JPH0338380Y2 - - Google Patents

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JPH0338380Y2
JPH0338380Y2 JP1984149535U JP14953584U JPH0338380Y2 JP H0338380 Y2 JPH0338380 Y2 JP H0338380Y2 JP 1984149535 U JP1984149535 U JP 1984149535U JP 14953584 U JP14953584 U JP 14953584U JP H0338380 Y2 JPH0338380 Y2 JP H0338380Y2
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lock
metal fitting
receiving metal
lock receiving
lid
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JP1984149535U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は断熱箱等に使用される施錠装置に関す
るものである。
(従来技術) 従来、第2図に示すように、蓋体11の先端側
には錠21を備えた錠部20を、また断熱箱本体
10の前板12の上部には該錠21の挿入される
挿入孔22aを有する錠受け金具22をそれぞれ
設けた施錠装置において、該錠受け金具22を該
断熱箱本体10の前板12の上部化粧板13にね
じにて固定し、該挿入孔22aを該化粧板13の
上方に位置させた施錠装置が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記断熱箱の施錠装置では、該錠受け金具22
を該断熱箱本体10の前板12の上部化粧板13
に固定し、更に該挿入孔22aが該化粧板13の
上方に位置させていることから、該蓋体11によ
り該断熱箱本体10を閉鎖するとき、該錠21の
出し忘れにより該錠21が該錠受け金具22に衝
突し、該錠21及び該錠受け金具22が変形した
り、或いは、該錠21と該錠受け金具22との間
に操作者が手を挟んだとき大きな事故につながる
おそれがあつた。また、該断熱箱本体10に収納
された商品の出入れをするとき、該商品が該錠受
け金具22に衝突し該商品に損傷を加えるという
問題点を有していた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、蓋体には錠
を箱本体の一側板には錠受け金具をそれぞれ設け
た施錠装置において、該蓋体により該箱本体を閉
鎖するとき、該錠の出し忘れにより該錠が該錠受
け金具に衝突したとしても、該錠及び錠受け金具
は変形することがなく、また、該錠と該錠受け金
具との間に操作者が手を挟んだときも大きな事故
につながることがなく、更に、該箱本体に収納さ
れた商品等の出入れが簡単で、かつ、該商品等に
損傷を加えることがない施錠装置を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の目的を達成するため、蓋体11
には錠21を箱本体10の一側板12には錠受け
金具31をそれぞれ設けた施錠装置において、前
記錠受け金具31をスプリング32により前記蓋
体11側に突出するとともに、前記一側板12内
に該錠受け金具31の収納部40を形成したこと
を特徴とする。
(作用) 本考案によれば、蓋体により箱本体を閉鎖する
とき、錠の出し忘れにより錠が錠受け金具に衝突
したとしても、該錠受け金具はスプリングにより
蓋体側に付勢されているから、該衝突により該錠
受け金具は箱本体の一側板内に徐々に移動し、該
衝撃が緩衝されるので、該錠及び該錠受け金具が
変形することはない。また、該錠と該錠受け金具
との間に操作者が手を挟んだときも大きな事故に
つながることがない。更に、該錠受け金具は該一
側板内の収納部に収納されることから、該箱本体
に収納された商品の出入れのとき、該商品を該錠
受け金具に引掛けるおそれがない。
(実施例) 第1図a,b、第3図a,b及び第4図は本考
案の一実施例を示すもので、従来例と同一構成部
分は同一符号を持つて表す。即ち、11aは断熱
箱本体10の蓋体11の先端部、12は該断熱箱
本体10の前板で、上端を前部12aを高く、後
部12bを低く形成し、かつ、前板12の長手方
向中央の該前部12aと後部12bとの間には後
述する錠受け金具31を収納する断面U字状の溝
12cを形成している。15は該先端部11aの
上下に貫通して設けられた貫通孔である。
20は錠部で、板状の錠21と該錠21を収納
する収納箱23とピン24とからなり、該収納箱
23は前記前板12寄りを開口(開口部23a)
するとともに、前記貫通孔15と連通して、前記
蓋体11の下面に取付けている。また、該ピン2
4は該貫通孔15に配設され、該錠21に連動
し、該ピン24を合鍵25により回転させるとき
は、該錠21が該収納箱23の開口部23aを介
して断熱箱本体10の前後方向に移動するように
なつている。
30は前記断熱箱本体10の前板12の上部に
い設けられた錠受け部で、錠受け金具31とコイ
ルスプリング32と該コイルスプリング32の基
板33とからなる。該錠受け金具31は板状に形
成し、上部には前記錠21の挿入される挿入孔3
4を設けるとともに、一側面にリング状の取手3
5を設けている。また該錠受け金具31の下部一
側面には水平片36aと下側に延びる垂直片36
bとからなる当板36を形成し、該当板36の水
平片36aには該コイルスプリング32の上端が
取付けられている。また、該コイルスプリング3
