JPH0337835A - 光記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、光学手段を用いて記録媒体上へ情報を記録
、あるいは記録情報の再生　消去を行う光記録再生装置
に関し、もう少し詐しく言うと、複数の光スポットのト
ラッキング制御手段を有する光記録再生装置に関するも
のである。

［従来の技術Ｊ 第６図は、例えば特開昭６０−１５７７３０号公報に開
示された従来の光記録再生装置を示し、図において、互
いに波長の異なる半導体レーザ（１）　、　＜２０）の
うちの半導体レーザ（１）から出射した光束は、コリメ
ータレンズ（２〉で平行光束にされ、偏光ビームスプリ
ッタ（３〉、λ／４板（４）、波長選択プリズム（５）
を通り、ガルバノミラ−（６）で反射され、ボイスコイ
ル〈８）が結合されている対物レンズ（７）によって絞
り込まれて記録媒体（９）の盤面に光スポット（６１）
を生じる。光スポット〈６１）の反射光は、対物レンズ
（７）によって平行光束になり、ガルバノミラ−（６）
で反射され、波長選択プリズム（５〉、λ／４板（４〉
を通り、偏光ビームスプリッタ（３）によって反射され
て凸レンズ（１０）とシリンドリカルレンズ（１１）に
よって光検知器（１２）に導かれる。この光検知器（１
２）は、４分割されており、周知の方法で焦点位置信号
検出およびトラッキング制御信号検出され、これらのは
号によってボイスコイル（８〉およびガルバノミラ−（
６〉がそれぞれ駆動されて光スポット（６１）の焦点合
わせおよびトラッキング制御が行われる。

一方、半導体レーザ（２０〉から出射した光束は、コリ
メータレンズ（２１）で平行光束にされ、偏光ビームス
プリッタ（２２）、λ／４板（２３）を通って、ボイス
コイル（２５）に支持された可動レンズ（２４）および
固定レンズ（２６）を通り、ガルバノミラ−（２７）に
より反射されて波長選択プリズム（５）に入射し、ここ
で半導体シーザク１）からの光束と混合され、半導体レ
ーザ（１）の光束と同じ光路をたどり、光スポット（６
２）として記録媒体（９）の盤面に絞り込まれる。光ス
ポット（６２）の反射光は、λ／４板（２３）Ｊ光ビー
ムスプリッタ（２２）および凸レンズ（２８）、シリン
ドリカルレンズ（２９）によって４分割光検知器（３０
）に導かれ、周知の方法で焦点位置信号検出およびトラ
ッキング信号検出され、これらの信号によってボイスコ
イル＜２５）およびガルバノミラ−（２７）がそれぞれ
駆動されて光スポツトクロ２）の焦点合わせおよびトラ
ッキング制御が行われる。

なお、回路（５０〉および（５３）は、トラッキング制
御信号検出およびガルバノミラ−駆動用の回路で、回路
（５１）、　（５２）は、焦点位置信号検出およびボイ
スコイル駆動用の回路である。

