JPH0338622Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0338622Y2
JPH0338622Y2 JP13186685U JP13186685U JPH0338622Y2 JP H0338622 Y2 JPH0338622 Y2 JP H0338622Y2 JP 13186685 U JP13186685 U JP 13186685U JP 13186685 U JP13186685 U JP 13186685U JP H0338622 Y2 JPH0338622 Y2 JP H0338622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
pin
groove
pins
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13186685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6240489U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13186685U priority Critical patent/JPH0338622Y2/ja
Publication of JPS6240489U publication Critical patent/JPS6240489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0338622Y2 publication Critical patent/JPH0338622Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、扉の左右両端に突設したピンを収納
室の左右両内側面に設けた略逆L字状の案内溝に
沿つて摺動させることにより開閉する扉の取付装
置に関する。
[考案の技術的背景] この種の扉の従来の取付構成は、第9図に示す
様に、案内溝1の前側にこの案内溝1を前方に開
放する挿入溝2を連続して形成し、扉3の左右両
端に突設したピン4をこの挿入溝2を通して案内
溝1内に嵌込み、そしてピン4の案内溝1からの
抜止めは、挿入溝2の下面に突設した突片5によ
り行なうという構成のものである。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記従来の取付構成では、突片
5部における挿入溝2の幅寸法はピン4の径寸法
より小さいため、ピン4を挿入する際に圧入気味
になつてピン4或は突片5が折損する虞がある。
又、扉3の開閉時にピン4が挿入溝2に引掛かる
様な状態になることがあつて開閉の円滑性に劣
り、更には扉3を閉じた状態でも挿入溝2が外部
から見えるため外観が悪いという問題がある。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、扉の取付時にピン等が折損する虞がな
く、又、扉の開閉を円滑に行なうことができると
共に、外観も良好な扉の取付装置を提供するにあ
る。
[考案の概要] 本考案は、扉の一端側のピンのうち開放状態で
後側となるピンを前側となるピンより径大に形成
する一方、前記両案内溝のうち前記扉の一端に対
応する一方の案内溝における横溝の奥面に、扉の
一端側のピンを挿入し且つ抜出す操作により両端
のピンを両側の横溝内に嵌込み可能にすべく、後
方のものが前方のものより径大な二個の挿入孔を
形成すると共に、前記一方の案内溝の内面のうち
後方の挿入孔より前方に、ピンの横溝への嵌込み
操作位置から通常の開閉摺動域に向けての前方へ
の移動に対しては後方の径大ピンの通過を許容し
後方への移動に対してはこれを阻止する弾性片を
突設する構成としたところに特徴を有する。
[考案の実施例] 以下本考案を冷蔵庫に適用した一実施例につき
第1図乃至第8図に基づいて説明する。
第2図において、11は冷蔵庫本体12内に形
成された冷凍室であり、この冷凍室11内の上部
には収納室としての急速冷凍室13が区画形成さ
れている。第3図において、14は急速冷凍室1
3の前面を開閉する扉で、この扉14の左右両端
には夫々二個のピン15,16及び17,18が
一体に突設されている。これらピン15乃至18
は同一径に形成されているが、左端後方のピン1
6については第4図に示す様に後向きに延びる突
片16aを突設し、これによりこのピン16の径
寸法が他のピン15,17,18よりも実質的に
径大となる様にしている。この様な扉14に対
し、19及び20は急速冷凍室13の左右両内側
面の前側上部に取付けられたガイドレール部材
で、このガイドレール部材19及び20には、急
速冷凍室13の前面に沿う様に形成した縦溝21
a及び22aと、この縦溝21a及び22aの上
端に連続して急速冷凍室14の上面に沿う様に形
成した横溝21b及び22bとから成る略逆L字
状の案内溝21及び22が設けられている。そし
て、この両案内溝21及び22のうち、扉14の
