電位にすることにより、線状の電子ビームを取
り出すことが出来る。この線状の電子ビームは前
記電極12に設けられた貫通孔12aにそれぞれ
分れて流入する。さらに電極12の前記貫通孔1
2aと同軸に短冊状電極13に貫通孔13aが穿
設されており、この複数本の短冊状電極13に、
画像信号電圧を印加することにより前記貫通孔1
3aに流入する電子ビーム量或は流入する期間を
制御することが出来る。前記貫通孔13aを通過
した電子ビームは電極14にて成形され、電子ビ
ーム垂直偏向電極15,15′にて偏向を受ける。
ことで電子ビームの偏向を補助する電極21に関
し、第3図にてその動作を説明する。
第3図は第2図のX−X断面図を示しており、
同図において前記電極21に電子ビーム水平偏向
電極16,16′に印加される平均電圧とほヾ同
程度か、より低い直流電圧を印加することにより
前記両電極及び電子ビーム垂直偏向電極15,1
5′によつて形成される電界にて、偏向されてき
た電子ビームはより一層偏向が加わる様になる、
矢印付実線がその場合の電子ビームの軌道を示
す。矢印付点線は前記電極21がない場合の電子
ビームの軌道である。電子ビーム水平偏向電極1
6,16′を通過した電子ビームは水平偏向電圧
に対応して偏向を受け電界しやへい用電極17
(特に無くてもよい)を通過し透明なガラス基板
20の表面上に塗着された螢光体層19、さらに
その表面にあるアルミ薄膜18に射突し発光する
ことになる。また、本発明では、第4図aに示す
ように補助電極21の間隔22aを垂直偏向電極
15,15′の間隔よりも広く設けているので、
電子ビームをより大きく偏向することが出来る。
これは同図bに示すような補助電極21の間隔2
2bと垂直偏向電極15,15′の間隔とを同じ
にした場合に比べて、同図aに示す本発明の場合
は電極間に発生する電界のしみ込み23がより深
くなり、電子ビームをより大きく曲げることがで
きるためである。
同図において前記電極21に電子ビーム水平偏向
電極16,16′に印加される平均電圧とほヾ同
程度か、より低い直流電圧を印加することにより
前記両電極及び電子ビーム垂直偏向電極15,1
5′によつて形成される電界にて、偏向されてき
た電子ビームはより一層偏向が加わる様になる、
矢印付実線がその場合の電子ビームの軌道を示
す。矢印付点線は前記電極21がない場合の電子
ビームの軌道である。電子ビーム水平偏向電極1
6,16′を通過した電子ビームは水平偏向電圧
に対応して偏向を受け電界しやへい用電極17
(特に無くてもよい)を通過し透明なガラス基板
20の表面上に塗着された螢光体層19、さらに
その表面にあるアルミ薄膜18に射突し発光する
ことになる。また、本発明では、第4図aに示す
ように補助電極21の間隔22aを垂直偏向電極
15,15′の間隔よりも広く設けているので、
電子ビームをより大きく偏向することが出来る。
これは同図bに示すような補助電極21の間隔2
2bと垂直偏向電極15,15′の間隔とを同じ
にした場合に比べて、同図aに示す本発明の場合
は電極間に発生する電界のしみ込み23がより深
くなり、電子ビームをより大きく曲げることがで
きるためである。
以上の如く電子ビームの偏向を補助する電極を
電子ビーム垂直偏向電極間に挿入することによ
り、偏向電圧を極めて低くすることが出来、消費
電力を小さくできる効果がある。
電子ビーム垂直偏向電極間に挿入することによ
り、偏向電圧を極めて低くすることが出来、消費
電力を小さくできる効果がある。
電子ビーム垂直又は水平偏向電極15,15′
または16,16′と電子ビームの偏向を補助す
る電極21との間に他の電極を挿入しても同様な
電界を形成することができ同一の効果が得られ
る。また、本実施例の構成では電子ビーム入射か
ら順に垂直偏向電極、補助電極、水平偏向電極と
しているが、これに限るわけではなく、電子ビー
ム入射側から順に水平偏向電極、補助電極、垂直
偏向電極とした構成であつてもよい。
または16,16′と電子ビームの偏向を補助す
る電極21との間に他の電極を挿入しても同様な
電界を形成することができ同一の効果が得られ
る。また、本実施例の構成では電子ビーム入射か
ら順に垂直偏向電極、補助電極、水平偏向電極と
しているが、これに限るわけではなく、電子ビー
ム入射側から順に水平偏向電極、補助電極、垂直
偏向電極とした構成であつてもよい。
本発明のさらに具体的な実施例についそ第2図
を用いて説明する。電子ビームの偏向を補助する
電極21を除けばほヾ従来例と同様な構成になる
平板型画像表示装置(但し、電界しやへい用電極
17をこゝでは用いていない。)について説明す
る。画面の大きさは対角線5インチ相当である。
線状陰極10は15本約5mmピツチに架張されてお
り、それに対応して電子ビームを取り出すための
電極12に設けられた貫通孔12aは約1mmピツ
チに100個程度の孔を並べて1列を形成しそれが
約5mmピツチに15列形成されている。画素信号を
印加する電極である短冊状電極13、電子ビーム
を形成するための電極14はそれぞれ0.2〜1.0mm
程度、フリツトガラスで形成される絶縁板を介し
て離間されて配置されており、前記電極12と共
に−30V〜+100V程度の電圧が印加される。
を用いて説明する。電子ビームの偏向を補助する
電極21を除けばほヾ従来例と同様な構成になる
平板型画像表示装置(但し、電界しやへい用電極
17をこゝでは用いていない。)について説明す
る。画面の大きさは対角線5インチ相当である。
線状陰極10は15本約5mmピツチに架張されてお
り、それに対応して電子ビームを取り出すための
電極12に設けられた貫通孔12aは約1mmピツ
チに100個程度の孔を並べて1列を形成しそれが
約5mmピツチに15列形成されている。画素信号を
印加する電極である短冊状電極13、電子ビーム