以上の構成により、１つの対物レンズ（７）によって２
つの光スポット（６１）、　（６２）を生じるようにす
る場合、第１の光スポット（６１）の反射光から制御信
号を取出し、対物レンズ（ア）およびガルバノミラ−（
６）を駆動して焦点合わせおよびトラッキング制御を行
う、これに対して他の第２の光スポット（６２）は、光
ヘッドの組立時にほぼ所定位置、すなわち第１の光スポ
ット（６１）と同一面上で、かつ、所定の方向に所定の
距離だけ離れた所にくるように調整する。このとき、互
いに波長の異なる半導体レーザ（１）および（２０）か
らの２つの光束をきわせる波長選択プリズム（５）まで
の間に、第２の光スポット（６２）から制御信号を得て
、可動レンズ（２４）およびガルバノミラ−（２７）を
駆動する。この波長選択プリズム（５）は、半導体レー
ザ〈１）の波長、たとえば７８０ｎ−に対して／透過、
半導体レーザ（２０〉の波長、たとえば８２０ｎｍに対
しては反射するという性質を備えており、半導体レーザ
（１）および（２０）からの光束を混合させ、１つの対
物レンズ（７）によって記録媒体（９）の盤面上に光ス
ポット（６１）、　（６２）が絞り込まれ、さらに、光
スポット（６１）、　（６２）からの反射光を分離させ
て独立に制御信号が取出される。このようにすれば、第
１の光スポット（６１）に対しては通常の焦点合わせお
よびトラッキング制御が行われ、このとき、第２の光ス
ポット（６２〉も同時に制御されるから、第２の光スポ
ット（６２）が第■の光スポット（６１）に対して完全
に所定の位置だけ離れていれば問題はないが、一般的に
は組立時の調！！誤差や光学部品ホルダーの然変形など
で所定の位置かられずかにずれてしまう。このずれを可
動レンズ（２４〉およびガルバノミラ−（２７）により
補正する結果、いずれの光スポット（６１＞、　（６２
）に対しても正しく焦点合わせおよび１〜ラツキング制
御を行うことができる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の光記録再生装置は以上のようにｔｉ戒されている
ので、複数の光スポットを生じるようにするために、互
いに波長の異なる複数の半導体レーザおよび波長選択プ
リズムを用意しなければならず、また、光スポットの数
だけ焦点合わせおよびトラッキング制御を行う駆動系を
設けなければならないので光ヘッドが複雑、かつ、大形
になるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、複数の光スポットを生じる単一の半導体レー
ザと、複数の光スポットのトラッキング制御を行う単一
の駆動系により、容易に小形化することができる光記録
再生装置を得ることを目的とする。

［ｙ、題を解決するための手段］ この発明に係る光記録再生装置は、光スポツト列のうち
、任意の２つの光スポットの反射光の１ヘラッキング制
御信号を個別に取出し、記録媒体の面内方向において、
２軸に揺動可能な対物レンズを、第１の光スポットのト
ラッキング制御信号でトラッキング制御を行い、第２の
光スポットのトランキング制御信号で、記録媒体のトラ
ック方向揺動’：ｒｌＩｌｊｆを行う。

［作　用］ この発明においては、光スボｙ　ｌ−列のうち、第１の
光スポットのトラッキング制御信号によりトラッキング
制ｉｎされ、第２の光スポットのトラッキング９１ｆｆ
ｌｌ信号によりトラック方向に光スポツト列の揺動制御
されることにより光スポット列の全ての光スポットが所
定のトラックに位置決めされる。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示し、図において、符号
〈２）〜（４）、　（７）、　（９）、　（１０）、　
（５０）、　（５１）。

（６１）、　（８２）は第６図のものと同一または相当
部分である。光源は２ビ一ム半導体レーザ（７０〉であ
り、２ビ一ム半導体レーザ（７０）から出射した２つの
光束は、コリメータレンズ（２〉で平行光束にされ、偏
光ビームスプリッタ（３〉、λ／４板〈４）を通り、反
射プリズム（７１）で反射され、直交３軸駆動用ボイス
コイル（７２）に結合された対物レンズ（７）によって
絞り込まれて記録媒体（９）の盤面に２つの光スボ７　
ト（６１）、　（６２）を生じる。２つの光スポソト・
（６１）、　（６２）の反射光は対物レンズ（７〉によ
って平行光束になり、反射プリズム（７１〉で反射され
てλ／４板＜４〉を通り、偏光ビームスプリッタ（３〉
によって反射され、凸レンズ（１０）を通りハーフプリ
ズム（７３）で反射し、ナイフ（７４）によって光スボ
ッ）　（６１）の反射光の単光束と光スポット（６２）
の反射光が遮光されて２分割光検知器〈７５〉に導かれ
、周知の方法で光スポット（６１）の焦点位置信号が検
出され、この信号によってボイスコイル（７２）が光軸
方向ＡＧ：駆動されて焦点合わせ制御が行われる。