一端たる左端に対応する左側の案内溝21におけ
る奥面には、第1図に示す様に扉14の左側のピ
ン15及び16に対応する二個の挿入孔23及び
24が形成されている。この両挿入孔23及び2
4は、夫々が対応するピン15及び16に応じた
大きさに形成されており、具体的には径大なピン
16に対応する後方の挿入孔24を横長にして前
方の円形の挿入孔23よりも大きくしている。2
5は左側の案内溝21の横溝21b内に形成した
弾性片で、これは両挿入孔23及び24間に位置
し、横溝21bの上面から横溝21b内に下方に
突出している。この弾性片25の下面は前方に向
かつて下降する様に傾斜しており、又、この下面
の右半部は第5図に示す様に傾斜状の面取り25
aが施されている。26は弾性片25と対向する
様にして横溝21bの下面に突設した突起で、こ
れの上面は前方に向かつて上昇する様に傾斜して
おり、その頂部と弾性片25との間の隙間Aはピ
ン16の径寸法Bより小さく設定されている。
尚、扉14のうち突起26に対応する部分には第
7図に示す様に切欠27が形成されている。
次に上記構成において、扉14を急速冷凍室1
3の前部に取付ける手順につき説明する。先ず、
扉14を第6図に示す様に左側が上となる様に傾
けて急速冷凍室13内に差入れ、そして扉14の
左側部を案内溝21の横溝21内に嵌込む様にし
てピン15及び16を夫々挿入孔23及び24内
に挿入する。このとき、扉14の左側部が弾性片
25の面取り25aに沿つて摺動して、この弾性
片25を第7図に二点鎖線で示す位置から上方の
実線で示す位置に弾性変形させること及び扉14
には突起26に対する逃げ用の切欠27が形成さ
れていることにより扉14の横溝21bへの嵌込
みが可能となるものである。そして、この状態で
扉14の右側を上げて第6図に二点鎖線で示す様
に水平にし、そして扉14を右方に移動させる。
すると、第8図に示す様に扉14の右側のピン1
7及び18が右側の案内溝22の横溝22b内に
嵌込まれると同時に、左側のピン15及び16が
挿入孔23及び24から抜出て左側の案内溝21
の横溝21b内に嵌込まれる。この後、扉14を
前方に移動させると、後方のピン16が突起26
に乗上げ且つ弾性片25を上方に弾性変形させな
がらこれら弾性片25と突起26との間を通過し
てその前方に移行する。
この様にして取付けられた扉14は、前方に移
動されると、ピン15乃至18が案内溝21及び
22の横溝21b及び22bから縦溝21a及び
22aに移動し、これにより水平状態から垂直の
状態になつて急速冷凍室13の前面を閉鎖する。
又、この閉鎖状態から扉14を押上げつつ後方に
移動させると、ピン15乃至18が縦溝21a及
び22aから横溝21b及び22bに移動し、こ
れにより垂直状態から水平状態となつて急速冷凍
室13の前面を開放する。この様な扉14の通常
の開閉時において、案内溝21内におけるピン1
5及び16の摺動域C(第1図参照)から扉14
を取付けた時の第8図に示す嵌込み位置への移動
は、ピン16が弾性片25と突起26に当接する
ことによつて阻止されるので、ピン15及び16
が挿入孔23及び24に挿入されて扉14が不用
意に外れるという不具合は生じない。又、通常の
扉14開閉時において、ピン16が挿入孔23を
通過するが、ピン16は挿入孔23よりも大きい
から、この通過時にピン16が挿入孔23に引掛
かる様になる虞はなく、扉14の開閉を円滑に行
なうことができる。
尚、上記実施例では弾性片25と突起26との
双方によつてピン16が後方に移動することを防
止する様にしたが、この防止作用は弾性片25の
横溝21b内への突出量を大きくすることによつ
て該弾性片25だけでも行なうことができる。そ
の他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限
定されるものではなく、例えばピン16は円形で
あつてもピン15より径大であればよく、更には
冷蔵庫の扉に限らず一般の扉の取付装置に広く適
用して実施することができるものである。
[考案の効果] 以上説明した様に本考案の扉の取付装置によれ
ば、扉の一端に突設したピンを案内溝に形成した
挿入孔に挿入し且つ抜出す操作により、扉の両端
に突設したピンを収納室の左右両内側面に設けた
案内溝に嵌込むことができるので、圧入によつて
いた従来とは異なりピンが折損する虞がなく、
又、従来とは異なり案内溝の前部にこの案内溝を
前方に開放する挿入溝を形成する必要がないの
で、外観も良好であり、しかも通常の扉の開閉時
に後方のピンが前方のピン対応して形成された挿
入孔に遭遇してもこの挿入孔よりも後方のピンの
方が径大であるので、ピンが挿入孔に引掛かる虞
がなく扉の開閉を円滑に行なうことができるとい
う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示し、
第1図は要部の縦断側面図、第2図は冷蔵庫の部
分正面図、第3図は要部の分解斜視図、第4図は
扉の左側面図、第5図は第1図の−線に沿う
断面図、第6図は扉取付時の縦断正面図、第7図