2は下端を該前板12の溝12cに設けられた該
基板33上に取付けられ、該錠受け金具31を上
方(蓋体11側)に付勢している。
40は錠受金具31に収納部で、前記断熱箱本
体10の前板12の溝12cに設けられ、該溝1
2cは前板12の前部12aの化粧枠41と後部
12bの化粧枠42とで覆われている。また、該
化粧枠41は水平片43と垂直片44とを備え、
該水平片43を多少溝12c寄りに延設(延設部
43a)し、該延設部43aは該錠受け金具31
の他側面に接触している。また、該化粧枠42は
水平片45と垂直片46とを備え、該水平片45
を多少溝12c寄りに延設(延設部45a)し、
該延設部45aは該当板36の水平片36aの上
面に当接している。また該当接により該錠受け金
具31の上方への移動が阻止され、該錠受け金具
31の挿入孔34が該前板12の化粧枠41の上
部に位置することとなる。
尚、50は前記化粧枠41の上面に取付けられ
たマグネツトパツキン、51は前記蓋体11の下
面に取付けられた鉄板である。
本考案は前述の如く構成されているので、断熱
箱本体10を閉鎖するときは、該蓋体11を該断
熱箱本体10上に被せ、合鍵25をピン24に挿
入し回転させることにより、該錠21は錠受け金
具31の挿入孔34に挿入され、該断熱箱本体1
0は施錠されることとなる。
また、該錠21が収納箱23の開口部23aか
ら出ている状態で、該蓋体11により該断熱箱本
体10を閉鎖したとしても、該錠受け金具31は
蓋体11側にコイルスプリング32により付勢さ
れていることから、該蓋体11の閉鎖時に該錠2
1と該錠受け金具31との間に生ずる衝撃は、該
錠受け金具31が徐々に前板12の溝12c内に
移動して緩和され、該錠21及び該錠受け金具3
1を変形させることはない。また、該錠21と該
錠受け金具31との間に操作者が手を挟んだとし
ても重傷を負うことはない。
更に、第3図a,b及び第4図に示すように、
取手35を下方向に引き、該錠受け金具31の先
端を化粧枠41の水平片43の延設部43a(係
止手段)に当接するときは、該錠受け金具31は
該前板12の溝12cに形成された収納部40に
収納され、該前板12の化粧枠41から突出する
ことはないので、該錠21と該錠受け金具31と
が衝突することはなく、該錠21及び該錠受け金
具31の変形、操作者の手の損傷が防止され、ま
た、該断熱箱本体10に収納された商品の出入れ
のときは、該商品を該錠受け金具31に引掛ける
こともない。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案にかかる施錠装置
は、蓋体には錠を箱本体の一側板には錠受け金具
をそれぞれ設けた施錠装置において、前記錠受け
金具をスプリングにより蓋体側に付勢するととも
に、前記一側板内に該錠受け金具の収納部を形成
したので、箱本体の閉鎖時に該錠と該錠受け金具
が衝突したとしても、該衝突による衝撃は該スプ
リングにより緩和され、該錠や該錠受け金具が損
傷したり、或いは操作者が該錠と該錠受け金具と
の間に手を挟んだとしても重傷を負うこともない
という利点を有する。また、該錠受け金具を該箱
本体の一側板の収納部に収納したときは、前記利
点は勿論のこと該箱本体に収納された商品等の出
入れが簡単で、かつ、該商品等に損傷も加えるこ
とがないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図
a,bは本考案の施錠装置を示し、第1図aは断
面図、第1図bは錠受け金具を示す一部省略斜視
図、第2図は従来の施錠装置を備えた断熱箱を示
す斜視図、第3図a,bは本考案にかかる錠受け
金具を取手により引き下げた状態を示すもので、
第3図aは断面図、第3図bは一部省略斜視図、
第4図は本考案にかかる錠受け金具を収納部に収
納した状態を示す断面図である。 図中、10……箱本体(断熱箱本体)、11…
…蓋体、12……一側板(前板)、21……錠、
31……錠受け金具、32……スプリング(コイ
ルスプリング)、40……収納部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蓋体には錠を、箱本体の一側板には錠受け金
    具をそれぞれ設けた施錠装置において、前記錠
    受け金具をスプリングにより前記蓋体側に突出
    するとともに、前記一側板内に該錠受け金具の
    収納部を形成したことを特徴とする施錠装置。 (2) 収納部に錠受け金具を係止する係止手段を設
    けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の施錠装置。
JP1984149535U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH0338380Y2 (ja)

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JP1984149535U JPH0338380Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JP1984149535U JPH0338380Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JPS6165169U JPS6165169U (ja) 1986-05-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036054U (ja) * 1973-07-30 1975-04-16

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