また、ハーフプリズム（７３）を透過した２つの光スポ
ット（６１）、　（６２）の反射光の光束は、シリンド
リカルレンズ（７６）によって、光スポット（６１）、
　（６２）の列の方向における焦光点に配置された２分
割で２対の４分割光検知器（７７）に導かれ、分離され
た線状の形状となりシリンドリカルレンズ（７６）の作
用により、トラッキング方向が遠視野領域であるため、
周知の方法で２つの光スポット（６１）、　＜６２）の
トラッキング制御信号が独立に検出され、４分割光検知
器（７７）の受光面（７７ａ）、　（７７ｂ）で検出さ
れる光ズボン＋−（６１）のトラッキング制御信号によ
って、ボイスコイル（７２）がトラッキング方向Ｂに駆
動されｌ・ランキング制御が行われる。また、４分割光
検知器（７７）の受光面（７７ｃ）、　（７７ｄ）で検
出される光スポット（６２）のトラッキング制御信号に
よってはボイスコイル（７２）がトラック方向Ｃに駆動
され、トラッキング補正制御が行われる。なお、回１（
５０）、　（５４）はトランキング制御信号検出および
ボイスコイル駆動用の回路で、回路〈５１）は焦点位７
１　（３号検出およびボイスコイル駆動用回路である。

破線で囲んだ部分は、焦点位置信号検出およびトランキ
ング制御信号検出用光学部（７８）である。

次に、動作についてさらに詳しく説明する。１つの対物
レンズ（７）によって２つ以上の光スポット＜６１）、
　（６２）を生じるようにする場合、第１の光スボソ）
（６１）の反９を光から制御信号を取出し、対物レンズ
（７）を駆動して焦点合わせおよびトラッキング制（卸
を行う。これに対し７、第２の光スポソト（６２）は、
光源が２ビ一ム半４％体レーザ（７０）であるために、
光ヘッドの組立て時にほぼ所定位置、すなわち第１のス
ポット（６１）と同一面上で、かつ、所定の距離だけ離
れた所に来ているので、所定の方向に来るように調整す
る。このとき、第１の光スポット（６１）に対しては、
通常の焦点合わせおよびトラッキング制御が行われ、第
２の光スポット（６２）も同時に制御されるがら、第２
の光スポット（６２）が第１の光スポット（６１）に対
して完全に所定の方向に来るように調整されていれば問
題はないが、−最内には組立て時の調整誤差や光学部品
ホルダーの熟変形などでわずかに第２の光スポソト（６
２）のトラッキングがずれてしまう。このずれを例えば
、記ｊ！媒体（９〉の同一トラック上に２つの光スポッ
ト（６１＞、　（６２）をトラッキングする場身につい
て第２図について説明すると、第２１Ｊ（ａ＞に示すよ
うに、第１の光スポット（６１）に対して対物レンズ〈
７）がトラッキング方向Ｂに駆動されてトラッキング制
御が行われ、第２の光スポット〈６２）が記録媒体〈９
）の外周側にトラッキングがずれてむれば、２つの光ス
ポット＜６１）、　（６２）の光スボット列の傾きが、
トラックの接線の傾きと同じになるようにトラック方向
Ｃｃｒ）Ｃ＋側に対物レンズ（７）をシフトする結果、
第２の光スポット（６２）もトラッキング補正される。

第２図（ｂ）に示すように、第２の光スポット（６２）
が記録媒体（９）の内周側にトラッキングがずれていて
も、同様に、トラック方向ＣのＣ−側に対物レンズ（７
〉をシフトする結果、第２の光スポット（６２）もトラ
ッキング補正される。このように、対物レンズ（７〉　
をトラック方向Ｃのシフト補正する結果、いずれの光ス
ポット（６１）、　（６２）に対しても正しくトラッキ
ング制御を行うことができる。

また、例えば、記録媒体（９）の隣接トラックに２つの
光スポット（６１）、　（６２）をトラッキングするＨ
ＩＪ今について、第３図で説明すると、第３図（ａ）に
示すように、第１の光スポット（６１〉に対して、対物
レンズ（７）がトラッキング方向Ｂに揺動し、トラッキ
ング制御が行われ、第２の光スポット（６２）が記録媒
体（９）の外周側にトラッキングがずれておれば、同一
トラックにトラッキングする場汗、同様に、トラック方
向のＣ＋　ｌｌｉに対物レンズ〈７〉　をシフトする結
果、光スポット〈６２〉もトランキング補正される。第
３図（ｂ）に示すように、笛２の光スポット（６２〉が
記録媒体〈９〉の内周側にトラッキングがずれていても
、同様に、トラック方向のＣ−ｌ１１１に対物レンズ（
７）をシフトする結果、第２の光スポット（６２）もト
ラッキング補正される。