は同主要部の縦断側面図、第8図はピンを案内溝
に嵌込んだ状態の横断面図であり、第9図は従来
の扉取付装置の一例を示す分解斜視図である。 図中、13は急速冷凍室(収納室)、14は扉、
15乃至18はピン、21,22は案内溝、21
a,22aは縦溝、21b,22bは横溝、2
3,24は挿入孔、25は弾性片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納室の左右両内側面に前面に沿う様に設けた
    縦溝及びこの縦溝に連続して上面に沿う様に設け
    た横溝から成る略逆L字状の案内溝と、左右両端
    部に前記案内溝に沿つて摺動するピンを夫々二個
    ずつ突設しこのピンが前記縦溝内に位置するとき
    垂直の閉鎖状態となり前記横溝内に位置するとき
    水平の開放状態となる扉とを備え、前記扉の一端
    側のピンのうち開放状態で後側となるピンを前側
    となるピンより径大に形成する一方、前記両案内
    溝のうち前記扉の一端に対応する一方の案内溝に
    おける横溝の奥面に、扉の一端側のピンを挿入し
    且つ抜出す操作により両端のピンを両側の横溝内
    に嵌込み可能にすべく、後方のものが前方のもの
    より径大な二個の挿入孔を形成すると共に、前記
    一方の案内溝の内面のうち後方の挿入孔より前方
    に、ピンの横溝への嵌込み操作位置から通常の開
    閉摺動域に向けての前方への移動に対しては後方
    の径大ピンの通過を許容し後方への移動に対して
    はこれを阻止する弾性片を突設して成る扉の取付
    装置。
JP13186685U 1985-08-28 1985-08-28 Expired JPH0338622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13186685U JPH0338622Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13186685U JPH0338622Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6240489U JPS6240489U (ja) 1987-03-11
JPH0338622Y2 true JPH0338622Y2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=31030715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13186685U Expired JPH0338622Y2 (ja) 1985-08-28 1985-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0338622Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0550609U (ja) * 1991-12-12 1993-07-02 ピン ヤン チュン クリスマス・ライトのライト・ステムの止め輪構造
JP6396015B2 (ja) * 2013-11-28 2018-09-26 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6240489U (ja) 1987-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03171031A (ja) スプリングヒンジ付き眼鏡
EP1886592A2 (en) Slide fastener slider
JPH0338622Y2 (ja)
KR960000906Y1 (ko) 슬라이드 파스너용 슬라이더
JPH0231819Y2 (ja)
JPH02120487A (ja) 扉の走行案内装置
KR100342881B1 (ko) 개폐형 문지방
JP2775234B2 (ja) ドアのフランス落し装置
JPS589148Y2 (ja) 空気調和機のグリル固定装置
JP2776970B2 (ja) 冷蔵庫
JPS6330947Y2 (ja)
JPH11280337A (ja) 引戸構造
JPS5938884Y2 (ja) スライドフアスナ−用自動停止装置付きスライダ−
KR900010190Y1 (ko) Vtr도아 개폐장치
JPH0650051A (ja) 可動間仕切り壁の召し合わせ部の構造
JPH08312258A (ja) サッシ
JPS6124406Y2 (ja)
JPH0247198Y2 (ja)
KR900001261B1 (ko) 테이프카세트
JP4056899B2 (ja) 液体容器の蓋フック構造
JPS637826Y2 (ja)
JPS6117165Y2 (ja)
JPH03110376A (ja) 冷蔵庫
KR100534440B1 (ko) 좌우 흔들림 방지를 위한 담배재 트레이 구조
KR900009902Y1 (ko) 스토퍼가 부설된 창문용 안내구