JPH0337401A - ねじ部品 - Google Patents
ねじ部品Info
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- JPH0337401A JPH0337401A JP17098989A JP17098989A JPH0337401A JP H0337401 A JPH0337401 A JP H0337401A JP 17098989 A JP17098989 A JP 17098989A JP 17098989 A JP17098989 A JP 17098989A JP H0337401 A JPH0337401 A JP H0337401A
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- JP
- Japan
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- workpiece
- screw
- parts
- threaded
- settling
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明はワークに締イ」けて被締結部品を固定するねじ
部品であって、特にこのねじ部品の材料を変更すること
により生じるねじ部品としての特性を損なうことのない
ようにしたねじ部品に関する。
部品であって、特にこのねじ部品の材料を変更すること
により生じるねじ部品としての特性を損なうことのない
ようにしたねじ部品に関する。
［従来の技術］
従来から一般にねじ部品の材料として広く使用されてい
るものに、低炭素鋼がある。これはねじ部品として通常
よく用いられるもので、この材料を線材とし、この線材
を所定寸法に切断し、これに所定加工を施してから、転
造した後、浸炭焼き入れを行ない、ワークに締付ける際
に、ねじ部品がへたることなく、使用できるよう加工さ
れている。
るものに、低炭素鋼がある。これはねじ部品として通常
よく用いられるもので、この材料を線材とし、この線材
を所定寸法に切断し、これに所定加工を施してから、転
造した後、浸炭焼き入れを行ない、ワークに締付ける際
に、ねじ部品がへたることなく、使用できるよう加工さ
れている。
［発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、このように締付は時のねじ部品のｒへた
りＪを防止しようとすると、部品の硬度を従来より上げ
る必要があるが、これを上げると、逆にねじ部品が脆く
なり、そのため、ねじ部品をワークに締付けて後、その
応力を受けて、首飛び現象が発生していた。また、最近
では、ワークの材料を節約する意味からできるだけこの
材料の厚みを薄くすることが要求されており、このよう
に薄くシたことによる、ワークの強度の低下を防止する
ことを目的として。
りＪを防止しようとすると、部品の硬度を従来より上げ
る必要があるが、これを上げると、逆にねじ部品が脆く
なり、そのため、ねじ部品をワークに締付けて後、その
応力を受けて、首飛び現象が発生していた。また、最近
では、ワークの材料を節約する意味からできるだけこの
材料の厚みを薄くすることが要求されており、このよう
に薄くシたことによる、ワークの強度の低下を防止する
ことを目的として。
ワークの材質としての硬度を高くしている。この現状に
より、ねじ部品の硬度を更に高くしないと、ねじ部品の
ワークへの締イ」け作業中に「へたり」が生じ易く、一
方、ねし部品の硬皮を上げることにより首飛び現象が発
生し易い。
より、ねじ部品の硬度を更に高くしないと、ねじ部品の
ワークへの締イ」け作業中に「へたり」が生じ易く、一
方、ねし部品の硬皮を上げることにより首飛び現象が発
生し易い。
特にねじ部品の外形が２． Ｏｒｒｍ以下の十字穴付タ
ッピンねじにおいては、この十字穴が太きくなるため、
首部の断面積が小さくなり、しかも浸炭焼き入れによる
硬度と、後処理としての亜鉛鍍金等によって生しる水素
脆性による遅れ破壊への影響が大きく、硬度の」１限に
制限があるという諸々の問題が生じていた。
ッピンねじにおいては、この十字穴が太きくなるため、
首部の断面積が小さくなり、しかも浸炭焼き入れによる
硬度と、後処理としての亜鉛鍍金等によって生しる水素
脆性による遅れ破壊への影響が大きく、硬度の」１限に
制限があるという諸々の問題が生じていた。
本発明は、」１記の問題点を解決するとともに、あらゆ
るワークへの締付は作業に適するねじ部品の提供を目的
としたものである。
るワークへの締付は作業に適するねじ部品の提供を目的
としたものである。
［問題点を解決するための手段］
この目的を達成するために発明された本発１１１Ｊは、
マルテンサイト系ステンレス鋼を材料としたねじ部品に
おいて、このねじ部品に表面硬さがＨＶ ５００〜７５
０の範囲内になるよう焼き入れ処理を施したものである
。
マルテンサイト系ステンレス鋼を材料としたねじ部品に
おいて、このねじ部品に表面硬さがＨＶ ５００〜７５
０の範囲内になるよう焼き入れ処理を施したものである
。
［作用］
このマルテンサイト系ステンレス鋼製のねじ部品をワー
クに締イ」けることによりあらゆるワークへの適正締イ
」け作業が可能になる。
クに締イ」けることによりあらゆるワークへの適正締イ
」け作業が可能になる。
［実施例］
以下、本発明の一実施例について、図面に基づき説明す
る。第１図において、ｌＯはタッピンねしであり、この
タッピンねじ１０は脚部１１と頭部１２とから構成され
て、これらの間には首部１３が形成されている。このね
じ１０はマルテンサイト系ステンレス鋼を材料としてお
り、このマルテンサイト系ステンレス鋼にはクロムが含
有されており、これを材料とするねじ１０に浸炭焼き入
れ処理を施すことにより、材料の表面硬度を上げるとと
もに、材料の脆さが防止されるものである。
る。第１図において、ｌＯはタッピンねしであり、この
タッピンねじ１０は脚部１１と頭部１２とから構成され
て、これらの間には首部１３が形成されている。このね
じ１０はマルテンサイト系ステンレス鋼を材料としてお
り、このマルテンサイト系ステンレス鋼にはクロムが含
有されており、これを材料とするねじ１０に浸炭焼き入
れ処理を施すことにより、材料の表面硬度を上げるとと
もに、材料の脆さが防止されるものである。
尚、この浸炭焼き入れ処理により得られる硬度はＨＶ５
００〜７５０位が最も適しており、ねじ表面硬化層も比
較的浅くすることができる。
００〜７５０位が最も適しており、ねじ表面硬化層も比
較的浅くすることができる。
これにより、首部１３の脆さが無くなる。