このように対物レンズ（７〉　をトラック方向Ｃにシフ
ト補正する結果、いずれの光スポット（６１〉り６２）
に対しても正しくトラッキング制御を行うことができる
。

第４図は他の実施例を示し、図に才３いて、符号（２）
〜（４）、　（７）、　（９）、　（５０）、　（５１
）、　＜５４）、　（６１）（６２）、　＜７０）、　
（７８）は、第１１１１Ｚと同一または相当部分である
。対物レンズ〈７）には直交２軸駆動用ボイスコイｌし
く７９〉がｆ寸設されていて、対１勿レンズ（７）が、
光軸方向Ａに駆動されて２つの光スポット（６１）、　
（６２）の焦点合わせ制御およびトラッキング方向Ｂに
駆動されて第１のスポット（６１）のトラ・ｌキング制
御が行われる。ガルバノミラ−（８０）は、２つの光ス
ポット（６１）、　＜６２）がトラック方向Ｃにシフト
するように、２ビ一ム半導体レーザ（７０）から出射し
た２つの光束を反射させるものであり、第２の光スポッ
ト（６２〉のトラッキング制御信号によって、第２の光
スポット（６２）がトラッキング補正される。その結果
、いずれの光ズボン）（６１）（６２）に対しても正し
く　１−ラソキング制御を行うことができる。

第５図はさらに他の実施例を示し、図において、符号（
２）〜（４）、　（７＞、（９）、　（５０）、　（５
１）、　（５４）（６１）、　＜６２）、　（７０）、
　（７１）、　（７８）は第１図におけると同一または
相当部分であり、直交２軸駆動用ボイスコイル（７９）
は第４図に示したものと同様のものである。ボイスコイ
ル（８１）は、２つの光スポット（６１）、　（６２）
がトラック方向Ｃにシフトするように、２ビ一ム半導体
レーザ（７０）から出射した２つの光束をコリメータレ
ンズ（２）の光軸からシフトして入射させ屈折させるコ
リメータレンズ（２）に装着されており、第２の光スポ
ット（６２）のトラッキング制御信号によって第２の光
スポット（６２）がトラッキング補正される。その結果
、いずれの光スボッ１−（６１）、　（６２）に対して
も正しくトラッキング制御を行うことができる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、複数の光スポットを
生じるようにするために、マルチビーム半導体レーザを
用いて、光スポツト列のうち、任意の２つの光スボッｌ
−の反射光のトラッキング制（非信号を個別に取出し、
第１の光スポットのトランキング制御をするとともに、
第２の光スボ７）ｊ”１１トラツク方向Ｊ）トラッキン
グ補正制呻をすることで、全ての光スポットのトラッキ
ング制御を行うようにしたので、簡素な機構で、精度の
高いものになり、かつ、小形化に適しており、経済性お
よび組立性に優れたものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の光学回路間、第２図、第
３図はそれぞれ第１図のものの動作を説明するための要
部平面図、第・１図、第５［ｍはそれぞれ（也の実施例
の光学口ｉ￥８図、第６図は従来の光記録再生装置の光
学回路図である。 （２〉・・コリメータレンズ、〈７〉・・・対物レンズ
、〈９）・・・記録媒体、（５０）・・第１の光スポッ
トのトラッキング制御信号検出およびボイスコイル駆動
用回路、（５４〉・・・第２の光スポットのトラッキン
グ制御信号検出およびボイスコイル駆動用回路、（６１
）・・・第１の光スポット、〈６２）・・・第２の光ス
ポット、（７０）・・２ビ一ム半導体レーザ、（７２）
・・直交３軸駆動用ボイスコイル（駆動機能）　、（７
８）・・・焦点位置信号検出およびトラッキング制御信
号検出用光学部、（７９〉・・直交２軸駆動用ボイスコ
イル、（８０）・・・ガルバノミラ−１（８１〉・・・
ボイスコイル。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　１つの対物レンズによつて、少なくとも２つの光スポ
   ットを生じさせる集光光学系と、任意の２つの第１、第
   ２の光スポットのトラッキング制御信号検出用光学系と
   、前記第１の光スポットのトラッキング制御を行う駆動
   機能とを備えた光記録再生装置において、前記対物レン
   ズを前記第２の光スポットのトラッキング制御信号によ
   り記録媒体のトラック方向揺動制御を行う駆動機能を備
   えてなることを特徴とする光記録再生装置。