を形成するための電極14はそれぞれ0.2〜1.0mm
程度、フリツトガラスで形成される絶縁板を介し
て離間されて配置されており、前記電極12と共
に−30V〜+100V程度の電圧が印加される。
電子ビーム垂直偏向電極15,15′は、1mm
×3mm×110mm位の大きさのガラス板に電極とし
て例えばAuを1mm×105mm位の大きさに蒸着して
作られている。また、電子ビームの偏向を補助す
る電極21は、1mm×5mm×110mm位の大きさの
ガラス板に前記同様、4mm×105mm位の大きさで
Auを蒸着して作られている。さらに電子ビーム
水平偏向電極16,16′は、0.2mm×0.25mm×90
mmの棒状金属を2本を1対として1mmピツチで配
置されている。但し電極材料は全て42−6合金
(42%Ni、6%Cr、52%Fe)である。
×3mm×110mm位の大きさのガラス板に電極とし
て例えばAuを1mm×105mm位の大きさに蒸着して
作られている。また、電子ビームの偏向を補助す
る電極21は、1mm×5mm×110mm位の大きさの
ガラス板に前記同様、4mm×105mm位の大きさで
Auを蒸着して作られている。さらに電子ビーム
水平偏向電極16,16′は、0.2mm×0.25mm×90
mmの棒状金属を2本を1対として1mmピツチで配
置されている。但し電極材料は全て42−6合金
(42%Ni、6%Cr、52%Fe)である。
これらの電極14,15,15′,21,16,
16′も前記同様第3図に示すような配置で0.2〜
1mm程度の距離でそれぞれフリツトガラスで形成
される絶縁板(図示せず)を介して離間、接着さ
れている。電子ビーム垂直偏向電極15,15′
への平均印加電圧は−30V〜+150V位である。
電子ビームの偏向を補助する電極への平均印加電
圧は300〜500V位、また電子ビーム水平偏向電極
16,16′の平均印加電圧は300〜600V位であ
る。またアルミ蒸着膜には5KV〜8KV位の高圧
を印加する。この時の一動作例では、電子ビーム
垂直偏向電極15,15′に印加する偏向電圧は、
20〜50V(p−p)で十分に片側2.5mmの偏向距離
を得ることができた。すなわち、約5mmピツチに
線状陰極10、貫通孔12a,13a,14a,
電子ビーム垂直偏向電極15,15′、電子ビー
ム偏向を補助する電極21等が配列されているか
ら、片側2.5mmの偏向距離で十分均一な画像(画
面の間に横線が入ることがない画像)を得ること
ができる。
16′も前記同様第3図に示すような配置で0.2〜
1mm程度の距離でそれぞれフリツトガラスで形成
される絶縁板(図示せず)を介して離間、接着さ
れている。電子ビーム垂直偏向電極15,15′
への平均印加電圧は−30V〜+150V位である。
電子ビームの偏向を補助する電極への平均印加電
圧は300〜500V位、また電子ビーム水平偏向電極
16,16′の平均印加電圧は300〜600V位であ
る。またアルミ蒸着膜には5KV〜8KV位の高圧
を印加する。この時の一動作例では、電子ビーム
垂直偏向電極15,15′に印加する偏向電圧は、
20〜50V(p−p)で十分に片側2.5mmの偏向距離
を得ることができた。すなわち、約5mmピツチに
線状陰極10、貫通孔12a,13a,14a,
電子ビーム垂直偏向電極15,15′、電子ビー
ム偏向を補助する電極21等が配列されているか
ら、片側2.5mmの偏向距離で十分均一な画像(画
面の間に横線が入ることがない画像)を得ること
ができる。
以上説明したように、本発明の平板型画像表示
装置は電子ビームの偏向を補助する電極を電子ビ
ーム垂直及び水平偏向電極間に挿入し、この補助
電極の間隔を垂直偏向電極の電子ビーム間隔より
も大きくし、さらに垂直偏向電極への平均印加電
圧とほぼ同じか、あるいはこれよりも低い直流電
圧を補助電極に印加することにより極めて低い偏
向電圧にて電子ビームを偏向し均一な画像を得る
ことができ、消費電力を小さくすることができる
効果がある。
装置は電子ビームの偏向を補助する電極を電子ビ
ーム垂直及び水平偏向電極間に挿入し、この補助
電極の間隔を垂直偏向電極の電子ビーム間隔より
も大きくし、さらに垂直偏向電極への平均印加電
圧とほぼ同じか、あるいはこれよりも低い直流電
圧を補助電極に印加することにより極めて低い偏
向電圧にて電子ビームを偏向し均一な画像を得る
ことができ、消費電力を小さくすることができる
効果がある。
第1図は従来の画像表示装置の電極構成を示す
斜視図、第2図は本発明の一実施例における平板
型画像表示装置の電極構成を示す斜視図、第3図
は第2図のX−X断面図、第4図aは本発明の動
作説明図、第4図bは第4図aとの動作比較図で
ある。 10……線状陰極、12……電子ビームを取り
出すための電極、13……画素信号を印加する短
冊状電極、14……電子ビームを成形するための
電極、15,15′……電子ビーム垂直偏向電極、
16,16′……電子ビーム水平偏向電極、18
……アルミ薄膜、19……螢光体層、21……電
子ビームの偏向を補助する電極。
斜視図、第2図は本発明の一実施例における平板
型画像表示装置の電極構成を示す斜視図、第3図
は第2図のX−X断面図、第4図aは本発明の動
作説明図、第4図bは第4図aとの動作比較図で
ある。 10……線状陰極、12……電子ビームを取り
出すための電極、13……画素信号を印加する短
冊状電極、14……電子ビームを成形するための
電極、15,15′……電子ビーム垂直偏向電極、
16,16′……電子ビーム水平偏向電極、18
……アルミ薄膜、19……螢光体層、21……電
子ビームの偏向を補助する電極。
Claims (1)
- 1 複数本の線状陰極と、前記線状陰極と交差す
るごとく配置された複数本の電子ビーム制御電極
と、電子ビームを垂直方向に偏向する電子ビーム