このため、被締結部品を比鮫的硬くて薄いワーク１４に
固定する場合、ワーク１４にこのタッピンねじ１０を締
イ」けてもこの脚部１１のねし山は「へたり」を生ずる
ことなく、ワーク１４に締付けられる。しかもこのタッ
ピンねじ１０により形成されるワーク１４のねじ山は常
時正常に形成されるので、ねじ１０の再締付は作業も比
較的安定する。
固定する場合、ワーク１４にこのタッピンねじ１０を締
イ」けてもこの脚部１１のねし山は「へたり」を生ずる
ことなく、ワーク１４に締付けられる。しかもこのタッ
ピンねじ１０により形成されるワーク１４のねじ山は常
時正常に形成されるので、ねじ１０の再締付は作業も比
較的安定する。
［発明の効果コ
本発明は以上説明した実施例から明らかなように、マル
テンサイト系ステンレス鋼を材料とし、これを表面硬さ
がＨＶ ５００〜７５０の範囲内になるよう焼き入れ処
理を施したねじ部品であるから、ねじ部品の比較的浅い
表面にだけ浸炭焼き入れ処理を施すことができるととと
もに、材料そのものにも脆さが無くなり、遅れ破壊が生
じることが皆無になり、ねじ部品の首飛び現象も発生し
ない。しかも比較的脚部の直径の小さいねじ部品に対し
て、比較的大きい十字５− 穴が形成されても、脚部と頭部との間の首部が脆くなる
ことがない。
テンサイト系ステンレス鋼を材料とし、これを表面硬さ
がＨＶ ５００〜７５０の範囲内になるよう焼き入れ処
理を施したねじ部品であるから、ねじ部品の比較的浅い
表面にだけ浸炭焼き入れ処理を施すことができるととと
もに、材料そのものにも脆さが無くなり、遅れ破壊が生
じることが皆無になり、ねじ部品の首飛び現象も発生し
ない。しかも比較的脚部の直径の小さいねじ部品に対し
て、比較的大きい十字５− 穴が形成されても、脚部と頭部との間の首部が脆くなる
ことがない。
更に、第２図及び第３図に示すように、ワーク１４とし
て、例えば、ステンレス鋼（ＳＵＳ）において、従来の
材料で製造されたねじ部品と本発明のねじ部品との間で
ワークに形成された下六にねじ山を形成しながら締付け
られるねじ部品を締付けた場合を比較すると、いずれも
本発明のねじ部品のほうが「へたり」を生じることなく
完全に締付けることができる。また、第３図に示す例え
ば、ワーク１４として亜鉛引き鋼板を使用した場合に、
下六が同様に形成されていても、夫々の条件において、
従来の材料で製造されたねじ部品は「へたり」が少し生
じているが、本発明においては、まったくそれが生じな
いことが証明されている等、特有の効果が得られる。
て、例えば、ステンレス鋼（ＳＵＳ）において、従来の
材料で製造されたねじ部品と本発明のねじ部品との間で
ワークに形成された下六にねじ山を形成しながら締付け
られるねじ部品を締付けた場合を比較すると、いずれも
本発明のねじ部品のほうが「へたり」を生じることなく
完全に締付けることができる。また、第３図に示す例え
ば、ワーク１４として亜鉛引き鋼板を使用した場合に、
下六が同様に形成されていても、夫々の条件において、
従来の材料で製造されたねじ部品は「へたり」が少し生
じているが、本発明においては、まったくそれが生じな
いことが証明されている等、特有の効果が得られる。
第１図は本発明の実施例を示す全体図、第２図は従来の
タッピンねじと本発明のタッピンね− じとの間での「へたり」の生じる割合をステンレス鋼（
ＳＵＳ）製のワークに締（−Ｊけた場合において比較し
た表、第３図は従来のタッピンねじと本発明のタッピン
ねじどの間での「へたりｊの生じる割合を亜鉛引き鋼板
のワークに締伺けた場合において比較した表である。 １０はタッピンねじ、 １１は脚部、 １２ は頭部、 １３は首部、１４はワーク、
タッピンねじと本発明のタッピンね− じとの間での「へたり」の生じる割合をステンレス鋼（
ＳＵＳ）製のワークに締（−Ｊけた場合において比較し
た表、第３図は従来のタッピンねじと本発明のタッピン
ねじどの間での「へたりｊの生じる割合を亜鉛引き鋼板
のワークに締伺けた場合において比較した表である。 １０はタッピンねじ、 １１は脚部、 １２ は頭部、 １３は首部、１４はワーク、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 マルテンサイト系ステンレス鋼を材料としたねじ部品
において、 これに表面硬さがＨＶ５００〜７５０の範囲内になるよ
う焼き入れ処理を施したことを特徴とするねじ部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17098989A JPH0337401A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ねじ部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17098989A JPH0337401A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ねじ部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337401A true JPH0337401A (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=15915060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17098989A Pending JPH0337401A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | ねじ部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337401A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1054170A3 (en) * | 1999-05-21 | 2002-04-24 | Hiroshi Onoe | High strength screw |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP17098989A patent/JPH0337401A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1054170A3 (en) * | 1999-05-21 | 2002-04-24 | Hiroshi Onoe | High strength screw |
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