垂直偏向電極と、電子ビームを水平方向に偏向す
る電子ビーム水平偏向電極と、電子ビームの射突
により発光する発光手段とを備え、前記電子ビー
ム垂直偏向電極と前記電子ビーム水平偏向電極と
の間に、電子ビームの偏向を補助する補助電極を
配置し、前記補助電極の電子ビームが通過するす
きまを、前記垂直偏向電極あるいは水平偏向電極
のうち前記補助電極の電子ビーム入射側に設けた
電極の電子ビームが通過するすきまよりも広く
し、かつ前記補助電極に印加する電圧を前記垂直
偏向電極に印加する偏向電圧の平均電圧とほぼ同
じかあるいはそれより低くすることを特徴とする
平板型画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546481A JPS58106741A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 平板型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20546481A JPS58106741A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 平板型画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106741A JPS58106741A (ja) | 1983-06-25 |
JPH0338696B2 true JPH0338696B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=16507298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20546481A Granted JPS58106741A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 平板型画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106741A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61264640A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像表示装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583133A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Indicating electron source |
JPS5659440A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Driving method of picture image display |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20546481A patent/JPS58106741A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583133A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Indicating electron source |
JPS5659440A (en) * | 1979-10-18 | 1981-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Driving method of picture image display |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106741A (ja) | 1983-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5832897B2 (ja) | 画像表示装置 | |
EP0054054A4 (en) | DISPLAY SYSTEM WITH FLAT PANEL. | |
JPS63155535A (ja) | 平板形陰極線管 | |
JPH0338696B2 (ja) | ||
JPH0448538A (ja) | 平面型表示装置 | |
JPS60131743A (ja) | 平板型画像表示装置 | |
JPS58126652A (ja) | 平板型画像表示装置 | |
JPH0161227B2 (ja) | ||
JP2556161B2 (ja) | 平面型表示装置 | |
NL8702829A (nl) | Weergeefinrichting. | |
JPH0326495B2 (ja) | ||
JPH0139188B2 (ja) | ||
JPH0139628B2 (ja) | ||
JPS59146142A (ja) | 平板型画像表示装置 | |
JPS61163538A (ja) | 画像表示装置 | |
JPS6372036A (ja) | 平板型画像表示管 | |
JPS63266740A (ja) | 平板形陰極線管 | |
JPH01241742A (ja) | 画像表示装置 | |
JPH0315142A (ja) | 平板形画像表示装置 | |
JPS59146136A (ja) | 平板型表示装置 | |
JPS60185342A (ja) | 平板型表示装置 | |
JPH0395839A (ja) | 陰極線画像表示装置 | |
JPH03196453A (ja) | 画像表示装置 | |
JPH01204336A (ja) | 平板形画像表示装置 | |
JPH02253545A (ja) | 電子源 |